僕は超絶可愛いオメガだから

ぴの

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1年 秋〜冬

※僕は抵抗します

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「はぁ…はぁ…。」
 全身が熱くなって僕の後孔から、発情期の時のようにトロリと液体が滲み出る。

「うわぁ、はるちんの匂いたまんねー。」
「ってかラットになりそう。俺、無意識に噛んじゃうかも。」
「てめえ、俺が番になる約束だろ。はるちゃんは俺のものだ。」

 6本の男の手が僕に伸びてきて服を脱がす。
「いやっ!やめてっ!」
 わずかな抵抗なんて意味がない。
 誰かが僕の口を口で塞ぐ。
「んんっ!!」
舌の侵入を許すまいと必死で口を閉じるが、鼻をつままれて、息苦しさに口を開けてしまう。
「んあっ。」
ナオくんと違う匂いを持った舌が僕の口内を蹂躙する。
 気持ち悪いよ。

「発情してるのに、ちんちん萎えちゃってるねー。可愛い。」
 もう一人の男が僕の萎えたモノを口に含んだ。
 嫌なのに、刺激に耐えられず男の口の中で大きくなっていく僕のモノ。
 男は僕のを咥えながら、後孔に指を入れてきた。
 ビクビクっと身体がしなる。
「こっちの方はぐちょぐちょだな。」
「おい、お前らどけ。我慢できない入れる。」
 3人目の男がベルトを外す音がする。

「おい、お前。入れるのはいいけど、まだうなじ噛むんじゃないぞ。俺たちが楽しんでからにしろよな。」
「分かってる。いいからどけ。」
のしかかっていた男二人がいなくなった瞬間に、僕は這いつくばいながら、逃げる。
 しかしその足を掴み、引きずられて元の位置に戻された。

「未来の旦那様を前に逃げるなんていけない子だなぁ。」
「だ、誰がお前なんかを。」
 僕はバタバタと足を動かして逃れようとするが、力で敵うはずもなく、うつぶせから仰向けにされて、足を最大限に開かされた。

「初めては可愛い顔見ながらヤりたいからこっち見てくれよ。」
 僕は顔を背けて、尚も必死で足を閉じようとする。
「おい!足抑えとけよ。」
 他の二人に命令する男。

 ダメだ!ほんとにやられちゃうよ。
「お願い!やめて!こんなことしたら、君達の将来に傷がつくでしょ。」
「ハルちゃんは、優しいなぁ。大丈夫だよ。合意だし、妊娠してもちゃーんと責任取るよ。」
「ほ、ほんとにやめてっ。僕好きな人がいるんだ。お願い、やめてよー!」
 僕は足を開かされたまま、無様に涙を流す。
「うわぁ、たまらなく可愛い。」
 男は僕の頼みなんて耳に入ってなくて、ズボンを下ろす。
「いやだ!いやだよー!!!」


 すると、突然男三人が順番に吹っ飛んで僕の前から消える。
ナオくん!?
「クソがっっ!!!!」
ナオくんが凄まじい勢いで三人を殴ったのだった。

「ハル!!」
 リョウくんが僕に駆け寄って抱き起こして、ロングコートを掛けてくれた。
「直哉!それ以上殴ったら死んじまうから、やめろ!!制裁は別の方法でやれ!!」
 ナオくんの超越した威圧でオメガの僕たちは、ガタガタと震えるがリョウくんは、何とか声を張り上げる。
「直哉!今はハルのことを優先しろ!」
 立てなくなった三人の男にさらに殴りかかろうとしてたナオくんは、動きを止めて僕を振り返る。
「春人!!」
 瞬間、僕に駆け寄り思いっ切り抱きしめた。
「春人、ごめんな。」
なんで、ナオくんとが謝るの?

 抱きしめられて、ナオくんの匂いを吸い込む。
「ナオくん…、僕、身体が熱いよ。強制発情させられたみたいなんだ。助けて…。」

 それを聞いたナオくんは、僕を抱きしめたままどこかに素早く電話して、リョウくんにいくつか指示を出し、僕を抱いたまま歩き出した。

「どこ行くの?」
 僕は息を切らしながら聞く。
「二人きりになれるところだよ。」
ナオくんが甘い声で僕に答えた。
 
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