20 / 90
第二章
2-5
しおりを挟む
彼と別れて、真っ先に辻馬車を探したものの。夜も更けてしまったからか、中々見当たらない。人通りもまばらではあれど、先ほどの路地とは趣を異にして治安の良いその道ならばと、余裕をもって探したのだが。それでも、馬車の姿はどこにもなかった。
(うーん……連絡、だけでも何とか……)
パルミールには、遠方とでも通話のできる、不思議な設備も整っている。魔力がなければ使うことはできないのだが、誰かに頼んで何とかできないだろうか。そんなことをリオが思案していると――後ろから、がっと肩を捕まれた。
驚いて振り向けば、軽く息を切らしたさきほどの青年が、物凄い形相でリオを凝視している。先程の人当たりのよさからのギャップにリオは縮み上がったが、何やら必死な彼はリオの顔色まで気にする余裕はないようだ。リオの肩を掴んだまま、どこか震えているようなもう片手を差し出す。
「あ、あの、さあ。これ、お嬢さんの?」
「……えっ!? あれ?」
その手のひらの上に輝く――見覚えのある、銀細工。
ばっと頭に手をやったリオは、己の髪の内を慌てて探り。何の感触も手に触れないことに、一瞬で青褪めて泣きそうになった。僕のです、と。どもりながら応えてそれを受け取ったリオは、半泣きで手の内の銀細工を見つめた。
(何で……!?)
こんな大事なものを落とすなんて、と。羞恥と申し訳なさと困惑に真っ赤な顔で涙ぐむリオの目前で、どこか引き攣った顔の青年が、間に合って良かった、と。苦笑する。
わざわざこれを渡すために走って来てくれたなんて、何ていい人なんだろう。感動に震えながら、リオは謝礼を繰り返した。
「ありがとうございます。本当にすみません……!」
「いやあそれについてはこちらがすみませんって言うかごめんなさいって言うか……」
慎ましさも嗜みもどこかに忘れ、ぺこぺこと頭を下げ続けるリオを相手にごにょごにょと口ごもる青年は、照れているのだろうか。それにしては顔色が些か悪かったが、今のリオに相手の様子を冷静に確認できる目はなかったので、特に引っ掛かることはなかった。
「えっと、それ、お嬢さんので合ってた?」
「え? あ……はい。あの、貰ったもので……とっても大事なものなんです」
堂々と、婚約の返礼品、とは言えないが。略式とはいえ形ばかりは完璧に整ってしまった先日の事件を改めて思い出して頬を赤らめれば、どことなく引き攣ったままの彼がそっかと頷いた。
絡まれたところを助けてもらい、大通りまで送ってもらい、大切なものも拾ってもらった。ここまでしてもらって、具体的なお礼ができないのは心苦しい。何か謝礼をと訴えるリオと、いやいやと拒む青年との間で押し問答をしていると、テディ? と。どこか可愛らしい声が横から投げかけられた。
振り向けば、花かごを下げた亜麻色の髪の少年が、二人の姿を視界に納めてぱちりと瞬いている。しばしの間を置き、彼はやれやれと言いたげに大きな目を細めた。
「テディってば、またナンパ?」
「ばっ……! 恐ろしいこと言うなっての!」
(恐ろしい!?)
そんな、恐ろしいと思われるほどの口説き甲斐のなさだろうか。
正直口説き甲斐があっても困るのだが、淑女失格と思われるのはそれはそれで落ち込むポイントではある。しゅんと項垂れたリオを見て、己の失言を知ったらしい青年が、大人びた面立ちを動揺に崩して弁明を口にした。
「あっ違う違う、お嬢さんがどうこうじゃなくてさ。その、銀の」
「――何を油を売っているんだ」
その、弁明の最中に。聞き覚えのある美しい声を耳にしたリオは、驚きのあまりに顔を跳ね上げる。
そのまま丸く見開かれた青い瞳を見つめ返して、予想の通りに赤く美しい宝石の瞳が、こちらも純粋な驚きに見開かれた。
「リオ様……?」
「アルトくん……!」
リオの声に一拍遅れて、アルトくん!? と。先の二人の裏返った声がハモる。何に驚いたのか解らない二人を迫力のある美貌で一睨みすると、アルトはふわりと表情を緩め、リオに向き直った。
街中にさらすには美しすぎるのだろうか。白一色の清い姿を覆い隠すように黒いローブを纏い、フードを目深に被った彼は、優しげに首を傾げてリオに話し掛ける。
「どうなさったのですか? 供の者も付けずに……?」
初めて目にしたあの夜よりも、更に美しく見える。とんでもなく美しい印象ばかりが強く、ともすれば脳内で美化してしまっていてもおかしくはなかったが、とても美化が追い付かない。と言うよりも、これ以上美しく補正する術が、リオにはなかった。
ついついぼんやりとしてしまったリオの周囲を窺ったアルトと目が合った幼げな少年がひっと身を竦ませて、僕は何も! と。取り乱した様子で両手を振った。
「僕は今、テディがナンパしてるとこに通りかかっただけで……!」
「アスランてめぇ……!」
ちょっとぞくっとするくらい美しい眼差しを無言の内に注がれて、二人がますます縮み上がる。誤解誤解誤解、と。黒髪の青年は精悍な印象の顔を崩しながら両手を上げ、首を横に振った。
「迷ってたのを案内してあげただけだって! ね、そうでしょ?」
突然求められた同意に、ついて行けなかったリオが瞬く。それでも急いで、そうですそうですと頷いた。
「あの、馬車に乗りたくて……でも、道が解らなくて」
「ご自分で馬車を拾いに……!?」
縋るような目を向けられたことに慌てて、咄嗟に正直に答えてしまったが。信じられないと言外に語る、美しい薔薇色の瞳を見開いての驚愕に、恥ずかしくなったリオは真っ赤になった顔を押さえた。
すでに薄々気付いてはいたが、淑女の嗜み以前の向こう見ずだ。エルドラもきっと卒倒させてしまう。
「あっ。あの、ダメだよね!? ダメだとは気付いたんだけど、もうここまで来たら引くにも引けず」
泣きそうなリオの様子に、彼はどこまでも美しいため息を落とす。呆れられてしまっただろうか、と。恐る恐る顔を上げたリオの瞳に映ったのは、思いがけず優しく柔らかな、清廉な微笑だった。
「あなたがご無事で何よりでした。ですが、流しの馬車は、融通も利きません。私がお送りいたしましょう」
「えっ? アルトくんが?」
「はい。一座は三台ほどですが、馬車を登録してありますので」
そう告げると、何故か必要以上に縮こまって見える背後の二人に、アルトは眼差しを向けた。すらりと美しいその立ち姿は、リオが幾つものきらきらしい場所で見た誰よりも際立って麗しい。
「聞いての通りだ、話を先に進めていてくれ。私もすぐに戻る」
「えっ、でも、そんな。アルトくんにも予定があるみたいだし……」
最悪、朝まで道端で待つ覚悟くらいは持ち合わせていたリオは、そこまでしてもらうわけにもと慌てて手を振り遠慮したが、彼はその手を優しく握って微かな笑顔を見せた。
「私が心配で堪らないのです。私の安堵のために、どうかお送りさせてください」
宝石のような彼の瞳が、フードの暗がりの中で目映く輝く。透き通った魅惑を振り撒くその瞳のあまりの美しさに、リオは変な悲鳴を上げそうになった。
己の語彙の少なさに絶望を覚えるほどに、彼は全てがあまりに美々しい。その美しさに押されたリオは、いつかの夜のように何も言えず、はいと素直に頷いてしまった。
「目立たないよう偽装もいたしますので、ご安心を。……すぐに用意を整えますので、さあ、こちらへ」
流れるようなエスコートに、ついつい歩を踏み出してしまいながら、リオはまだ残る遠慮に視線を彷徨わせる。人目ももちろん気にかかるが、今は彼への迷惑の方が気がかりだった。
しかしアルトはもう歩き出しているし、残る二人もそれがいいと頷いている。多少気は引けつつも、正直とてもありがたく嬉しい申し出ではあった。ここは厚意に甘えようと歩き出し、通りすがりに背伸びをして――それでも長身の、黒髪の青年の耳には届かなかったけれど――テディさん、と。少しだけ声を潜めて耳打ちをする。
「僕が髪飾り落としちゃったの、内緒にしてくださいね……」
「ああ、うん。いやあ、それはむしろこっちが内緒にしていてもらいたいと言うか……あと、それはあだ名ね」
俺の名前はテオドール、と。気さくに名乗り、ごめんね、と。改めて片手を謝罪の意に掲げる青年の様子に、首を傾げる。彼が謝らなければいけないことなど、何一つないだろうに。
思いがけず優しい人たちに出会えた幸運と、アルトと再会することができた強運に微笑んで。リオは丁寧に頭を下げた。
「親切にしてくれてありがとう。近い内に、きっと見に行くね」
リオの礼に微笑んで、バイバイ、と。笑顔で手を振ってくれる小柄な少年にも手を振り返して、リオはアルトの後を追った。
(うーん……連絡、だけでも何とか……)
パルミールには、遠方とでも通話のできる、不思議な設備も整っている。魔力がなければ使うことはできないのだが、誰かに頼んで何とかできないだろうか。そんなことをリオが思案していると――後ろから、がっと肩を捕まれた。
驚いて振り向けば、軽く息を切らしたさきほどの青年が、物凄い形相でリオを凝視している。先程の人当たりのよさからのギャップにリオは縮み上がったが、何やら必死な彼はリオの顔色まで気にする余裕はないようだ。リオの肩を掴んだまま、どこか震えているようなもう片手を差し出す。
「あ、あの、さあ。これ、お嬢さんの?」
「……えっ!? あれ?」
その手のひらの上に輝く――見覚えのある、銀細工。
ばっと頭に手をやったリオは、己の髪の内を慌てて探り。何の感触も手に触れないことに、一瞬で青褪めて泣きそうになった。僕のです、と。どもりながら応えてそれを受け取ったリオは、半泣きで手の内の銀細工を見つめた。
(何で……!?)
こんな大事なものを落とすなんて、と。羞恥と申し訳なさと困惑に真っ赤な顔で涙ぐむリオの目前で、どこか引き攣った顔の青年が、間に合って良かった、と。苦笑する。
わざわざこれを渡すために走って来てくれたなんて、何ていい人なんだろう。感動に震えながら、リオは謝礼を繰り返した。
「ありがとうございます。本当にすみません……!」
「いやあそれについてはこちらがすみませんって言うかごめんなさいって言うか……」
慎ましさも嗜みもどこかに忘れ、ぺこぺこと頭を下げ続けるリオを相手にごにょごにょと口ごもる青年は、照れているのだろうか。それにしては顔色が些か悪かったが、今のリオに相手の様子を冷静に確認できる目はなかったので、特に引っ掛かることはなかった。
「えっと、それ、お嬢さんので合ってた?」
「え? あ……はい。あの、貰ったもので……とっても大事なものなんです」
堂々と、婚約の返礼品、とは言えないが。略式とはいえ形ばかりは完璧に整ってしまった先日の事件を改めて思い出して頬を赤らめれば、どことなく引き攣ったままの彼がそっかと頷いた。
絡まれたところを助けてもらい、大通りまで送ってもらい、大切なものも拾ってもらった。ここまでしてもらって、具体的なお礼ができないのは心苦しい。何か謝礼をと訴えるリオと、いやいやと拒む青年との間で押し問答をしていると、テディ? と。どこか可愛らしい声が横から投げかけられた。
振り向けば、花かごを下げた亜麻色の髪の少年が、二人の姿を視界に納めてぱちりと瞬いている。しばしの間を置き、彼はやれやれと言いたげに大きな目を細めた。
「テディってば、またナンパ?」
「ばっ……! 恐ろしいこと言うなっての!」
(恐ろしい!?)
