35 / 73
装備調達
しおりを挟む
「ふうー危なかったなぁ」
「いや何がだよ?だいたい騒ぎに首突っ込んだのはゼニだろ?てかそんなに焦る事なのか?」
ギルドで騒ぎを起こした張本人達はギルドを飛び出した後は方々に散って行った。それもまぁえらい速さで。それから察するに、冒険者にとってギルドで騒ぎを起こすと言うのは、と言うよりもギルドマスターに目をつけられるのがとんでもなくまずいんだろう。
オレとゼニもしばらく走って十分にギルドから離れてからゆっくり歩き出した。
「そりゃあよぉ、まずいっての。ギルドマスターから処罰の必要ありって言われちまったら、ギルドから永久追放だけじゃ済まねぇって話だぜ?事によってはギルドの人間自ら処刑に来るって話もある。まあ言ってみれば世界中に広がっためちゃくちゃデカい組織って訳だからな」
「さすがにギルドの中でケンカしたってぐらいでは処刑されない……よな?」
「まぁ……そうだろな。でもよぉ、冒険者ギルドに登録する奴なんて腕っぷしで金稼いでる様な奴らばっかりだろ?それが永久追放されただけでも食いっぱぐれちまうよ。そりゃー焦るだろ」
「確かに……」
あの牛の獣人は脳筋丸出しだったもんな。
「とにかくだ、まぁあれぐらいなら大目に見てもらえるだろ。で、夢中になって走ってたらこんなとこまで来ちまってたな。丁度いいっちゃ丁度いいな、せっかく金が手に入ったんだ、装備を整えようぜ」
装備?ゼニに言われて周りを見渡して見る。すると確かにこの辺りは商店が多いし冒険者風の客も多い。いくつか同じ看板が軒先にかかっている店がある。雰囲気としてはギルドの入口にあった看板と同系統の様だ。
「あぁ、あれか?ありゃー武器屋の看板だ。んであっちが道具屋、で、向こうのが同じ道具屋でもテントや料理道具や日用品なんかが売ってる店。このにはねぇが変わったとこだと治療院や移動用の魔獣屋なんてのもある」
「んじゃあそれぞれに決まったデザインの看板を出してるのか?」
「そういうこった。国や地域によって多少の違いがあるって話だが、だいたい同じような絵が書いてあるな。だから遠くへ旅に出たとしても、迷う事無く買い物が出来るって訳だ。便利だろ?」
確かに便利だ。これなら言葉が通じなくてもどの店が何を売ってるかは分かるな。ていうかこの世界にも別の言葉を使う国があるのか?
「てことでよぉ!オレはさっそく武器屋を覗きてぇぜ!せっかくだからお前もついてこいよ!」
言うなり駆け出すゼニ。子供か。返事も聞かずに走っていくゼニを早足で追いかける。まずはコインと紙幣が描かれた看板の店に入るそうだ。そこは換金所、聞いた所銀行、と言うよりATMみたいな場所らしい。クラウドを使ったカードからお金を出し入れ出来るそうだ。つまりクラウドを使ったカードならどのギルドでも利用出来る。盗賊ギルドなんて言う非公式なギルド相手にも商売してるそうだ。
換金所は中に入るととても狭い。入ってすぐ目の前にカウンターがあり、カウンターの向こうに受け付けのおじさん。で、こちら側とおじさん側の間にはガラスの仕切りがあって、真ん中の下の部分が空いていて、そこからお金の受け渡しなんかをするんだろう。見た目はパチンコ屋の換金所みたいな感じだな?パチンコ屋の方は実物は見た事無いんだけど。でも非公式なギルドも相手にするのにガラスの仕切りなんかで大丈夫なのか?と思ったが、どうやらこのガラスは特別で、魔法にも物理攻撃にも耐えられる特殊な物らしい。そう簡単には壊せないそうだ。
オレたちはおじさんの差し出す端末にカードをかざし降ろしたい金額を端末に打ち込む。後はおじさんが紙幣を渡してくれて終了だ。お金を受け取りさっさと換金所を出る。
換金所を出るとまた子供の様に走り出したゼニは1番手前にあった、盾とその前に2本の剣が交差している絵の看板の店に入った。分かりやすくそこは武器屋なのだろう。
ゼニを追いかけ店内へ入る。予想通り中には何本もの剣や斧、槍なんかが壁にかかっている。正直素人のオレには違いがよく分からないが、それぞれ微妙に形が違ったり、色目が違ったりしている。中には明らかに魔物の素材を使用して作られたんだなって分かる物もある。
分からないなりにも色々見て回ると、他よりもふた周り程も小さい剣がポツンと壁にかかっていた。
「ふーん、これはなんか特別なのかな?……って500万エル!?」
たっかい!高いよこれ!え!ていうか魔獣の素材売ったお金っていくらなの!?そういや聞いてないけど!?
