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飼い主
しおりを挟む思惑通りなった彼は私の耳元に唇を這わせ、更に追い打ちをかけるかの如く、掠れた声で口にする。
「おま〇こは...?触らなくてもいいの...?」
ズボンと下着をずり下げ、ゆっくりと私自身に触れたかと思えば、また弱い亀頭部分を重点的に擦る。
既にカウパーで濡れ濡れになっていたから驚く程滑りがいい。
「あ゛っ、ぁひ、ぃんッ...!」
ダイレクトな刺激に腰がヒクつき手から逃れようとしてしまうが、当然逃げ場はない。
それでも彼は耳元で喋るのを止めずに、脳内までも犯そうとした。
「ね、ちゃんと答えて...物欲しそうに口をあけてるおま〇こは触らなくてもいいの...?先生、指マンされるの好きだよな?」
耳朶を噛み、耳の穴に舌をねじ込む。
脳内に響くくちゅくちゅという水音と、掌で包み込むようにして亀頭だけを攻める手つきに何も考えられなくなる。
「は、ひっ...あへ、お、ち〇ぽ...こわれ、壊れりゅ...っ、ひぅうんッ」
「ちゃんと言わなきゃ壊しちゃうよ、壊れたらずっと精液垂れ流しになるけど...」
「やら...あっ、壊すの、ダメ...あっ、あっ」
興奮しているのか、神崎の息は乱れ、亀頭をぐちゅぐちゅと握り込んで擦るスピードが早くなる。
「じゃあ言えよ」
薄暗い部屋の中で、彼が怪しく笑ったような気がした。
「んっ、んあ、おま〇こッ...くひ、ぃ...触ってくださ...っ、指で、コリコリって...ぇ、して...っ」
「せんせ、ド変態だね」
擦る彼の手は止まる所か、もっと早くなった。
「あっ!や、ぁん言った...っ!言ったから、手止め...っ、ひくぅう、んっ...は、はっ、おち〇ぽ壊れ、こわれっーーーー!」
大きく身体を痙攣させながら、彼の手の中に射精する。
どぴゅ、どぴゅ、と内部から精子が押し出されると睾丸がせり上がるが、本当に下半身がバカになったのか射精は長らく続いた。
ベッドの上で虫の呼吸状態の私から、身体を離した神崎は余裕なさげに口にする。
「...学校の皆に見せてやりたい...。浅ましくて、いやらしくて...どうしようもなく変態な先生が、俺のものだって......見せ付けてやりたい」
駄目だ、頭が回らない。
彼が一体何を言ったのか、次に何をしようとしているのかも、全然分からない。
頭がフワフワして、身体が酷く怠くて、指の1本も動かせない中、彼はアナルに触れた。
「あっ...かんざき...っんう」
先程の吐精の滑りを借りて、2本の指が挿入される。
「...この前まで処女ま〇こだったのに...挿入られたんだ」
「は、えっ...?」
「あんたの飼い主って、若王子?」
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