【完結/BL/R18】獣人のオレは娼館で働いているのに初心な大型犬に絆されて、それから

テルマ江

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番外編・青年カインの年上の恋人

※7

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「はぁ……ニーナは……どのくらい一人でしていたんだ……?」
「んん……言わない……」
「聞きたい……ニーナのことは、全部知りたい」

 ニーナはすがる様に枕に顔を埋めている。

(ニーナにあんな可愛らしいことを言われて……理性を……保てるわけがない……)

 カインはニーナの言葉を聞いてから、ニーナの服を剥ぎ取るように脱がせた。

 しなやかな肢体を晒すニーナを抱きかかえると、後ろから覆いかぶさって愛撫し、ベッド脇の棚から引っ張り出した潤滑油を指に馴染ませて後孔を攻め立てていた。自身でも呆れる程に余裕がない。

「んん……カイン……も、指は……」

 顔を枕に埋め、腰を浮かせたニーナはカインの指を窄まりに飲み込んで震えている。準備したと言っていた通り、入り口は柔らかく、中はカインの指を三本咥え込みヒクヒクと疼いている。指を動かす度に潤滑油が卑猥な音を立て、カインの理性を吹き飛ばしていく。

「……では、教えてくれ」
「やだ……」
「そうか……」

 指で中を広げる様にゆっくりと掻き混ぜ、ニーナの内側にある敏感な場所を擦った。

「ゔ、あッ、や、やぁ……」
「はぁ……ニーナ、何て可愛いんだ……」

 内側を優しく指で撫で擦り、首筋に唇を落としてから柔らかく噛みつくと、ニーナの尻尾がビクンと震えた。

「あ、あっ、か、噛むなよぅ……」
「ニーナが……はぁ……教えてくれれば、やめる……」

 カインは切なそうに喘ぐニーナが可愛いくて仕方なくなってしまい、困らせる様な言葉でニーナを追い立てた。

「うぅ……う……三日に一回くらい……でも、最近は……寂しかったから……ま、毎日……」
「そうなのか、ニーナを寂しくさせてしまったんだな……」
「ぁゔッ……」

 ゆっくりと指を引き抜くとニーナが泣きそうな声を出した。

「も……挿れて欲しい……カイン……」

 枕から顔を上げたニーナは生理的な涙で瞳が潤んでいる。

「ああ……すまない、今……」

 カインは痛いほど張り詰めた自分のものを下着とズボンをずらして取り出すと、ニーナの窄まりに押し当てた。

「後ろから……もっとギュッてしながらが良い……」
「……分かった」

 カインは上の服を脱ぐとニーナを押しつぶさない様に体重をかけて後ろから覆い被さり、昂ぶったものをゆっくりと挿入した。

「……ぁ、あ……あ……んんッ……」
「はぁ……ニーナと一つになれて、とても嬉しい……」
「オ、オレも……」

 全て挿れ終わり、ふぅふぅと息を吐き出していると、ニーナが腰を揺らした。

「寂しかったから、いっぱいしてよ」
「ああ……ニーナ……」

 最初はゆっくりと腰を動かし、ニーナの中に自分のものをなじませた。腰を動かす度にニーナの内壁はうねり、カインのものを優しく受け止めてくれる。ニーナのフサフサの尻尾も、カインの体に覆い被さられて窮屈なはずなのに、傷だらけの体を健気に撫でてくる。

「ぅ……んん! あ、あっ……ぁ……」
「ニーナ、すまない……恐いのか?」

 カインはゆるゆると動いていたつもりだったが、ニーナは小刻みに震えて頭の上についた耳がぺたんと垂れてしまった。久々の行為だったため、体に負担をかけてしまったかとカインは慌てた。

「ううん……だいじょぶ……だから、抜かないで」

 カインが上体を起こそうとするのをニーナが腕を掴んで止めた。

「……何だか、カインに食べられそうな気分に……なっちゃっただけだから」

 ニーナの尻尾がカインの首筋をふわりと撫でた。

「はぁ……ニーナ……大丈夫だ。食べたりはしない……ニーナの全てを、味わいたいだけだ」
「んんッ! あッ、あ、あっ、あっ」

 ニーナの切なそうな声色にカインは我慢が出来なくなり、内側を抉るように腰を動かしてニーナの中を穿った。

「あっ! ぁ、あんッ、あっ、ん……」
「ニーナ……可愛い……もっと、声が聞きたい……」

 パチュパチュと腰を打ち付ける度に甘い悲鳴が部屋に響いた。ギシギシとベッドが軋み、ニーナは縋り付く様にシーツを掴んでいる。浮いた腰の隙間から前も同時に触ると、ニーナはもがいてカインの手を抑えた。

「ま、前は良いからッ! ま、待って……あっ、ゃあ……」

 ぺたんと垂れた耳も震えてしまっている。カインはニーナの頭の上の耳をあむあむと食んだ。

「ひ……ゃ、耳、あっ、ぁんッ、ん、ん……」
「はぁ……ニーナ……」

 耳の内側に舌を這わすとニーナはビクビクと痙攣した。

「あッ、はぁ……きもちぃ……ん、あっ、あっ……」
「ッ……」

 耳を舐める度にニーナの中がギュウギュウと締まるので、カインは堪える様に息を吐き出した。

「ニーナは……耳をこうされるのが……本当に、良いんだな……」
「ぅ、うん……好き……カインにされるのが……好きぃ……」

 恥ずかしそうに答えるニーナの可愛らしさにカインの胸の鼓動が激しくなった。

「はぁ……はぁ……カイン、もっと……来て……」

 カインはニーナのものからを離すと、シーツを掴む手に自分の手を重ねた。

「分かった……」

 更に強く腰を動かし、ニーナの中に昂ぶったものを出し入れした。

「あっ! ん、んんっ、んっ……すご……」
「はぁ……ニーナ……気持ち良い……」

 ニーナの声が段々と余裕が無くなっていき、抽挿の度にカインのものを捕まえる様にヒクヒクと収縮している。カインはニーナの敏感な部分を自身の昂りでグリグリと攻めたてた。

「ひぁ……! あ、ゔぅ、カイン、ダメ……も、そこ……ゃあ……」
「ニーナ……とても……可愛い……」
「あ、ぁ……ダメ……ダメ……イキそう……」
「はぁ……イく所、見たい……」

 覆い被さったまま、良い所ばかりを擦る様に動かしているとニーナの尻尾の毛が逆立ってプルプルと震え出した。

「あ、あ、あッ! あ、も……ダメ……ダメぇ……~~~~ッ!!」

 ニーナは声にならない声を上げ、ガクガクと震えながら達してしまった。

「……ぁ、はぁ……はぁ……はぁ……」
「あぁ……ニーナ……中でイッたのか……可愛い……」
「んん……カインもイッて……オレも……カインのが……欲しい……」

 ニーナが力無く言ってカインの手をギュウギュウと握りしめた。

「ああ……もう少し、我慢してくれ……」
「ん……ん、んんっ……は、はぁ……カイン……」
「はぁ……ニーナ……ニーナ……」

 ニーナの中はカインのものを搾り取るように収縮しては締め付けてくる。カインは腰を突き刺す様に動かし、心地良く締め付ける内壁に昂ぶったものを強く擦りつけ、ニーナの中に欲望を吐き出した。

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