R18の乙女ゲーに男として転生したら攻略者たちに好かれてしまいました

やの有麻

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高年期[夏休み編]

☆まだ、終わらないの?

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「・・・ん?」





脱力して二階堂くんにもたれ掛かっていると二階堂くんから疑問の声が漏れた。・・・なんだろう?







「お前・・・さっきイッたよな?・・・なんでまだ萎えてないんだ?」

「・・・え」






そう言われ自分の下半身へと目をやる。・・・すると未だに反り立っていた。・・・あれ?これってまさか?





「ああっ!」

「はっ・・・薫風、中イキしたんだな。・・・最高だ、ゾクゾクする。薫風は出さなくても中でイけるんだな。」

「い、いや、ちょ・・・ああっ!う、動かな、いでっ!」





自分が中イキしたことを認めた瞬間、ズンッと下から突き上げられ背筋が仰け反る。あ、まだ中に二階堂くんのが入ったままだったんだ・・・てか、二階堂くん達したよね?回復早くない?






「や、やめ・・・はっ、・・・み、みんなを、待たせてるのに・・・」

「ああ、その事は大丈夫だ。伝言伝えてあるから。」

「んんっ!・・・は、はぁ?な、なにを・・・っ!あ、ああっ!」

「ふ・・・そんな事より俺を見ろよ・・・薫風。」





急に耳元で話しかけられズクンと体に甘い快感が全身に行き渡る感覚を覚える・・・




首筋を舐められ腰をがっちり鷲掴みされ上下に揺さぶられされるがままになってしまった・・・







「んああっ!な、なんだよこれっ!あ、アアッ!」

「くっ!・・・薫風、敏感すぎないか?・・・っ、はぁ・・・搾り取られそうだっ。」

「だった、ら・・・あ、ぬ、抜いてっ!あ、あああ!」

「ッチ、くそっ!・・・あ~何でこんなに薫風の中は我慢できない程、気持ちいいんだよっ!」

「やだっ!ああ!前いじんなぁ!」






・・・3度目の絶頂は中も外もビクビクっと跳ね上がり達した。二階堂くんも中に・・・






・・・ま、まだ熱が下がらないんですが?何故でしょうか?こいつのセーエキ、媚薬か何かじゃないのか?




「はぁ、はぁ、・・・あ、も、もう嫌だぁ・・・」

「まだ薫風のココは締め付けて俺を離さないぞ?言ってる事が矛盾してるなぁ?」

「うぅ・・・」





ゆるゆると腰を動かされ、前座位のまま何度目かの快楽が押し寄せてきた・・・





あ~これ、いつ終わるんだろ~・・・?







事後。。。






「大丈夫かな薫風くん?」

「・・・今更、猫被っても遅いですよ・・・」

「なんだ?地の方が薫風の好みか?」

「そーゆう事を・・・んんっ!」






だーから!喋ってる時に口を塞ぐんじゃない!もー・・・今日は散々・・・





「どうだ?この後また俺の家にくるか?」

「行きません」

「じゃあこの後夕飯でもどうだ?」

「・・・無理です。」

「・・・はは。素直じゃないな~。」

「・・・」





さっきから同じ話の繰り返し。





あれから中イキした僕は暫く熱が収まらず何度も二階堂くんに付き合わされ・・・解放された頃には外はオレンジ色に染まっていた・・・





そういえば最中、一度もシャワールームに誰も来なかったが何故?・・・まぁシャワールームは4箇所あり1室に6個のシャワーが備えられている。・・・万純くんが出て行ってから誰もこなくなった・・・二階堂くん、何したんだ?





聞いてみると出入口の前に「故障中」、「立ち入り禁止」の看板を建てたらしい・・・え、そんな事、勝手にしていいの?あ、それはご都合主義?へぇ~・・・









「とりあえず移動するか。もう閉まる時間だろう。」

「はい・・・」






着せ替え人形の様に私服を着せられ横抱きにされた・・・はい、大人しく従っておきますよ?だって・・・腰たたないもん。ガンガン腰打たれればきっと誰だって・・・ねぇ?








・・・ん?あの車は二階堂くん家の車?うちの車は?






あれれ~?何故僕は二階堂くんと一緒に二階堂くん家の車に乗せられているのかなぁ~?







「あ、の・・・?わざわざ送ってくれるのですか?」

「ん?あぁ・・・そうだね。私の家に、ね。」

「え、い、いやいや!僕は家に帰りたいんですが!」

「うん、家には帰るよ?私の家に。」

「・・・」






は、話が通じない・・・これ、詰んだ?いやいや!諦めちゃだめでしょ!
 







でも話は一方通行・・・二重人格の上に自己中。最悪の組み合わせ。さりに閨の上ではドS。・・・そんな人に好かれた僕って・・・こ、これ以上考えたら涙が出てきそう。僕、この先平和に暮らせるのかなぁ?・・・あ、本当に泣けてきた。







「なんだ?どこか体が辛いか?それともまた私の家に行ける嬉し泣きか?」

「・・・どちらも違います。」

「つれないな・・・くくっ。」

「いい加減、からかわないでもらえますか?そして家に帰してください。」

「ああ、帰るぞ?私の家に、だがな。」

「・・・八乙女家に帰してください・・・」

「まともに歩けない奴が家に帰ったら家族に迷惑かけるだけだぞ?ここは私に甘えとけ。」

「都合の良いように変換しないでもらえますか?」

「安心しろ。明日にはちゃんと、責任もって、薫風の家に送ってやるよ。」

「・・・はぁ」







もう、これ諦めるしかないのか?も~・・・今度からは絶対一人にならいようにしよう。どこでテンプレが潜んでるか、いつフラグが立つかわからないからな。






今度は3日後に海に行く約束をしている。・・・今度は流依兄さんも一緒に行くから、例え二階堂くん達がいようと兄さん、または万純くんから離れなければ襲われる事はないよね?・・・ないよね?

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