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辛い再会
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「なになに?」
「なんかね、会社の流れを変えてコンサル入れるんだって」
「コンサル?」
「コンサルタント」
へぇー
そんなことしようとしてるのか…
同僚とランチで話をしてて、そんな話が話題になった。
「何をどうするのかさっぱりわからないけど」
「私も。社長の考えてることって突発性なところあるからなー」
確かに…
流行を取り入れようと色々してるみたいだけど…
数日後、そのコンサルタントについて部内で話があった。
「と、いうわけで週に1回2時間~3時間ほどの講習が2ヶ月ほどあります。で、うちの部からは5名出席することになっていて」
みんな、行けないんだ…、まぁ確かにこんな大勢の人数だしな。と思っていたら
「…水沢さん、以上の5名は参加でお願いします」
「えっ?」
私入った?まじかよ~
ちょっと、面倒くさいなー
講習当日、別の部署だけど同期の子もいたので、久しぶりだね~と始まる前に盛り上がってた。
「今度さ、飲みに行こうよ!」
「最近行ってないもんね」
と、そんな話をしてるときに
「では、講習会を始めます。」
と、言い出したので席についた。
「今回、この講習で講師をして頂ける方を紹介します。株式会社CMPから来て頂いた、吉田様、河野様、江原様です」
そう言って3人の男性が入ってくる。
は?
江原って、まさかの…
嘘でしょ?
なんで圭哉君が…
変な冷や汗と、心臓がバクバクする。
「では、お手元の…」
だめだ!講習、話を聞かないと!!
手元の資料を読んで、集中しないと!と思うも、バクバクするのが止まらない。
こっちは、30~40人近くいるので私がいるって気づいてないと思う。
もし、私が居ると知ったら…
いかん!集中!!
「…では、少し休憩に入ります」
10分位の休憩に入って
「ねぇねぇ、あの人かっこいいよね?」
同期の子が指さしたのは、圭哉君。
「水沢さんも思わない?」
「う、うん。そうだね」
「あとで、ちょっと質問してみようかなー」
「やだー、行動早いよ!」
と、同期の2人の話に入って話をしてたけど、こっちは気が重い。
休憩が終わり後半の講習が始まる。
圭哉君は、あまり説明で話をする方でなく、色々サポートしてるようだ。
こんなシンドイ気持ちってどうしたらいいんだろ?
「…というのが、本日までの講習になります。何か質問とかございますか?」
と、言いうので数人が質問してる。
私は質問どころか、早くこの場を逃げたい。
早く終わって欲しい。これ後何回続くの?
質問が終わって、今日の講習が終わったようで
さっきの同期の2人は、まさかの講習した3人にありがとうございましたと挨拶しに行ってる。
圭哉君と話すきっかけ掴むためか?どっちにしても、私は関わりたくないので、私は会議室を後にした。
誰か交換してくれないかな?課長に相談してみようか?でもなんで?って聞かれるだろうしな…
「あっ、水沢さん!ちょっとぉー」
と、同期の子が追いかけてきた。
「あ、あの子も同期で、今度よければ食事でも…」
と、声が聞こえた。
嘘でしょ!?私関係ない!
急いで行こうとしたら、肩を掴まれた。
「水沢さん、早いんだもん。」
「ちょ、私急ぎの仕事あるからごめんん」
「水沢?」
…この声、少し低くなったけど間違いない。
後ろを振り向くことしないで、急いで走って自分の部署まで戻った。
「はぁー」
これから苦痛で仕方ない。
「なんかね、会社の流れを変えてコンサル入れるんだって」
「コンサル?」
「コンサルタント」
へぇー
そんなことしようとしてるのか…
同僚とランチで話をしてて、そんな話が話題になった。
「何をどうするのかさっぱりわからないけど」
「私も。社長の考えてることって突発性なところあるからなー」
確かに…
流行を取り入れようと色々してるみたいだけど…
数日後、そのコンサルタントについて部内で話があった。
「と、いうわけで週に1回2時間~3時間ほどの講習が2ヶ月ほどあります。で、うちの部からは5名出席することになっていて」
みんな、行けないんだ…、まぁ確かにこんな大勢の人数だしな。と思っていたら
「…水沢さん、以上の5名は参加でお願いします」
「えっ?」
私入った?まじかよ~
ちょっと、面倒くさいなー
講習当日、別の部署だけど同期の子もいたので、久しぶりだね~と始まる前に盛り上がってた。
「今度さ、飲みに行こうよ!」
「最近行ってないもんね」
と、そんな話をしてるときに
「では、講習会を始めます。」
と、言い出したので席についた。
「今回、この講習で講師をして頂ける方を紹介します。株式会社CMPから来て頂いた、吉田様、河野様、江原様です」
そう言って3人の男性が入ってくる。
は?
江原って、まさかの…
嘘でしょ?
なんで圭哉君が…
変な冷や汗と、心臓がバクバクする。
「では、お手元の…」
だめだ!講習、話を聞かないと!!
手元の資料を読んで、集中しないと!と思うも、バクバクするのが止まらない。
こっちは、30~40人近くいるので私がいるって気づいてないと思う。
もし、私が居ると知ったら…
いかん!集中!!
「…では、少し休憩に入ります」
10分位の休憩に入って
「ねぇねぇ、あの人かっこいいよね?」
同期の子が指さしたのは、圭哉君。
「水沢さんも思わない?」
「う、うん。そうだね」
「あとで、ちょっと質問してみようかなー」
「やだー、行動早いよ!」
と、同期の2人の話に入って話をしてたけど、こっちは気が重い。
休憩が終わり後半の講習が始まる。
圭哉君は、あまり説明で話をする方でなく、色々サポートしてるようだ。
こんなシンドイ気持ちってどうしたらいいんだろ?
「…というのが、本日までの講習になります。何か質問とかございますか?」
と、言いうので数人が質問してる。
私は質問どころか、早くこの場を逃げたい。
早く終わって欲しい。これ後何回続くの?
質問が終わって、今日の講習が終わったようで
さっきの同期の2人は、まさかの講習した3人にありがとうございましたと挨拶しに行ってる。
圭哉君と話すきっかけ掴むためか?どっちにしても、私は関わりたくないので、私は会議室を後にした。
誰か交換してくれないかな?課長に相談してみようか?でもなんで?って聞かれるだろうしな…
「あっ、水沢さん!ちょっとぉー」
と、同期の子が追いかけてきた。
「あ、あの子も同期で、今度よければ食事でも…」
と、声が聞こえた。
嘘でしょ!?私関係ない!
急いで行こうとしたら、肩を掴まれた。
「水沢さん、早いんだもん。」
「ちょ、私急ぎの仕事あるからごめんん」
「水沢?」
…この声、少し低くなったけど間違いない。
後ろを振り向くことしないで、急いで走って自分の部署まで戻った。
「はぁー」
これから苦痛で仕方ない。
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