一年付き合ってた彼女が医大生とラブホから出てきた(NTR……涙)帰り道、川で幼女が溺れていたので助けて家まで送ったら学園のアイドルの家だった
マナシロカナタ✨ねこたま✨GCN文庫
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第3章 学園のアイドルと過ごす日々
第45話 大大大!反省会 ~優香SIDE~、~美月のあのね帳~
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~優香SIDE~
その日の夜。
ブォ~~!
お風呂上りに洗面所でドライヤーで髪を乾かしながら、私は今日の牛丼屋さんでの一連の不祥事について、大大大!反省会を行っていた。
「『じゃ、じゃあ。そういうことを言うのは……わ、私にだけってこと?』とか話の流れで言っちゃったし! 超言っちゃったし!!」
蒼太くん、いきなりこんなことを言われちゃったせいで、返事をするのにすごく困ってたよね。
そりゃあそうだ。
学校帰りに一緒に牛丼を食べに行っただけでこんなことを聞かれたら、誰だって返答に困る。
「もしかして『ちょっと牛丼を食べに行っただけで彼女ヅラするイタい勘違い女』って思われたかも……、はぁ……」
思わずついたため息は、しかし誰に聞かれるでもなくドライヤーの音にかき消されていった。
私の気持ちなんて全然興味ないドライヤー君は、今日も元気に温風と騒音を吐き出しながら己の職務を全うしている。
だけどそんな大失言が霞んでしまうくらいにクリティカル大失敗だったのが、
「間接キスしちゃったよぉ~~!」
ということだった。
しちゃったのだ、間接キッスを。(敢えて倒置法
神に誓ってわざとじゃなかった。
お肉をくれるって言うから、わーい!って思ってつい食べちゃっただけなのだ。
でもでもこれにはちゃんと理由があってね?
今日の6時間目の体育がね?
持久走をやってちょっとハードだったから、今日の放課後はいつになくお腹が空いていたんです。
それでその、大好物のお肉が目の前にあったことでついつい食欲に目がくらんでしまった私は、蒼太くんのお肉を貰っちゃったのでした。
それが間接キスだってことに気が付いたのは、既にお肉を口の中に入れた後だった。
「あの時ものすっごく緊張してたんだけど、表情に出てなかったかな? 自然に振る舞えていたかな?」
蒼太くんの態度を見る限りではバレてなかったと思うんだけど……。
「でもしちゃったんだよね、間接キス。キスしちゃったんだ。牛丼記念日……なんちゃって? なんちゃって! なんちゃって!」
とまぁ、間接キスをしてしまったことでどうにも胸が高鳴ってしょうがなかった私が、ドライヤー片手に洗面所ではしゃいでいると、
「おねーちゃん、さっきから楽しそうですけどどうしたんですか?」
洗面所のドアをガラリと開けて、パジャマ姿の美月がヒョコっと顔を出した。
「な、なんでもないわよ!?」
「そうですか?」
まさか今のひとり言、美月に聞かれてなかったよね?
牛丼記念日とか言ってはしゃいでいたのを聞かれていたら、お姉ちゃんとしての面目は丸つぶれだ。
これ以上深入りされないように、私は少し強引に話を変えることにした。
「そ、そうよ。っていうか美月、まだ髪が濡れてるじゃないの。まだ夜は冷えるんだから風邪引いちゃうわよ? ほら、今からお姉ちゃんがドライヤーを当ててあげるからこっちにきなさい」
「えへへ、おねーちゃんにドライヤーしてもらうの、美月大好き~」
美月が嬉しそうな顔をしながら、とてとてと私のところにやってくる。
「もう、ほんと美月は甘えんぼさんなんだから」
私は蒼太くんとの間接キッスを思い出しては高鳴る心をなんとか誤魔化しながら、美月の髪に優しくドライヤーを当てていった。
~あのね帳(姫宮美月)~
先生、あのね、今日は、牛どんきねん日なんだって。
お姉ちゃんが、ドライヤーをしながら、たのしそうに言っていました。
美月も、牛どんはおいしいので、すごくすきです。
その日の夜。
ブォ~~!
お風呂上りに洗面所でドライヤーで髪を乾かしながら、私は今日の牛丼屋さんでの一連の不祥事について、大大大!反省会を行っていた。
「『じゃ、じゃあ。そういうことを言うのは……わ、私にだけってこと?』とか話の流れで言っちゃったし! 超言っちゃったし!!」
蒼太くん、いきなりこんなことを言われちゃったせいで、返事をするのにすごく困ってたよね。
そりゃあそうだ。
学校帰りに一緒に牛丼を食べに行っただけでこんなことを聞かれたら、誰だって返答に困る。
「もしかして『ちょっと牛丼を食べに行っただけで彼女ヅラするイタい勘違い女』って思われたかも……、はぁ……」
思わずついたため息は、しかし誰に聞かれるでもなくドライヤーの音にかき消されていった。
私の気持ちなんて全然興味ないドライヤー君は、今日も元気に温風と騒音を吐き出しながら己の職務を全うしている。
だけどそんな大失言が霞んでしまうくらいにクリティカル大失敗だったのが、
「間接キスしちゃったよぉ~~!」
ということだった。
しちゃったのだ、間接キッスを。(敢えて倒置法
神に誓ってわざとじゃなかった。
お肉をくれるって言うから、わーい!って思ってつい食べちゃっただけなのだ。
でもでもこれにはちゃんと理由があってね?
今日の6時間目の体育がね?
持久走をやってちょっとハードだったから、今日の放課後はいつになくお腹が空いていたんです。
それでその、大好物のお肉が目の前にあったことでついつい食欲に目がくらんでしまった私は、蒼太くんのお肉を貰っちゃったのでした。
それが間接キスだってことに気が付いたのは、既にお肉を口の中に入れた後だった。
「あの時ものすっごく緊張してたんだけど、表情に出てなかったかな? 自然に振る舞えていたかな?」
蒼太くんの態度を見る限りではバレてなかったと思うんだけど……。
「でもしちゃったんだよね、間接キス。キスしちゃったんだ。牛丼記念日……なんちゃって? なんちゃって! なんちゃって!」
とまぁ、間接キスをしてしまったことでどうにも胸が高鳴ってしょうがなかった私が、ドライヤー片手に洗面所ではしゃいでいると、
「おねーちゃん、さっきから楽しそうですけどどうしたんですか?」
洗面所のドアをガラリと開けて、パジャマ姿の美月がヒョコっと顔を出した。
「な、なんでもないわよ!?」
「そうですか?」
まさか今のひとり言、美月に聞かれてなかったよね?
牛丼記念日とか言ってはしゃいでいたのを聞かれていたら、お姉ちゃんとしての面目は丸つぶれだ。
これ以上深入りされないように、私は少し強引に話を変えることにした。
「そ、そうよ。っていうか美月、まだ髪が濡れてるじゃないの。まだ夜は冷えるんだから風邪引いちゃうわよ? ほら、今からお姉ちゃんがドライヤーを当ててあげるからこっちにきなさい」
「えへへ、おねーちゃんにドライヤーしてもらうの、美月大好き~」
美月が嬉しそうな顔をしながら、とてとてと私のところにやってくる。
「もう、ほんと美月は甘えんぼさんなんだから」
私は蒼太くんとの間接キッスを思い出しては高鳴る心をなんとか誤魔化しながら、美月の髪に優しくドライヤーを当てていった。
~あのね帳(姫宮美月)~
先生、あのね、今日は、牛どんきねん日なんだって。
お姉ちゃんが、ドライヤーをしながら、たのしそうに言っていました。
美月も、牛どんはおいしいので、すごくすきです。
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