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「ど、どうしよう」
まさか、こんな手紙が来るなんて……。
ジル君との約束もあるし断りたいけど、どう断れば良いんだろう。
身分的立場からすると断れないしなぁ。
「何悩んでるんだ?」
「フランソワ君………」
頭を抱え込んでいた所に、フランソワ君がやってきて俺の前の席に腰かけ、机に置かれた手紙を見て首を傾けた。
「ジルの不安材料は失くなったんだろう?なのに、まだ監視するつもりなのか」
「そうなんだよ……それにジル君、城には居たくないんだって。だから、断ろうと思うんだけど、良い方法が思い付かなくて」
「まぁ、長年地下にいて俺たちが知らないだけで、嫌な思いとかしてたかもしれないし、城に戻ったらカルロス陛下たちに何されるか分からないもんな」
まさか、こんな手紙が来るなんて……。
ジル君との約束もあるし断りたいけど、どう断れば良いんだろう。
身分的立場からすると断れないしなぁ。
「何悩んでるんだ?」
「フランソワ君………」
頭を抱え込んでいた所に、フランソワ君がやってきて俺の前の席に腰かけ、机に置かれた手紙を見て首を傾けた。
「ジルの不安材料は失くなったんだろう?なのに、まだ監視するつもりなのか」
「そうなんだよ……それにジル君、城には居たくないんだって。だから、断ろうと思うんだけど、良い方法が思い付かなくて」
「まぁ、長年地下にいて俺たちが知らないだけで、嫌な思いとかしてたかもしれないし、城に戻ったらカルロス陛下たちに何されるか分からないもんな」
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