そんな、恐ろしいと思われるほどの口説き甲斐のなさだろうか。
正直口説き甲斐があっても困るのだが、淑女失格と思われるのはそれはそれで落ち込むポイントではある。しゅんと項垂れたリオを見て、己の失言を知ったらしい青年が、大人びた面立ちを動揺に崩して弁明を口にした。
「あっ違う違う、お嬢さんがどうこうじゃなくてさ。その、銀の」
「――何を油を売っているんだ」
その、弁明の最中に。聞き覚えのある美しい声を耳にしたリオは、驚きのあまりに顔を跳ね上げる。
そのまま丸く見開かれた青い瞳を見つめ返して、予想の通りに赤く美しい宝石の瞳が、こちらも純粋な驚きに見開かれた。
「リオ様……?」
「アルトくん……!」
リオの声に一拍遅れて、アルトくん!? と。先の二人の裏返った声がハモる。何に驚いたのか解らない二人を迫力のある美貌で一睨みすると、アルトはふわりと表情を緩め、リオに向き直った。
街中にさらすには美しすぎるのだろうか。白一色の清い姿を覆い隠すように黒いローブを纏い、フードを目深に被った彼は、優しげに首を傾げてリオに話し掛ける。
「どうなさったのですか? 供の者も付けずに……?」
初めて目にしたあの夜よりも、更に美しく見える。とんでもなく美しい印象ばかりが強く、ともすれば脳内で美化してしまっていてもおかしくはなかったが、とても美化が追い付かない。と言うよりも、これ以上美しく補正する術が、リオにはなかった。
ついついぼんやりとしてしまったリオの周囲を窺ったアルトと目が合った幼げな少年がひっと身を竦ませて、僕は何も! と。取り乱した様子で両手を振った。
「僕は今、テディがナンパしてるとこに通りかかっただけで……!」
「アスランてめぇ……!」
ちょっとぞくっとするくらい美しい眼差しを無言の内に注がれて、二人がますます縮み上がる。誤解誤解誤解、と。黒髪の青年は精悍な印象の顔を崩しながら両手を上げ、首を横に振った。
「迷ってたのを案内してあげただけだって! ね、そうでしょ?」
突然求められた同意に、ついて行けなかったリオが瞬く。それでも急いで、そうですそうですと頷いた。
「あの、馬車に乗りたくて……でも、道が解らなくて」
「ご自分で馬車を拾いに……!?」
縋るような目を向けられたことに慌てて、咄嗟に正直に答えてしまったが。信じられないと言外に語る、美しい薔薇色の瞳を見開いての驚愕に、恥ずかしくなったリオは真っ赤になった顔を押さえた。
すでに薄々気付いてはいたが、淑女の嗜み以前の向こう見ずだ。エルドラもきっと卒倒させてしまう。
「あっ。あの、ダメだよね!? ダメだとは気付いたんだけど、もうここまで来たら引くにも引けず」
泣きそうなリオの様子に、彼はどこまでも美しいため息を落とす。呆れられてしまっただろうか、と。恐る恐る顔を上げたリオの瞳に映ったのは、思いがけず優しく柔らかな、清廉な微笑だった。
「あなたがご無事で何よりでした。ですが、流しの馬車は、融通も利きません。私がお送りいたしましょう」
「えっ? アルトくんが?」
「はい。一座は三台ほどですが、馬車を登録してありますので」
そう告げると、何故か必要以上に縮こまって見える背後の二人に、アルトは眼差しを向けた。すらりと美しいその立ち姿は、リオが幾つものきらきらしい場所で見た誰よりも際立って麗しい。
「聞いての通りだ、話を先に進めていてくれ。私もすぐに戻る」
「えっ、でも、そんな。アルトくんにも予定があるみたいだし……」
最悪、朝まで道端で待つ覚悟くらいは持ち合わせていたリオは、そこまでしてもらうわけにもと慌てて手を振り遠慮したが、彼はその手を優しく握って微かな笑顔を見せた。
「私が心配で堪らないのです。私の安堵のために、どうかお送りさせてください」
宝石のような彼の瞳が、フードの暗がりの中で目映く輝く。透き通った魅惑を振り撒くその瞳のあまりの美しさに、リオは変な悲鳴を上げそうになった。
己の語彙の少なさに絶望を覚えるほどに、彼は全てがあまりに美々しい。その美しさに押されたリオは、いつかの夜のように何も言えず、はいと素直に頷いてしまった。
「目立たないよう偽装もいたしますので、ご安心を。……すぐに用意を整えますので、さあ、こちらへ」
流れるようなエスコートに、ついつい歩を踏み出してしまいながら、リオはまだ残る遠慮に視線を彷徨わせる。人目ももちろん気にかかるが、今は彼への迷惑の方が気がかりだった。
しかしアルトはもう歩き出しているし、残る二人もそれがいいと頷いている。多少気は引けつつも、正直とてもありがたく嬉しい申し出ではあった。ここは厚意に甘えようと歩き出し、通りすがりに背伸びをして――それでも長身の、黒髪の青年の耳には届かなかったけれど――テディさん、と。少しだけ声を潜めて耳打ちをする。
「僕が髪飾り落としちゃったの、内緒にしてくださいね……」
「ああ、うん。いやあ、それはむしろこっちが内緒にしていてもらいたいと言うか……あと、それはあだ名ね」
俺の名前はテオドール、と。気さくに名乗り、ごめんね、と。改めて片手を謝罪の意に掲げる青年の様子に、首を傾げる。彼が謝らなければいけないことなど、何一つないだろうに。
思いがけず優しい人たちに出会えた幸運と、アルトと再会することができた強運に微笑んで。リオは丁寧に頭を下げた。
「親切にしてくれてありがとう。近い内に、きっと見に行くね」
リオの礼に微笑んで、バイバイ、と。笑顔で手を振ってくれる小柄な少年にも手を振り返して、リオはアルトの後を追った。
41
お気に入りに追加
169
あなたにおすすめの小説
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。
そばかす糸目はのんびりしたい
楢山幕府
BL
由緒ある名家の末っ子として生まれたユージン。
母親が後妻で、眉目秀麗な直系の遺伝を受け継がなかったことから、一族からは空気として扱われていた。
ただ一人、溺愛してくる老いた父親を除いて。
ユージンは、のんびりするのが好きだった。
いつでも、のんびりしたいと思っている。
でも何故か忙しい。
ひとたび出張へ出れば、冒険者に囲まれる始末。
いつになったら、のんびりできるのか。もう開き直って、のんびりしていいのか。
果たして、そばかす糸目はのんびりできるのか。
懐かれ体質が好きな方向けです。今のところ主人公は、のんびり重視の恋愛未満です。
全17話、約6万文字。
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
おいしいじかん
ストロングベリー
BL
愛重めの外国人バーテンダーと、IT系サラリーマンが織りなす甘くて優しい恋物語です。美味しい料理もいくつか登場します。しっとりしたBLが読みたい方に刺されば幸いです。
【完結】夢魔の花嫁
月城砂雪
BL
勇者と魔王の戦いを半世紀前に終えたファンタジー世界。敗れた魔界側の深刻な少子化解決のためにと、夢魔の貴公子の伴侶に選ばれた心根の綺麗な大人しい少年が、魔界に連れ去られてエッチの限りを尽くされて赤ちゃんをたくさん産むことになる話(身も蓋もないあらすじ)実際赤ちゃんを産んだりするのでご注意ください。
目指すは官能小説+♡喘ぎ。全編R18、挿入表現有りの回には#付き。サブカップルとして百合夫婦が時々顔を出します。
※12/1 ちょっと遅くなりましたが、番外編完結しました(´▽`)久し振りで楽しかったです!
ご愛顧ありがとうございました。二人をイチャコラさせたくなったらまた更新します。
魔王討伐後に勇者の子を身篭ったので、逃げたけど結局勇者に捕まった。
柴傘
BL
勇者パーティーに属していた魔術師が勇者との子を身篭ったので逃走を図り失敗に終わるお話。
頭よわよわハッピーエンド、執着溺愛勇者×気弱臆病魔術師。
誰もが妊娠できる世界、勇者パーティーは皆仲良し。
さくっと読める短編です。
【完結】マジで滅びるんで、俺の為に怒らないで下さい
白井のわ
BL
人外✕人間(人外攻め)体格差有り、人外溺愛もの、基本受け視点です。
村長一家に奴隷扱いされていた受けが、村の為に生贄に捧げられたのをきっかけに、双子の龍の神様に見初められ結婚するお話です。
攻めの二人はひたすら受けを可愛がり、受けは二人の為に立派なお嫁さんになろうと奮闘します。全編全年齢、少し受けが可哀想な描写がありますが基本的にはほのぼのイチャイチャしています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる