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5日目
心身を整える
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中川愛子は、陰茎をムニムニ揉みながら、
「今日は抜くのやめておこうね」
と言った。
私は、その言葉の意味がよく汲み取れず困惑してしまう。
私の表情を見て、彼女は優しく細くする。
「貴方、テストステロン値が下がっている気がする。満たされてるのかもね。だから、今朝はムラムラだけさせて、抜かない。出来れば抜くのは明日にして。金玉袋の中、久しぶりにパンパンにしてから射精すのも気持ちがいいわよ」
「でも、こんなにギンギンなんですよ?」
「だからいいのよ。極限までムラムラさせて、今日は解散しましょうね」
中川愛子は、くるりと身体の向きを変え、私の正面にきた。
ピンと上を向く乳房の突起が、私の乳首を弾く。
「んっ」
二人揃っていやらしい声が出た。
どちらともなく唇を合わせる。
チュッ、チュッ、チュッ、ハム、レロ、レロリ、チュッ
浴槽にキスのいやらしい音が響く。
耳からも興奮する。
彼女の手が私の乳首を責める。
「んあぁぁ」
き、気持ちいい。
なんだこれは!
「気持ちいいでしょ。快感の回路が繋がってきてるのよ。引き続き、乳首で気持ちよくなることを継続してね」
は、はい
息を絞りながら返事をした。
彼女が股を私の脚に擦り付けてくる。
グリグリと、骨盤が前後するように腰を振る。
私も彼女の乳首を刺激していると、右手をクリトリスに誘導された。
「んっ、気持ち、いいっ」
中川愛子の喘ぎ声が、浴室に響く。
「あっ、いっ、いい、ん、いっ、イクッぅ」
短く叫び、ハァハァと息をしながら、シャワーを浴び部屋から出てしまった。
不完全燃焼の私は、陰茎を力強く握ったものの、中川愛子の助言を思い出し、ギンギンのまま風呂を上がった。
「偉いわね。抜くの我慢できて」
「明日の射精が、楽しみですよ」
「今日筋トレしてごらん?捗るわよ」
あと、これ。
そう言って円皮灸スポールバンを私の乳首に貼り付けた。
痛っ、と思ったのも束の間、すぐに慣れた。
「痛くないでしょ?今後は隙あらば乳首をいじること。じゃあまた会いましょう。きっと次は今日よりもっと気持ちいいわよ」
今日よりも気持ちいいことなどあるのだろうか。
そんな疑問を持ちながら、私は帰路についた。
家に着き、ソファに座るとどっと疲れが出た。
確かに気持ちよかったし興奮したのだが、心身がめっきり疲れたことがわかった。
誰にも会いたくないし、話したくない。
働いている時は、こういう気持ちになることは良くあったが、資産を得てからは初めての感覚だ。
こういう時、昔だったらパチンコ、スロットをするとスッキリしたが、今日はもう外に出る気力もない。
「あれをするか」
私は盛大に独り言を部屋に投じ、冷蔵庫から梅干しを出した。
そして、一度沸騰させて冷ましたお湯を湯呑みに注ぐ。
梅干しをひと齧り、お湯を飲めるだけ飲む。
また、ひと齧り、そしてお湯をできる限り飲む。
これを梅干し二つ分繰り返し、ベッドに入ると、気を失うように寝てしまった。
「今日は抜くのやめておこうね」
と言った。
私は、その言葉の意味がよく汲み取れず困惑してしまう。
私の表情を見て、彼女は優しく細くする。
「貴方、テストステロン値が下がっている気がする。満たされてるのかもね。だから、今朝はムラムラだけさせて、抜かない。出来れば抜くのは明日にして。金玉袋の中、久しぶりにパンパンにしてから射精すのも気持ちがいいわよ」
「でも、こんなにギンギンなんですよ?」
「だからいいのよ。極限までムラムラさせて、今日は解散しましょうね」
中川愛子は、くるりと身体の向きを変え、私の正面にきた。
ピンと上を向く乳房の突起が、私の乳首を弾く。
「んっ」
二人揃っていやらしい声が出た。
どちらともなく唇を合わせる。
チュッ、チュッ、チュッ、ハム、レロ、レロリ、チュッ
浴槽にキスのいやらしい音が響く。
耳からも興奮する。
彼女の手が私の乳首を責める。
「んあぁぁ」
き、気持ちいい。
なんだこれは!
「気持ちいいでしょ。快感の回路が繋がってきてるのよ。引き続き、乳首で気持ちよくなることを継続してね」
は、はい
息を絞りながら返事をした。
彼女が股を私の脚に擦り付けてくる。
グリグリと、骨盤が前後するように腰を振る。
私も彼女の乳首を刺激していると、右手をクリトリスに誘導された。
「んっ、気持ち、いいっ」
中川愛子の喘ぎ声が、浴室に響く。
「あっ、いっ、いい、ん、いっ、イクッぅ」
短く叫び、ハァハァと息をしながら、シャワーを浴び部屋から出てしまった。
不完全燃焼の私は、陰茎を力強く握ったものの、中川愛子の助言を思い出し、ギンギンのまま風呂を上がった。
「偉いわね。抜くの我慢できて」
「明日の射精が、楽しみですよ」
「今日筋トレしてごらん?捗るわよ」
あと、これ。
そう言って円皮灸スポールバンを私の乳首に貼り付けた。
痛っ、と思ったのも束の間、すぐに慣れた。
「痛くないでしょ?今後は隙あらば乳首をいじること。じゃあまた会いましょう。きっと次は今日よりもっと気持ちいいわよ」
今日よりも気持ちいいことなどあるのだろうか。
そんな疑問を持ちながら、私は帰路についた。
家に着き、ソファに座るとどっと疲れが出た。
確かに気持ちよかったし興奮したのだが、心身がめっきり疲れたことがわかった。
誰にも会いたくないし、話したくない。
働いている時は、こういう気持ちになることは良くあったが、資産を得てからは初めての感覚だ。
こういう時、昔だったらパチンコ、スロットをするとスッキリしたが、今日はもう外に出る気力もない。
「あれをするか」
私は盛大に独り言を部屋に投じ、冷蔵庫から梅干しを出した。
そして、一度沸騰させて冷ましたお湯を湯呑みに注ぐ。
梅干しをひと齧り、お湯を飲めるだけ飲む。
また、ひと齧り、そしてお湯をできる限り飲む。
これを梅干し二つ分繰り返し、ベッドに入ると、気を失うように寝てしまった。
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