54 / 94
第三幕 子猫はもっと遊びたい
鯛とか鮪とか鰹とか小エビとか
しおりを挟む
「あら、あなた達こんなところにいたの?」
猫探しのついでに秘密の抜け路探しもしていた青太郎たちが古茶阿寺の近くで後ろからやけに色香の立つ声をかけられた。
百合丸たちが振り向くと民家二軒ほど離れた辻から菊花が微笑みながら手を振っていた。
「おぉ、菊花殿であったか。外で会うとあれでござるな、なぜ拙者たちが遊女に声をかけられたのかと、つい身構えてしまうでござるな」
「ひどいわねぇ」
そう言って笑う菊花は胸をたゆんたゆんと揺らしながら四人の方に近づいて来た。
「うむむ……外での菊姐さん、お色気妖怪、なの。家の中ではそう感じないのに。原因は不明、なの」
「あれではないのか? 家の中では座っておることが多いが外では普通に歩くから、歩いた弾みで巨大な乳がポヨンポヨンとするからじゃろう」
少女たちがやや嫉妬の混じった目で菊花を眺めながら冷静に分析している一方で、フンスフンスと鼻息を荒くしている思春期真っ盛りの少年がいる。
「な、なんだい。あのおっぱ、いや、あの色っぽいお姉さんは。あんたらの知り合いかい?」
「我らが猫柳家の裏の支配者、通い女中の菊花殿でござるよ」
「菊花? もしやかわら版の乳番付でずっと東の横綱になっておる『乳弁天』の菊花さん!?」
「むむ? 菊花殿は『乳弁天』と呼ばれているのでござるか」
「いやぁねぇウリ丸ちゃんたら。面と向かってそんなことは言わないでよ、恥ずかしいわ」
皆の前に来て立ち止まる菊花。恥ずかしそうに頬に手をあてているその姿が無駄に色っぽくて、凶悪とも言える色香に中てられた通りすがりの男たちが思わず前屈みになっている。若い僧が多くて町の人たちからは『元気で暑苦しい若僧どもの巣』と言われている古茶阿寺の坊さんたちなんかは、ある部分が元気になり過ぎて苦しそうに蹲っていた。
「あなたが猫探しをしている青太郎さん? 話は昨晩聞いたわ。私は菊花、ウリ丸ちゃんたちと仲良くしてあげてね」
「そ、それはもう!」
青太郎は目を菊花の胸に張り付かせたまま、まるで激流の下に置いた鹿威しのようにカコンカコンと何度も頷いた。ただし頷いている間も視線はずっと胸に釘付けになっている。
胸を見られることに慣れている菊花は青太郎の視線を特に不快に思うことも無くゆっくりと青太郎を見つめて、その後に猫柳家の三人娘を見比べた。
そして――、
「あなた達、この子を虐めちゃだめよ?」
真面目な表情で百合丸たちに注意した。
「へ? なんで拙者たちの方に言うでござるか」
「霧たち、か弱い女の子。注意するなら年上で男の子のあっち、なの」
「まったくじゃ。心外じゃのう」
不平を鳴らす三人とは対照的に青太郎は「おぉ、乳だけではなくて度量も大きいのだな、さすが『乳弁天』の菊花さんだよ」と感動している。
けれど青太郎は知らなかった。いつも微笑んでいる物腰の柔らかい菊花がなぜ『乳菩薩』と呼ばれずに『乳弁天』と呼ばれるようになっているのかを。
母のように慈悲深い菩薩と違って、弁天という女神は気性が荒くてけっこう怖い女神なのである。
菊花は、さっきから無遠慮に胸ばかり凝視している青太郎をちらりと横目に見ると、
「この子に注意? ふふっ、そんな必要はないでしょ?」
菊花は二つ名の弁天らしく辛辣な言葉を笑顔のまま吐き出し始めた。
「だって、あなた達を海の生き物に例えるとしたら、鯛とか鮪とか鰹よ。そしてこの子はせいぜい小エビ。こんなにもはっきりと食べる側と食べられる側に分かれていたらどっちに注意をするかなんて悩むまでもないでしょ。というか、もう食べ物を買わせたの?」
菊花は百合丸たちが持っているおにぎりの包みを見て目をきゅっと細める。
「だめよ、そういうのはもうちょっと仲良くなってからになさい」
「ち、違うでござる。これは青太郎が自主的に……って、こんな風に言ったら本当に虐めっ子の言い訳みたいに聞こえて、なんだか嫌でござるな」
「でも今回は本当。霧たちまだ何も要求してない、なの」
「おぬしら、もうちょっと仲良くなってからにしろだとか。今回は本当だとか。まだ何もとか。会話の内容にいちいち引っかかるところがあるのじゃが、普段からいったい何をやっておるのじゃ……」
若干引き気味な愛姫にそんなツッコミを入れられて、色々と思い当たる節のある百合丸たちは何も聞こえなかったフリをして聞き流した。
「とにかく、こんな小エビみたいな子にキツいことしちゃだめですよ。わかりましたか?」
渋々と「分かった、なの」「元々そんなつもりはないでござるが了承した」と二人が頷いている横で青太郎が愕然とした顔で「小エビ? え? 私は小エビなのかい?」と独り言を呟いていた。
猫探しの四人と合流した菊花は、向かう方向が同じと言うことでその後もしばらく彼女らに付き添って歩いた。
「そういえば、梵貞寺のほうはもう見て来たの? 殿が昨日あれした寺のほう」
「一番に見て来たでござるが、怪しいところは無かったでござる」
「あら、残念だったわね」
「そういえば、なぜ梵貞寺の僧らはあんなピチピチの小さな服を着ているんだろうね?」
「開祖のお坊さんが編み出した精神修行だと聞いたことがあるでござるよ」
「どんな精神が鍛えられるのかは不明、なの」
「あんな服を着ることが修行になるのかい?」
「拙者が聞いた話では、昔々、あの寺の開祖の坊さんが新しい修行方法を模索していたある日、小さな袋の中に無理やり体を入れて抜けなくなったらしいでござるよ。で、ピッチピチに体が拘束されている状態がいかにも非日常的で、開祖の坊さんはそれで新しい世界を発見したらしいでござる」
「ピチピチの服を着て新しい世界に目覚めるのかぁ……。あまり知りたくはない感覚だなぁ」
青太郎たちが梵貞寺の話で盛り上がっているところ、愛姫はさりげなく歩みを遅くして三人から離れると、後ろについてきていた菊花にそっと体を寄せた。
「ずっと尾行していたお主がわざわざ姿を見せたということは、母上から何か知らせがあったのか?」
「はい。上様が姫様を心配するあまり自ら出馬すると言い始めたのでそろそろ潮時かと。今晩にも大奥から迎えの駕籠を向かわせるそうです」
「なんじゃ。たった二泊三日で妾の城下町見物の旅は終わりか。名残惜しいのぅ」
「またいつでもいらして下さい姫様。けれど、今度は上様の許しを得て来てくださいませね。ああ見えて私どもの主は気が小そぉございますから」
「そうじゃな。次からはそうしよう」
クスクスと笑う二人はまだ愛姫が無難に大奥へと帰れるものだと信じていた。
猫探しのついでに秘密の抜け路探しもしていた青太郎たちが古茶阿寺の近くで後ろからやけに色香の立つ声をかけられた。
百合丸たちが振り向くと民家二軒ほど離れた辻から菊花が微笑みながら手を振っていた。
「おぉ、菊花殿であったか。外で会うとあれでござるな、なぜ拙者たちが遊女に声をかけられたのかと、つい身構えてしまうでござるな」
「ひどいわねぇ」
そう言って笑う菊花は胸をたゆんたゆんと揺らしながら四人の方に近づいて来た。
「うむむ……外での菊姐さん、お色気妖怪、なの。家の中ではそう感じないのに。原因は不明、なの」
「あれではないのか? 家の中では座っておることが多いが外では普通に歩くから、歩いた弾みで巨大な乳がポヨンポヨンとするからじゃろう」
少女たちがやや嫉妬の混じった目で菊花を眺めながら冷静に分析している一方で、フンスフンスと鼻息を荒くしている思春期真っ盛りの少年がいる。
「な、なんだい。あのおっぱ、いや、あの色っぽいお姉さんは。あんたらの知り合いかい?」
「我らが猫柳家の裏の支配者、通い女中の菊花殿でござるよ」
「菊花? もしやかわら版の乳番付でずっと東の横綱になっておる『乳弁天』の菊花さん!?」
「むむ? 菊花殿は『乳弁天』と呼ばれているのでござるか」
「いやぁねぇウリ丸ちゃんたら。面と向かってそんなことは言わないでよ、恥ずかしいわ」
皆の前に来て立ち止まる菊花。恥ずかしそうに頬に手をあてているその姿が無駄に色っぽくて、凶悪とも言える色香に中てられた通りすがりの男たちが思わず前屈みになっている。若い僧が多くて町の人たちからは『元気で暑苦しい若僧どもの巣』と言われている古茶阿寺の坊さんたちなんかは、ある部分が元気になり過ぎて苦しそうに蹲っていた。
「あなたが猫探しをしている青太郎さん? 話は昨晩聞いたわ。私は菊花、ウリ丸ちゃんたちと仲良くしてあげてね」
「そ、それはもう!」
青太郎は目を菊花の胸に張り付かせたまま、まるで激流の下に置いた鹿威しのようにカコンカコンと何度も頷いた。ただし頷いている間も視線はずっと胸に釘付けになっている。
胸を見られることに慣れている菊花は青太郎の視線を特に不快に思うことも無くゆっくりと青太郎を見つめて、その後に猫柳家の三人娘を見比べた。
そして――、
「あなた達、この子を虐めちゃだめよ?」
真面目な表情で百合丸たちに注意した。
「へ? なんで拙者たちの方に言うでござるか」
「霧たち、か弱い女の子。注意するなら年上で男の子のあっち、なの」
「まったくじゃ。心外じゃのう」
不平を鳴らす三人とは対照的に青太郎は「おぉ、乳だけではなくて度量も大きいのだな、さすが『乳弁天』の菊花さんだよ」と感動している。
けれど青太郎は知らなかった。いつも微笑んでいる物腰の柔らかい菊花がなぜ『乳菩薩』と呼ばれずに『乳弁天』と呼ばれるようになっているのかを。
母のように慈悲深い菩薩と違って、弁天という女神は気性が荒くてけっこう怖い女神なのである。
菊花は、さっきから無遠慮に胸ばかり凝視している青太郎をちらりと横目に見ると、
「この子に注意? ふふっ、そんな必要はないでしょ?」
菊花は二つ名の弁天らしく辛辣な言葉を笑顔のまま吐き出し始めた。
「だって、あなた達を海の生き物に例えるとしたら、鯛とか鮪とか鰹よ。そしてこの子はせいぜい小エビ。こんなにもはっきりと食べる側と食べられる側に分かれていたらどっちに注意をするかなんて悩むまでもないでしょ。というか、もう食べ物を買わせたの?」
菊花は百合丸たちが持っているおにぎりの包みを見て目をきゅっと細める。
「だめよ、そういうのはもうちょっと仲良くなってからになさい」
「ち、違うでござる。これは青太郎が自主的に……って、こんな風に言ったら本当に虐めっ子の言い訳みたいに聞こえて、なんだか嫌でござるな」
「でも今回は本当。霧たちまだ何も要求してない、なの」
「おぬしら、もうちょっと仲良くなってからにしろだとか。今回は本当だとか。まだ何もとか。会話の内容にいちいち引っかかるところがあるのじゃが、普段からいったい何をやっておるのじゃ……」
若干引き気味な愛姫にそんなツッコミを入れられて、色々と思い当たる節のある百合丸たちは何も聞こえなかったフリをして聞き流した。
「とにかく、こんな小エビみたいな子にキツいことしちゃだめですよ。わかりましたか?」
渋々と「分かった、なの」「元々そんなつもりはないでござるが了承した」と二人が頷いている横で青太郎が愕然とした顔で「小エビ? え? 私は小エビなのかい?」と独り言を呟いていた。
猫探しの四人と合流した菊花は、向かう方向が同じと言うことでその後もしばらく彼女らに付き添って歩いた。
「そういえば、梵貞寺のほうはもう見て来たの? 殿が昨日あれした寺のほう」
「一番に見て来たでござるが、怪しいところは無かったでござる」
「あら、残念だったわね」
「そういえば、なぜ梵貞寺の僧らはあんなピチピチの小さな服を着ているんだろうね?」
「開祖のお坊さんが編み出した精神修行だと聞いたことがあるでござるよ」
「どんな精神が鍛えられるのかは不明、なの」
「あんな服を着ることが修行になるのかい?」
「拙者が聞いた話では、昔々、あの寺の開祖の坊さんが新しい修行方法を模索していたある日、小さな袋の中に無理やり体を入れて抜けなくなったらしいでござるよ。で、ピッチピチに体が拘束されている状態がいかにも非日常的で、開祖の坊さんはそれで新しい世界を発見したらしいでござる」
「ピチピチの服を着て新しい世界に目覚めるのかぁ……。あまり知りたくはない感覚だなぁ」
青太郎たちが梵貞寺の話で盛り上がっているところ、愛姫はさりげなく歩みを遅くして三人から離れると、後ろについてきていた菊花にそっと体を寄せた。
「ずっと尾行していたお主がわざわざ姿を見せたということは、母上から何か知らせがあったのか?」
「はい。上様が姫様を心配するあまり自ら出馬すると言い始めたのでそろそろ潮時かと。今晩にも大奥から迎えの駕籠を向かわせるそうです」
「なんじゃ。たった二泊三日で妾の城下町見物の旅は終わりか。名残惜しいのぅ」
「またいつでもいらして下さい姫様。けれど、今度は上様の許しを得て来てくださいませね。ああ見えて私どもの主は気が小そぉございますから」
「そうじゃな。次からはそうしよう」
クスクスと笑う二人はまだ愛姫が無難に大奥へと帰れるものだと信じていた。
0
あなたにおすすめの小説
If太平洋戦争 日本が懸命な判断をしていたら
みにみ
歴史・時代
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら?
国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…分水嶺で下された「if」の決断。
破滅回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦を描く架空戦記。
現在1945年中盤まで執筆
アブナイお殿様-月野家江戸屋敷騒動顛末-(R15版)
三矢由巳
歴史・時代
時は江戸、老中水野忠邦が失脚した頃のこと。
佳穂(かほ)は江戸の望月藩月野家上屋敷の奥方様に仕える中臈。
幼い頃に会った千代という少女に憧れ、奥での一生奉公を望んでいた。
ところが、若殿様が急死し事態は一変、分家から養子に入った慶温(よしはる)こと又四郎に侍ることに。
又四郎はずっと前にも会ったことがあると言うが、佳穂には心当たりがない。
海外の事情や英吉利語を教える又四郎に翻弄されるも、惹かれていく佳穂。
一方、二人の周辺では次々に不可解な事件が起きる。
事件の真相を追うのは又四郎や屋敷の人々、そしてスタンダードプードルのシロ。
果たして、佳穂は又四郎と結ばれるのか。
シロの鼻が真実を追い詰める!
別サイトで発表した作品のR15版です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
対ソ戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
1940年、遂に欧州で第二次世界大戦がはじまります。
前作『対米戦、準備せよ!』で、中国での戦いを避けることができ、米国とも良好な経済関係を築くことに成功した日本にもやがて暗い影が押し寄せてきます。
未来の日本から来たという柳生、結城の2人によって1944年のサイパン戦後から1934年の日本に戻った大本営の特例を受けた柏原少佐は再びこの日本の危機を回避させることができるのでしょうか!?
小説家になろうでは、前作『対米戦、準備せよ!』のタイトルのまま先行配信中です!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
本所深川幕末事件帖ー異国もあやかしもなんでもござれ!ー
鋼雅 暁
歴史・時代
異国の気配が少しずつ忍び寄る 江戸の町に、一風変わった二人組があった。
一人は、本所深川一帯を取り仕切っているやくざ「衣笠組」の親分・太一郎。酒と甘味が大好物な、縦にも横にも大きいお人よし。
そしてもう一人は、貧乏御家人の次男坊・佐々木英次郎。 精悍な顔立ちで好奇心旺盛な剣術遣いである。
太一郎が佐々木家に持ち込んだ事件に英次郎が巻き込まれたり、英次郎が太一郎を巻き込んだり、二人の日常はそれなりに忙しい。
剣術、人情、あやかし、異国、そしてちょっと美味しい連作短編集です。
※話タイトルが『異国の風』『甘味の鬼』『動く屍』は過去に同人誌『日本史C』『日本史D(伝奇)』『日本史Z(ゾンビ)』に収録(現在は頒布終了)されたものを改題・大幅加筆修正しています。
※他サイトにも掲載中です。
※予約投稿です
改造空母機動艦隊
蒼 飛雲
歴史・時代
兵棋演習の結果、洋上航空戦における空母の大量損耗は避け得ないと悟った帝国海軍は高価な正規空母の新造をあきらめ、旧式戦艦や特務艦を改造することで数を揃える方向に舵を切る。
そして、昭和一六年一二月。
日本の前途に暗雲が立ち込める中、祖国防衛のために改造空母艦隊は出撃する。
「瑞鳳」「祥鳳」「龍鳳」が、さらに「千歳」「千代田」「瑞穂」がその数を頼みに太平洋艦隊を迎え撃つ。
天竜川で逢いましょう 〜日本史教師が石田三成とか無理なので平和な世界を目指します〜
岩 大志
歴史・時代
ごくありふれた高校教師津久見裕太は、ひょんなことから頭を打ち、気を失う。
けたたましい轟音に気付き目を覚ますと多数の軍旗。
髭もじゃの男に「いよいよですな。」と、言われ混乱する津久見。
戦国時代の大きな分かれ道のド真ん中に転生した津久見はどうするのか!!???
そもそも現代人が生首とか無理なので、平和な世の中を目指そうと思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる