2人の男に狙われてます

ダブルベッド

｢あ、ふ...そんな、汚...｣

｢大丈夫だよ、痛い...？｣

｢痛くない、けど...あっ、変な感じ...｣

1本の指が、ゆっくり抜き差しされる。
その光景は本当に女性器に前戯を施しているかのようでーーー。

｢流石に狭いな...この中に入れたら、すぐイっちゃいそうだね...｣

どうやら本気で私に入れるつもりのようだ。

心なしか余裕が無いような声音と息遣いにドキドキする。

コリッ

｢っ～～～～！｣

今までに感じたことの無い快感が急に腹底に押し寄せると、同時に声にならないような喘ぎが溢れた。

物凄く気持ちいい箇所を指で刺激され身体が大きく波打つ。

｢どうしたの？｣

表情ひとつ変えない彼は、コリコリしている箇所を何度も強く擦った。

｢ひ、くぅうんっ...そこ、やぁ...あぁん！｣

腹についた自身から、カウパーが溢れ、腹筋がいやらしく光る。

｢嫌？でも、おま〇こじゃないなら2本に増やしても平気だよね？｣

｢や、だっ...だめ、だめぇ...っ！｣

2本といいつつ、無遠慮に3本の指を捩じ込んだ彼は、ペロリと口端のホクロを舐めて見せた。

3本の指で挟むようにして刺激をされれば、女性のような嬌声が溢れる。

指で押し込み、軽く擦ったかと思えば今度は指を振動させた。
コリコリした部分だけではなく、内壁やさらに奥までクチュクチュと刺激を与えられれば嫌でも腰が揺らめいてしまう。

中がキュッと指を締め付けると、感化されたようにより一層激しく動き、悶絶する。

｢は、...ッんあぁあ゛っ...！も、むり...あひっ、手とめ、れぇ...っ！｣

｢んー、おま〇こじゃないから感じないはずなんだけどな...ね？姫神主任｣

掠れた甘い声。
その声と、｢主任｣と言う言葉でようやく我にかえった。

｢ぁひ、っ感じてなんか...は、ひぅっ！｣

｢くくっ...かわいい...｣

恥ずかしさに目を閉じると、彼は囁くように｢ちゃんと見て｣と口にする。

こんなの光景を見れるはずがないし、あんな穴が気持ちいいはずがない。

これ以上見続けたら、自分の穴を本当に女性器だと勘違いする...！

パァンッ！

｢ひぁあ゛っ！｣

甲高い音と、お尻に与えられた鋭い痛みで目を開ける。
涙で視界がぼやける中でも、彼が笑っていることが分かった。

｢ちゃんと見てって、言ったよな？｣