錬KING 〜目指せ!魔道具製造してガッポリ生活〜

ぽっちゃりおっさん

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異世界転生

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 「書けたか?じゃあ、この水晶の上に手を乗せてくれ!」

 僕は言われた通りに水晶の上に手を乗せた。水晶に何の変化もない。

 「良いだろう!指名手配されてないみたいだな!」

 水晶に手を乗せ触れる事で、指名手配されているか分かるらしい。

 「兄ちゃん、街に入っても良いぞ!この先身分証明書がないと、街を出入りする度に、入場審査をしなくちゃいけないぜ!面倒臭いのが嫌なら、この街のギルドで登録した方がいいぜ!」

 ギルドに登録した時に貰えるギルドカードが身分証明書になるらしい。有用な情報を教えてくれた兵士に、礼を言って街の中に入っていった。

 入り口の横には、《ハクタの街へようこそ!》と消え掛かった字が書かれた、木製看板が立っていた。

 街の中は、通りに石が敷き詰められている。キチンと整備されているようだ。

 通りの両脇には、木製の建物がズラリと建ち並んでいる。

 街の通りに向かって[鑑定]をしてみる。
 
 建物の上に、[道具屋:築20年][民家:築30年]などと建物の詳細が見える。

 少し先に[ハクタギルド]と表示された、大きな建物を発見した!

 ギルドだ!

 僕は逸る気持ちを抑え切れず、急ぎ足でギルドに向かった。

 3階建の木製建物に、大きな[ハクタギルド]を書かれた真鍮製の看板が掲げられている。

 扉は開けられたままになっている。扉をくぐり、ギルドの中に入って行く。

 ギルドの内部には、テーブル席が何席か置いてあり、屈強な男達が数人腰掛けている。

 正面のカウンターには、[受付]と書かれている。その横の大きな木の板には、[依頼掲示板]と書かれており、何枚か紙が貼り付けられている。

 僕は、正面に見れた[受付]に向かった。

 「こんにちわ!ギルドは初めてなんですが、登録出来ますか?」

 受付嬢は僕を頭の先からつま先まで観察している。

 「登録出来ますが、今まで登録した事がなかったのですか?」

 怪訝けげんな表情で僕に問いかけてくる。

 「はい、このハクタの街へも初めて来たもので……ギルドもない田舎から出て来たばかりなんです……」

 「なるほど……失礼しました。通常、街の住民は子供の頃に全員登録をしますので。田舎の方から出て来られたのですね。」

 なんとか誤魔化せたようだ。

 「それでは、こちらに記入をお願いします。」

 街の入場審査で記入した物を同じ様式だ。

 記入した用紙を手渡すと、これも同じ様に、水晶で犯罪歴を調べられた。

 「これで登録完了です。こちらがギルドカードになります。」

 銅製のプレートネックレスを受け取った。
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