3 / 73
村へ
しおりを挟む
「このリュック背負い安いなぁ。この世界にもこんなにいい物があるんだなぁ」
さっき拾ったリュックはとても背負い安い。なんて言うの?ぴったりフィットして無駄に揺れる事も無く快適だ。あのアホと別れてからまたあてもなく歩いていた。とても天気がいい。するとまたしても遠くの方から何やら声がする。声のする方に意識を集中すると、どうやらそこそこの速度で移動している様だ。そしてこれは悲鳴に近いかな?たぶん男の人の叫び声だ。どうやら助けを求めている様にも聞こえる。とりあえず様子を見に行こう。
声のする方に向かって走って行く。いやそれにしてもこのリュック、走っても全然邪魔にならないじゃないか。素晴らしすぎる。で、すぐに叫び声の主の姿が見えた。どうやら何かに追われているっぽい。青年風の男の人がオレの視界の左から右に駆け抜けて行く。その人の後ろをイノシシの様な生き物が追いかけている。にしてもデカイな.......しかも額に1本の角が生えてる。ありゃあイノシシじゃないな.......。
あ、やばそう。岩山にぶち当たり行き止まりになった。男の人は大きな岩に手を付き、恐る恐るゆっくりと振り返る。その視線の先には後ろ足で地面を蹴って威嚇する化け物イノシシが。
次の瞬間、化け物イノシシが角を突き出し突進した。たまらず男の人は右に飛び退きギリギリで突進を躱す。やるな。
渾身の突進を躱された化け物イノシシは止まることなく男の人の後ろにあった大きな岩に角を突き刺す。するとあの軽自動車程もあろうかという大きな岩がいくつかの破片になって砕けた。
男の人は尻もちをついたまま後ずさる。化け物イノシシはゆっくりと男の人に向き直りまた前傾姿勢を取る。
「うわああああ!」
男の人は飛び上がり後ろに向かって全力疾走。しかし無情にもその数十メートル先にも大きな岩が立ち塞がっていた。
男の人は立ち塞がる岩に手を付き力なく地面にへたりこんでいた。そしてゆっくり近づいていた化け物イノシシはまた地面を蹴る。
これは相当やばいな。オレは駆け出し化け物イノシシが砕いた岩の小さな欠片を拾う。
「たぶんうまく行くよな?」
『修復』
オレはその欠片を空に向かって思いっきり投げた。よし、狙い通り。
化け物イノシシが地面を蹴るのをピタリとやめ、一気に突進する。
「うわあああああああ!!!」
男の人は腰が抜けた様にその場にへたりこんだまま叫ぶ。
化け物イノシシが男の人の目の前1メートルに迫った時、上から大きな岩が落ちてきて化け物イノシシを押し潰した。
「え.......ええぇ.......?」
よっしゃ!上手くいった!男の人はめっちゃびっくりしてるけど。オレの思った通りだ。この修復のスキルはどこを起点に修復するかをオレが決める事が出来るんだ。つまり今のは上に投げた岩の欠片に向かって他の欠片が直りに行く、そうやって力を込めた。結果小さな欠片目掛けて大きな破片が移動、上空で元の岩に修復、その岩の重量が投げた慣性の力を上回り落下。化け物イノシシを押し潰したと言うわけだ。
「大丈夫ですか?」
オレは呆気に取られている男の人に駆け寄り声を掛ける。
「あ.......いや、うん、大丈夫。でももしかしてこれは君が.......?」
「まぁ.......そうですね。話すと長いですが」
「そ、そうなんだ。とにかく助かったよ!ありがとう!いやぁ~もうダメかと思ったよ!」
良かった。怪我も何もしてなさそうだ。
「しかしまさかホーンボアに出くわすとは思わなかったよ.......死ぬかと思った.......」
ホーンボア?
「こいつ、ホーンボアって言うんですか?」
「え?そうだよ?あれ?知らなかったの?この辺でこいつを知らない人はいないと思うよ?見たらすぐに逃げろって子供の頃から教わるからね。君は旅の人なのかな?」
旅って事でも無いんだけど.......。
「まぁそんなとこです。かなり遠くから来たので、この辺りの事は全然分からなくて」
「そうなんだね!じゃあこいつの角や肉が高級品だって事も知らないのかな?すごく高値で取り引きされるんだよ?」
あぁーなるほど、異世界だからモンスターの素材はお金に変えられる訳だ。
「とは言ってもこの角、どうやって取るんですか?肉なんかもどうしていいか分からないですし」
アイテムボックス!心の中で叫んでみたけどそんな便利なスキルはくれてないのかよ。
「そういうのも初めてなんだね?もしかして海沿いの出身なのかな?じゃあ助けてもらったお礼にボクが使えそうな所を解体してあげるよ。それで.......助けてもらった上で厚かましいお願いだとは思うんだけど.......」
なんか神妙な顔になったな。なんだろ?
