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幼少期
4 会話
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来客があると呼ばれたのでメルに支度してもらい客室に行くとエイザル様とリオンが座っていた。
………リ、リオンだぁーーー!
内心興奮状態だったのを表情に出ないようにし、微笑みながら淑女の礼をしてソファーに座り出された紅茶に舌づつみしながら楽しく話した。
どうやら、エイザル様とリオンは高熱を出して意識が戻らなかった私を心配してきてくれたのだとか…
ふぇーーー!エイザル様だけではなくまさか??リオンも心配で一緒に!?とても嬉しい!それに4日ぶりに見たリオン……小さいけど相変わらず綺麗でカワカッコイイ…。
そんな事考えながらついつい長い間リオンを見つめてしまっていた。
お茶を優雅に飲みながらたまに私の方に視線を向けてすぐ離すリオン。
そんな私達の様子に気づいたエイザル様が父様達と気を使ってくれたのか、リオンと2人きりになるという萌キュンフラグイベントに!!!
もう心臓が…心臓が高鳴って仕方ありません!!
「あの…グリアモール様お忙しい中わざわざ会いに来てくださりありがとうごさます」
リオンに微笑見ながら軽く頭を下げ頭を上げてリオンを見ると、リオンはこちらをチラリと見たあとツンと返してきた。
「…父のついでで来ただけだ。」
「それでもとても嬉しいです」
そう言って…微笑めばリオンは私を真っ直ぐ見てきた
「お前は…」
「?…はい?」
「お前は怖くないのか?この髪に瞳が」
そう言った後私を睨むリオンに私の心は更に高鳴った。
少し顔が熱い気もする…もしかしたら赤くなってるかもしれまない…恥ずかしい…でも…
「いいえ、私はその髪や瞳は夜の空の様でとても綺麗に見えます。」
「……夜など…暗闇など怖いだけだろ?」
そう言いながらリオンは少し瞳の中が暗く濁り目線をそらした。
その様子に前世でやった乙ゲーのヒロインに初めて会ったときのリオンが頭に浮かんだ。
「そんな…そんな事ありません!貴方の髪や瞳は夜のように漆黒ですが太陽の光や月の光を浴びるとキラキラ光るもの、まるで空に浮かぶ星のようで私は好きです!」
そう、私はリオンのサラサラした漆黒の髪に綺麗に様々なものを映す瞳…
時折甘く微笑み、キツく言われる時もあるけど結局戻ってきて抱きしめてくれるそんな前世のゲーム内リオンが私は大好きだった…
だから過去の事を思い出してほしくなくて微笑んでほしくて私はゲームのリオンではなくて目の前で同じ風に生きている本当の今の彼の姿を…心を見たくて……私を見てほしくて…そう思いを込めて言うとリオン様は驚愕の顔をしてマリアンを見た後少し口元を本当に少し緩ませ優しい声で答えてくれた
「お前は変わり者だな」
うきゃーーー!微笑みの爆弾!頂きましたー!もぅ、内心は鼻血ものの興奮状態ですよ……ハァハァ…。
そんな心の内を顔に出ないようにして殆ど一方通行だけど会話をすれば…ちゃんと聞いてたまに答えてくれて…
そんなリオンとのんびり話す時間がとても幸せだった。
だけど気付けば時間が立つのは早いもので…エイザル様が帰宅のためリオンを迎えに来られた。
ションボリしながら見送ろうとしたら、リオンは私の頭を1回だけポンッと叩き
「リオンでいい…また来る」
そう言って…エイザル様をおいて先に馬車に乗りに行ってしまった
その様子をエイザル様は目を見開き驚いていたけどすぐに満足そうな笑顔を見せ
「息子は君を気にっているようだリオンをよろしくな」
と私の目線に合わせてしゃがみ言った後、同じように頭を軽く触られリオンの後を追うように馬車に乗り帰られた。
前世の乙女ゲー厶とは違い私はリオン様に嫌われずまたお話ができる事に、愛称で呼んでいい事、そして頭を触られた事にとても嬉しく幸せを感じてその夜は、はしゃいで全然眠れなかった。
そしてこの日、私達が2人で話している時。
父様母様とエイザル様がリオンの婚約者を私にしようと話した事など私は知らなかった
………リ、リオンだぁーーー!
