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五章 テクサイス帝国編 3 帝都テクサイス
512 アイリス皇女からの頼み事
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源流の森とは、今回病気が蔓延した地に流れる川の上流にある森のことで、豊かな水源と濃い魔素が、下流に住む人々にとっての生活を支え、神聖な場所として扱われている。
無断で入る事を禁じられており、それを破った者は厳しい罰を受ける。
その掟がある事で源流の森に入る事が出来ず、調査が一向に進まないでいた。
だがそれだけではない。
地域を管理するアイリス第五皇女の許可があれば、源流の森に入る事は出来るのだが、現地の者達は神聖な場所が穢れているのを目の当たりにするのを恐れ、源流の森に入り原因を究明しようとしないのだと。
この問題を冒険者ギルドに依頼として出したとしても、すぐに調査が入るとは限らないので、義理の妹の専属冒険者に頼もうと思ったのだと、アイリス皇女は話した。
「アイリス様の名で冒険者ギルドに調査依頼を出せば、すぐに動いてくれるのでは?」
「アレナリアの言う通り姉上の名で依頼を出せば、ギルドはすぐにでも動くだろう。だが大事にもなるのは明らかだ」
「そうですよね」
「わたくしが暮らした所を、危険な場所だと思われたくないのです。幸い死者が出るような症状ではないので、これ以上大事になる前に、なんとかしたいのです。わがままを言ってるのはわかってます。どうか聞いてはもらえませんか?」
「いや、しかし……」
アイリス皇女は両手を握りしめ祈るようにカズを見つめる。
隣に居るコンルと、部屋の隅で待機している侍女と女性騎士の視線がカズに突き刺さる。
「ぅ……や、やれるだけの事はやってみます(この状況で断るのは無理だ)」
また面倒な事をやらされる羽目にと、カズは視線を落とた。
「ありがとうございますっ!」
先程まで浮かぬ顔をしていたアイリス皇女だが、カズが頼みを聞き入れると、話をする前の明るい表情に戻った。
綺麗な女性が自らの武器を、ここぞとばかりに使うのはズルいとカズは思った。
ましてやそれが皇女、完全に受けるの一択しかない。
「立ち入り禁止区域の森に入る許可証を、すぐに用意します」
「はい……え? すぐに!?」
カズは落とした視線をレオラに向けると、スっと顔を反らした。
「レオラ様は、今の話を知ってらしたんですか?」
「知っていた。だが勘違いするな。カズに調査を頼みたいと、アタシも今聞かされたんだ」
それは本当なのかと、ジト目でレオラを見る。
しかもカズだけではなく、アレナリアとレラまでも。
「レオラちゃんの言っている事は本当です。今日来る冒険者の方を見て判断しようと、わたくしが勝手に決めた事なのです」
「わかっただろ。知っていたら、先に話している」
どうやら本当の事らしいので、三人はジト目でレオラを見るのを止めた。
「あ! そうでした。順番が逆になってしまいましたが、カズさんに一つ確認したい事がありましたの」
「なんでしょうか?」
「以前に、わたくしと同じ様な種族を助けた事はありませんか?」
「アイリス様と同じ様な種族ですか? えーっと……その、アイリス様は人族ではないんですか? (皇女様のステータスを覗き見するのも悪いからな)」
「これは失礼しました。レオラちゃん、手伝ってくれる」
椅子から立ち上がったレオラが、履き物を脱いだアイリス皇女を横抱きする。
ドレスの裾から出ているアイリス皇女の足が徐々に形状を変化させ、一枚の大きな魚の尾ビレになった。
「御覧の通り、わたくしの種族は人魚です。マーメイドやセイレーンなどと呼ばれる事もあります。それぞれ元をたどれば違いはありますが、差別の対象にならない為に、現在帝国ではそれら全てを人魚族と称しています。魚人族や水人属性などと候補がありましたが、調査した結果、人魚族が一番浸しみ持てるらしく、男性女性に限らず呼ぶ様に決めた次第です」
今度は大きな尾ビレが形状を変化させ、二本のすらりとした白く細い人の足になった。
尾ビレが人の足に戻ると、レオラはアイリス皇女を椅子に下ろした。
「それでどうですか?」
「トカ国から湖を渡ってる時に、盗賊に捕まってたセイレーンを助けた事はあります」
「何か御持ちでは?」
「?」
カズは当時の出来事を思い返す。
「……! 剥がれた鱗を一枚貰いました」
「今も御持ちなら、見せて頂けますか?」
カズはスッと何もない空間から、一枚の美しい鱗を出してテーブルに起いた。
「手に取って見ても宜しいですか?」
「どうぞ」
カズが許可すると、椅子の背もたれに座っていたコンルがふわりと飛び、テーブルに置いた鱗を持っていきアイリス皇女に渡した。
「カズさんが助けたセイレーンは、ローラと名乗りませんでしたか?」
「確かに彼女はローラと。アイリス様のお知り合いですか?」
「ええ」
当時ローラはトカ国と今は無きセテロン国の間にある湖に向かい、そこに住む同族に合いへ出掛けたのだが、予定日を過ぎても一向に戻らず、湖に住む同族からも来ていないと連絡があり、行方不明となっていたのだと。
アイリス皇女の元にもその知らせがあり、捜索していたのだが手掛かりが見付からず、日数だけが過ぎていた。
それから暫くして湖に住む同族の村に、行方不明だったローラが姿を現した。
ローラは湖に住む同族の村に保護されると、盗賊に捕まって人族の冒険者に助けてもらったと話をし、その情報がアイリス皇女の元にも伝えられていた。
それからアイリス皇女は、盗賊からローラを助けて、傷を癒した冒険者を探していた。
しかしローラの話からでは、その冒険者を特定する事は難しく、探すのが難航して行き詰まっていた。
冒険者ギルドに尋ねるも、ローラを拘束していた盗賊が捕らえられたのは、今は無きセテロン国のため、詳しい情報は得られなかった。
そんな時に義理の妹から、妖精族のコンルに会わせたい人物がいると話があり、詳しく内情を聞くと、探していた冒険者に近い情報だった為に、今回の謁見をアイリス皇女は承諾した。
「ローラが無事に戻れたようでよかった」
「同族を代表して御礼を申し上げます。本当にありがとうございます」
アイリス皇女は深く頭を下げ、カズに感謝した。
皇女が頭を下げた事で、侍女と女性騎士が目を見開き、カズに鋭い視線を向ける。
カズはその意味を理解して、即座に対処する。
「どうか頭を上げてください。たまたま助けただけですから(この雰囲気、胃が痛くなりそう)」
下げていた頭を上げ、アイリスは笑顔を見せた。
コンルがアイリス皇女からローラの鱗を受け取り、カズに返したところで、使用人が許可証と地図を持って来た。
侍女がそれを受け取り、アイリス皇女の元に運んだ。
アイリス皇女は許可証に目を通すと羽ペンでサインをして、印を押し封筒に収めた。
次に地図を広げて、目的地までの経路を説明した。
アイリス皇女の屋敷からは馬車で五日移動し、途中の村で船に乗り換えて丸二日掛けて川の上流に移動する。
「出来るだけ早く調査を進めてほしいので、移動は新型のマナエンジンで動く乗り物を用意します。馬より早いので、カズさんにはそれでの移動をお願いします」
「わかりました(何だろう?)」
「動かせる者を一人付けます。カミーリアこちらへ」
「はい」
部屋の扉横で待機していた女性騎士の一人が、アイリス皇女の方に歩き出す。
それはカズ達を向かい入れた騎士の内の一人、藍色のような青みがかった黒い長い髪を後で一つに結んだ、身長190センチ以上ある背の高い綺麗な騎士。
もう一人の女性騎士も美人だが、カミーリアの方が背が高くスラッとしており、まるでファッションモデル。
皇女の側で護衛を勤めているからなのか、これまで見た女性騎士は美人ばかり。
性格に難があるものの、ガザニアも確かに美人で、アスターとグラジオラスもどちらかと言えば美人。
「話を聞いていましたね。あなたにはカズさんを目的地まで送り届ける事に加え、案内と護衛、それと調査の手伝い任せます」
「承りました。私はアイリス様に使える騎士の一人で、カミーリアと申します。よろしくお願いします、カズ殿」
「こちらこそ、よろしくお願いします(行くんだったら、一人の方が気楽なんだけどなぁ。美女には好かれない質だし)」
一緒に行く相手が、自分より長身の美人なので、カズは少々不安になっていた。
二人になったら、性格が豹変しないかと。
無断で入る事を禁じられており、それを破った者は厳しい罰を受ける。
その掟がある事で源流の森に入る事が出来ず、調査が一向に進まないでいた。
だがそれだけではない。
地域を管理するアイリス第五皇女の許可があれば、源流の森に入る事は出来るのだが、現地の者達は神聖な場所が穢れているのを目の当たりにするのを恐れ、源流の森に入り原因を究明しようとしないのだと。
この問題を冒険者ギルドに依頼として出したとしても、すぐに調査が入るとは限らないので、義理の妹の専属冒険者に頼もうと思ったのだと、アイリス皇女は話した。
「アイリス様の名で冒険者ギルドに調査依頼を出せば、すぐに動いてくれるのでは?」
「アレナリアの言う通り姉上の名で依頼を出せば、ギルドはすぐにでも動くだろう。だが大事にもなるのは明らかだ」
「そうですよね」
「わたくしが暮らした所を、危険な場所だと思われたくないのです。幸い死者が出るような症状ではないので、これ以上大事になる前に、なんとかしたいのです。わがままを言ってるのはわかってます。どうか聞いてはもらえませんか?」
「いや、しかし……」
アイリス皇女は両手を握りしめ祈るようにカズを見つめる。
隣に居るコンルと、部屋の隅で待機している侍女と女性騎士の視線がカズに突き刺さる。
「ぅ……や、やれるだけの事はやってみます(この状況で断るのは無理だ)」
また面倒な事をやらされる羽目にと、カズは視線を落とた。
「ありがとうございますっ!」
先程まで浮かぬ顔をしていたアイリス皇女だが、カズが頼みを聞き入れると、話をする前の明るい表情に戻った。
綺麗な女性が自らの武器を、ここぞとばかりに使うのはズルいとカズは思った。
ましてやそれが皇女、完全に受けるの一択しかない。
「立ち入り禁止区域の森に入る許可証を、すぐに用意します」
「はい……え? すぐに!?」
カズは落とした視線をレオラに向けると、スっと顔を反らした。
「レオラ様は、今の話を知ってらしたんですか?」
「知っていた。だが勘違いするな。カズに調査を頼みたいと、アタシも今聞かされたんだ」
それは本当なのかと、ジト目でレオラを見る。
しかもカズだけではなく、アレナリアとレラまでも。
「レオラちゃんの言っている事は本当です。今日来る冒険者の方を見て判断しようと、わたくしが勝手に決めた事なのです」
「わかっただろ。知っていたら、先に話している」
どうやら本当の事らしいので、三人はジト目でレオラを見るのを止めた。
「あ! そうでした。順番が逆になってしまいましたが、カズさんに一つ確認したい事がありましたの」
「なんでしょうか?」
「以前に、わたくしと同じ様な種族を助けた事はありませんか?」
「アイリス様と同じ様な種族ですか? えーっと……その、アイリス様は人族ではないんですか? (皇女様のステータスを覗き見するのも悪いからな)」
「これは失礼しました。レオラちゃん、手伝ってくれる」
椅子から立ち上がったレオラが、履き物を脱いだアイリス皇女を横抱きする。
ドレスの裾から出ているアイリス皇女の足が徐々に形状を変化させ、一枚の大きな魚の尾ビレになった。
「御覧の通り、わたくしの種族は人魚です。マーメイドやセイレーンなどと呼ばれる事もあります。それぞれ元をたどれば違いはありますが、差別の対象にならない為に、現在帝国ではそれら全てを人魚族と称しています。魚人族や水人属性などと候補がありましたが、調査した結果、人魚族が一番浸しみ持てるらしく、男性女性に限らず呼ぶ様に決めた次第です」
今度は大きな尾ビレが形状を変化させ、二本のすらりとした白く細い人の足になった。
尾ビレが人の足に戻ると、レオラはアイリス皇女を椅子に下ろした。
「それでどうですか?」
「トカ国から湖を渡ってる時に、盗賊に捕まってたセイレーンを助けた事はあります」
「何か御持ちでは?」
「?」
カズは当時の出来事を思い返す。
「……! 剥がれた鱗を一枚貰いました」
「今も御持ちなら、見せて頂けますか?」
カズはスッと何もない空間から、一枚の美しい鱗を出してテーブルに起いた。
「手に取って見ても宜しいですか?」
「どうぞ」
カズが許可すると、椅子の背もたれに座っていたコンルがふわりと飛び、テーブルに置いた鱗を持っていきアイリス皇女に渡した。
「カズさんが助けたセイレーンは、ローラと名乗りませんでしたか?」
「確かに彼女はローラと。アイリス様のお知り合いですか?」
「ええ」
当時ローラはトカ国と今は無きセテロン国の間にある湖に向かい、そこに住む同族に合いへ出掛けたのだが、予定日を過ぎても一向に戻らず、湖に住む同族からも来ていないと連絡があり、行方不明となっていたのだと。
アイリス皇女の元にもその知らせがあり、捜索していたのだが手掛かりが見付からず、日数だけが過ぎていた。
それから暫くして湖に住む同族の村に、行方不明だったローラが姿を現した。
ローラは湖に住む同族の村に保護されると、盗賊に捕まって人族の冒険者に助けてもらったと話をし、その情報がアイリス皇女の元にも伝えられていた。
それからアイリス皇女は、盗賊からローラを助けて、傷を癒した冒険者を探していた。
しかしローラの話からでは、その冒険者を特定する事は難しく、探すのが難航して行き詰まっていた。
冒険者ギルドに尋ねるも、ローラを拘束していた盗賊が捕らえられたのは、今は無きセテロン国のため、詳しい情報は得られなかった。
そんな時に義理の妹から、妖精族のコンルに会わせたい人物がいると話があり、詳しく内情を聞くと、探していた冒険者に近い情報だった為に、今回の謁見をアイリス皇女は承諾した。
「ローラが無事に戻れたようでよかった」
「同族を代表して御礼を申し上げます。本当にありがとうございます」
アイリス皇女は深く頭を下げ、カズに感謝した。
皇女が頭を下げた事で、侍女と女性騎士が目を見開き、カズに鋭い視線を向ける。
カズはその意味を理解して、即座に対処する。
「どうか頭を上げてください。たまたま助けただけですから(この雰囲気、胃が痛くなりそう)」
下げていた頭を上げ、アイリスは笑顔を見せた。
コンルがアイリス皇女からローラの鱗を受け取り、カズに返したところで、使用人が許可証と地図を持って来た。
侍女がそれを受け取り、アイリス皇女の元に運んだ。
アイリス皇女は許可証に目を通すと羽ペンでサインをして、印を押し封筒に収めた。
次に地図を広げて、目的地までの経路を説明した。
アイリス皇女の屋敷からは馬車で五日移動し、途中の村で船に乗り換えて丸二日掛けて川の上流に移動する。
「出来るだけ早く調査を進めてほしいので、移動は新型のマナエンジンで動く乗り物を用意します。馬より早いので、カズさんにはそれでの移動をお願いします」
「わかりました(何だろう?)」
「動かせる者を一人付けます。カミーリアこちらへ」
「はい」
部屋の扉横で待機していた女性騎士の一人が、アイリス皇女の方に歩き出す。
それはカズ達を向かい入れた騎士の内の一人、藍色のような青みがかった黒い長い髪を後で一つに結んだ、身長190センチ以上ある背の高い綺麗な騎士。
もう一人の女性騎士も美人だが、カミーリアの方が背が高くスラッとしており、まるでファッションモデル。
皇女の側で護衛を勤めているからなのか、これまで見た女性騎士は美人ばかり。
性格に難があるものの、ガザニアも確かに美人で、アスターとグラジオラスもどちらかと言えば美人。
「話を聞いていましたね。あなたにはカズさんを目的地まで送り届ける事に加え、案内と護衛、それと調査の手伝い任せます」
「承りました。私はアイリス様に使える騎士の一人で、カミーリアと申します。よろしくお願いします、カズ殿」
「こちらこそ、よろしくお願いします(行くんだったら、一人の方が気楽なんだけどなぁ。美女には好かれない質だし)」
一緒に行く相手が、自分より長身の美人なので、カズは少々不安になっていた。
二人になったら、性格が豹変しないかと。
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