敵の将軍に捉われたのち囲い込まれて愛を知る

ちとせ

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「あっ───っっ、ああ"っ、はなして、くださっ…っ、イった、のにぃ"…っっ」

ぐちゅぐちゅと指で音をさせながら、陰核を這う舌を動かし続ける。

「──っ!!」

チカチカと星が飛びそうなかほどの快感に、フレイスはどうすることもできずにシーツを必死に握りしめる。

「ィくぅぅ!──ッ、ッッ!!」

ビクンビクンと勝手に跳ねる体を抑えられず、なんとか達する時の宣言を言葉にするフレイスにランギールは愛おしさが止まらない。

「このままGスポットもこすってみようか」

「っ!!」

立て続けに今度は中の弱点を責められる。
コリコリと小刻みに動かしたり、グリグリと強く押し込まれたりを繰り返される動きはフレイスには堪らなかった。

(なんか、クる───ッッ)

やめて、という制止を言う余裕すらもなく、未知の感覚がフレイスを襲った。

プシャーッ

大きく体を反らせ、気づいたときには潮を吹いていた。
潮吹きを知らないフレイスには何が起きたか分からず、漏らしてしまったのだと半分パニックになる。

「あっ!?…はぁ…っ、はぁ…っ、ゔゔぅ」

大人になって人前で漏らしてしまうなんて。
フレイスは恥ずかしいやらショッキングやらでぐちゃぐちゃな感情のままに涙を抑えられない。

「ふ…っ、ぅ…っ」

「フレイス!?どうしたのだ?どこか痛かったか?」

慌てたランギールが顔をあげて問うと、フレイスはフルフルと首を横に振る。

「おれ、もらしちゃ…っ、ひっく…」

普段ランギールの前では自分のことを「わたし」と言うフレイスだが、気が動転しており一人称も以前のものになっている。

美しい顔を手で覆って泣いているフレイスに、ランギールはなんて清らかなんだ!と感動すら覚えた。

「フレイス、これは潮吹きと言ってお漏らしじゃないから安心して。ほら、においとかも全くないだろう?」

顔を覆っている手を外してキスをしながら説明する。
優しい口調で説明しながらも未知の恐怖に震えるフレイスをランギールは内心舌なめずりしながら見ていた。

「これからいっぱい経験するから、慣れていこうね。もちろん男性の体でも経験させてあげるからね」

「…!?や、…っ、むり、です…っ」

両手を絡み取られたままフルフルと首を横に振るが、ランギールがそんなので許してくれるはずもなく。

「かわいいなぁ。もう一度やってみようか」

そういうとギョッとしているフレイスをよそにランギールはまた動き始める。

「やぁっ…ぃゃ…、も…っ、あああッ」

フレイスの抵抗を簡単にねじ伏せ、Gスポットを指で責める。

陰核で何度もイった体は中もより感じやすく、イきやすくなっている。
ランギールはそれをわかっていて潮を吹くことをフレイスの体に慣れさせようとしているのだ。

「──ッッ!…ああッ、や、…んゔぅ…っ」

潮を吹くところをよく見ようと、今度はクリトリスと中を指で責めるランギール。
陰核を指でグリグリと押し付けながら中はGスポットを的確に責める。

「あッ!!ゃっ、ゃ…っ、…ん"ッ」

(また、クる…!キちゃう…っ)

「ん"ん"っっ!!」

プシャッ

今度は吹くところをじっくり見られながら達する。
フレイスは体と一緒に顔をのけぞらせ、頭がしびれる感覚でそれどころではない。

それなのに、水分を全部出し切ろうとでもするかのようにランギールの動きは止まらない。

「はっ…はぁっ…も、はなし、て…っ、いやぁ"」

「だめだ。離さない。もっとだフレイス」

「ああ"ぁ…っ」

フレイスが気持ちよくてもがいている姿やイきすぎていっぱいいっぱいになっているところがランギールをたまらない気持ちにさせる。

もっと、というように今度は膣内を舌で責め立てる。
フレイスの中が甘くておいしい。
その太くて長い舌を存分に動かすと、濡れた感覚がよりフレイスの脳を混乱させる。

(舐めないで…っ、わけわかんなくなるぅ…ッ)

愛液とランギールの唾液でべちょべちょにされていることが潮吹きを誘導する。

「あ"──、あッ──ッッ」

そしてランギールの望み通りまたあの波が来る。

「んん"ッ!ゃぁぁ…っ、───ッッ」

プシャーッ

びくんっと大きく体を反らせ、フレイスはもうイきたくないと思う気持ちとは裏腹に液体が放出されるのを抑えることができない。

「ハァッ、ハァ…ッ」

ランギールは息も絶え絶えというフレイスを満足そうに見て、いまだビクビクと体を小さく跳ねさせるその細い体を抱きしめる。

「クリトリスもしっかり検査できたし、初めての潮吹きも上手にできたな」

頭を撫でながら一度体を起こすと、近くに置いていた水を飲む。

「フレイスも水分補給しないとな。ほら、顔をこちらに向けて?」

フレイスは自分の体から出た潮というものがなんなのか分からず、ベッドが濡れているのが自分のせいだと思うと恥ずかしさやらいたたまれなさやらで頭がパンクしそうだった。

ランギールに顎をすくわれて口移しで水を飲む。
連続絶頂によって体は動かず、息を整えるのに必死だ。

「フレイス、イく時の顔全部かわいかったぞ」

記憶すら飛びそうな絶頂の瞬間をランギールに見られていたと思うと恥ずかしさでどうにかなりそうだ。

「ランギールさま、あの、潮吹きというやつ…あれはもうしたくないです」

漏らしたわけではないと言われても、フレイスからしたらどうしてもお漏らしのようで 性に関することとは無縁の生活をしていたフレイスには耐えられないものだ。

「ふむ、フレイスが潮を吹くというのは男冥利に尽きるのだがな」

悩むフリはしているが、ランギールにとっては潮吹きするフレイスを見ているだけで天にも上ような高揚感を味わえるのだ。
残念ながらフレイスの願いが叶うことはなさそうである。

「この話はまた今度じっくりしよう」

フレイスの頬にキスをして、ランギールは抑えきれない愛おしさを紛らわす。

「フレイスの痴態をずっと見ていたのだ。わたしのペニスがはち切れそうだ」

その反り立った男根をフレイスに見せつけながら、ゆっくりと挿入していく。

「んっ…んぅ…っ」

フレイスの良いところを熟知しているランギールはゆっくりと半分ほど挿れると、残りは勢いよく奥まで挿れた。

「ああッッ」

ぎゅうぎゅうと狭いところに我が物顔で入り込み、両肘をフレイスの顔の横に付けるように囲み込んだ。
勢いよく弱いところを擦られた反動で中が勝手に収縮してしまうフレイスは、目をぎゅっと閉じて快感に耐えようとしている。

ランギールはフレイスの顔を間近で見ながら、美貌を歪ませて耐えようとするその姿にゾクゾクした。
嗜虐心を抑えられず、耳元で「動くぞ?」と囁くと同時に大きくスライドさせる抽挿を開始した。

「んあッ!アッ…ああ…っ」

フレイスの中を知り尽くしたランギールの手にかかれば絶頂まではあっという間だ。

「フレイスの好きなところたくさん突いてあげるからな」

そう言ってフレイスの乳首も舐め始めるランギール。
そこはいつもの執拗な愛撫によって徐々に形を変えられていた。
元の形よりも伸ばされた乳頭は舐められるとすぐにピンと立ってしまう。

「アッ、だめ…っ、ああっ、あぁ…っ」

フレイスは襲い来る快感の波に逆らえず、ランギールの首にしがみつく。
ランギールは自分の耳元で一生懸命さえずるフレイスが愛おしくてたまらなかった。

(や、…クる…ッ、イっちゃう…っ)

「イ、くぅッ───ッ」

ビクビクと体を震わせながら、中がキュンキュンと締まる。
ランギールもその締め付けに逆らわず、中で射精した。

「フレイス、中イキしたな。すごい締め付けだ」

力が抜けてランギールの首から腕を離したフレイスの顔にキスをし、ランギールはまた肘をついて腕でフレイスの頭を囲い込む。

「フレイスのイき顔を見そびれてしまったからな、今のもう一回だ」 

(!?)

休憩なしに動き始めたランギールに、フレイスは体をじたばたとさせた。
イった後すぐに動かれるのはつらく、イく時の顔を見られるのも羞恥が大きかった。

ランギールはフレイスの抵抗を物ともせず、じっくりと中の良いところを責める。

「やぁ"…っ、ん、んん"…ッ」

そしてフレイスが快感で抵抗する余裕がなくなったところを、今度は思い切り腰を動かすことでさらに翻弄した。

「ほら、イくところを見せるのだ」

頭を腕で囲われた状態で、フレイスは容赦ない抽挿によって高みに登らされる。

「──ッ、──ッッ、んん"ッ!!」

(も…ダメ…)

びくんっと痙攣させ、イかされてしまったフレイスは息を整えるのがやっとだ。

「ああ、気持ちいいな、フレイス。
イってる時の顔も最高にかわいい」

「あ!?…や"、…っ、んん"ーッ」

自分の男根でここまでフレイスが乱れることに悦びを抑えられず、すぐに動きを再開する。
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