愛されたい少年

星夜るな

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1章

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僕はそう思ってしまった。

今まで抑えていた気持ちを。

隠してきた気持ちを。

見ないようにしてきた願いを。











だから、






答えてしまった。











「参加するよ。」









と。









これが、どんな結末を迎えるかは分からない。




でも、小さな小さな願い。


小さな小さなあなたが大きく大きくなったあなた。




そんな気持ちを抑えきれないった僕の気持ち。
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