長い夜、蒼い月

新たな男

７６

ジェイクの舌先が敏感な粒を転がし刺激し、入り口には指を当てる。ヌプっと音を立て少しだけ指が入る。

「やぁん。ああん！」

優姫が可愛い声でよがる。ジェイクはあまり一気には攻めずに、今夜は気持ちよくイかせることに専念した。

「ああん。もう、だめぇ」

コリコリに大きく固くなって飛び出してきている敏感な粒を一気に攻める。優姫は自分で触るよりも刺激が強すぎて頭が真っ白になった。

「イっちゃう！ああん！」

ビクッビクッと激しく痙攣するのがジェイクの舌にも伝わった。優姫はイくと満足したのか、穏やかな顔になっていた。
ジェイクは、口の周りの優姫の露を手の甲で拭ってから優姫にキスをした。

「気持ちよかった？」

優姫は潤んだ目でコクンと頷いた。

「俺もシャワー浴びてくる」

ジェイクもそそくさとバスルームに入った。ワイシャツのポケットに入れていた眼鏡を洗面台に置くとワイシャツとスラックスを脱いだ。ボクサーパンツの中で、優姫が見たらビビるほど大きなモノが硬くなって脈打ってるのが自分でも分かる。

「はぁ。マジ生殺し」

ジェイクは仕方なくシャワーを浴びて自分で処理した。 
ベッドに戻ると満足した優姫がスヤスヤと天使のような顔で寝ていた。

「全く、小悪魔だ」

ジェイクはそれでも優姫と気持ちが繋がったのが嬉しかった。優姫を起こさないように、小さな裸の身体を包むように抱きしめて、ジェイクも穏やかな気持ちで眠りについた。