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78.幸福感に満たされて
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R18回です。苦手な方はご注意ください。
★★★★★
クリスティアンは舌でアラステアの口の中を蹂躙しながら、アラステアの脇腹を撫でていく。
アラステアの唇をゆっくりと解放したクリスティアンは頬から耳に舌を這わせ、独占欲の塊のようなスタールビーが飾られている愛しいオメガの耳たぶを口に含み、吸い、舌で転がした。
「ひぁっ……、あ……」
思わずというようにアラステアの口から漏れた声を聞いて、クリスティアンは笑みを漏らす。そして自分の手をアラステアの胸元に這わせ、掌でその胸の突起を転がすように撫でた。
アラステアがくすぐったさにくすくすと笑うと、クリスティアンは、胸の突起を詰まんで、引っ張ったり潰したりし始める。
アラステアはクリスティアンから与えられる刺激によって、むずむずとした感覚となり、落ち着かない。
「クリスティアン……さま、なにかっ、変です」
「変とは? どんな感じかな?」
「むずむずして、変な感じ……」
「アラステア、それは気持ちいいっていうのだよ……、これはどうかな」
「ひあっ!」
クリスティアンが、アラステアの胸の突起を口に含み、舌で転がす。思わず声を上げてしまったアラステアは、はしたないと思って自分の口を両手で塞いだ。
「アラステア、声を聞かせて」
クリスティアンは、アラステアの手を取ると、その唇に音を立ててキスをした。
そして、クリスティアンはアラステアの首筋を、鎖骨を、胸の突起を、身体中を、その唇と手で愛撫しつくした。アラステアはどんどん高められていき、息が荒くなってくる。アラステアの滑らかな肌に触れ、その吐息を感じるクリスティアンの下半身も、熱を帯びてくる。
やがてクリスティアンは、兆してきたアラステアの体の中心へ手を伸ばすと、慎ましやかなそれを軽く扱いた。
「あああっ!」
「可愛い、アラステア……」
クリスティアンは、アラステアが達する寸前で手を放すと、香油の瓶を取った。オメガの身体はアルファを受け入れられるようにできているが、発情期でない今は香油を使用する。
アラステアの足を膝を立てた状態で大きく広げさせたクリスティアンは、その眺めを堪能した。そして、掌で温めた香油をアラステアの中心と、後孔に塗り付けた。
「ふぁ、ああ……」
アラステアの後孔に香油を纏わせたクリスティアンの指が滑り込む。アラステアは異物が入って来た感覚と同時に、発情期に少しだけ自分が触っていた感覚を思い出して、身体に力が入った。
「アラステア、力を抜いて。傷つけてしまいたくないからね……」
「……はい、あっ、ああっ」
少し力を抜いたアラステアの身体の中にクリスティアンの指がずぶりと入り込む。
クリスティアンは唇と左手でアラステアの身体を愛撫しながら、右手を使って後孔を、その奥を、傷つけないように丁寧にほぐしていく。
「ひあああっ」
「アラステアの良い場所、みつかった……」
身体の中のその部分を押された途端、アラステアは飛び跳ねた。
こ れが「気持ちいい」ということなのか、それとも……
初めての感覚にアラステアの目から涙が零れていく。紅潮した顔で瞳を潤ませるアラステアを見たクリスティアンはうれしそうに微笑んだ。その目は完全に獲物を見つけた捕食者のものだ。
クリスティアンは、その身体の奥へ指を伸ばしては戻し、アラステアのその部分を何度も刺激した。
どれぐらいの時間そこをほぐされていたのか。既に身体の中心から白濁を放出したアラステアは、はくはくと荒い呼吸をしている。
「アラステア、そろそろわたしも限界だ。……良いね……」
「はっ……! はい、クリスティアン……さま……」
クリスティアンの勃ち上がったアルファのそれの大きさにアラステアは、一瞬怯んだ。しかし、クリスティアンの美しい赤い瞳に見つめられたアラステアは、頷いてその時を待つ。
アラステアの足を肩に担ぎ、クリスティアンは香油を纏わせたアルファの象徴を愛しいオメガに宛がい、中に押し入れていく。
「あっ……はぁっ……」
「うくっ……、ああ、もう少し……」
この愛しいオメガが、ようやく身も心も自分のものになる。
アルファの本能と言って良いその喜びに満たされながら、クリスティアンは慎重にアラステアの身体の中に入っていく。
アラステアは声を漏らしながら、身体の中に長大なものが入って来る圧迫感に耐えた。
長い時間をかけて、アラステアの中に自身をおさめたクリスティアンはアラステアの潤んだ紫色の瞳を見つめて、満足気な笑顔を浮かべた。
「ああ、ようやく一つになれたね……」
「はい……、クリスティアンさま、……だいすきです」
「アラステアっ!」
アラステアの可愛らしい言葉にクリスティアンはたまらなくなった。
クリスティアンは、自身を抜ける寸前まで引いてから、アラステアの身体を突き上げるように押し込んだ。
「ああああああああっ!」
「アラステア、かわいいっ! 素晴らしいよ!」
クリスティアンは何度も何度もアラステアの奥を突き上げ、良いところを擦り上げていく。
「ああんっ!クリスティアンさまっ!ああっ!」
「アラステア、あいしてるっ!かわいい、かわいい……」
嬌声を上げ、愛しい伴侶の名を呼びながら、アラステアは自分の中心から透明な液体を吐き出している。クリスティアンは、自身を締め付けられてこの上ない快感を得ながら、アラステアの華奢な身体を激しく揺さぶった。
「くぅっ……」
「いっ、い、あああああああ!」
やがて、クリスティアンはアラステアの身体の中で達する。アラステアは身体の中にクリスティアンの熱が放出されるのを感じながら、意識を失った。
アラステアの意識が浮上してくる。体の怠さとあらぬところの痛みを感じながら目を開けると、美しい赤い瞳が自分を覗き込んでいる。
「おはよう、アラステア」
「……クリスティアン様、おはようございます。僕は……」
昨夜のことを思い出したアラステアは、急に恥ずかしくなって掛布の中に潜り込もうとした。それをクリスティアンに妨げられて、軽く唇にキスをされる。
「アラステア、隠れないで。わたしたちはようやく結ばれたのだ。顔を見せておくれ」
「はい、クリスティアン様」
クリスティアンは、アラステア暫し見つめてから、その幸せの象徴を強く抱きしめた。そして、アラステアも、大きな幸せを感じながらクリスティアンの胸に顔を寄せた。
愛し合うアルファとオメガは、幸福感に満たされていた。
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クリスティアンは舌でアラステアの口の中を蹂躙しながら、アラステアの脇腹を撫でていく。
アラステアの唇をゆっくりと解放したクリスティアンは頬から耳に舌を這わせ、独占欲の塊のようなスタールビーが飾られている愛しいオメガの耳たぶを口に含み、吸い、舌で転がした。
「ひぁっ……、あ……」
思わずというようにアラステアの口から漏れた声を聞いて、クリスティアンは笑みを漏らす。そして自分の手をアラステアの胸元に這わせ、掌でその胸の突起を転がすように撫でた。
アラステアがくすぐったさにくすくすと笑うと、クリスティアンは、胸の突起を詰まんで、引っ張ったり潰したりし始める。
アラステアはクリスティアンから与えられる刺激によって、むずむずとした感覚となり、落ち着かない。
「クリスティアン……さま、なにかっ、変です」
「変とは? どんな感じかな?」
「むずむずして、変な感じ……」
「アラステア、それは気持ちいいっていうのだよ……、これはどうかな」
「ひあっ!」
クリスティアンが、アラステアの胸の突起を口に含み、舌で転がす。思わず声を上げてしまったアラステアは、はしたないと思って自分の口を両手で塞いだ。
「アラステア、声を聞かせて」
クリスティアンは、アラステアの手を取ると、その唇に音を立ててキスをした。
そして、クリスティアンはアラステアの首筋を、鎖骨を、胸の突起を、身体中を、その唇と手で愛撫しつくした。アラステアはどんどん高められていき、息が荒くなってくる。アラステアの滑らかな肌に触れ、その吐息を感じるクリスティアンの下半身も、熱を帯びてくる。
やがてクリスティアンは、兆してきたアラステアの体の中心へ手を伸ばすと、慎ましやかなそれを軽く扱いた。
「あああっ!」
「可愛い、アラステア……」
クリスティアンは、アラステアが達する寸前で手を放すと、香油の瓶を取った。オメガの身体はアルファを受け入れられるようにできているが、発情期でない今は香油を使用する。
アラステアの足を膝を立てた状態で大きく広げさせたクリスティアンは、その眺めを堪能した。そして、掌で温めた香油をアラステアの中心と、後孔に塗り付けた。
「ふぁ、ああ……」
アラステアの後孔に香油を纏わせたクリスティアンの指が滑り込む。アラステアは異物が入って来た感覚と同時に、発情期に少しだけ自分が触っていた感覚を思い出して、身体に力が入った。
「アラステア、力を抜いて。傷つけてしまいたくないからね……」
「……はい、あっ、ああっ」
少し力を抜いたアラステアの身体の中にクリスティアンの指がずぶりと入り込む。
クリスティアンは唇と左手でアラステアの身体を愛撫しながら、右手を使って後孔を、その奥を、傷つけないように丁寧にほぐしていく。
「ひあああっ」
「アラステアの良い場所、みつかった……」
身体の中のその部分を押された途端、アラステアは飛び跳ねた。
こ れが「気持ちいい」ということなのか、それとも……
初めての感覚にアラステアの目から涙が零れていく。紅潮した顔で瞳を潤ませるアラステアを見たクリスティアンはうれしそうに微笑んだ。その目は完全に獲物を見つけた捕食者のものだ。
クリスティアンは、その身体の奥へ指を伸ばしては戻し、アラステアのその部分を何度も刺激した。
どれぐらいの時間そこをほぐされていたのか。既に身体の中心から白濁を放出したアラステアは、はくはくと荒い呼吸をしている。
「アラステア、そろそろわたしも限界だ。……良いね……」
「はっ……! はい、クリスティアン……さま……」
クリスティアンの勃ち上がったアルファのそれの大きさにアラステアは、一瞬怯んだ。しかし、クリスティアンの美しい赤い瞳に見つめられたアラステアは、頷いてその時を待つ。
アラステアの足を肩に担ぎ、クリスティアンは香油を纏わせたアルファの象徴を愛しいオメガに宛がい、中に押し入れていく。
「あっ……はぁっ……」
「うくっ……、ああ、もう少し……」
この愛しいオメガが、ようやく身も心も自分のものになる。
アルファの本能と言って良いその喜びに満たされながら、クリスティアンは慎重にアラステアの身体の中に入っていく。
アラステアは声を漏らしながら、身体の中に長大なものが入って来る圧迫感に耐えた。
長い時間をかけて、アラステアの中に自身をおさめたクリスティアンはアラステアの潤んだ紫色の瞳を見つめて、満足気な笑顔を浮かべた。
「ああ、ようやく一つになれたね……」
「はい……、クリスティアンさま、……だいすきです」
「アラステアっ!」
アラステアの可愛らしい言葉にクリスティアンはたまらなくなった。
クリスティアンは、自身を抜ける寸前まで引いてから、アラステアの身体を突き上げるように押し込んだ。
「ああああああああっ!」
「アラステア、かわいいっ! 素晴らしいよ!」
クリスティアンは何度も何度もアラステアの奥を突き上げ、良いところを擦り上げていく。
「ああんっ!クリスティアンさまっ!ああっ!」
「アラステア、あいしてるっ!かわいい、かわいい……」
嬌声を上げ、愛しい伴侶の名を呼びながら、アラステアは自分の中心から透明な液体を吐き出している。クリスティアンは、自身を締め付けられてこの上ない快感を得ながら、アラステアの華奢な身体を激しく揺さぶった。
「くぅっ……」
「いっ、い、あああああああ!」
やがて、クリスティアンはアラステアの身体の中で達する。アラステアは身体の中にクリスティアンの熱が放出されるのを感じながら、意識を失った。
アラステアの意識が浮上してくる。体の怠さとあらぬところの痛みを感じながら目を開けると、美しい赤い瞳が自分を覗き込んでいる。
「おはよう、アラステア」
「……クリスティアン様、おはようございます。僕は……」
昨夜のことを思い出したアラステアは、急に恥ずかしくなって掛布の中に潜り込もうとした。それをクリスティアンに妨げられて、軽く唇にキスをされる。
「アラステア、隠れないで。わたしたちはようやく結ばれたのだ。顔を見せておくれ」
「はい、クリスティアン様」
クリスティアンは、アラステア暫し見つめてから、その幸せの象徴を強く抱きしめた。そして、アラステアも、大きな幸せを感じながらクリスティアンの胸に顔を寄せた。
愛し合うアルファとオメガは、幸福感に満たされていた。
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