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ダンジョン研修
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投稿が遅くなり申し訳ございません。
なかなか体調が良くならず、しばらくは書き上げたら少しずつ投稿していきます。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
順番にクラスメイトがダンジョンに入って行った。
「しかし、順番が最後だと暇ね~」
ルビーはダンジョンの入口を見ながら言った。
「それでね~」
シオンとミント先生が楽しそうに会話していたのをみてルビーはモヤッとした感情が湧いた。
「ちょっとシオン!先生と話してばかりいないでこちらにきなさい!」
シオンはなんだ?と首を傾げた。
「あらあら♪ルビーさん、嫉妬はみっともないですよ~」
「なっ!?そんなんじゃないわよっ!」
顔を真っ赤にして否定した。
「まぁまぁ、みんなでダンジョン攻略の作戦会議はしないとね?」
珍しくアッシュが機転を利かせていった。
「…………まぁ、いいけどな」
ミント先生はニマニマとしながら見守った。
しかし、シオン達は真剣にダンジョンの地図を見ながら時間まで議論を重ねた。
知っているからだ。
本当のダンジョンと言うものを。
その危険性を。
時間はあっという間に過ぎていった。
「は~い、シオン君達の番ですよ~お願いしますね~」
ミント先生に見送られて、遂にダンジョンに足を踏み入れた。
中に入るとオーソドックスな石畳のダンジョンで、通路は人が二人で並んで歩けるほどの広さだった。
「思ったより通路は広いな。天井も十分に剣が振るえるほど高さがある」
「そうね。罠は無いと言っていたが、警戒は怠らずに行こう」
ダンジョンとは定期的に構造を変えるものだから油断はできないのだ。
シオン達は慎重に進み出した。
少し進むと、T字路で地図を見ながら悩んでいるパーティーに出くわした。
「おいおい、もう追いついたぞ?」
10分前に入ったパーティーだった。
「あっ、シオン君達だ。もう追いついたの!?」
いや、シオン達的にはかなりゆっくりきたのだが、前のパーティーは地図をしっかり確認し覚えていなかったようだ。
まったく致命的だぞ?
ただでさえ、地図があるダンジョンなんて珍しいのに、それを暗記していないなんてあり得ないぞ?
シオンは深いため息を付きながら目の前のパーティーを見るのだった。
「確かクラスメイトのキャロットさんでしたね。君達のパーティーは待ち時間の間に地図を把握していなかったのかい?」
うっと、自分達の不手際を恥じた。
「キャロットさん達は右を進んで下さい。その後、2つ目の交差点を左に進んで下さい」
「シオン君達はどうするの?」
指を指して言った。
「逆の左に行きます。左はしばらく進むと行き止まりなので、他のパーティーが間違えて進んでいないか確かめます」
「もしかして、成績優秀者であるシオン君、先生に頼まれている?」
シオンは困ったふうに微笑むと、背を向けて進み出したのだった。
なかなか体調が良くならず、しばらくは書き上げたら少しずつ投稿していきます。
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順番にクラスメイトがダンジョンに入って行った。
「しかし、順番が最後だと暇ね~」
ルビーはダンジョンの入口を見ながら言った。
「それでね~」
シオンとミント先生が楽しそうに会話していたのをみてルビーはモヤッとした感情が湧いた。
「ちょっとシオン!先生と話してばかりいないでこちらにきなさい!」
シオンはなんだ?と首を傾げた。
「あらあら♪ルビーさん、嫉妬はみっともないですよ~」
「なっ!?そんなんじゃないわよっ!」
顔を真っ赤にして否定した。
「まぁまぁ、みんなでダンジョン攻略の作戦会議はしないとね?」
珍しくアッシュが機転を利かせていった。
「…………まぁ、いいけどな」
ミント先生はニマニマとしながら見守った。
しかし、シオン達は真剣にダンジョンの地図を見ながら時間まで議論を重ねた。
知っているからだ。
本当のダンジョンと言うものを。
その危険性を。
時間はあっという間に過ぎていった。
「は~い、シオン君達の番ですよ~お願いしますね~」
ミント先生に見送られて、遂にダンジョンに足を踏み入れた。
中に入るとオーソドックスな石畳のダンジョンで、通路は人が二人で並んで歩けるほどの広さだった。
「思ったより通路は広いな。天井も十分に剣が振るえるほど高さがある」
「そうね。罠は無いと言っていたが、警戒は怠らずに行こう」
ダンジョンとは定期的に構造を変えるものだから油断はできないのだ。
シオン達は慎重に進み出した。
少し進むと、T字路で地図を見ながら悩んでいるパーティーに出くわした。
「おいおい、もう追いついたぞ?」
10分前に入ったパーティーだった。
「あっ、シオン君達だ。もう追いついたの!?」
いや、シオン達的にはかなりゆっくりきたのだが、前のパーティーは地図をしっかり確認し覚えていなかったようだ。
まったく致命的だぞ?
ただでさえ、地図があるダンジョンなんて珍しいのに、それを暗記していないなんてあり得ないぞ?
シオンは深いため息を付きながら目の前のパーティーを見るのだった。
「確かクラスメイトのキャロットさんでしたね。君達のパーティーは待ち時間の間に地図を把握していなかったのかい?」
うっと、自分達の不手際を恥じた。
「キャロットさん達は右を進んで下さい。その後、2つ目の交差点を左に進んで下さい」
「シオン君達はどうするの?」
指を指して言った。
「逆の左に行きます。左はしばらく進むと行き止まりなので、他のパーティーが間違えて進んでいないか確かめます」
「もしかして、成績優秀者であるシオン君、先生に頼まれている?」
シオンは困ったふうに微笑むと、背を向けて進み出したのだった。
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