貴方を愛することできますか?

詩織

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あの出来事

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えっ?なに?ビックリしたー

もう何年も話してなかったので、目の前にいる圭哉君に驚きつつも

「あっ、えっとぉー」

「おばさんいる?なんか母さんがこれ持って行ってくれって頼まれて」

見ると大きなダンボールを持っていて

「あっ、そうなんだ。えっと皆でお祭りに行っちゃって」

「あー、じゃそこ置いとくよ」

「あ、うん」

よく、田舎から送ってきたらお互いお裾分けしてるので、そういうのだろうなと思ってた。

「あ…ありがとう」

圭哉君はテニス部に所属していて、エースとして活躍してる。

かっこいいから試合では応援する女子達もいたり…、まぁ私にはそんなこと出来ないけど…、でもこんなに近くで圭哉組んてる見れたの久々で

圭哉君が出て玄関に出て行くのを見送ろうとしたとき

圭哉君、出ようとしないので

「?」

どうしたんだろ?

ドキドキするから、もう限界なんだけど…

その時、圭哉君に腕を掴まれた。

「な、なに?」

圭哉君は、玄関から出ていかず、家にあがって2階に上がる

「ちょ、ちょ…」

引っ張られて、2階にあがり私の部屋に

小さい頃はよく行き来してたから部屋の場所は覚えてたのかもだけど、ビックリして言葉が出ない私をベッドに押し倒した。

う、うそ!?なにこれ?

圭哉君は、覆いかぶさってきて

「や、やめ…」

怖くって声が出なかった。

圭哉君は、無表情で私のショートパンツに手をかけて、ずり下ろす。

「な、なにするの!?」

そして、ショーツも下ろして

「いやだーーーーー!やめて!!」

大声で叫ぶ。

圭哉君は、自分の下半身に履いてるものを脱ぎ、そのまま挿入しようとする。

「嫌だ!!やめてててぇ!!」

また大声で叫ぶ。

必死に逃げようとするけど、全然逃げられず、

そして、それは入ろうとしてて

「嫌だ!!痛い!!助けて!!」

泣き叫ぶ私を見ても無表情で挿入しようとしてて

「痛い!痛いよぉーーー!!」

痛くって泣き叫んでるのに、圭哉君は奥に奥にと入れ始めて

「いやぁーーーー!!」

痛くって辛くってもがき苦しんで、そしてそれは終わった。

身体を丸めて泣き崩れてる私を見て、圭哉君は言葉が一言も出ず、そのまま出ていってしまった。

今の何?なんだっの?

これは…、これはレイプ?

私は好きな人に無理やり…

私の初めての経験は、最悪の思い出となってしまった。



その後私は精神状態が不安定になり、卓球の大会どころではなくなってしまった。

引き籠もる生活になってしまって、家族も急変に驚き、なんとかしようとするも、なかなか立ち直れずで…

夏休みが終わって学校始まっても行ける状態でなかった。

でももう受験も近いことから、両親や先生が色々サポートしてくれて、学校にはすぐ行けなかったが、皆の助けもあって志望校を女子校に変更して合格することが出来た。

高校生活は、彼氏というか同年代の男性と話すことが出来なかった。

部活は入らずバイトばかりして、短大に進学。

短大の時に初めての彼氏ができて、付き合うからにはそういう経験も必要で、そのする直前で震えが止まらなくなり、何度も待たせてしまって…、それで自然消滅に。

やっぱり私には無理か…と思った社会人1年目で告白してきてくれた社内の先輩がいて、過去色々あって迷惑かけることを素直に言ったら、一緒に乗り越えて行こう!ってそれが嬉しくって、何度か挑戦してやっと出来るようになった。

凄く嬉しかったけど、気持ちいいとかそういうのまでは程遠く、結局それが上手く伝わらず終わってしまった。

社会人になって、すぐ家を出た。

圭哉君は、高校はテニスの強い有名校に進学して、大会などに優勝して大学から声がかかったとか…、大学進学と同時に家を出てしまってる。

高校のときに、家の近くで何度かみたことあるけど、怖くって近寄ることが出来ず、逃げてしまってる。

実家に帰らなければ、会う確率はないし、出来ればもう帰りたくない。

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