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大変お待たせしました。
行き当たりばったりで書き始めたのでネタがなく執筆に時間が掛かってしまいました。
ようやくある程度書き溜まったのでまた毎日更新していきます。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
シオンは不機嫌だった。
「も~~~!いい加減にしてくれーーーー!!!!」
シオンは机に置かれた手紙を見て叫んだ!
「いや~~モテモテだね♪羨ましいよ」
取り敢えず、ニヤニヤッしていたアッシュを叩いた。うん。少しスッキリした。
「あら、良いところに、叩きがいのあるサンドバックがありますわね♪」
ルビーも便乗してアッシュを殴った。
「ゴフッ!?」
アッシュは倒れて、指に付いた血でルビーとダイイングメッセージを書いて息絶えたのだった。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
「安らかに眠れアッシュ」
「貴方の事は忘れないわ。5秒ほど」
二人はアッシュに手を合わせた所で、アッシュが起き上がった。
「ちょっ!酷くないっ!?」
抗議するアッシュに二人は───
「アッシュが悪い」
「ええ、そうね。アッシュが悪いわ」
実に仲の良い夫婦である。
「それより大丈夫シオン?」
いじけるアッシュを無視してルビーが声を掛けた。
「余り大丈夫じゃない…………」
まだ入学して一週間しか経っていない。
シオンには、『剣魔決闘』しようぜっ!というラブレターが山の様に送られてきた。
剣魔決闘はお互いの同意あり、第三者の立会の下に行われる。シオンが了承しなければ相手をしなくて良いのだが、なにせ申込みが多いのだ。
「まぁ、正直な所、剣魔決闘を申込んで、あわよくばシオンと友誼を結びたいと思っている奴らもいるだろうしな」
急に真面目な顔つきになったアッシュが言った。
「シオンは気付いていないようですが、手紙の差出人の名前を見る限り、中立派に属する者の名前も何人かありましたしね」
「まぁ、手の内を明かす決闘なんて受けないに越した事はないよ」
そうなんだよなぁ~
今の所、決闘を受けるメリットがまったくないんだよなぁ~
「しばらくは様子見だね。少しすれば落ち着いて少なくなるよ」
「そうね。アッシュの言う通りだわ。……………あ、そう言えば──」
ルビーが何かに気付いた。
ガサゴソッと鞄を探ると、1枚の手紙を出した。
!?
「まさかラブレター!?このルビーに!?マジで?」
アッシュが驚くと、ルビーはにこやかな顔で、ボディーブローを喰らわせた。
ゴフッとまた沈むアッシュを無視して、手紙を開いた。
「これよこれっ」
ルビーは手紙をシオンに渡した。
「えっ、読んでいいのか?」
尋ねるシオンにルビーは頷くと、そのまま手紙に目を通した。
『拝啓 初めまして
この度、ルビー・ローズ様に剣魔決闘を申込みしたいと思います。
もし私が勝ったらシオン・カラー様の婚約を解消して頂きます。
理由は、貴女はシオン様の婚約者に相応しくないからです!(いつもシオン様に乱暴を働く暴力女)
故に、シオン様を解放する為に私は立ち上がりました。
別に断っても良いです。
その場合は、卑怯者の貴女は無様にも逃げたと、事実を言い回るだけですので。
賢明な返事をお待ちしております。
敬具 マリン・ストローク』
「……………これはどこから突っ込んでいいのかわからんなぁ~」
どれどれ?
アッシュも立ち上がると手紙を読んだ。
「くっあはははっ!このマリン令嬢、よく見てるじゃないか!そのと───コホンッこれは酷いな。大切な幼馴染みが侮辱されては黙ってはいられないよ!」
アッシュは冷や汗をダラダラと流しながら、ルビーを擁護する言葉を続けた。アッシュの首にローズの手が喉を潰そうと握っている事は…………見なかったことにしよう。
「この手紙には、相手が負けた時の条件が書かれていない。まったく舐めているよな?」
シオンは不機嫌そうに手紙を投げ捨てた。
「ちょっと捨てないでよ。返事を書かないといけないんだから」
!?
「「受けるのか!?」」
シオンとアッシュは同時に叫ぶのだった。
行き当たりばったりで書き始めたのでネタがなく執筆に時間が掛かってしまいました。
ようやくある程度書き溜まったのでまた毎日更新していきます。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
シオンは不機嫌だった。
「も~~~!いい加減にしてくれーーーー!!!!」
シオンは机に置かれた手紙を見て叫んだ!
「いや~~モテモテだね♪羨ましいよ」
取り敢えず、ニヤニヤッしていたアッシュを叩いた。うん。少しスッキリした。
「あら、良いところに、叩きがいのあるサンドバックがありますわね♪」
ルビーも便乗してアッシュを殴った。
「ゴフッ!?」
アッシュは倒れて、指に付いた血でルビーとダイイングメッセージを書いて息絶えたのだった。
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「安らかに眠れアッシュ」
「貴方の事は忘れないわ。5秒ほど」
二人はアッシュに手を合わせた所で、アッシュが起き上がった。
「ちょっ!酷くないっ!?」
抗議するアッシュに二人は───
「アッシュが悪い」
「ええ、そうね。アッシュが悪いわ」
実に仲の良い夫婦である。
「それより大丈夫シオン?」
いじけるアッシュを無視してルビーが声を掛けた。
「余り大丈夫じゃない…………」
まだ入学して一週間しか経っていない。
シオンには、『剣魔決闘』しようぜっ!というラブレターが山の様に送られてきた。
剣魔決闘はお互いの同意あり、第三者の立会の下に行われる。シオンが了承しなければ相手をしなくて良いのだが、なにせ申込みが多いのだ。
「まぁ、正直な所、剣魔決闘を申込んで、あわよくばシオンと友誼を結びたいと思っている奴らもいるだろうしな」
急に真面目な顔つきになったアッシュが言った。
「シオンは気付いていないようですが、手紙の差出人の名前を見る限り、中立派に属する者の名前も何人かありましたしね」
「まぁ、手の内を明かす決闘なんて受けないに越した事はないよ」
そうなんだよなぁ~
今の所、決闘を受けるメリットがまったくないんだよなぁ~
「しばらくは様子見だね。少しすれば落ち着いて少なくなるよ」
「そうね。アッシュの言う通りだわ。……………あ、そう言えば──」
ルビーが何かに気付いた。
ガサゴソッと鞄を探ると、1枚の手紙を出した。
!?
「まさかラブレター!?このルビーに!?マジで?」
アッシュが驚くと、ルビーはにこやかな顔で、ボディーブローを喰らわせた。
ゴフッとまた沈むアッシュを無視して、手紙を開いた。
「これよこれっ」
ルビーは手紙をシオンに渡した。
「えっ、読んでいいのか?」
尋ねるシオンにルビーは頷くと、そのまま手紙に目を通した。
『拝啓 初めまして
この度、ルビー・ローズ様に剣魔決闘を申込みしたいと思います。
もし私が勝ったらシオン・カラー様の婚約を解消して頂きます。
理由は、貴女はシオン様の婚約者に相応しくないからです!(いつもシオン様に乱暴を働く暴力女)
故に、シオン様を解放する為に私は立ち上がりました。
別に断っても良いです。
その場合は、卑怯者の貴女は無様にも逃げたと、事実を言い回るだけですので。
賢明な返事をお待ちしております。
敬具 マリン・ストローク』
「……………これはどこから突っ込んでいいのかわからんなぁ~」
どれどれ?
アッシュも立ち上がると手紙を読んだ。
「くっあはははっ!このマリン令嬢、よく見てるじゃないか!そのと───コホンッこれは酷いな。大切な幼馴染みが侮辱されては黙ってはいられないよ!」
アッシュは冷や汗をダラダラと流しながら、ルビーを擁護する言葉を続けた。アッシュの首にローズの手が喉を潰そうと握っている事は…………見なかったことにしよう。
「この手紙には、相手が負けた時の条件が書かれていない。まったく舐めているよな?」
シオンは不機嫌そうに手紙を投げ捨てた。
「ちょっと捨てないでよ。返事を書かないといけないんだから」
!?
「「受けるのか!?」」
シオンとアッシュは同時に叫ぶのだった。
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