107 / 127
久利・言葉
5
しおりを挟む
茉莉花が女子会が終わったと言うので、茉莉花達がいた店の近くの駅で待ち合わせをした。そのまま俺のマンションに行こうと誘った。
専業主婦もいる集まりなので、流石に23時前にお開きになったようだ。
俺は茉莉花を見つけると、笑顔で歩み寄った。
「お仕事、お疲れ様。ご飯食べた?」
茉莉花は可愛い声と笑顔で俺を迎えてくれた。
「うん、バーで酒飲みながら軽くね」
俺はそう言うと、茉莉花の肩を抱いた。面倒なので、タクシーを拾うことにした。なかなか金曜のこの時間だとタクシーも捕まらない。
「女子会楽しかった?」
お酒で少し赤くなっている茉莉花に聞いた。
「うん。一人はもう子供いるの。まだ1歳だけどね。写真見せてもらったら凄く可愛かった」
楽しそうに茉莉花は言った。俺は茉莉花が可愛いと思って唇にキスをした。
薄暗いとはいえ、公衆の面前だったので、茉莉花はびっくりして俺を見る。
「大好きだよ」
俺がそう言うと、茉莉花はぎゅーっと腕を組んできた。
「私も大好き」
ちゃんと言葉にしないと伝わらない。
俺たちはお互い顔を見合わせて、大好きをいっぱい言い合った。
完
専業主婦もいる集まりなので、流石に23時前にお開きになったようだ。
俺は茉莉花を見つけると、笑顔で歩み寄った。
「お仕事、お疲れ様。ご飯食べた?」
茉莉花は可愛い声と笑顔で俺を迎えてくれた。
「うん、バーで酒飲みながら軽くね」
俺はそう言うと、茉莉花の肩を抱いた。面倒なので、タクシーを拾うことにした。なかなか金曜のこの時間だとタクシーも捕まらない。
「女子会楽しかった?」
お酒で少し赤くなっている茉莉花に聞いた。
「うん。一人はもう子供いるの。まだ1歳だけどね。写真見せてもらったら凄く可愛かった」
楽しそうに茉莉花は言った。俺は茉莉花が可愛いと思って唇にキスをした。
薄暗いとはいえ、公衆の面前だったので、茉莉花はびっくりして俺を見る。
「大好きだよ」
俺がそう言うと、茉莉花はぎゅーっと腕を組んできた。
「私も大好き」
ちゃんと言葉にしないと伝わらない。
俺たちはお互い顔を見合わせて、大好きをいっぱい言い合った。
完
0
あなたにおすすめの小説
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
【完結】冷酷伯爵ディートリヒは、去った妻を取り戻せない
くろねこ
恋愛
名門伯爵家に政略結婚で嫁いだ、正妻エレノア・リーヴェルト。夫である伯爵ディートリヒ・フォン・アイゼンヴァルトは、
軍務と義務を最優先し、彼女に関心を向けることはなかった。
言葉も、視線も、愛情も与えられない日々。それでも伯爵夫人として尽くし続けたエレノアは、ある一言をきっかけに、静かに伯爵家を去る決意をする。
――そして初めて、夫は気づく。
自分がどれほど多くのものを、彼女から与えられていたのかを。
一方、エレノアは新たな地でその才覚と人柄を評価され、
「必要とされる存在」として歩き始めていた。
去った妻を想い、今さら後悔する冷酷伯爵。前を向いて生きる正妻令嬢。
これは、失ってから愛に気づいた男と、
二度と戻らないかもしれない夫婦の物語。
――今さら、遅いのです。
15年目のホンネ ~今も愛していると言えますか?~
深冬 芽以
恋愛
交際2年、結婚15年の柚葉《ゆずは》と和輝《かずき》。
2人の子供に恵まれて、どこにでもある普通の家族の普通の毎日を過ごしていた。
愚痴は言い切れないほどあるけれど、それなりに幸せ……のはずだった。
「その時計、気に入ってるのね」
「ああ、初ボーナスで買ったから思い出深くて」
『お揃いで』ね?
夫は知らない。
私が知っていることを。
結婚指輪はしないのに、その時計はつけるのね?
私の名前は呼ばないのに、あの女の名前は呼ぶのね?
今も私を好きですか?
後悔していませんか?
私は今もあなたが好きです。
だから、ずっと、後悔しているの……。
妻になり、強くなった。
母になり、逞しくなった。
だけど、傷つかないわけじゃない。
【完結】ジュリアはバツイチ人生を謳歌する
ariya
恋愛
エレン王国の名門貴族・アグリア伯爵家に嫁いだジュリア・アグリア(旧姓ベルティー)。
夫のアベル・アグリア伯爵は、騎士として王妃の護衛任務に没頭し、結婚翌日からほぼ別居状態。
社交界のパーティーでは妻のエスコートを代理人に任せ、父の葬儀にも顔を出さず、事務的な会話と手紙のやり取りだけの日々が続く。
ジュリアは8年間の冷遇に耐え抜いたが、ある朝の食事中、静かに切り出す。
「私たち、離婚しましょう」
アベルは絶句するが、ジュリアは淡々と不満を告げる。
どれも自分のしでかしたことにアベルは頭を抱える。
彼女はすでに離婚届と慰謝料の用意を済ませ、夫の仕事に理解を示さなかった「有責妻」として後腐れなく別れるつもりだった。
アベルは内心で反発しつつも、ジュリアの決意の固さに渋々サイン。
こうしてジュリア・アグリアは、伯爵夫人としての全てを置き去りにし、バツイチ人生を開始する。
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる