拾った狼が絶倫の聖獣だった。

かるぼん

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狼拾いました。

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「俺は狼族の王であり、聖獣でもある。」
「…聖獣?」
「そうだ。
聖獣は穢れを浄化する力を持つ。
穢れがあればそうと分かるし、それを清めることができる。
それが聖なる獣。
だからリト、お前に毒があることも分かったし、長い年月毒を体内に取り込んでいたことも分かる。」
ここまで聞いて、僕はうつむいてしまった。
「……。
すごいね、その通りだよ。
聖獣でおとぎ話にしか存在しないと思ってた。
あ、で、でも、それとさっきのことは一体何の関係が…」
そう問いただすとウォルはふっと笑った。
「浄化の方法だ。
穢れの浄化には聖なる者の体液を穢れに取り込ませる必要がある。
体液ならなんでもいいぞ。
血液でも汗でも涙でも唾液でも。
ああ、ちなみ一番効果が高いのは子孫を残すこともできる“あれ”だな。」
それを聞いて僕は顔が真っ赤になったのが分かった。
「な、なに言って…」
僕は顔を背けてうつむいた。
顔あっつ。
なにせ目の前の男は全裸なのだ。
突然、彼を直視できなくなった。
(狼には羞恥心ってものはないのか?)
もんもんと考えていると。
「試してみるか?」
ウォルに顎を掴まれ、目を合わせられる。
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