パラメーターゲーム

篠崎流

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翌朝、月曜には再び日常に戻った。朝食を台所兼、居間みたいな所で家族全員四人でテーブルを囲んで何時もの様に消化

娘二人は朝部活があるのでさっさと出たが、俺には無いので平らげた後、食器等を片付け後を夏さんに任せる、そのまま軽く食休みの後遅れて学校に行くが行かせてもらえなかった

夏さんは、居間でモジモジしながら俺に近づき
「いってらっしゃいキス」をした

朝っぱらから可愛いなもう&エロモードにしたいのか、というのもあったので、試しに正面から俯いてモジモジする夏さんのおっぱいを、ぎゅっと掴んで苛めてやる

二分くらい繰り返して夏さんも凄いハァハァしてたので無言でテーブルの物をどかして、夏さんをお辞儀させるようにうつ伏せに倒し尻を突き出させる。

このテーブルは高いので、丁度立ちお辞儀する格好のバックになる

短めのスカートを捲くって構わずパンティを下ろし敢て、太腿の上の辺りまで脱がす

こうして尻を突き出させた格好だと、夏さんのムチポヨ白ボディが映える、凄く尻がデカクて、もう彼女も堪らないのか左右に腰を振っておねだりする

前戯を少しだが、亀頭を入り口に添えるがもう夏さんも必要ないくらい、ヌレヌレの熱々だった後ろからゆっくり入れてやると、その感触を楽しむ様に

「んん‥んう‥」と声を出して感じ、奥に入れるまでの行程を彼女も楽しんだ

「夏さん、俺も時間無いから最初から全力でいくよ?」
「ハイ‥」とここでも小さく同意した

十ストロークくらいゆっくり馴染ませて、激しくしても問題ない事を確認して、最初からスパートでバックで犯した、何十分も掛けてられないからな

夏さんは相変わらず控え目で耐えるような喘ぎだ

「う‥う‥んん」とかなり激しいピストンを受けながら、だがこっちも止まらない、メチャ白い大きい尻を目の前にして止まる訳がない

最初から最後まで激しい行為だったので、夏さんも最初の二分であっさり絶頂した、この時は一回目以降は夏さんも我慢はしなかった、それだけ信頼度が上がったのだろう

大きく声を出して絶頂後グッタリしたが、俺の行為、ピストンはスパートのまま継続されている、その為強制的に快感の世界に引き戻される、もう二回目からは夏さんも自分の恥かしい部分を隠さなかった

「あ!ま、まって‥!、激し!イッて‥る‥の!ダメ!」
「ダメ、俺も時間無いて言ったろ?出すまで全力だ」
「ひ、い!すご!また‥また!イクっ!」

結局俺がイクまで全力ピストンを止めて貰えず、ぶっ掛けされて解放された。

時間は前戯二分~、本番六分~くらいだが、夏さんは毎分イキ続けて、テーブルに突っ伏したまま凄いだらしない顔で恍惚、放心状態だった

流石に後片付けする時間も無いので、俺はそのまま軽くお互い拭って出立、結構時間的には詰ってるからしょうがないが、朝からお互いスッキリしたには違い無い

気分と時間にも寄るが、一応学校まではバスなので、超激しい運動後でも大丈夫だ、座った所で「ぴろりーん」と鳴ってなんかスマホが告知する、勿論アプリだ。

「あれ?何か解放されてる」

そう、ロック機能の一つが解除された

「シークレットモード①」

説明がイマイチだが、要は①だとこのアプリを他人からは見えなくするモードの一つで、俺からは神アプリプレイ中だが、他人からは元のギャルゲアプリ版に見える、という事らしい

「勿論ゲーマーなら、とりあえずONだろ」とオンにした

これで他人からは怪しまれずに使える、解放条件が不明だったが多分Hのお陰なんだろう

学校は普通に間に合った、脱力感もあるが、そこまででもないので、普通に過ごすが勿論アプリもやるぜ

何しろ無限に遊べるしな、まあ、夏さんと恋人か最低セフレには成ったので大満足だが

このアプリはデータが膨大だし、まだ把握してない事も山程ある、それと具体的どう思ってるかは分るが残念ながら夏さんと俺の相関は相手の気分、状態は双方で

「好き」とか「愛してる」とかは伝えてくれるが家族構成や職業じゃないので「セフレ」か「恋人」かは表示されない。

俺がこれで
「良し夏さんと恋人になれたぜ!」とか思っても、向こうはそうじゃない場合もある、今の所は「ラブ~」なだけで其々の主観でしか分らない

別に他の女の子を落そうとは思ってなかったのだが、それからも俺のハード生活は続く、これほど面白いアプリなら何時までも遊べるし、誰が誰をどう思ってるかとか興味もある、ゲーマーとしては色んなキャラを笑顔にしたいとも思う。

