愛されたい少年

星夜るな

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1章

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だから、見守りという面でここには毎日来ている。




「昨日ぶり!!」

と、言って僕にぶつかってきた。




「リリイム。危ないよ。」


「だって。ノア全然かまってくれないから。一番仲良いのに。」


こう見えてリリイムは、僕と同じ高位妖精なんだよ。

金色の髪にひと房だけオレンジ色の入ってる髪をまとめている。男の子だ。

妖精も、一応性別がある。


僕と、リリイムは、よく中性的と言われる。


僕は、気にしないけど、リリイムは、すごくすごく落ち込んで機嫌を取るのが大変なくらいだ。
だから、妖精界では、女の子に間違えるということは、社会的にやばいのだ。



妖精界も、人間界と同じような仕組みだからね。




そして、人間界もパーティーがあるように、妖精界にもパーティーが開催されるということで、バタバタしているんだ。
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