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第1章
第35話 いぢられ
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俺は早速ジョブチェンジをポチった。
・・・?特になにもない。あれ?っと思うが、ステータスを見るとちゃんと導き手になっていた。
自分のステータスを見るも主な項目は特に変化が無い。
但し、スキルの欄には新たなスキルが記載されていた。
〃導きし者〃だ。
解説は
決断が+7される。
レベルアップ時に付与されるポイントが1.5倍になる。(小数点以下切り捨て)
これで決断は10だ。(3+7)
幸運が100+10で110になる。
従者契約者に対しての記載もあった。
スキル〃導かれし者〃を貸与する事が出来ると。
成程と唸り2人に触れた。
2人はきょとんとしていたが、俺はスキルの貸与を実施する。
「導かれし者貸与実行」
何か?が手から2人に流れたのが分かる。
えっ?
2人はハモる。
「今スキルの貸与を行ったから見てくれ」
「トニーから私への愛の証ね!」
「なんですか、この導かれし者というのは?」
「さっき話していた導き手から従者にスキルを貸与をするやつだ。アイハはさっきポイントを使って幸運や強運スキルのレベルを上げていたけど、あのポイントが本来得られるより0.5倍分増加するんだ。だから魔法を上げたり、スキルを多く取得したり出来るんだ」
「それって凄くないですか?」
「アイハちゃん、トニー君のハートを掴むニャン。顔は冴えないけど、これは反則級ニャン」
「余計なお世話じゃ!」
「そうですか?誠実そうなお顔ですよ?派手さは無いですが私は平凡な顔の方が好きですよ」
「アイハって、良い人?ありがとう!。あれ?言っている事はギルマスとあまり変わらんか?」
「アイハちゃんはね、負けん気が強いけど、勿論よいこにゃん。トニー君が賭けに乗ってくれて良かったにゃん。優良物件にゃん。ボクもあと5年若かったら番《ツガイ》に選んだニャン!」
「賭けに乗ったのは俺じゃなくてレイラだ!」
「これは運命の出会いなのね!レイラさん、ありがとう!」
「アイハにトニーの童貞を譲るけど、正妻は私よ!」
「う、うん。ありがとう…」
アイハは少し困っていたが、ギルドマスターとレイラが悪乗りしているようなので、自分も乗っかるようにしていた。
トニーも流石にいぢられていると気が付き、スキル考察に逃げた。
依頼の有った村には1時間ほどで着いたのだが、片道2時間というのは徒歩での時間だった。
早速依頼者である村長の所へ向かう。
若い掃除人が来たので、落胆しているのが見て取れた。しかし、ギルドマスターの顔を見て驚いていた。
最近頻繁にオークが見られ、オークの後をつけたものがいるようで、集落の位置は分かっているそうだ。
詳しい場所を聞いたので早速向かう。
ギルドマスターが同行するという。
村長の館をでてから村の外れに出たが、そこでトニーはギルドマスターに確認した。
「どういう事ですか?何故貴女が同行するのですか?それと戦闘は?」
「領主からの命令なんだ。ダンジョンの発現が疑わしい所にギルドマスター自らが趣き、調査せよと。その依頼を偶々トニー君達のパーティーがそこに行くから何だよ。アイハ君に言って臨時にボクを君のパーティーに加えて貰っているんだ」
「分かりましたが、じゃあこれもどうぞ」
俺は従者にする事にした。勿論解除は簡単だ。
だが、あっさりと受諾した。
聞けばレベル40迄行ったと。
アイハの護衛と俺が魔法を使った時のフォローをお願いした。
アイハが不安がっていたから、風魔法を取らせた。そうして問題の場所に向かうのであった。
名前 ペンジャミン・アイハ
年齢 18
身長 154cm
職業 森の番人
レベル 5
HP 35/35
MP 35/35
筋力 25【2】
器用さ 32【2】
精神力 30
幸運 20→46
ステータスポイント
残り 26→0
特殊補正
決断 +1
スキルポイント
残り 26→3→2
スキル
弓術レベル3
魔法適正
闇魔法1
*風魔法1(1)
身体能力向上レベル1
強運レベル1→6(20)
ジャッジメント【ジョブ固有】
*獲得経験値2倍(3)
*導かれし者【貸与:トニー】
次のポイント付与は13だ
名前 マーベリック・レイラ
年齢 15
身長 162cm
職業 女剣士
レベル 6→8
HP 51/75→94/94
MP 22/24→22/35
筋力 42→63【2】
器用さ 30→45
精神力 18→27
幸運 41→57
ステータスポイント
残り 16→0
特殊補正
決断 +1
スキルポイント
残り 18→3
スキル
剣術レベル3→4(4)
魔法適正
闇魔法1(2)
身体能力向上レベル1
*強運レベル6→8(20→35)
獲得経験値2倍(3)
*導かれし者【貸与:トニー】
次のレベルになった時に付与されるポイントを計算すると、ぎりぎり16だ。つまり次のレベルで強運がカンストするのだ。
・・・?特になにもない。あれ?っと思うが、ステータスを見るとちゃんと導き手になっていた。
自分のステータスを見るも主な項目は特に変化が無い。
但し、スキルの欄には新たなスキルが記載されていた。
〃導きし者〃だ。
解説は
決断が+7される。
レベルアップ時に付与されるポイントが1.5倍になる。(小数点以下切り捨て)
これで決断は10だ。(3+7)
幸運が100+10で110になる。
従者契約者に対しての記載もあった。
スキル〃導かれし者〃を貸与する事が出来ると。
成程と唸り2人に触れた。
2人はきょとんとしていたが、俺はスキルの貸与を実施する。
「導かれし者貸与実行」
何か?が手から2人に流れたのが分かる。
えっ?
2人はハモる。
「今スキルの貸与を行ったから見てくれ」
「トニーから私への愛の証ね!」
「なんですか、この導かれし者というのは?」
「さっき話していた導き手から従者にスキルを貸与をするやつだ。アイハはさっきポイントを使って幸運や強運スキルのレベルを上げていたけど、あのポイントが本来得られるより0.5倍分増加するんだ。だから魔法を上げたり、スキルを多く取得したり出来るんだ」
「それって凄くないですか?」
「アイハちゃん、トニー君のハートを掴むニャン。顔は冴えないけど、これは反則級ニャン」
「余計なお世話じゃ!」
「そうですか?誠実そうなお顔ですよ?派手さは無いですが私は平凡な顔の方が好きですよ」
「アイハって、良い人?ありがとう!。あれ?言っている事はギルマスとあまり変わらんか?」
「アイハちゃんはね、負けん気が強いけど、勿論よいこにゃん。トニー君が賭けに乗ってくれて良かったにゃん。優良物件にゃん。ボクもあと5年若かったら番《ツガイ》に選んだニャン!」
「賭けに乗ったのは俺じゃなくてレイラだ!」
「これは運命の出会いなのね!レイラさん、ありがとう!」
「アイハにトニーの童貞を譲るけど、正妻は私よ!」
「う、うん。ありがとう…」
アイハは少し困っていたが、ギルドマスターとレイラが悪乗りしているようなので、自分も乗っかるようにしていた。
トニーも流石にいぢられていると気が付き、スキル考察に逃げた。
依頼の有った村には1時間ほどで着いたのだが、片道2時間というのは徒歩での時間だった。
早速依頼者である村長の所へ向かう。
若い掃除人が来たので、落胆しているのが見て取れた。しかし、ギルドマスターの顔を見て驚いていた。
最近頻繁にオークが見られ、オークの後をつけたものがいるようで、集落の位置は分かっているそうだ。
詳しい場所を聞いたので早速向かう。
ギルドマスターが同行するという。
村長の館をでてから村の外れに出たが、そこでトニーはギルドマスターに確認した。
「どういう事ですか?何故貴女が同行するのですか?それと戦闘は?」
「領主からの命令なんだ。ダンジョンの発現が疑わしい所にギルドマスター自らが趣き、調査せよと。その依頼を偶々トニー君達のパーティーがそこに行くから何だよ。アイハ君に言って臨時にボクを君のパーティーに加えて貰っているんだ」
「分かりましたが、じゃあこれもどうぞ」
俺は従者にする事にした。勿論解除は簡単だ。
だが、あっさりと受諾した。
聞けばレベル40迄行ったと。
アイハの護衛と俺が魔法を使った時のフォローをお願いした。
アイハが不安がっていたから、風魔法を取らせた。そうして問題の場所に向かうのであった。
名前 ペンジャミン・アイハ
年齢 18
身長 154cm
職業 森の番人
レベル 5
HP 35/35
MP 35/35
筋力 25【2】
器用さ 32【2】
精神力 30
幸運 20→46
ステータスポイント
残り 26→0
特殊補正
決断 +1
スキルポイント
残り 26→3→2
スキル
弓術レベル3
魔法適正
闇魔法1
*風魔法1(1)
身体能力向上レベル1
強運レベル1→6(20)
ジャッジメント【ジョブ固有】
*獲得経験値2倍(3)
*導かれし者【貸与:トニー】
次のポイント付与は13だ
名前 マーベリック・レイラ
年齢 15
身長 162cm
職業 女剣士
レベル 6→8
HP 51/75→94/94
MP 22/24→22/35
筋力 42→63【2】
器用さ 30→45
精神力 18→27
幸運 41→57
ステータスポイント
残り 16→0
特殊補正
決断 +1
スキルポイント
残り 18→3
スキル
剣術レベル3→4(4)
魔法適正
闇魔法1(2)
身体能力向上レベル1
*強運レベル6→8(20→35)
獲得経験値2倍(3)
*導かれし者【貸与:トニー】
次のレベルになった時に付与されるポイントを計算すると、ぎりぎり16だ。つまり次のレベルで強運がカンストするのだ。
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