【完結】聖女ディアの処刑

三月

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閑話後編/信者絶賛募集中!

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「うっそ~~!!え~~どうしよ~~すっごいうれし~~~ッ!!」

ディアマンティアナの喜びっぷりはすごかった。

両神の元へすぐに飛んで行き、兄弟姉妹神にも友神にも自慢して「よしよし、ディアマンティナよかったね」と褒めてもらった。それくらいの浮かれようだったのだ。

天から、毎日毎日その国を眺めた。

「あ!新しい教会できてる~!わたしのかな?……な~んだ、主神パパの教会か~。主神の教会は世界中にいっぱいあるから、もう建てなくていいのに~」

「王様変わったんだ!あんなに小さかったのに、もうこんなに大きくなっちゃって!人間の成長ってホントに早いな~すごいな~かわいい~」

「この国、もっと人口増えてほしいな。……そうだ!このへんの荒れ地を栄養たっぷりの土壌に変えちゃお!実りが多ければ人も増えるよね!お天気もちょっとだけいじっちゃお!少しくらい贔屓したってバレないバレない」

しかし、この楽しい日課にトラブルが発生した。

「えっ!?た、大変!!この国なくなっちゃうの!?」

下界を眺めたまま居眠りをしていたディアマンティアナは、ガバッと起き上がってそう叫んだ。久しぶりに予知夢を見たのだ。

よだれを拭きながら、国を隅々までチェックする。今はまだ異変なし。

でも、もうすぐホウキ星が落ちてきて、この国はただの穴ぼこになってしまうのだ!

自分を推してくれている貴重な国が滅亡なんて!ダメダメ!そんなのダメ!

「……よ~し!」

ディアマンティアナは立ち上がった。
膝の上からお菓子の欠片がパラパラ落ちていく。

「わたしが助けるから!みんな待っててね!!」


こうして、あらゆる災いはディアマンティアナによって消失させられた。

そして、国への贔屓がいよいよ主神にバレそうになったディアマンティアナは、次の災いをこっそり処理すべく、念願の人間界に降り立った。

すべてはここから始まってしまったのだった。







おしまい
--------------

おつかれさまです!ここまでお読み頂き、まことにありがとうございます!

本編「最後の祝福」のあと、さくっと1話くらいで終わらせる予定だったのですが、人間たちの行く末を細かく書いてみたくなったので、もうちょっと続きます!よかったら最後までお付き合いくださいませ!(*´ω`*)
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