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囚われの先生
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──しまった
私としたことが、部屋に魔導書を忘れてしまった。アレがないとエッチな魔法は使えない。……というか私の記憶力があまり良くないから、大量の呪文を長い間覚えてられないのが問題なんだけど。
「ごめん、ちょっと忘れ物したから部屋に戻るね。二人は先に行ってて?」
ステファニーとルナにそう伝えると、二人は揃って「はーい!」と元気のいい返事をしたので、私は駆け足で自室に向かった。
……のだが。
……。
…………。
「あれ、部屋間違えたかな?」
私の部屋と思しき扉の前には、先程まではいなかった数十人の甲冑を身につけた物々しい格好の兵士たちがわらわらと群がっていた。……とても魔導書を取りに行ける雰囲気ではない。なにかあったのだろうか?
大きな槍を持った一人の兵士が、ドンドンと乱暴に扉を叩きながら、中に向かって叫んでいる。
「エリノア・クルーゲはいるか!?」
その口調は険しげで……褒められそうな雰囲気ではない。多分怒られてる。
……え、どうしよう? これは明らかにまずい状況。きっと私、アンリエットを行方不明にした罪で死刑になるんだ……! だからあんなに兵士が……。
と、そこまで考えて、ひとまずここから逃げようと回れ右をしたところで背後から声をかけられた。
「貴様、エリノア・クルーゲだな?」
「……ひ、人違いではありませんか? わたくしの名前はアンリ・シラサワですのよ。おほほ……」
「嘘をつくな! 王宮に出入りする若いシスターはエリノアしかいないはずだ!」
咄嗟に杏理の名前を使って誤魔化そうとしたけど、兵士は私のシスター服を指差しながら詰め寄ってくる。……若者扱いされるのは嬉しいけれど、捕まりたくはない!
私は一目散に逃げ出した。
「おい、待て!」
すぐさま追いかけてくる兵士たち。重そうな甲冑を身につけているとはいえさすがは訓練された兵士だ。ガシャンガシャンと音を立てながら私を追い上げてくる。
うぅ、どうせならむさくるしい男じゃなくて可愛い女の子に捕まりたかった!
という私の嘆きは天には届かず、私は物々しい兵士たちに引き倒されて捕らえられてしまった。
「痛い! 乱暴しないで!」
「罪人の分際で偉そうに言うな!」
やっぱり……私はアンリエットを傷つけた罪で死刑に……。
「うわぁぁぁぁんっ! いやだ捕まりたくないよぉぉぉぉっ! 死にたくない! まだ女の子とエッチしたいよぉぉぉぉっ!」
「──こいつっ!」
「ぶべっ……!」
私が暴れたので、見かねた兵士の一人が私の後頭部を一撃し、視界が闇に包まれていった。
。・:+°。・:+°。・:+°。・:+°。・:+°
身体が痛くて目が覚めた。
──ここはどこだろう?
暗い。寒い。それでいてジメジメしている。床が硬い……石かな?
辺りを見回していると、次第に暗闇に目が慣れてきて、僅かな明かりから周囲の状況を把握することができるようになった。
どうやらここは石造りの地下牢だ。やっぱり私は捕らえられてしまったんだ……。
入口は鉄の檻でしっかりと塞がれ、廊下からは微かにロウソクの光のようなものが射し込んでいる。
身体を起こそうとして、私はどうやらボロ布のようなものしか身につけていないことがわかった。手足を動かすとジャラジャラと鎖の音がする。鎖でどこかに繋がれているらしい。こんな状況ではエッチは愚かオナニーもできないじゃんサイアク……!
「私、そういう趣味はないんだけどな……」
これもこの世界で好き勝手に女の子を犯した罰なのかもしれない。さらにアンリエットを悲しませて……最悪だ私は……。
気分はどん底。オマケにお腹が空いてきた。
「だーれーかー! お腹すいたぁー!」
檻の向こうの廊下に向かって叫んでみる。……反応はない。
「おいこらぁ! 私を捕まえておくならちゃんとご飯出して、エッチする用の美少女を用意しなさい! あとふかふかのベッド! それから……それだけあればいいや!」
ぐーっと手を引っ張ってみるけど、鎖が邪魔であまり動かない。無理に引っ張ると腕がもげそう。うぅ……なんか便利な魔法覚えておけばよかった……。こんな居心地の悪いところで死にたくないよ……。
「私をここから出しなさい! もう我慢の限界なの! 漏らすわよ! はっ、まさかそういうプレイ!? 残念だけど私にはそういう趣味はないからね!」
騒いでいると、トントンと足音がして、誰かが牢屋の前にやってきたようだった。ロウソクの明かりに照らされて輪郭が分かるだけだけど、音からして甲冑を身につけた兵士のようだった。
「ったく……さっきからうるせぇなピーチクパーチクと……」
「ねえねえ、ここから出して! 私女の子とエッチしないと死んじゃう身体なの!」
面倒くさそうな兵士は私の言葉を鼻で笑った。まあ無理もないか。
「罪人の分際で生意気だな」
「……ちなみに私の罪状って何なの?」
すると兵士はフッと息を飲んだ。驚いたようだ。
「なんだ、分かってねぇのか。まあ、教えても大丈夫だろう。──あのな、お前の罪状は『国家転覆罪』だ」
……へっ?
「こ、国家転覆罪?」
私がいつ国に逆らっただろう? ……うーん、私は国のために令嬢たちの性教育をしていたはずだけど……。
「ああそうだ。アンリエット姫様、カロー公爵家のフローラお嬢様、サロモン候爵家のルナお嬢様、シャントゥール伯爵家のステファニーお嬢様、ファイド子爵家のアリアお嬢様、そしてリベリー男爵家のノエルお嬢様、全員が婚約を破棄なされた。お前のせいで!」
「……は?」
「皆様、国内の名家のお坊ちゃまだったり、他国の名だたる貴族の子息と婚姻されていた。アンリエット姫様に至っては同盟関係を結ぶ重要な婚姻だったのにそれもパーだ。……国の損益は計り知れない」
「はぁぁぁぁ……」
私は大きくため息をついた。この世界でもやっぱり女の子は男の道具として使われるのね……。
「……なんのつもりだ?」
「……あのね」
鉄柵の向こうの兵士相手に、私は啖呵を切ることにした。このままだとどうにも気持ちが収まらない。
「そうやって年端もいかない女の子に婚約させて自由を奪って、大事に囲ってるから変な性知識をつけるのよ! 私の世界では皆自分で好きな人見つけて恋愛して、性知識なんか自分でエロ本読んで身につけてたわ! それに……」
私は兵士の影を睨みつけながら続ける。
「男女で結婚しなきゃいけないっていう考え方がまず古い! これからは性別関係なく好きな人とお付き合いして結婚できる時代なのよ!」
兵士は失笑した。
「愚かな……同性では子どもができないじゃねぇか。それじゃあ貴族の跡継ぎは作れないしこの世界じゃ生き残れないんだよ」
「……」
確かにそうだ。貴族には跡継ぎが必要。残念ながらこの世界の技術では人工授精はできない。つまり、名家を絶やさないために、女の子たちは望まぬ相手から種付けをされることをよしとしなければならないということだ。──そんなの良くないに決まっている。でも、代案がない以上私に反論はできない。
「……でも、そんなのおかしいよ」
私が思わずこぼすと、意外なところから返事が来た。
「そう。望まない相手と結婚しなきゃいけないなんてことは間違っている」
それは若い凛々しい男の声で、廊下の奥から聞こえてきた。
何事かとそちらに視線を向ける兵士の前に、小柄な別の兵士が現れる。
「……交代だ。あとはボクが見ていよう」
「交代? もうそんな時間か……」
「あぁ、こいつを牢屋に入れろと命じられてな。ついでだ」
小柄な兵士は、引き連れていたフードを目深に被った人影を示しながら言った。すると、最初の兵士はやれやれと肩を竦めながら立ち去っていった。
最初の兵士が立ち去ると、新しい兵士は被っていたヘルメットを脱ぐ。
すると、その下から凛々しい青髪の少女の顔が現れた。……この子は!
「アリアちゃん!」
アリアちゃんは口の前で人差し指を立ててみせる。
「しーっ! 先生、落ち着いてください。……これから先生を城の──いや、町の外に逃がします」
そして、隣の人物がフードを脱いだ。目の前にこぼれる美しい銀髪と整った美貌。
「ノエルちゃん!」
「私が先生の身代わりになりますから、次の交代の兵士が来る前にアリアと脱出してください」
私としたことが、部屋に魔導書を忘れてしまった。アレがないとエッチな魔法は使えない。……というか私の記憶力があまり良くないから、大量の呪文を長い間覚えてられないのが問題なんだけど。
「ごめん、ちょっと忘れ物したから部屋に戻るね。二人は先に行ってて?」
ステファニーとルナにそう伝えると、二人は揃って「はーい!」と元気のいい返事をしたので、私は駆け足で自室に向かった。
……のだが。
……。
…………。
「あれ、部屋間違えたかな?」
私の部屋と思しき扉の前には、先程まではいなかった数十人の甲冑を身につけた物々しい格好の兵士たちがわらわらと群がっていた。……とても魔導書を取りに行ける雰囲気ではない。なにかあったのだろうか?
大きな槍を持った一人の兵士が、ドンドンと乱暴に扉を叩きながら、中に向かって叫んでいる。
「エリノア・クルーゲはいるか!?」
その口調は険しげで……褒められそうな雰囲気ではない。多分怒られてる。
……え、どうしよう? これは明らかにまずい状況。きっと私、アンリエットを行方不明にした罪で死刑になるんだ……! だからあんなに兵士が……。
と、そこまで考えて、ひとまずここから逃げようと回れ右をしたところで背後から声をかけられた。
「貴様、エリノア・クルーゲだな?」
「……ひ、人違いではありませんか? わたくしの名前はアンリ・シラサワですのよ。おほほ……」
「嘘をつくな! 王宮に出入りする若いシスターはエリノアしかいないはずだ!」
咄嗟に杏理の名前を使って誤魔化そうとしたけど、兵士は私のシスター服を指差しながら詰め寄ってくる。……若者扱いされるのは嬉しいけれど、捕まりたくはない!
私は一目散に逃げ出した。
「おい、待て!」
すぐさま追いかけてくる兵士たち。重そうな甲冑を身につけているとはいえさすがは訓練された兵士だ。ガシャンガシャンと音を立てながら私を追い上げてくる。
うぅ、どうせならむさくるしい男じゃなくて可愛い女の子に捕まりたかった!
という私の嘆きは天には届かず、私は物々しい兵士たちに引き倒されて捕らえられてしまった。
「痛い! 乱暴しないで!」
「罪人の分際で偉そうに言うな!」
やっぱり……私はアンリエットを傷つけた罪で死刑に……。
「うわぁぁぁぁんっ! いやだ捕まりたくないよぉぉぉぉっ! 死にたくない! まだ女の子とエッチしたいよぉぉぉぉっ!」
「──こいつっ!」
「ぶべっ……!」
私が暴れたので、見かねた兵士の一人が私の後頭部を一撃し、視界が闇に包まれていった。
。・:+°。・:+°。・:+°。・:+°。・:+°
身体が痛くて目が覚めた。
──ここはどこだろう?
暗い。寒い。それでいてジメジメしている。床が硬い……石かな?
辺りを見回していると、次第に暗闇に目が慣れてきて、僅かな明かりから周囲の状況を把握することができるようになった。
どうやらここは石造りの地下牢だ。やっぱり私は捕らえられてしまったんだ……。
入口は鉄の檻でしっかりと塞がれ、廊下からは微かにロウソクの光のようなものが射し込んでいる。
身体を起こそうとして、私はどうやらボロ布のようなものしか身につけていないことがわかった。手足を動かすとジャラジャラと鎖の音がする。鎖でどこかに繋がれているらしい。こんな状況ではエッチは愚かオナニーもできないじゃんサイアク……!
「私、そういう趣味はないんだけどな……」
これもこの世界で好き勝手に女の子を犯した罰なのかもしれない。さらにアンリエットを悲しませて……最悪だ私は……。
気分はどん底。オマケにお腹が空いてきた。
「だーれーかー! お腹すいたぁー!」
檻の向こうの廊下に向かって叫んでみる。……反応はない。
「おいこらぁ! 私を捕まえておくならちゃんとご飯出して、エッチする用の美少女を用意しなさい! あとふかふかのベッド! それから……それだけあればいいや!」
ぐーっと手を引っ張ってみるけど、鎖が邪魔であまり動かない。無理に引っ張ると腕がもげそう。うぅ……なんか便利な魔法覚えておけばよかった……。こんな居心地の悪いところで死にたくないよ……。
「私をここから出しなさい! もう我慢の限界なの! 漏らすわよ! はっ、まさかそういうプレイ!? 残念だけど私にはそういう趣味はないからね!」
騒いでいると、トントンと足音がして、誰かが牢屋の前にやってきたようだった。ロウソクの明かりに照らされて輪郭が分かるだけだけど、音からして甲冑を身につけた兵士のようだった。
「ったく……さっきからうるせぇなピーチクパーチクと……」
「ねえねえ、ここから出して! 私女の子とエッチしないと死んじゃう身体なの!」
面倒くさそうな兵士は私の言葉を鼻で笑った。まあ無理もないか。
「罪人の分際で生意気だな」
「……ちなみに私の罪状って何なの?」
すると兵士はフッと息を飲んだ。驚いたようだ。
「なんだ、分かってねぇのか。まあ、教えても大丈夫だろう。──あのな、お前の罪状は『国家転覆罪』だ」
……へっ?
「こ、国家転覆罪?」
私がいつ国に逆らっただろう? ……うーん、私は国のために令嬢たちの性教育をしていたはずだけど……。
「ああそうだ。アンリエット姫様、カロー公爵家のフローラお嬢様、サロモン候爵家のルナお嬢様、シャントゥール伯爵家のステファニーお嬢様、ファイド子爵家のアリアお嬢様、そしてリベリー男爵家のノエルお嬢様、全員が婚約を破棄なされた。お前のせいで!」
「……は?」
「皆様、国内の名家のお坊ちゃまだったり、他国の名だたる貴族の子息と婚姻されていた。アンリエット姫様に至っては同盟関係を結ぶ重要な婚姻だったのにそれもパーだ。……国の損益は計り知れない」
「はぁぁぁぁ……」
私は大きくため息をついた。この世界でもやっぱり女の子は男の道具として使われるのね……。
「……なんのつもりだ?」
「……あのね」
鉄柵の向こうの兵士相手に、私は啖呵を切ることにした。このままだとどうにも気持ちが収まらない。
「そうやって年端もいかない女の子に婚約させて自由を奪って、大事に囲ってるから変な性知識をつけるのよ! 私の世界では皆自分で好きな人見つけて恋愛して、性知識なんか自分でエロ本読んで身につけてたわ! それに……」
私は兵士の影を睨みつけながら続ける。
「男女で結婚しなきゃいけないっていう考え方がまず古い! これからは性別関係なく好きな人とお付き合いして結婚できる時代なのよ!」
兵士は失笑した。
「愚かな……同性では子どもができないじゃねぇか。それじゃあ貴族の跡継ぎは作れないしこの世界じゃ生き残れないんだよ」
「……」
確かにそうだ。貴族には跡継ぎが必要。残念ながらこの世界の技術では人工授精はできない。つまり、名家を絶やさないために、女の子たちは望まぬ相手から種付けをされることをよしとしなければならないということだ。──そんなの良くないに決まっている。でも、代案がない以上私に反論はできない。
「……でも、そんなのおかしいよ」
私が思わずこぼすと、意外なところから返事が来た。
「そう。望まない相手と結婚しなきゃいけないなんてことは間違っている」
それは若い凛々しい男の声で、廊下の奥から聞こえてきた。
何事かとそちらに視線を向ける兵士の前に、小柄な別の兵士が現れる。
「……交代だ。あとはボクが見ていよう」
「交代? もうそんな時間か……」
「あぁ、こいつを牢屋に入れろと命じられてな。ついでだ」
小柄な兵士は、引き連れていたフードを目深に被った人影を示しながら言った。すると、最初の兵士はやれやれと肩を竦めながら立ち去っていった。
最初の兵士が立ち去ると、新しい兵士は被っていたヘルメットを脱ぐ。
すると、その下から凛々しい青髪の少女の顔が現れた。……この子は!
「アリアちゃん!」
アリアちゃんは口の前で人差し指を立ててみせる。
「しーっ! 先生、落ち着いてください。……これから先生を城の──いや、町の外に逃がします」
そして、隣の人物がフードを脱いだ。目の前にこぼれる美しい銀髪と整った美貌。
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