「ゼ、ゼニ、お前いくら持ってんだよ……?」
ニヤニヤしながら剣を眺めているゼニに小声で聞く。
「あぁ?そりゃー手持ちなんてほとんど無かったから、さっき素材売って手に入った120万エルだよ?おんなじ金額がお前のカードの中にも入ってるぞ?」
「120万?結構な額……なんだよな?」
「まあなぁ。だから旅に必要な物と数日分の宿代で20万エルってとこだから、50万ぐらいの武器を2本買おうかと思ってな!お前のおかげでいくら壊れても武器は2本でいいからな!ありがてぇなぁ!」
「ん?じゃあお前、武器しか買わないのか?防具とかは?」
「そんなん今持ってんのでも大丈夫だ!トウゴ、戦いは攻撃だぞ!殺られる前に殺れだ!」
攻撃全振りかよ。お前サムライか?ゼニがそれでいいって言うならそれでいいか。
とりあえずウキウキで武器を見てるゼニはほっといて、せっかくだからオレも色々見てみよう。さすがにこんな店、前の世界には無かったからな。とは言うものの、どれを見ても今のオレに扱える気がしない。単純に重た過ぎる。さらに剣の心得なんて全く無いから、どうやって扱ったらいいかも分からない。
「こりゃあー武器はパスだなぁ」
てことで防具のコーナーへ。いやちょっと、誰がこんな鉄の塊みたいな鎧着て歩けるんだよ?あ、でも王国騎士団とか言う人達はこんなん着てたな?改めてすげぇな。
でも良く考えたら、オレって何も防具を着ていないよな?紙装甲どころかただの村人レベルだな。
「防具をお探しですか?」
ゴツイ鉄鎧を見ながら首を傾げていたら店員らしきおじさんに話しかけられた。
「え、ええまあ。と言っても何がいいのか全然分からなくて……。今まで旅に出た事すら無いので、どんな物が自分に合っているか分からなくって」
「なるほど……見たところ冒険者という感じでも無さそうですが、商人志望ですかな?」
「あ、いえ、実はついさっき冒険者登録を済ませたばかりで……。一応冒険者って事になってます」
「これは失礼!そうでしたか。では防具を揃えるのも初めてですかな?」
「そうなんです。だからどうしたものかと……」
「では私がある程度見繕いましょう。そうですね……重さや形について何か希望はありますか?」
希望?うーん……。そうだなぁ。
「お恥ずかしながらあまり体力も筋力も自信がなくて……。重たいのは無理ですね。後は一応これでもグラップラーで登録してるぐらいなので、出来れば動きを阻害しない様な物の方がいいかな?」
「ふんふん、なるほど……」
おじさんはしばらくオレを眺めながら、あごに手を当てて考え込んでいる。
「そうですね、では岩トカゲの皮で作られた革鎧なんていかがでしょう?冒険者登録をされたばかりという事は、まずは薬草採取や簡単な素材の納品当たりからですか?それならこれで十分かと思いますよ」
おじさんが見せてくれたのは革鎧。岩トカゲっていうのが何なのかは分からないが、軽い代わりに防御力は低そう。必要最低限の部分を守る様な形をしている。でも確かにこれなら動きやすそうだ。そして何よりお値段が5万エル。良心的だ。このおじさん親切なんだな。
「これ良さそうですね、これにします。あ、あと盾って置いてますか?」
「盾?ありますとも。ではこちらへどうぞ」
革鎧を手におじさんが盾のコーナーへ案内してくれる。
「グラップラーなのに盾ですか?」
「まぁーそうですね。変わってますか?」
「いやいや!まあ……あまりいらっしゃいませんが……。盾は重さも重要ですからぜひお手に取ってみてください」
色々あるなぁ……。重さも材質も色々。その中でも1つの丸い盾に目が止まった。
「それですか?それはこの国の王国騎士団が使用する盾を模倣して作られた物です。もちろん材質は段違いですがね。それとさすがに王国騎士団のシンボルである五芒星は描かれていませんが。それでも中々に良い品ですよ」
言われて手に取ってみる。割とズッシリとしているが持てなくは無い。何よりコドクグモとの戦いを思い出していた。あの時は四角い盾だったけど、フリスビーの様に投げ飛ばすといい威力だったのを思い出した。これならもっと真っ直ぐ飛びそうだ。
「盾、これいただきます。いくらですか?」
「ありがとうございます。王国騎士団と同じ形と言ってもさすがに安物ですよ、そこはご勘弁ください。それだけにお値段も10万エルとなっています」
まあ安物と言えば安物なんだろう。でもこれが良さそうだ。
「じゃあこれもお願いします」
「毎度ありがとうございます。後はよろしいですか?よろしければ包んで参りますので、お連れ様も決まりましたらカウンターまでお越しください。それまでにまだ欲しい物が見つかれば一緒にお持ちください」
おじさんはぺこりと頭を下げてカウンターの向こうに消えた。
「いんやぁー!迷うなあ!迷っちまうなぁ!」
声がデカいよゼニ……。恥ずかしいだろ……。
「いや何がだよ?だいたい騒ぎに首突っ込んだのはゼニだろ?てかそんなに焦る事なのか?」
ギルドで騒ぎを起こした張本人達はギルドを飛び出した後は方々に散って行った。それもまぁえらい速さで。それから察するに、冒険者にとってギルドで騒ぎを起こすと言うのは、と言うよりもギルドマスターに目をつけられるのがとんでもなくまずいんだろう。
オレとゼニもしばらく走って十分にギルドから離れてからゆっくり歩き出した。
「そりゃあよぉ、まずいっての。ギルドマスターから処罰の必要ありって言われちまったら、ギルドから永久追放だけじゃ済まねぇって話だぜ?事によってはギルドの人間自ら処刑に来るって話もある。まあ言ってみれば世界中に広がっためちゃくちゃデカい組織って訳だからな」
「さすがにギルドの中でケンカしたってぐらいでは処刑されない……よな?」
「まぁ……そうだろな。でもよぉ、冒険者ギルドに登録する奴なんて腕っぷしで金稼いでる様な奴らばっかりだろ?それが永久追放されただけでも食いっぱぐれちまうよ。そりゃー焦るだろ」
「確かに……」
あの牛の獣人は脳筋丸出しだったもんな。
「とにかくだ、まぁあれぐらいなら大目に見てもらえるだろ。で、夢中になって走ってたらこんなとこまで来ちまってたな。丁度いいっちゃ丁度いいな、せっかく金が手に入ったんだ、装備を整えようぜ」
装備?ゼニに言われて周りを見渡して見る。すると確かにこの辺りは商店が多いし冒険者風の客も多い。いくつか同じ看板が軒先にかかっている店がある。雰囲気としてはギルドの入口にあった看板と同系統の様だ。
「あぁ、あれか?ありゃー武器屋の看板だ。んであっちが道具屋、で、向こうのが同じ道具屋でもテントや料理道具や日用品なんかが売ってる店。このにはねぇが変わったとこだと治療院や移動用の魔獣屋なんてのもある」
「んじゃあそれぞれに決まったデザインの看板を出してるのか?」
「そういうこった。国や地域によって多少の違いがあるって話だが、だいたい同じような絵が書いてあるな。だから遠くへ旅に出たとしても、迷う事無く買い物が出来るって訳だ。便利だろ?」
確かに便利だ。これなら言葉が通じなくてもどの店が何を売ってるかは分かるな。ていうかこの世界にも別の言葉を使う国があるのか?
「てことでよぉ!オレはさっそく武器屋を覗きてぇぜ!せっかくだからお前もついてこいよ!」
言うなり駆け出すゼニ。子供か。返事も聞かずに走っていくゼニを早足で追いかける。まずはコインと紙幣が描かれた看板の店に入るそうだ。そこは換金所、聞いた所銀行、と言うよりATMみたいな場所らしい。クラウドを使ったカードからお金を出し入れ出来るそうだ。つまりクラウドを使ったカードならどのギルドでも利用出来る。盗賊ギルドなんて言う非公式なギルド相手にも商売してるそうだ。
換金所は中に入るととても狭い。入ってすぐ目の前にカウンターがあり、カウンターの向こうに受け付けのおじさん。で、こちら側とおじさん側の間にはガラスの仕切りがあって、真ん中の下の部分が空いていて、そこからお金の受け渡しなんかをするんだろう。見た目はパチンコ屋の換金所みたいな感じだな?パチンコ屋の方は実物は見た事無いんだけど。でも非公式なギルドも相手にするのにガラスの仕切りなんかで大丈夫なのか?と思ったが、どうやらこのガラスは特別で、魔法にも物理攻撃にも耐えられる特殊な物らしい。そう簡単には壊せないそうだ。
オレたちはおじさんの差し出す端末にカードをかざし降ろしたい金額を端末に打ち込む。後はおじさんが紙幣を渡してくれて終了だ。お金を受け取りさっさと換金所を出る。
換金所を出るとまた子供の様に走り出したゼニは1番手前にあった、盾とその前に2本の剣が交差している絵の看板の店に入った。分かりやすくそこは武器屋なのだろう。
ゼニを追いかけ店内へ入る。予想通り中には何本もの剣や斧、槍なんかが壁にかかっている。正直素人のオレには違いがよく分からないが、それぞれ微妙に形が違ったり、色目が違ったりしている。中には明らかに魔物の素材を使用して作られたんだなって分かる物もある。
分からないなりにも色々見て回ると、他よりもふた周り程も小さい剣がポツンと壁にかかっていた。
「ふーん、これはなんか特別なのかな?……って500万エル!?」
たっかい!高いよこれ!え!ていうか魔獣の素材売ったお金っていくらなの!?そういや聞いてないけど!?
「ゼ、ゼニ、お前いくら持ってんだよ……?」
ニヤニヤしながら剣を眺めているゼニに小声で聞く。
「あぁ?そりゃー手持ちなんてほとんど無かったから、さっき素材売って手に入った120万エルだよ?おんなじ金額がお前のカードの中にも入ってるぞ?」
「120万?結構な額……なんだよな?」
「まあなぁ。だから旅に必要な物と数日分の宿代で20万エルってとこだから、50万ぐらいの武器を2本買おうかと思ってな!お前のおかげでいくら壊れても武器は2本でいいからな!ありがてぇなぁ!」
「ん?じゃあお前、武器しか買わないのか?防具とかは?」
「そんなん今持ってんのでも大丈夫だ!トウゴ、戦いは攻撃だぞ!殺られる前に殺れだ!」
攻撃全振りかよ。お前サムライか?ゼニがそれでいいって言うならそれでいいか。
とりあえずウキウキで武器を見てるゼニはほっといて、せっかくだからオレも色々見てみよう。さすがにこんな店、前の世界には無かったからな。とは言うものの、どれを見ても今のオレに扱える気がしない。単純に重た過ぎる。さらに剣の心得なんて全く無いから、どうやって扱ったらいいかも分からない。
「こりゃあー武器はパスだなぁ」
てことで防具のコーナーへ。いやちょっと、誰がこんな鉄の塊みたいな鎧着て歩けるんだよ?あ、でも王国騎士団とか言う人達はこんなん着てたな?改めてすげぇな。
でも良く考えたら、オレって何も防具を着ていないよな?紙装甲どころかただの村人レベルだな。
「防具をお探しですか?」
ゴツイ鉄鎧を見ながら首を傾げていたら店員らしきおじさんに話しかけられた。
「え、ええまあ。と言っても何がいいのか全然分からなくて……。今まで旅に出た事すら無いので、どんな物が自分に合っているか分からなくって」
「なるほど……見たところ冒険者という感じでも無さそうですが、商人志望ですかな?」
「あ、いえ、実はついさっき冒険者登録を済ませたばかりで……。一応冒険者って事になってます」
「これは失礼!そうでしたか。では防具を揃えるのも初めてですかな?」
