愛されたい少年

星夜るな

文字の大きさ
上 下
101 / 192
1章

101

しおりを挟む
その頃・・・エーリルに置いてけぼりにされたリオ、ムイ、ファン、ガイは、と言うと・・・。




「どうしたんだろうねエーリル。」


「すごい勢いで、食べ終わって・・・。」


「まあ、さっきのこと気にしてないみたいで、良かったな。」




「そうですね。しかし、どこに急いで言ったのでしょう?」



「「「んーー。」」」




「分かりませんね。」





なんて言うほのぼのとした会話をしていた。





その頃エーリルは、と言うと・・・






職員室の前にいた。




「失礼します。ミオ先生は、いらっしゃいますか?」



「私ならここよ。」


と、茶色のセミロングで青紫色に染った瞳を持つ独身のミオ先生が手を挙げた。




モテそうなのにどうして、独身なんだろう?



と、考えていると


「エーリル君どうしたの?私に用があるのではなくて?」
と、にこりと笑っていながらも目は笑っていない顔で聞かれた。



絶対心の中読まれてる。



今度から、失礼なことは相手の前で考えないようにしようと決心した瞬間だった。

しおりを挟む
1 / 4

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

閉ざされた世界からの脱出

O.K
エッセイ・ノンフィクション / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:0

悪魔の消しゴム

ミステリー / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:0

マイホーム戦国

SF / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:482

婚約者と親友に裏切られたので、大声で叫んでみました

恋愛 / 完結 24h.ポイント:49pt お気に入り:157

愛人が妊娠したから私とは婚約破棄したいのですか?

恋愛 / 完結 24h.ポイント:7pt お気に入り:10

これは政略結婚ではありません

恋愛 / 完結 24h.ポイント:92pt お気に入り:265

処理中です...