夏さんキャラが「ニコニコ」になったのでそれだけですげー嬉しかったし

勿論HR、授業の合間の休み時間も余裕で使ってた。周囲も俺にはあんまり話しかけてこないし、別に合間にギャルゲしててもあんまり気にされない、別名「スマホマン」とかあだ名されても居るし今更だろう

同じクラスで話しかけて来るのは、昔からの知り合いが殆ど幼馴染というか風早の長女渚も同じクラスだし悪友の豪腕孝も居るし、中学から顔知ってるのも数人居る

昔からの知り合いは全員俺と孝が「そんな奴じゃない」と知ってるから事件を知っても敬遠したりもしない

休み時間も勿論アプリ、とりあえず近くに表示されるので悪友のデータも見るがコイツは秘密らしきものも無い、キャラまんまだ。

格闘、主にプロレスオタだが、俺と話しが合う様に、ゲームも何でもやるまあ、貸し借りする事も多いので今更特別事はない、将来は勿論プロレスラーを目指している、いきなりデビューしてもいけなくもなさそうだが。

好みのタイプはナイスバディとか、ギャルぽいのらしい、ドラックして俺の隣に持って来て簡易に関係表示するがこれもそのまま

「ダチ」で親指立てて笑ってる
「ホモ疑惑」のあるダチだが誤解だったようだ、コイツも三頭身キャラだとそれなりに可愛い、変な意味じゃないぞ

もう一人中学から知ってて、同じクラスで席の近い男子でよく交流するのが「綾御 準」皆からは「永遠の十三歳」とか言われてる、要するに見た目がショタのちっちゃい、割りと一部女子には人気はある。

童顔で背が低く、メガネで真面目でオドオドしてるが、中性的な顔でおもちゃにされる事が多い、んで「俺グループ」の輪に入る、一緒に遊ぶ事頻度が高い。

昔からこんな感じなんで苛められてたが、俺が誘って遊ぶようになった、そのお陰で誰も準に触らなくなったという経緯がある

コイツも「友達」「恩人」みたいに思ってる

非常に成績がいいし家も医者、ガリベンでもなく地頭がいいので俺らと遊んでても試験は大体何時も十番以内の成績、後、前後事情から、何故か俺に非常に懐いているので何かと奢ってくれたりする

基本的に良い奴なんだが、女性の好みはおっぱいさんで、苛められは嫌だけど、弄られはそんなに嫌じゃないらしい。マザコンではないが年上でもOKと割りとゾーンは広い

こんな感じで関係の近い人間から順に見てくだけで非常に面白い。

二人目を攻略しに行ったのは、偶然の切っ掛けがあったから「事故」でもある。

昼になって弁当持って中庭になんとなく出た、今日は秋日和で屋外で食う気分だっただけ、勿論、孝も準も一緒だ

「毎度思うんだが、お前の弁当おかしいだろう‥」
「鳥とプロテインだぞ可笑しくない」
「野菜がないよね」
「ブロッコリーはあるぞ」

とか言いつつもアプリチェックしながら、飯食ったが、そこでMAPからキャラアイコンが接近してくる顔アイコンだがもう分った

「よー!寂しい男子」と三馬鹿が接触

これも見慣れた光景である
三馬鹿と言った通りだが、白黒ギャルの女三人
一人は上級生で、瓜生うりゅう直子、まあ、ヤンキー娘だ格好はギャルに近いミニスカで露出多いが一応そういう扱いで誰も近づかない

後ろの取り巻き二人は、春日部 和美て黒ギャル
上坂 蘭ていう白ポチャの両方二年だ

俺らの前でヤンキー座りして、何時もどおり絡んでくる、相手するのは孝でいい俺は忙しいし大抵何時も無視してる

「不味そうなもん食ってんなー、そっちのは何時ものママの手作りかい?」
「何を言う、筋肉にはこのメニューだ」
「味はどうでもいいのか」
「当たり前だ」

と孝に任せればいい。何故こいつ等はやたら絡んで来るかというと、要するに「入学初日事件」の関係者だ

特にボスの瓜生は、俺がヘッドバット入院させた、どっかの上級生のアホの彼女と言われている、噂だけどね。

後ろの二人もグループに居た連中、だから俺らを見つけると絡んで来る、ただこの手の挑発やイジメは俺らには通じない、俺は糠に釘、孝は何でも肉体の話になる、準はあわわわしてるだけ、第三者から見れば苛めれてるか嫌がらせされてるのだがあんまりそんな感じは当人らに無い

そう、切っ掛けてのはこいつ等だ。丁度スマホ中なのでコイツラのアイコンも俺らグループの近くに移動し、持って来て並べて関係表示するが「え?!」と思った

ボスの瓜生は俺にウィンクしてるし、フキダシでも「興味津々」だった、なんでや?とか言いそうになる

他の取り巻き二人も俺と孝と準への関心度が高い、良感情が結構ある。

要するに、やたら絡んで来るのはヤンキー軍団の男共を病院送りにして停学食らわせた、仕返し嫌がらせみたいな感じじゃないのだけは分った、残念ながらそこまで詳細確認をしてる時間も隙もない

丁度、予鈴が鳴って三馬鹿も戻って俺らも教室に戻って終了した

どうも俺らが思ってる三馬鹿と実際は違うらしい。
そこでこの三人もブックマークしとく、こうして置くと位置情報もMAPに出るので、何時でも見れるし、近づくと通知がある

次の授業までの間もチェックして簡易には分った、なので席に着き軽く話した

「おい孝、あの三馬鹿どう思う?」
「は?なんだろう?全体的になれなれしい?」
「つかイジメだろあれ、上級生の」
「そうか?」
「だって例の事件のグループの一部だったろ」
「うーん、事故だ、以降は実害は無いしな、どうでもいいかなぁ」
「そっか」
「なんだよ急に」
「いや、お前、どう思ってるのかなぁ、と‥見た目とか、一応女じゃん、何で絡んで来るのかなぁとか」
「んー‥、まあ、見た目だけなら春日部はエロイな、いや、上坂もムチポチャだし割りと‥絡んで来るのはよく分らん、あんま気にしてない」
「そーか」
「まあ、絡まれるのがウザイなら、飯とかは人の多い所でいいんじゃね?あんま接点ないし」
「俺らに興味ありそう感もあるんだよね」
「あれが?まあ、仮にそうでも、無いな、性格悪そうだし」
「そうな」
「準は?」
「怖いでしょ‥」と小動物みたいな顔でフルフル拒否姿勢だった

と孝も準も言ったので一時保留して自分の側をチェック。
まあ何故か俺に良感情が高い瓜生をとりえず見とこう

俺らに絡んで来るのは興味が主、瓜生は要するに、元の不良軍団の一部で行動してるが理由は単純で、平凡な学園生活とか、特徴の無い相手がつまらないと思ってるらしい、んで、自然とああいう集団に寄って行って取り巻きになった。

俺が病院送りにしたボスとは付き合ってる噂があったがこれも誤解で、集団内で主導してる男子、女子が目立ってるだけで特別な付き合いはない、そう分るのはコイツ処女だし、H項目も碌に表示無い。付き合ってたらまるで無しは無いだろう

勿論、しつこく口説かれた事もあるが、所詮DQNの馬鹿で興味も薄かったらしい、ありたいてに言えば「意外とチンケな奴だな馬鹿だし」としか思わなかった。

そりゃそうだろう、どんなにイキってても所詮ガギだし人間的に深さなんてないし、頭も悪いし雑魚だから群れるだけだ、そんな所でボスになった所で、なーんにも無い

まだいい大学目指して頑張ってますとか家が苦しいから必死にバイトして金を入れてます、プロとか大会を目指してスポーツやってます、みたいな学生のが努力はしてるし、才能もあるし、単純に人間としては上だろう、内面だって勿論そう。他人を苛めていい気分に浸れるとかより他人に対して守れる側に成る方が難しい

そいつ等を(殆ど孝のせいだが)初日事件でぶっ飛ばした下級生、それがハッとする程痛快だったらしい、それからこの扱いになった

実際瓜生は俺に対しては「面白い奴」とか思ってる、でも興味本意が中心殆ど俺も相手してないし。まあ、上級生ガン無視てのが既に常人ではないだろうが

他の二人も似たようなもんだ、どこにでも居る、有る、普通がつまらない、だからそういう側に群がってただけだ、まあ蛾みたいなもんだ。

で、やっぱりデカイ口叩いてオラオラでも、実際はチンピラヤンキーなんて人間としてはペラい。

そんな集団に関心が無くなって女三人で纏まってこうなってるらしい

まあ、白ギャルの上坂蘭だけは特殊だが三人とも同情の余地はあるだろう、良くも悪くも家庭環境が複雑。

片親とか、親無しとか、金持ちで甘やかされてとか、まあ俺からすればグレる理由に成ってないがな

俺は部活は一応入ってるが幽霊だ、去年終りまでは道場とかも通ってて、一応空手二段持ちだが今は略やってない、風早の家に入ってからはバイトで忙しいし。

そんな訳で、学校終わったらさっさと直帰。
とは言え、三、四時間は大抵あるんで、よく移動ついでに街をブラブラする事が多い、だからあの「ガキ」とも会った。

それからは会って無い。一応「あのガキ居ないかな?」とも、探しはしたんだがそんな会える事もない、とりあえず今はそう重要じゃないのでいいだろう。

んで、そのブラブラの中、例の三馬鹿を見つける、目視でなくアプリのMAPだ、俺は勿論避けて移動し適当にゲーセン入る、ゲームする訳じゃない

出入り自由だし中で時間まで邪魔されずにアプリれるから、一応缶ジュースだけ義理で買うが、この神アプリを手に入れる前から行動パターンはそんな変わってない

ただ、ゲーセンに入ったのが不味かったらしい。
三人の中の一人、上坂に発見される

コイツもミニで挑発するような格好でアホぽいカラフルなアクセを多数付けてるが見た目は一番普通だ。

黒髪、ヘルメットおかっぱで、童顔、丸顔でまあまあ一般的には可愛い部類だ、言動もきつくない、ゆるふわ、というかド天然、前後の事情あって周囲からは変な眼で見られてるだけだ

見た目は割りと普通の範囲だが、三人の中で一番ヤバイ。
何がと云えばビッチで生活環境が一番ヘビーで重い、非処女だし、回数は少ないがHもそれなりにしてるし、これまで三人の男と関係してる、人は見た目に寄らないの典型だろう

まあ、ビッチという表現は一方的だろう、例えて言うなら、押されると受け入れちゃう系

別にHが凄い好きな訳でもないのだが、軽そうに見えるのでよく誘われる、けど、まあまあ好みの相手なら「ん~いいよ?」て事になりやすい、貞操感が低いのもあるが

これも同情の余地がある。

彼女は一番ヘビーと言った通りだが、所謂親無し、児童擁護施設の出身で、一応小学校に上がるとき貰われていったが、その後、義理の両親に子供が出来る、当然義理の娘の方はあんまり可愛がられなくて愛情が薄い義務感みたいので育てられただけ、だからしょうがないだろう

家はまあまあ金持ちで、上坂は居難くなって、高校から自分で家を離れた、義理の両親もそれに同意して彼女は小さいワンルームマンションを借りてもらって一人だ、そりゃ捻じ曲がるよねという部分

これも当然、当人の上坂は寂しんぼう、だから逆に慣れなれしい性格になって犬みたいな感じになった、常に誰かと居たい温もりが欲しい、ただ元々性格が悪い訳じゃないのでそこは幸いだ

だからHしようと誘われても断れない断ったら嫌われるかも、という不安から来てる。結果的にそれが、そんなにH好きでもないけど応じてしまう。

三人くらいと関係してるが、本番はあんまり応じない、しょうがないから、お口でとか、おっぱいで、という事が多くなり結果的に経験人数が多くなる

彼女も二回だけ本番したが、満足したとか、気持ちよかったとか心から思ったのは一回も無い。

見た目と逆で、ややSで、さみしんぼ、依存系なので誘ってHまでのハードルは低いのだがこれを把握してないとうまくいかない、今までHした男とも疎遠で、一回二回だけで会わなくなった。

彼女は良くも悪くも、感情が外に出るので

「貴方とは良くなかった」

とは言わないが、自然と話とかしなくなったり、つまらなそうにする、避けるのでそうなる

「あれ~、悠斗君だ~」とかやや重い軽中量級ボディをゆらしてやってきた

何も言って無いのに、施設の隅のベンチみたいな休憩所に座る俺の隣に勝手に座って話しかける、白ポチャとは言うが別にデブでもない、系統としては夏さんに近い優しい垂れ眼で丸顔でチョいぽちゃ

身長百五十二センチ、B87W63H88まあ、エロイ体してるのは確かだろう

何時もどおり

「なにしてんの~」
「ゲーセン来てスマホー?」
「それなに~?」

とゆる語尾伸ばしで、一人で勝手に喋ってる、事前情報が無ければシカトが多いが

「ああ、コイツも可哀相だな、苦労してんだな」という事が分ると不思議と嫌には成らない

「時間ある時はな、どっかで暇つぶしてる」
「え~そうなんだ?でもゲーセンでスマホでゲームて変じゃない~」
「ちゃんと義理的にジュースは買った」
「そうなんだ~、わたしも~」とか言って上坂も何か買った

ホントに一時間くらいどうでもいい話して過ごした

「暇つぶしなの~?じゃあどっかいこうか?」
「いや、そこまで時間無い。バイトまでの時間だけだし」
「ばいと~?何の?~」
「色々だなぁ、メインはスーパーの倉庫、コンビニとかも偶にヘルプ行くくらい」
「え~沢山やってるんだ?私もみたい~」
「来てどうすんだよ‥やる事ねーぞ」
「いいじゃん~私も暇だし、みてみたい~」

何でかそうなったので、同道する事になった、まあ、店だけ案内すりゃいいだろうとか思ったのだが中まで入ってゆる空間を展開した、基本コイツKYだろう

「え゛~後ろ綺麗じゃないんだねー」
「当たり前だ‥」
「だって入った事ないし~」

そんなアホな事喋ってたら店長に見つかった

「んん?ブレザー?女子高生??友達??」
「あ、どうも、何かバイト先みたいとか言い出して、一応同じ学校ッス」
「ほほう~お嬢ちゃんかわいいね」
「え゛~そう?」
「でも此処は職員用だからね、見たら帰ってね」
「えー、お仕事みてみたいなー」
「おおう、そうかそうか」

んで店長が一旦事務所に戻って制服持ってきた

「丁度キャッシャーが足りてない、バイトしてきなさい」
「まじ?いいの~?」
「勿論だとも!」

という流れで上坂も連れて行かれた、まあ、今はどこも人足りて無いからな。そもそもキャッシャー、つまりレジも今日日は半自動化されてるので馬鹿でも出来るだろう

そんな感じで4時間程働いたが、上坂も店長も気に入ったらしい、特にトラブルも無くお客さんのからも好評らしい、少々うるさいが問題ない

具体的に言うと、お客さんとか職場のおばさんと話しこむ、掛け声がデカイ、八百屋みたいくらい

「らっしゃいした~!!」
「あしゃした~!!」みたいな

支払いもつり銭も機械に入れて勝手に出て来る、今は自動か半自動だから、早々ミスは起こらない様に成っている。

帰り掛けに次も決まったらしい、案外むいてるそうだ

「え~!三千五百円ももらったー!」
「普通だろ‥」
「バイトとか始めてだし~うれしー」
「そうかそうか明日からも頼むよ!」

とか言って勝手に決まって帰った、もう夜も二十二時過ぎだがいいのだろうか

「別に~何時帰っても怒られないしー」
「まあ、随分ゆるゆるだな」
(そりゃそうだよな‥義理の娘だし一人だし‥)
「ねぇねぇー、コンビニは??」
「それは人手足りないとか、急に誰かが休んだ、とかだけ、電話来るし」
「そっかー、じゃあ見れないね~」
「面白く無いと思うけどな」
「それにしても悠斗君て結構話してくれるんだねー?なんかシカトされてた感じなのに」
「そりゃおまえ、瓜生と春日部のせいだろ、アイツの言動思い返してみろ」
「‥‥‥、だよねー!」
「今頃気づいたか‥」

まあ、大丈夫だろうが、一応上坂の家まで送って俺も帰ったが、上坂はあんな感じで基本的に悪意が無い、あんな連中とつるんで無ければそんなに変な人生にもならないだろう。

見て分る通り、他人に影響されやすいてのがある、明るいド天然でわんこぽいから基本単体ならそんなに嫌われたりしないハズだ、ヘビーな家庭環境だが当人は陰に入ってないのが救いだ

家に帰って部屋でゴロンとした所でスマホチェック
「‥だよな」
そう、上坂蘭はもう対俺好感度もそれだけで上がってる

大雑把な相手からの評価もフキダシに「好きかも?」になった

ゲームのキャラ付けでいうと「チョロイ子」辺りだろう、まあ、俺の中でも、嫌なキャラじゃないからいいが

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