17 / 48
とある暴走族のリーダー、就職する‼︎
0011:召集をかけよ‼︎
しおりを挟む
──ここは、フィックスド辺境伯領一の銀行前。──
──と、銀行から、女性が急いで出てきた。──
タタタッ(銀行から出てくる女性の足音。)
「先輩、大丈夫でしたか?(女性に話しかけるノア)」
「はい、無事に実家への送金手続きが終わりましたわ! 待ってくださってありがとうございます。(ペコリ女性)」
「それでは一旦、天幕広場に移動しましょう!(ノア)」
「はい! よろしくお願いしますわ‼︎(キリッと女性)」
──二人は、一台の自転車に乗り込んだ‼︎──
◇ ◇ ◇
──ここは、フィックスド辺境伯家裏山、天幕広場。──
「パトリック、……本氣なのか?(困惑サムライ男)」
「うん。……ノアがやるって言ってるんだから、僕も手伝うつもりだよ。(キリッと殿下)」
「だがな、……その靴は、いいのか? こけるぞ。」
「大丈夫、大丈夫‼︎ ちゃんと練習したから、オールオッケーだよ‼︎(ドヤドヤ殿下)」
キキキキキキイーー‼︎(自転車のブレーキの音)
──と、そこへ、二人乗りのノアと女性が到着した‼︎──
「パトリック殿下、お疲れ様です‼︎(女性が自転車から降りるのを待ってから、降りるノア)」
「おつかれ、おつかれ‼︎ お嬢さんの用事は、済んだんだね。(さりげなくクルッと一回りするパトリック殿下)」
「はい! ……あとは、みんなが集まるのを待つだけなのですが、…………その、靴はどうしたんですか?(地面で優雅に滑っている殿下を見て、かなり困惑してるノア)」
「ああ、これ? これはね、ローラースケートだよ! やっぱり、機動力って大事じゃん? 俊敏性といったら、スケートだよね!(ドヤ顔パトリック殿下)」
「…………それ、山の中で走れます?(ノア)」
「………………。(推し黙るパトリック殿下)」
「「「……。(沈黙するサムライ男とノアと女性)」」」
「それを言ったら、自転車も駄目でしょ。(頑張って捻り出した答えを言うパトリック殿下)」
「まあ、そうですけど。(納得するノア)」
「いずれにせよ、できる限り平地な道を通ろうね。……一応サネユキに、関門の様子を見てきてもらったんだけど、まだ燃え盛ってるみたいだからさ。(曇り顔の殿下)」
「ああ。……関門自体が木造なのもあるが、関門と繋がっている木造倉庫が馬鹿デカくてな。……関門というよりは、倉庫が燃えていたぞ。(神妙なサムライ男)」
「なかなかなことをしてくれるよね。……こことフローレンス領との関門は、一つだけだから、領地を練り歩く商売人は、かなり困るだろうな。(神妙な殿下)」
「先輩、……山中を通って、フローレンス領に行ったことは、ありますか?(ノア)」
「はい。嫁ぎ先から度々呼び出されていましたので。……平地を通る道も知っていますわ。(キリッと女性)」
「それなら、なんとかなりそうですね。(微笑みノア)」
「はい。みなさま、申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。(深く頭を下げる女性)」
「いいよ、いいよ! お嬢さんには、命を助けてもらったからね! 大船に乗った気持ちでいてよ‼︎(ウインク殿下)」
「……ありがとうございます。(うるうるお目々な女性)」
「困ったときは、お互い様ですからね。(微笑みノア)」
──と、そこへ、一羽の鳩がノアの頭に降り立った‼︎──
『クルック、クルクルック、ルウ‼︎(準備できたお。)』
「「「────っ‼︎(はと⁉︎)」」」
「おっ、みんな準備万端みたいです。行きましょうか、パトリック殿下。(両手で鳩をぐわしっと捕まえて、下から上に放り投げるノア)」
『クルック、クルクルック、クウ‼︎(またな、若造。)』
「…………伝書鳩?(ほえーな殿下)」
「ええ、……あの鳩は、合図用なんです。よく、鳩に餌をあげてたら、懐いちゃって……。(照れノア)」
「……私も餌をあげたら、懐くかしら。(羨ましい女性)」
「……。(たぶん鳩さんは、ノアのことを下に見てるよ。 鳩の心の中を読めてしまったけど、あえて言わない殿下)」
「では、パトリック殿下、行きますか‼︎」
「うん。安全第一でいくよ‼︎(左手を振り上げる殿下)」
「「「ラジャーー‼︎(殿下を真似る三人)」」」
──殿下御一行は、移動を開始した‼︎──
◇ ◇ ◇
──ここは、フィックスド辺境伯領とフローレンス辺境伯領との境界沿いに位置する、一番利用されている山口。──
──山口の付近には約五十台ほどの自転車がズラーっと並んでおり、五十人ほどの強面な青年が列をなしていた。──
「副長、……先鋒を五人、山中へ送りました。(キリッとした表情のハリー)」
「了解。不審者を発見したら、すぐに報告するよう頼んでくれたか?(キリッとした表情の毟られモヒカンキース)」
「はい! 補足で、発見しても絶対に接触しないように言っております‼︎(ヘンリー)」
「ありがとう。……もう少しで、アニキも到着する。……みんな、氣を引き締めていこう‼︎(副長のお顔なキース)」
「「「ラジャーー‼︎(返答する仲間達)」」」
──と、物陰から、一人の中年男性が、小さな小包を持って、青年達に向かって突っ込んでくるではないか⁉︎──
「──っ⁉︎(やばいっ‼︎ 中年男性の異常行動に素早く氣づいたキースは、咄嗟に中年男性へタックルをかます‼︎)」
ドンッ‼︎(中年男性とキースが接触して一緒に倒れる音)
コトン。(中年男性の手から離れて地面に落ちた小包)
「「「副長ーー⁉︎(懸命に叫ぶ仲間達)」」」
「おい、お前ら、絶対に来るんじゃないぞ‼︎ 俺の予感だが、このおじちゃんが持ってた小包は、かなり危険だからな‼︎(中年男性に四の地固めをキメつつ、仲間に指示を出すキース)」
「「「「────っ⁉︎(仲間達に緊張が走る‼︎)」」」」
「おじちゃん、なんでこんなことをするんだ‼︎(キース)」
「うるさい、黙れ‼︎ この世に、桃源郷なんて無い‼︎ ここにいる全員、爆弾で道連れにしてくれるわ‼︎(中年男性)」
「────っ⁉︎(爆弾だって⁉︎ 動揺するキース)」
「落ちた衝撃で、爆弾の時限装置にスイッチが入ったはずだ。……ものの半刻で、みんなおじゃんさ。…………ガハハハハハハハハ‼︎(気が狂ったかのように笑う、中年男性)」
「……。(アニキ、……駄目だ。……ここに来ると、爆弾に巻き込まれる……‼︎ どうすれば、……どうすれば……‼︎ 独り考えまくるキース)」
「……悪いけど、……おじゃんになるのは、おじちゃんだけだと思うよ。(とある声)」
キキキキキキキイー‼︎(二台分の急ブレーキ音)
「────っ⁉︎(笑わなくなった中年男性)」
「半刻あれば、爆弾処理できるからな‼︎(サムライ男)」
「モヒカン様、私が代わります。……ペンさんのお仲間様方に、危害を加えようとするなんて……。絶対に許しませんわよ‼︎(かなり頭に血が昇ってしまったとある女性)」
「キース、よくやった。あとは俺に任せてくれ。(ノア)」
「あにきいいい‼︎(声が震えてるキース)」
──作動してる爆発物を前に、果たしてノア達は、この困難を上手く乗り越えることはできるのであろうか⁉︎──
──と、銀行から、女性が急いで出てきた。──
タタタッ(銀行から出てくる女性の足音。)
「先輩、大丈夫でしたか?(女性に話しかけるノア)」
「はい、無事に実家への送金手続きが終わりましたわ! 待ってくださってありがとうございます。(ペコリ女性)」
「それでは一旦、天幕広場に移動しましょう!(ノア)」
「はい! よろしくお願いしますわ‼︎(キリッと女性)」
──二人は、一台の自転車に乗り込んだ‼︎──
◇ ◇ ◇
──ここは、フィックスド辺境伯家裏山、天幕広場。──
「パトリック、……本氣なのか?(困惑サムライ男)」
「うん。……ノアがやるって言ってるんだから、僕も手伝うつもりだよ。(キリッと殿下)」
「だがな、……その靴は、いいのか? こけるぞ。」
「大丈夫、大丈夫‼︎ ちゃんと練習したから、オールオッケーだよ‼︎(ドヤドヤ殿下)」
キキキキキキイーー‼︎(自転車のブレーキの音)
──と、そこへ、二人乗りのノアと女性が到着した‼︎──
「パトリック殿下、お疲れ様です‼︎(女性が自転車から降りるのを待ってから、降りるノア)」
「おつかれ、おつかれ‼︎ お嬢さんの用事は、済んだんだね。(さりげなくクルッと一回りするパトリック殿下)」
「はい! ……あとは、みんなが集まるのを待つだけなのですが、…………その、靴はどうしたんですか?(地面で優雅に滑っている殿下を見て、かなり困惑してるノア)」
「ああ、これ? これはね、ローラースケートだよ! やっぱり、機動力って大事じゃん? 俊敏性といったら、スケートだよね!(ドヤ顔パトリック殿下)」
「…………それ、山の中で走れます?(ノア)」
「………………。(推し黙るパトリック殿下)」
「「「……。(沈黙するサムライ男とノアと女性)」」」
「それを言ったら、自転車も駄目でしょ。(頑張って捻り出した答えを言うパトリック殿下)」
「まあ、そうですけど。(納得するノア)」
「いずれにせよ、できる限り平地な道を通ろうね。……一応サネユキに、関門の様子を見てきてもらったんだけど、まだ燃え盛ってるみたいだからさ。(曇り顔の殿下)」
「ああ。……関門自体が木造なのもあるが、関門と繋がっている木造倉庫が馬鹿デカくてな。……関門というよりは、倉庫が燃えていたぞ。(神妙なサムライ男)」
「なかなかなことをしてくれるよね。……こことフローレンス領との関門は、一つだけだから、領地を練り歩く商売人は、かなり困るだろうな。(神妙な殿下)」
「先輩、……山中を通って、フローレンス領に行ったことは、ありますか?(ノア)」
「はい。嫁ぎ先から度々呼び出されていましたので。……平地を通る道も知っていますわ。(キリッと女性)」
「それなら、なんとかなりそうですね。(微笑みノア)」
「はい。みなさま、申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。(深く頭を下げる女性)」
「いいよ、いいよ! お嬢さんには、命を助けてもらったからね! 大船に乗った気持ちでいてよ‼︎(ウインク殿下)」
「……ありがとうございます。(うるうるお目々な女性)」
「困ったときは、お互い様ですからね。(微笑みノア)」
──と、そこへ、一羽の鳩がノアの頭に降り立った‼︎──
『クルック、クルクルック、ルウ‼︎(準備できたお。)』
「「「────っ‼︎(はと⁉︎)」」」
「おっ、みんな準備万端みたいです。行きましょうか、パトリック殿下。(両手で鳩をぐわしっと捕まえて、下から上に放り投げるノア)」
『クルック、クルクルック、クウ‼︎(またな、若造。)』
「…………伝書鳩?(ほえーな殿下)」
「ええ、……あの鳩は、合図用なんです。よく、鳩に餌をあげてたら、懐いちゃって……。(照れノア)」
「……私も餌をあげたら、懐くかしら。(羨ましい女性)」
「……。(たぶん鳩さんは、ノアのことを下に見てるよ。 鳩の心の中を読めてしまったけど、あえて言わない殿下)」
「では、パトリック殿下、行きますか‼︎」
「うん。安全第一でいくよ‼︎(左手を振り上げる殿下)」
「「「ラジャーー‼︎(殿下を真似る三人)」」」
──殿下御一行は、移動を開始した‼︎──
◇ ◇ ◇
──ここは、フィックスド辺境伯領とフローレンス辺境伯領との境界沿いに位置する、一番利用されている山口。──
──山口の付近には約五十台ほどの自転車がズラーっと並んでおり、五十人ほどの強面な青年が列をなしていた。──
「副長、……先鋒を五人、山中へ送りました。(キリッとした表情のハリー)」
「了解。不審者を発見したら、すぐに報告するよう頼んでくれたか?(キリッとした表情の毟られモヒカンキース)」
「はい! 補足で、発見しても絶対に接触しないように言っております‼︎(ヘンリー)」
「ありがとう。……もう少しで、アニキも到着する。……みんな、氣を引き締めていこう‼︎(副長のお顔なキース)」
「「「ラジャーー‼︎(返答する仲間達)」」」
──と、物陰から、一人の中年男性が、小さな小包を持って、青年達に向かって突っ込んでくるではないか⁉︎──
「──っ⁉︎(やばいっ‼︎ 中年男性の異常行動に素早く氣づいたキースは、咄嗟に中年男性へタックルをかます‼︎)」
ドンッ‼︎(中年男性とキースが接触して一緒に倒れる音)
コトン。(中年男性の手から離れて地面に落ちた小包)
「「「副長ーー⁉︎(懸命に叫ぶ仲間達)」」」
「おい、お前ら、絶対に来るんじゃないぞ‼︎ 俺の予感だが、このおじちゃんが持ってた小包は、かなり危険だからな‼︎(中年男性に四の地固めをキメつつ、仲間に指示を出すキース)」
「「「「────っ⁉︎(仲間達に緊張が走る‼︎)」」」」
「おじちゃん、なんでこんなことをするんだ‼︎(キース)」
「うるさい、黙れ‼︎ この世に、桃源郷なんて無い‼︎ ここにいる全員、爆弾で道連れにしてくれるわ‼︎(中年男性)」
「────っ⁉︎(爆弾だって⁉︎ 動揺するキース)」
「落ちた衝撃で、爆弾の時限装置にスイッチが入ったはずだ。……ものの半刻で、みんなおじゃんさ。…………ガハハハハハハハハ‼︎(気が狂ったかのように笑う、中年男性)」
「……。(アニキ、……駄目だ。……ここに来ると、爆弾に巻き込まれる……‼︎ どうすれば、……どうすれば……‼︎ 独り考えまくるキース)」
「……悪いけど、……おじゃんになるのは、おじちゃんだけだと思うよ。(とある声)」
キキキキキキキイー‼︎(二台分の急ブレーキ音)
「────っ⁉︎(笑わなくなった中年男性)」
「半刻あれば、爆弾処理できるからな‼︎(サムライ男)」
「モヒカン様、私が代わります。……ペンさんのお仲間様方に、危害を加えようとするなんて……。絶対に許しませんわよ‼︎(かなり頭に血が昇ってしまったとある女性)」
「キース、よくやった。あとは俺に任せてくれ。(ノア)」
「あにきいいい‼︎(声が震えてるキース)」
──作動してる爆発物を前に、果たしてノア達は、この困難を上手く乗り越えることはできるのであろうか⁉︎──
2
あなたにおすすめの小説
王宮地味女官、只者じゃねぇ
宵森みなと
恋愛
地味で目立たず、ただ真面目に働く王宮の女官・エミリア。
しかし彼女の正体は――剣術・魔法・語学すべてに長けた首席卒業の才女にして、実はとんでもない美貌と魔性を秘めた、“自覚なしギャップ系”最強女官だった!?
王女付き女官に任命されたその日から、運命が少しずつ動き出す。
訛りだらけのマーレン語で王女に爆笑を起こし、夜会では仮面を外した瞬間、貴族たちを騒然とさせ――
さらには北方マーレン国から訪れた黒髪の第二王子をも、一瞬で虜にしてしまう。
「おら、案内させてもらいますけんの」
その一言が、国を揺らすとは、誰が想像しただろうか。
王女リリアは言う。「エミリアがいなければ、私は生きていけぬ」
副長カイルは焦る。「このまま、他国に連れて行かれてたまるか」
ジークは葛藤する。「自分だけを見てほしいのに、届かない」
そしてレオンハルト王子は心を決める。「妻に望むなら、彼女以外はいない」
けれど――当の本人は今日も地味眼鏡で事務作業中。
王族たちの心を翻弄するのは、無自覚最強の“訛り女官”。
訛って笑いを取り、仮面で魅了し、剣で守る――
これは、彼女の“本当の顔”が王宮を変えていく、壮麗な恋と成長の物語。
★この物語は、「枯れ専モブ令嬢」の5年前のお話です。クラリスが活躍する前で、少し若いイザークとライナルトがちょっと出ます。
身代りの花嫁は25歳年上の海軍士官に溺愛される
絵麻
恋愛
桐島花は父が病没後、継母義妹に虐げられて、使用人同然の生活を送っていた。
父の財産も尽きかけた頃、義妹に縁談が舞い込むが継母は花を嫁がせた。
理由は多額の結納金を手に入れるため。
相手は二十五歳も歳上の、海軍の大佐だという。
放り出すように、嫁がされた花を待っていたものは。
地味で冴えないと卑下された日々、花の真の力が時東邸で活かされる。
あなたがいなくなった後 〜シングルマザーになった途端、義弟から愛され始めました〜
瀬崎由美
恋愛
石橋優香は夫大輝との子供を出産したばかりの二十七歳の専業主婦。三歳歳上の大輝とは大学時代のサークルの先輩後輩で、卒業後に再会したのがキッカケで付き合い始めて結婚した。
まだ生後一か月の息子を手探りで育てて、寝不足の日々。朝、いつもと同じように仕事へと送り出した夫は職場での事故で帰らぬ人となる。乳児を抱えシングルマザーとなってしまった優香のことを支えてくれたのは、夫の弟である宏樹だった。二歳年上で公認会計士である宏樹は優香に変わって葬儀やその他を取り仕切ってくれ、事あるごとに家の様子を見にきて、二人のことを気に掛けてくれていた。
息子の為にと自立を考えた優香は、働きに出ることを考える。それを知った宏樹は自分の経営する会計事務所に勤めることを勧めてくれる。陽太が保育園に入れることができる月齢になって義弟のオフィスで働き始めてしばらく、宏樹の不在時に彼の元カノだと名乗る女性が訪れて来、宏樹へと復縁を迫ってくる。宏樹から断られて逆切れした元カノによって、彼が優香のことをずっと想い続けていたことを暴露されてしまう。
あっさりと認めた宏樹は、「今は兄貴の代役でもいい」そういって、優香の傍にいたいと願った。
夫とは真逆のタイプの宏樹だったが、優しく支えてくれるところは同じで……
夫のことを想い続けるも、義弟のことも完全には拒絶することができない優香。
この世界に転生したらいろんな人に溺愛されちゃいました!
キムチ鍋
恋愛
前世は不慮の事故で死んだ(主人公)公爵令嬢ニコ・オリヴィアは最近前世の記憶を思い出す。
だが彼女は人生を楽しむことができなっかたので今世は幸せな人生を送ることを決意する。
「前世は不慮の事故で死んだのだから今世は楽しんで幸せな人生を送るぞ!」
そこからいろいろな人に愛されていく。
作者のキムチ鍋です!
不定期で投稿していきます‼️
19時投稿です‼️
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜
京
恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。
右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。
そんな乙女ゲームのようなお話。
うっかり結婚を承諾したら……。
翠月るるな
恋愛
「結婚しようよ」
なんて軽い言葉で誘われて、承諾することに。
相手は女避けにちょうどいいみたいだし、私は煩わしいことからの解放される。
白い結婚になるなら、思う存分魔導の勉強ができると喜んだものの……。
実際は思った感じではなくて──?
婚約破棄歴八年、すっかり飲んだくれになった私をシスコン義弟が宰相に成り上がって迎えにきた
鳥羽ミワ
恋愛
ロゼ=ローラン、二十四歳。十六歳の頃に最初の婚約が破棄されて以来、数えるのも馬鹿馬鹿しいくらいの婚約破棄を経験している。
幸い両親であるローラン伯爵夫妻はありあまる愛情でロゼを受け入れてくれているし、お酒はおいしいけれど、このままではかわいい義弟のエドガーの婚姻に支障が出てしまうかもしれない。彼はもう二十を過ぎているのに、いまだ縁談のひとつも来ていないのだ。
焦ったロゼはどこでもいいから嫁ごうとするものの、行く先々にエドガーが現れる。
このままでは義弟が姉離れできないと強い危機感を覚えるロゼに、男として迫るエドガー。気づかないロゼ。構わず迫るエドガー。
エドガーはありとあらゆるギリギリ世間の許容範囲(の外)の方法で外堀を埋めていく。
「パーティーのパートナーは俺だけだよ。俺以外の男の手を取るなんて許さない」
「お茶会に行くんだったら、ロゼはこのドレスを着てね。古いのは全部処分しておいたから」
「アクセサリー選びは任せて。俺の瞳の色だけで綺麗に飾ってあげるし、もちろん俺のネクタイもロゼの瞳の色だよ」
ちょっと抜けてる真面目酒カス令嬢が、シスコン義弟に溺愛される話。
※この話はカクヨム様、アルファポリス様、エブリスタ様にも掲載されています。
※レーティングをつけるほどではないと判断しましたが、作中性的ないやがらせ、暴行の描写、ないしはそれらを想起させる描写があります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる