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勉強と修行の日々
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あの時は勢いで承知したが、よくよく考えてみたら俺は現在7歳、編入の予定は16歳....約9年間勉強するって事!?
それに、9年間ニアに勉強を教えてもらう事になってるが、そもそもニアは何歳なんだ?兄の家庭教師をしてた割には20代前半に見えるし。思い切って聞いてみるか。
ある日の勉強の時間にニアに聞いてみた。
「いきなりだけど、ニアって何歳なの?」
「本当いきなりですね。て言うか女性に年齢は聞くもんじゃないですよ?私は答えますが」
確かに女性に年齢を聞くのは失礼だったな。流石に反省した。
「ごめんなさい、でも気になって」
「私こう見えてまだ、67歳ですよ」
「67!?もしかして人間じゃなかったりする?」
「その通り!私は半人半魔。見た目は人間ですが、年齢や魔力は魔族よりなんですよ。67って人間で例えると19歳くらいですからね!」
「へ、へ~」
この世界人間だけじゃなかったんだ。
「他にはどんな種族がいるの?」
「そうですね、人間、魔族の他にエルフ、竜人族がいますね」
「その人?たちも使い魔を召喚するの?」
「いえ、使い魔で上下関係を決めてるのは人間だけで、他の種族は普通に自分から戦ってますよ」
「ニアはどっちなの?」
「私は人間よりですから、自分では戦わないですね」
そう言いニアは召喚をした。
「魔族の血が入ってる分私の召喚獣は魔物寄りなんですよ。精霊を召喚しようにも悪魔を召喚してしまうし」
召喚された悪魔に狐姿のコンが威嚇している。
「さっ!話はこのくらいにして勉強しますよ!」
読み書きや人間の歴史の授業が開始された。
4時間後....
「今日はこのくらいにしましょうか。初日はどうでした?」
「よくわかんなかったけど、簡単な分は読める様になったかも」
「それはよかった、読み書きが終われば計算や他の種族の言葉もおぼえてもらいますからね」
「えー!」
「えーじゃないですよ。これくらいできなければ、あの学校に入ることはできないんですから。それでは、私も勉強があるので帰ります。次回は来週の頭にまた来ますから」
そう言い残しニアは学校の寮に帰って行った。
それにしても疲れた、勉強なんてろくにしてなかったからなおさらだ。
「主人様よ少し休憩したら、私と妖力を使う修行をするよ」
「今日やらないとだめか?」
「当たり前やろ。それとあの小娘、なんか隠してると思うで」
「ニアがか?生きてたら隠し事の一つや二つあるだろ」
「そうやけど、まぁええは始めよか。妖力は簡単に言ったら想像を具現化させる力や、人差し指を立ててそこから火を出すイメージをしてみ?」
俺はコンに言われた通りイメージをした。が、炎は出なかった。
「でえへんか、じゃあ人差し指がライターやと思ってもう一回やってみる」
「指じゃなくなったね」
「ええから、はよやりーや」
もう一度、今度は目を閉じ、ライターを思い浮かべながらやってみた。
なんか指が熱いような。
「!?」
目を開けると人差し指の先から火が出ていた。
「それが妖力の使い方や。主人様は昨日の勝負で咄嗟にできてた事気づいてへんの?」
「いつそんなことした?」
「気づいてへんかったんや、鬼召喚したくせに」
確かに、相手のサイクロプスを見て咄嗟に鬼を召喚したことを思い出した。
「主人様は多少知識量じゃ少なすぎるし、今から私の持ってる知識を共有するから頑張って耐えてね☆」
「は?何言って!?」
次の瞬間コンの持つ膨大な妖怪や術の情報が頭に流れ込んできた。
流石に情報過多で気を失った。
「やば、送りすぎた」
倒れる瞬間、やらかした顔をしているコンを鮮明に覚えている。
気を失ってから2時間後、俺は目を覚ました。
「目が覚めたみたいやね、死んでなくてよかった、よかった」
「危うく脳が焼き切れて死にかけたよ。今度からは少しづつ送って来てね。次同じことされたら絶位に死ぬと思うから」
「とりあえず渡した情報でなんかやってみ?」
「じゃあ、『鬼火』」
炎の球が俺の頭上に三つ浮かんだ。
「できたやろ?あとは、妖力を上手くコントロールするのと、残りの知識を教えて終わりやね。9年あったらいいとこまでいけるんちゃう?」
「さっきも言ったが一気は辞めてね」
「分かってるよ」
そうして、勉強と修行を繰り返し、あっという間に9年が経った。ついに編入試験を受ける日が来たのだ。
それに、9年間ニアに勉強を教えてもらう事になってるが、そもそもニアは何歳なんだ?兄の家庭教師をしてた割には20代前半に見えるし。思い切って聞いてみるか。
ある日の勉強の時間にニアに聞いてみた。
「いきなりだけど、ニアって何歳なの?」
「本当いきなりですね。て言うか女性に年齢は聞くもんじゃないですよ?私は答えますが」
確かに女性に年齢を聞くのは失礼だったな。流石に反省した。
「ごめんなさい、でも気になって」
「私こう見えてまだ、67歳ですよ」
「67!?もしかして人間じゃなかったりする?」
「その通り!私は半人半魔。見た目は人間ですが、年齢や魔力は魔族よりなんですよ。67って人間で例えると19歳くらいですからね!」
「へ、へ~」
この世界人間だけじゃなかったんだ。
「他にはどんな種族がいるの?」
「そうですね、人間、魔族の他にエルフ、竜人族がいますね」
「その人?たちも使い魔を召喚するの?」
「いえ、使い魔で上下関係を決めてるのは人間だけで、他の種族は普通に自分から戦ってますよ」
「ニアはどっちなの?」
「私は人間よりですから、自分では戦わないですね」
そう言いニアは召喚をした。
「魔族の血が入ってる分私の召喚獣は魔物寄りなんですよ。精霊を召喚しようにも悪魔を召喚してしまうし」
召喚された悪魔に狐姿のコンが威嚇している。
「さっ!話はこのくらいにして勉強しますよ!」
読み書きや人間の歴史の授業が開始された。
4時間後....
「今日はこのくらいにしましょうか。初日はどうでした?」
「よくわかんなかったけど、簡単な分は読める様になったかも」
「それはよかった、読み書きが終われば計算や他の種族の言葉もおぼえてもらいますからね」
「えー!」
「えーじゃないですよ。これくらいできなければ、あの学校に入ることはできないんですから。それでは、私も勉強があるので帰ります。次回は来週の頭にまた来ますから」
そう言い残しニアは学校の寮に帰って行った。
それにしても疲れた、勉強なんてろくにしてなかったからなおさらだ。
「主人様よ少し休憩したら、私と妖力を使う修行をするよ」
「今日やらないとだめか?」
「当たり前やろ。それとあの小娘、なんか隠してると思うで」
「ニアがか?生きてたら隠し事の一つや二つあるだろ」
「そうやけど、まぁええは始めよか。妖力は簡単に言ったら想像を具現化させる力や、人差し指を立ててそこから火を出すイメージをしてみ?」
俺はコンに言われた通りイメージをした。が、炎は出なかった。
「でえへんか、じゃあ人差し指がライターやと思ってもう一回やってみる」
「指じゃなくなったね」
「ええから、はよやりーや」
もう一度、今度は目を閉じ、ライターを思い浮かべながらやってみた。
なんか指が熱いような。
「!?」
目を開けると人差し指の先から火が出ていた。
「それが妖力の使い方や。主人様は昨日の勝負で咄嗟にできてた事気づいてへんの?」
「いつそんなことした?」
「気づいてへんかったんや、鬼召喚したくせに」
確かに、相手のサイクロプスを見て咄嗟に鬼を召喚したことを思い出した。
「主人様は多少知識量じゃ少なすぎるし、今から私の持ってる知識を共有するから頑張って耐えてね☆」
「は?何言って!?」
次の瞬間コンの持つ膨大な妖怪や術の情報が頭に流れ込んできた。
流石に情報過多で気を失った。
「やば、送りすぎた」
倒れる瞬間、やらかした顔をしているコンを鮮明に覚えている。
気を失ってから2時間後、俺は目を覚ました。
「目が覚めたみたいやね、死んでなくてよかった、よかった」
「危うく脳が焼き切れて死にかけたよ。今度からは少しづつ送って来てね。次同じことされたら絶位に死ぬと思うから」
「とりあえず渡した情報でなんかやってみ?」
「じゃあ、『鬼火』」
炎の球が俺の頭上に三つ浮かんだ。
「できたやろ?あとは、妖力を上手くコントロールするのと、残りの知識を教えて終わりやね。9年あったらいいとこまでいけるんちゃう?」
「さっきも言ったが一気は辞めてね」
「分かってるよ」
そうして、勉強と修行を繰り返し、あっという間に9年が経った。ついに編入試験を受ける日が来たのだ。
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