「このホーンボアの.......肝臓を分けてもらえないだろうか.......?家に帰ったら出来る限りのお金は用意するつもりだから!ほら、ホーンボアの肝臓は滋養強壮の作用があるって話だから.......どうだろう.......?」
「え?全然いいですよ?むしろ解体をお願いするんだし、肝臓ぐらいなら差し上げますよ?」
「え!?差し上げるって!?そんないいよ!こんな高級な物!」
「いやいや、でもそもそもあなたが襲われて無ければオレはこいつと出くわす事も無かった訳ですから。あなたの取り分って事で良くないですか?」
「そ、そう言ってもらえるなら.......。お言葉に甘えてもいいのかい.......?」
なんだ、すごく申し訳無さそうだな。そんなに高いもんなのか?
「いいですよ。これも何かの縁ですしね。むしろ解体お願いします」
「ありがとう!じゃあボクは肝臓だけもらえればいいから、残りの角や肉は君がもらってよ。それにもし良かったら、ボクの村にちょうど今行商人が来ててね、その人が角なんかを買い取ってくれると思うよ?君にもお礼がしたいし、どうだろう?良かったらボクの村に来ないかい?」
なるほど。確かに角と肉なんてもらったってどうしていいか分からないしな。まぁする事も行くとこもない身なんだから、ここはお言葉に甘えよう。
「むしろこちらこそお願いしたいです。オレも今日の晩ご飯すら考えて無かったところですから」
「そうか!それはちょうど良かった!歓迎するよ!ええっと.......そう言えばまだ命の恩人の名前も聞いてなかったね。ボクはトーラ。トーラ・ムーアだよ。君は?」
「えっと、トウゴ。トウゴ・ニシカタです」
「トウゴか!変わった名前だね!よろしくトウゴ!じゃあさっそく解体に取り掛かるね!」
トーラさんは腰に着けていたナイフを取り出しサクサクと解体を始めた。なかなかにショッキングな映像だなぁ.......。でもこの世界ではごく身近な事なんだろう。前世の世界でも実はこれは当たり前に行われてた行為だけれども、オレの目に触れない所で行われていただけなんだろう。特にほとんど外出しない生活をして来たオレにとっては目にしない光景だった。でも本当は必要な事だったんだろうと今は思う。より死が身近な世界、それがこの世界なんだろう。
さっき拾ったリュックはとても背負い安い。なんて言うの?ぴったりフィットして無駄に揺れる事も無く快適だ。あのアホと別れてからまたあてもなく歩いていた。とても天気がいい。するとまたしても遠くの方から何やら声がする。声のする方に意識を集中すると、どうやらそこそこの速度で移動している様だ。そしてこれは悲鳴に近いかな?たぶん男の人の叫び声だ。どうやら助けを求めている様にも聞こえる。とりあえず様子を見に行こう。
声のする方に向かって走って行く。いやそれにしてもこのリュック、走っても全然邪魔にならないじゃないか。素晴らしすぎる。で、すぐに叫び声の主の姿が見えた。どうやら何かに追われているっぽい。青年風の男の人がオレの視界の左から右に駆け抜けて行く。その人の後ろをイノシシの様な生き物が追いかけている。にしてもデカイな.......しかも額に1本の角が生えてる。ありゃあイノシシじゃないな.......。
あ、やばそう。岩山にぶち当たり行き止まりになった。男の人は大きな岩に手を付き、恐る恐るゆっくりと振り返る。その視線の先には後ろ足で地面を蹴って威嚇する化け物イノシシが。
次の瞬間、化け物イノシシが角を突き出し突進した。たまらず男の人は右に飛び退きギリギリで突進を躱す。やるな。
渾身の突進を躱された化け物イノシシは止まることなく男の人の後ろにあった大きな岩に角を突き刺す。するとあの軽自動車程もあろうかという大きな岩がいくつかの破片になって砕けた。
男の人は尻もちをついたまま後ずさる。化け物イノシシはゆっくりと男の人に向き直りまた前傾姿勢を取る。
「うわああああ!」
男の人は飛び上がり後ろに向かって全力疾走。しかし無情にもその数十メートル先にも大きな岩が立ち塞がっていた。
男の人は立ち塞がる岩に手を付き力なく地面にへたりこんでいた。そしてゆっくり近づいていた化け物イノシシはまた地面を蹴る。
これは相当やばいな。オレは駆け出し化け物イノシシが砕いた岩の小さな欠片を拾う。
「たぶんうまく行くよな?」
『修復』
オレはその欠片を空に向かって思いっきり投げた。よし、狙い通り。
化け物イノシシが地面を蹴るのをピタリとやめ、一気に突進する。
「うわあああああああ!!!」
男の人は腰が抜けた様にその場にへたりこんだまま叫ぶ。
化け物イノシシが男の人の目の前1メートルに迫った時、上から大きな岩が落ちてきて化け物イノシシを押し潰した。
「え.......ええぇ.......?」
よっしゃ!上手くいった!男の人はめっちゃびっくりしてるけど。オレの思った通りだ。この修復のスキルはどこを起点に修復するかをオレが決める事が出来るんだ。つまり今のは上に投げた岩の欠片に向かって他の欠片が直りに行く、そうやって力を込めた。結果小さな欠片目掛けて大きな破片が移動、上空で元の岩に修復、その岩の重量が投げた慣性の力を上回り落下。化け物イノシシを押し潰したと言うわけだ。
「大丈夫ですか?」
オレは呆気に取られている男の人に駆け寄り声を掛ける。
「あ.......いや、うん、大丈夫。でももしかしてこれは君が.......?」
「まぁ.......そうですね。話すと長いですが」
「そ、そうなんだ。とにかく助かったよ!ありがとう!いやぁ~もうダメかと思ったよ!」
良かった。怪我も何もしてなさそうだ。
「しかしまさかホーンボアに出くわすとは思わなかったよ.......死ぬかと思った.......」
ホーンボア?
「こいつ、ホーンボアって言うんですか?」
「え?そうだよ?あれ?知らなかったの?この辺でこいつを知らない人はいないと思うよ?見たらすぐに逃げろって子供の頃から教わるからね。君は旅の人なのかな?」
旅って事でも無いんだけど.......。
「まぁそんなとこです。かなり遠くから来たので、この辺りの事は全然分からなくて」
「そうなんだね!じゃあこいつの角や肉が高級品だって事も知らないのかな?すごく高値で取り引きされるんだよ?」
あぁーなるほど、異世界だからモンスターの素材はお金に変えられる訳だ。
「とは言ってもこの角、どうやって取るんですか?肉なんかもどうしていいか分からないですし」
アイテムボックス!心の中で叫んでみたけどそんな便利なスキルはくれてないのかよ。
「そういうのも初めてなんだね?もしかして海沿いの出身なのかな?じゃあ助けてもらったお礼にボクが使えそうな所を解体してあげるよ。それで.......助けてもらった上で厚かましいお願いだとは思うんだけど.......」
なんか神妙な顔になったな。なんだろ?
「このホーンボアの.......肝臓を分けてもらえないだろうか.......?家に帰ったら出来る限りのお金は用意するつもりだから!ほら、ホーンボアの肝臓は滋養強壮の作用があるって話だから.......どうだろう.......?」
「え?全然いいですよ?むしろ解体をお願いするんだし、肝臓ぐらいなら差し上げますよ?」
「え!?差し上げるって!?そんないいよ!こんな高級な物!」
「いやいや、でもそもそもあなたが襲われて無ければオレはこいつと出くわす事も無かった訳ですから。あなたの取り分って事で良くないですか?」
「そ、そう言ってもらえるなら.......。お言葉に甘えてもいいのかい.......?」
なんだ、すごく申し訳無さそうだな。そんなに高いもんなのか?
「いいですよ。これも何かの縁ですしね。むしろ解体お願いします」
「ありがとう!じゃあボクは肝臓だけもらえればいいから、残りの角や肉は君がもらってよ。それにもし良かったら、ボクの村にちょうど今行商人が来ててね、その人が角なんかを買い取ってくれると思うよ?君にもお礼がしたいし、どうだろう?良かったらボクの村に来ないかい?」
なるほど。確かに角と肉なんてもらったってどうしていいか分からないしな。まぁする事も行くとこもない身なんだから、ここはお言葉に甘えよう。
「むしろこちらこそお願いしたいです。オレも今日の晩ご飯すら考えて無かったところですから」
「そうか!それはちょうど良かった!歓迎するよ!ええっと.......そう言えばまだ命の恩人の名前も聞いてなかったね。ボクはトーラ。トーラ・ムーアだよ。君は?」
「えっと、トウゴ。トウゴ・ニシカタです」
「トウゴか!変わった名前だね!よろしくトウゴ!じゃあさっそく解体に取り掛かるね!」
トーラさんは腰に着けていたナイフを取り出しサクサクと解体を始めた。なかなかにショッキングな映像だなぁ.......。でもこの世界ではごく身近な事なんだろう。前世の世界でも実はこれは当たり前に行われてた行為だけれども、オレの目に触れない所で行われていただけなんだろう。特にほとんど外出しない生活をして来たオレにとっては目にしない光景だった。でも本当は必要な事だったんだろうと今は思う。より死が身近な世界、それがこの世界なんだろう。
222
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
転生先は上位貴族で土属性のスキルを手に入れ雑魚扱いだったものの職業は最強だった英雄異世界転生譚
熊虎屋
ファンタジー
現世で一度死んでしまったバスケットボール最強中学生の主人公「神崎 凪」は異世界転生をして上位貴族となったが魔法が土属性というハズレ属性に。
しかし職業は最強!?
自分なりの生活を楽しもうとするがいつの間にか世界の英雄に!?
ハズレ属性と最強の職業で英雄となった異世界転生譚。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
転生特典〈無限スキルポイント〉で無制限にスキルを取得して異世界無双!?
スピカ・メロディアス
ファンタジー
目が覚めたら展開にいた主人公・凸守優斗。
女神様に死後の案内をしてもらえるということで思春期男子高生夢のチートを貰って異世界転生!と思ったものの強すぎるチートはもらえない!?
ならば程々のチートをうまく使って夢にまで見た異世界ライフを楽しもうではないか!
これは、只人の少年が繰り広げる異世界物語である。
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる