欲にまみれた楽しい冒険者生活

小狸日

文字の大きさ
上 下
485 / 542

481温め合い

しおりを挟む
「それにしても水しぶきが凄かったですね。服がビチョビチョですよ。」

拓が上着を脱ぐと、ブルも上着を脱いで船の側に干して乾かすことに
拓はブルの日焼けし入れ墨の入った逞しい身体に目を奪われるが、ブルが普通に接するので真面目に遺跡探索を行う事にする。
ブルも内心、拓の体を見て前に触った感触を思い出していたが、ドレイク船長から拓に何か有れば貴族や商人を敵に回すと言われたので下心を抑えていた。

ブルに案内されたのは島の中央にある岩の洞窟。
中はヒンヤリしていて、奥には小さな球体の石像が安置されていた。

「これは龍神の球を現しているのですか?」
「多分そうだと思う。誰も何のためにここに設置されたのか知らない。」

拓は何処かに魔力の通りやすい場所が無いか調べてみたが岩の床でしかない。
試しに球体に魔力を注いでみると、魔力が吸い取られていく。
拓が大量の魔力を流すと球体がが光り古代文字が現れた。
他のダンジョンコアで見たのと違い、文章の様にも見える。
この様子に驚いているブルにカメラを渡し、写真を撮ってもらう。

拓は他にも色々と試してみたが、何も反応が無くそろそろ帰ろうとしたが雲行きが怪しくなって来た。

「拓さん、一雨きそうです。急げば間に合うかも知れないが、安全のため島に留まった方が良い。」

拓は通信の魔道具を使ってみると、何とか通じて雨が治まるまで島に留まると連絡する。
そしてブルと一緒に船を安全な場所に退避させていると雨が降って来た。

「結構、風も強いですね。」
「ここは遮るものが無いからな。だが、直ぐに雨も止むだろう。それよりも、雨に濡れて体が冷えてないか?」

洞窟の中はヒンヤリとしているので、濡れたままで居ると体が冷えてくる。

「少し寒いですね。」
「服も濡れちまったし、変な意味でなく体を合わせて温め有った方が良い。」

干していた服は雨で濡れていた。拓なら魔法で乾かす事も、アイテムボックスからタオルや服を取り出すことも出来たが、

「ブルさんが良いなら、お願いします。」

迷うことなく、ブルの身体に触れる方法を選んだ。
ブルが座っている拓を後ろから抱きしめると、背中にブルの温かい温もりと、潮の香に包まれる。

「ブルさん、腹が冷えてしまって向きを変えても良いですか。」

拓はそう言って体の向きを変えると、ブルと抱き合う形をとる。
ブルの胸板に拓の顔が当たり、思わずブルの肉棒が反応してしまう。

「こんな時にすまない。」
「いえ、俺もブルさんの匂いを嗅いだら、我慢できなくなってきました。」

拓の肉棒も固くなり、服の上からブルに擦りつける。
ブルは力強く拓を抱きしめると、顔を近づけ拓の唇に唇を重ねた。
拓の口の中にブルの舌が入って来ると、拓は舌を絡める。

「拓さん、後ろを試してみるか?初めてでも気持ち良くさせるぞ。」

頷く拓。拓はそのつもりで事前に尻穴を綺麗にしてきていた。
しかし、ブルに対してあくまでも初めての様に振舞う。
ブルは拓を立って壁に手を付けさせ尻を後ろに出すように言う。

拓の綺麗な尻を見て、ブルの肉棒は痛いほど固くなる。
ブルは拓の尻タブを撫でてその感触を楽しむと、指を徐々に中心へと這わしていく。
奥に潜む蕾に指先が振れると、拓の体がビクンと反応する。

「拓さんは感度が良いな。俺のをぶち込んだら気持ち良くなるぞ。」

ブルはそう言いながら、尻に顔を近づけ尻タブを嘗め回し、舌先が中心へと・・・
「あっ」舌先が蕾に触れると、拓の口から声が漏れる。
たっぷりと舐めると、指を押し当てゆっくりと差し込んでくる。
拓に痛みが無いと分かると、周囲を舐めながら指を抜き差しし、2本に増やして攻める。
拓の肉棒は痛いほど固くなり、先走りが漏れる。
ブルは空いた手でその肉棒を扱きながら親指で亀頭に先走りを塗り広げる。

「ブルさん、気持ち良い。」
「拓さんは素質が有るな。これなら俺のを突っ込んでも問題無いな。」

ブルは掌に唾を付け自分の肉棒にまぶすと、拓の尻穴にあてがう。

「力を抜けよ。俺ので気持ち良くさせてやるからな。」

拓の腰をしっかりと掴み、そのままゆっくりと腰を突き出し肉棒を押し込んでいく。
拓は尻穴を押し広げる肉棒をもっと奥へ入れようと自分から尻を押し付ける。

「おっ、俺のチンポを気に入ってくれたんだな。良い感じで締め付けて来るぜ。
 動かすから、しっかりと体を支えていろよ。」
しおりを挟む
感想 10

あなたにおすすめの小説

主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。

小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。 そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。 先輩×後輩 攻略キャラ×当て馬キャラ 総受けではありません。 嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。 ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。 だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。 え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。 でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!! ……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。 本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。 こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。

国を救った英雄と一つ屋根の下とか聞いてない!

古森きり
BL
第8回BL小説大賞、奨励賞ありがとうございます! 7/15よりレンタル切り替えとなります。 紙書籍版もよろしくお願いします! 妾の子であり、『Ω型』として生まれてきて風当たりが強く、居心地の悪い思いをして生きてきた第五王子のシオン。 成人年齢である十八歳の誕生日に王位継承権を破棄して、王都で念願の冒険者酒場宿を開店させた! これからはお城に呼び出されていびられる事もない、幸せな生活が待っている……はずだった。 「なんで国の英雄と一緒に酒場宿をやらなきゃいけないの!」 「それはもちろん『Ω型』のシオン様お一人で生活出来るはずもない、と国王陛下よりお世話を仰せつかったからです」 「んもおおおっ!」 どうなる、俺の一人暮らし! いや、従業員もいるから元々一人暮らしじゃないけど! ※読み直しナッシング書き溜め。 ※飛び飛びで書いてるから矛盾点とか出ても見逃して欲しい。  

エルフの国の取り替えっ子は、運命に気づかない

コプラ@貧乏令嬢〜コミカライズ12/26
BL
  エルフの国の王子として生まれたマグノリアンは人間の種族。そんな取り替えっ子の彼は、満月の夜に水の向こうに人間の青年と出会う。満月の夜に会う様になった彼と、何処か満たされないものを感じていたマグノリアンは距離が近づいていく。 エルフの夜歩き(恋の時間※)で一足飛びに大人になるマグノリアンは青年に心を引っ張られつつも、自分の中のエルフの部分に抗えない。そんな矢先に怪我で記憶を一部失ったマグノリアンは青年の事を忘れてしまい、一方で前世の記憶を得てしまった。  18歳になった人間のマグノリアンは、父王の計らいで人間の国へ。青年と再開するも記憶を失ったマグノリアンは彼に気づかない。 人間の国の皇太子だった青年とマグノリアン、そして第二王子や幼馴染のエルフなど、彼らの思惑が入り乱れてマグノリアンの初恋の行方は?  

皇子ではなく魔塔主の息子だった俺の逃走計画

春暮某乃
BL
ノヴァ•サンセント。 帝国の第二皇子である。今年、15歳の誕生日を迎える年だった。 皇族は15歳になれば、帝国民へ皇族の仲間入りをしたと知らせる大きな宴が開かれる。 しかし、婚外子のノヴァが皇族になることを気に入らない人間が多くいた。 その誕生日会の知らせが皇帝から宣言されたことによりノヴァの周りはさまざまなことが変化していく。 義兄×義弟 実父×息子 ⚠️なんでもあり向け。 題名の通りです。 あらすじまた後で書き直します!

男子高校に入学したらハーレムでした!

はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。 ゆっくり書いていきます。 毎日19時更新です。 よろしくお願い致します。 2022.04.28 お気に入り、栞ありがとうございます。 とても励みになります。 引き続き宜しくお願いします。 2022.05.01 近々番外編SSをあげます。 よければ覗いてみてください。 2022.05.10 お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。 精一杯書いていきます。 2022.05.15 閲覧、お気に入り、ありがとうございます。 読んでいただけてとても嬉しいです。 近々番外編をあげます。 良ければ覗いてみてください。 2022.05.28 今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。 次作も頑張って書きます。 よろしくおねがいします。

異世界でホワイトな飲食店経営を

視世陽木
ファンタジー
 定食屋チェーン店で雇われ店長をしていた飯田譲治(イイダ ジョウジ)は、気がついたら真っ白な世界に立っていた。  彼の最後の記憶は、連勤に連勤を重ねてふらふらになりながら帰宅し、赤信号に気づかずに道路に飛び出し、トラックに轢かれて亡くなったというもの。  彼が置かれた状況を説明するためにスタンバイしていた女神様を思いっきり無視しながら、1人考察を進める譲治。 しまいには女神様を泣かせてしまい、十分な説明もないままに異世界に転移させられてしまった!  ブラック企業で酷使されながら、それでも料理が大好きでいつかは自分の店を開きたいと夢見ていた彼は、はたして異世界でどんな生活を送るのか!?  異世界物のテンプレと超ご都合主義を盛り沢山に、ちょいちょい社会風刺を入れながらお送りする異世界定食屋経営物語。はたしてジョージはホワイトな飲食店を経営できるのか!? ● 異世界テンプレと超ご都合主義で話が進むので、苦手な方や飽きてきた方には合わないかもしれません。 ● かつて作者もブラック飲食店で店長をしていました。 ● 基本的にはおふざけ多め、たまにシリアス。 ● 残酷な描写や性的な描写はほとんどありませんが、後々死者は出ます。

男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。

カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。 今年のメインイベントは受験、 あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。 だがそんな彼は飛行機が苦手だった。 電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?! あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな? 急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。 さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?! 変なレアスキルや神具、 八百万(やおよろず)の神の加護。 レアチート盛りだくさん?! 半ばあたりシリアス 後半ざまぁ。 訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前 お腹がすいた時に食べたい食べ物など 思いついた名前とかをもじり、 なんとか、名前決めてます。     *** お名前使用してもいいよ💕っていう 心優しい方、教えて下さい🥺 悪役には使わないようにします、たぶん。 ちょっとオネェだったり、 アレ…だったりする程度です😁 すでに、使用オッケーしてくださった心優しい 皆様ありがとうございます😘 読んでくださる方や応援してくださる全てに めっちゃ感謝を込めて💕 ありがとうございます💞

悪役令息の伴侶(予定)に転生しました

  *  
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、自らを反省しました。BLゲームの世界で推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)

処理中です...