「そうなんです。だからどうしたものかと……」
「では私がある程度見繕いましょう。そうですね……重さや形について何か希望はありますか?」
希望?うーん……。そうだなぁ。
「お恥ずかしながらあまり体力も筋力も自信がなくて……。重たいのは無理ですね。後は一応これでもグラップラーで登録してるぐらいなので、出来れば動きを阻害しない様な物の方がいいかな?」
「ふんふん、なるほど……」
おじさんはしばらくオレを眺めながら、あごに手を当てて考え込んでいる。
「そうですね、では岩トカゲの皮で作られた革鎧なんていかがでしょう?冒険者登録をされたばかりという事は、まずは薬草採取や簡単な素材の納品当たりからですか?それならこれで十分かと思いますよ」
おじさんが見せてくれたのは革鎧。岩トカゲっていうのが何なのかは分からないが、軽い代わりに防御力は低そう。必要最低限の部分を守る様な形をしている。でも確かにこれなら動きやすそうだ。そして何よりお値段が5万エル。良心的だ。このおじさん親切なんだな。
「これ良さそうですね、これにします。あ、あと盾って置いてますか?」
「盾?ありますとも。ではこちらへどうぞ」
革鎧を手におじさんが盾のコーナーへ案内してくれる。
「グラップラーなのに盾ですか?」
「まぁーそうですね。変わってますか?」
「いやいや!まあ……あまりいらっしゃいませんが……。盾は重さも重要ですからぜひお手に取ってみてください」
色々あるなぁ……。重さも材質も色々。その中でも1つの丸い盾に目が止まった。
「それですか?それはこの国の王国騎士団が使用する盾を模倣して作られた物です。もちろん材質は段違いですがね。それとさすがに王国騎士団のシンボルである五芒星は描かれていませんが。それでも中々に良い品ですよ」
言われて手に取ってみる。割とズッシリとしているが持てなくは無い。何よりコドクグモとの戦いを思い出していた。あの時は四角い盾だったけど、フリスビーの様に投げ飛ばすといい威力だったのを思い出した。これならもっと真っ直ぐ飛びそうだ。
「盾、これいただきます。いくらですか?」
「ありがとうございます。王国騎士団と同じ形と言ってもさすがに安物ですよ、そこはご勘弁ください。それだけにお値段も10万エルとなっています」
まあ安物と言えば安物なんだろう。でもこれが良さそうだ。
「じゃあこれもお願いします」
「毎度ありがとうございます。後はよろしいですか?よろしければ包んで参りますので、お連れ様も決まりましたらカウンターまでお越しください。それまでにまだ欲しい物が見つかれば一緒にお持ちください」
おじさんはぺこりと頭を下げてカウンターの向こうに消えた。
「いんやぁー!迷うなあ!迷っちまうなぁ!」
声がデカいよゼニ……。恥ずかしいだろ……。
86
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
転生先は上位貴族で土属性のスキルを手に入れ雑魚扱いだったものの職業は最強だった英雄異世界転生譚
熊虎屋
ファンタジー
現世で一度死んでしまったバスケットボール最強中学生の主人公「神崎 凪」は異世界転生をして上位貴族となったが魔法が土属性というハズレ属性に。
しかし職業は最強!?
自分なりの生活を楽しもうとするがいつの間にか世界の英雄に!?
ハズレ属性と最強の職業で英雄となった異世界転生譚。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
転生特典〈無限スキルポイント〉で無制限にスキルを取得して異世界無双!?
スピカ・メロディアス
ファンタジー
目が覚めたら展開にいた主人公・凸守優斗。
女神様に死後の案内をしてもらえるということで思春期男子高生夢のチートを貰って異世界転生!と思ったものの強すぎるチートはもらえない!?
ならば程々のチートをうまく使って夢にまで見た異世界ライフを楽しもうではないか!
これは、只人の少年が繰り広げる異世界物語である。
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる