13 / 55
13
しおりを挟む
その問いに答える前に背後の重たい扉が開き、カルロス陛下が顔を覗かせた。
まだ顔色は青ざめているが、さっきよりはマシになったようにも見える。
こんなにも制御装置の影響が顕著に出るとは……また緩まりでもしたら、大変そうだ。
「あれ、氷が溶けてるね」
「そうなんです。制御装置をつけ直したときに何故か氷が全て溶けてしまいまして」
「そっか。うーん、あの氷ってそもそも何だったんだろう。ねぇねぇ、魔物君は何か知ってる?」
『魔物』に対して『魔物』君って名付けたのか。
もっといい名前があると思うけど、まぁ、いいか。
「知らん」
まだ顔色は青ざめているが、さっきよりはマシになったようにも見える。
こんなにも制御装置の影響が顕著に出るとは……また緩まりでもしたら、大変そうだ。
「あれ、氷が溶けてるね」
「そうなんです。制御装置をつけ直したときに何故か氷が全て溶けてしまいまして」
「そっか。うーん、あの氷ってそもそも何だったんだろう。ねぇねぇ、魔物君は何か知ってる?」
『魔物』に対して『魔物』君って名付けたのか。
もっといい名前があると思うけど、まぁ、いいか。
「知らん」
応援ありがとうございます!
2
お気に入りに追加
15
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる