あなたの指先で触れられたい

リアルお医者さんごっこ

8

蓮見は病院から使ってない白衣を持ってくると、いつもの診察の時の服装にそれを羽織って着た。
その姿を見て真冬はときめき身体中が熱くなる。
「じゃあ、裸になってベッドに寝て」
優しく蓮見がそう言うと、真冬は恥ずかしくて震えながらもパジャマを脱ぎ、裸になるとベッドに横になった。興奮して肌がピンク色に染まっていた。
「脚を開いて」
真冬が脚を開くと蓮見はベッドに上がり、白衣のポケットから小型ライトを出すと、カチッとスイッチを入れて真冬の脚の間を照らす。
薄暗い部屋の中で、そこだけ浮かび上がり淫靡だった。
真冬が嫌がるかと思ったが、震えているだけで嫌がるそぶりがなかった。
蓮見はその淫らな姿にゴクリと生唾を飲んでしまった。
真冬が興奮しているのか、入り口がヒクヒクしている。早く早くと待っているようだった。
蓮見はライトをベッドに置いて真冬の入り口を照らしながら、ゴム手袋をはめてローションをたっぷり出した。
ゴム手袋とローションで滑りがいいのはよく分かっているので、真冬の入り口にいきなり2本指を入れた。
「ああん！先生！」
真冬が蓮見の指を締め付ける。待ち望んでいた感じだった。
「真冬、締め付けすごい」
そう言って蓮見は出し入れを激しくする。
ヌルヌルして滑りが良く、真冬は悶えながら締め付けてくる。
乱れる姿が萌えすぎる。
「今日は3本、奥まで入れられるかな」
蓮見がゆっくり3本の指を入れる。抵抗を感じながらゆっくり途中まで入れる。流石に奥まで入らない。
真冬は腰を浮かして悶える。
可愛い顔をして、こんなに淫らだったんだと思うと蓮見も堪らなく興奮する。
「せん、しぇい。しゅごい、の。僕の、中、気持ち良しゅぎて、溶けちゃうぅ」
呂律が回らないほど、真冬の興奮もいつもより激しい。
「そうだね。俺の指を咥えこんで、厭らしい仔だな」
ビクンビクンと反応しながら、真冬は無意識に腰を動かしまくる。
「ああん、いやぁんッ」
真冬が締め付けながら中でイってしまった。
蓮見はもっと狂わしたくて指を激しく動かす。
「痛くない？大丈夫？」
真冬の顔を見ながら快楽だけを与える。
「大丈夫！ああんッ！もう、我慢できないのッ！」
蓮見は真冬を壊したくなった。
指で中を激しくかき混ぜた。真冬は甘い声で鳴きまくる。
よほど気持ちがいいのか、何度も中を痙攣させてイきまくり、淫靡な瞳で真冬は蓮見を見つめる。
「あああああん！」
淫らに美しい肢体をピクピクと痙攣させて、また指で中を刺激されただけで真冬は白濁したものをシーツに飛ばしていた。
あまりの刺激に真冬は突然ぐったりした。中もモノもイきすぎて、失神してしまった。

やばいな。
刺激強かったか。
全く。こんなに淫らだと、俺だって我慢限界。

蓮見はカチャカチャとベルトを外した。
ホックを外しチャックを降ろすと反り勃つモノを出した。
真冬が、うーんと唸ると、静かに目を開けた。
「先生」
満足した真冬は、甘えたの天使の笑顔で蓮見を見る。
蓮見は真冬にモノを見せる。真冬は恥ずかしがりながらも、蓮見の痛々しいほど勃起したモノを見つめた。
「もう、焦らさないで。少しでも良いから、挿れたい」
蓮見の切ない顔を見て、真冬も蓮見が欲しかった。
「うん、先生、来て」
蓮見はモノに手を添え、真冬の入り口に先端を当てた。
まだ肌に残っているローションと蓮見の雫でヌルッとしていた。
「真冬。痛かったら直ぐに言ってね」
蓮見はそう言って静かに入り口に差し込む。
「真冬。真冬」
ゆっくりゆっくり蓮見は先に進む。真冬の中に先が入っただけでイきそうになる。身体が震えて蓮見は目を固く閉じた。
「先生！ああッ！」
流石に指より太い。
真冬は裂けてしまいそうな錯覚に陥る。
「せん、せい！苦しいよぉ」
真冬の腰が引けている。
蓮見は深呼吸をすると抜いた。本当に先っぽだけだった。
「まだ、ダメみたいだね」
真冬が蓮見に抱きつく。
「いいよ！挿れて！」
真冬の言葉に蓮見は首を振る。
「ありがとう。でももう少し我慢するよ。真冬が大事なんだ。一時の欲望で流されて真冬を傷つけたくない。だから、もう少し我慢する。その代わり、もっとエッチになって。エッチな真冬が可愛すぎて嬉しい」
優しい蓮見に真冬は抱きついたまま泣きそうになった。
「僕がここまでエッチになったの先生のせいだからね！」
ふくれっ面で言う真冬が愛おしい。
大切な宝物をギュッと抱きしめキスをすると、次はどんな風にエッチに乱そうか蓮見は考えてしまった。