内心興奮状態だったのを表情に出ないようにし、微笑みながら淑女の礼をしてソファーに座り出された紅茶に舌づつみしながら楽しく話した。
どうやら、エイザル様とリオンは高熱を出して意識が戻らなかった私を心配してきてくれたのだとか…
ふぇーーー!エイザル様だけではなくまさか??リオンも心配で一緒に!?とても嬉しい!それに4日ぶりに見たリオン……小さいけど相変わらず綺麗でカワカッコイイ…。
そんな事考えながらついつい長い間リオンを見つめてしまっていた。
お茶を優雅に飲みながらたまに私の方に視線を向けてすぐ離すリオン。
そんな私達の様子に気づいたエイザル様が父様達と気を使ってくれたのか、リオンと2人きりになるという萌キュンフラグイベントに!!!
もう心臓が…心臓が高鳴って仕方ありません!!
「あの…グリアモール様お忙しい中わざわざ会いに来てくださりありがとうごさます」
リオンに微笑見ながら軽く頭を下げ頭を上げてリオンを見ると、リオンはこちらをチラリと見たあとツンと返してきた。
「…父のついでで来ただけだ。」
「それでもとても嬉しいです」
そう言って…微笑めばリオンは私を真っ直ぐ見てきた
「お前は…」
「?…はい?」
「お前は怖くないのか?この髪に瞳が」
そう言った後私を睨むリオンに私の心は更に高鳴った。
少し顔が熱い気もする…もしかしたら赤くなってるかもしれまない…恥ずかしい…でも…
「いいえ、私はその髪や瞳は夜の空の様でとても綺麗に見えます。」
「……夜など…暗闇など怖いだけだろ?」
そう言いながらリオンは少し瞳の中が暗く濁り目線をそらした。
その様子に前世でやった乙ゲーのヒロインに初めて会ったときのリオンが頭に浮かんだ。
「そんな…そんな事ありません!貴方の髪や瞳は夜のように漆黒ですが太陽の光や月の光を浴びるとキラキラ光るもの、まるで空に浮かぶ星のようで私は好きです!」
そう、私はリオンのサラサラした漆黒の髪に綺麗に様々なものを映す瞳…
時折甘く微笑み、キツく言われる時もあるけど結局戻ってきて抱きしめてくれるそんな前世のゲーム内リオンが私は大好きだった…
だから過去の事を思い出してほしくなくて微笑んでほしくて私はゲームのリオンではなくて目の前で同じ風に生きている本当の今の彼の姿を…心を見たくて……私を見てほしくて…そう思いを込めて言うとリオン様は驚愕の顔をしてマリアンを見た後少し口元を本当に少し緩ませ優しい声で答えてくれた
「お前は変わり者だな」
うきゃーーー!微笑みの爆弾!頂きましたー!もぅ、内心は鼻血ものの興奮状態ですよ……ハァハァ…。
そんな心の内を顔に出ないようにして殆ど一方通行だけど会話をすれば…ちゃんと聞いてたまに答えてくれて…
そんなリオンとのんびり話す時間がとても幸せだった。
だけど気付けば時間が立つのは早いもので…エイザル様が帰宅のためリオンを迎えに来られた。
ションボリしながら見送ろうとしたら、リオンは私の頭を1回だけポンッと叩き
「リオンでいい…また来る」
そう言って…エイザル様をおいて先に馬車に乗りに行ってしまった
その様子をエイザル様は目を見開き驚いていたけどすぐに満足そうな笑顔を見せ
「息子は君を気にっているようだリオンをよろしくな」
と私の目線に合わせてしゃがみ言った後、同じように頭を軽く触られリオンの後を追うように馬車に乗り帰られた。
前世の乙女ゲー厶とは違い私はリオン様に嫌われずまたお話ができる事に、愛称で呼んでいい事、そして頭を触られた事にとても嬉しく幸せを感じてその夜は、はしゃいで全然眠れなかった。
そしてこの日、私達が2人で話している時。
父様母様とエイザル様がリオンの婚約者を私にしようと話した事など私は知らなかった
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