35 / 36
第3章 挫折そして決意
Act.29 再会(アンナ)
しおりを挟む
「……うっ……うう……」
「泣いても意味はありません。自分で決めなさい。今まで言いませんでしたが……貴女は以前の私に似ています。迷っていた頃の未熟な私に。──だから、貴女も私のように、自分で進むべき道を定めることができるはずです」
「わ、わたくしは……っ!」
と何かを言いかけながらも、そこから先は声にならない。
(わたくしはこの世界を守りたい! でも、今のわたくしにはそんな力はありませんわ……)
そんな様子にミス・ジェイドは優しく微笑むとこう言った。
「まぁ、少し考えてみるといいでしょう。が、あくまで自分で決断するべきです。誰かに言われたからとかではなく」
「……」
ミス・ジェイドの言葉が、まるで重しのようにアンナの心を押しつぶしたのだった。
(どうして……?)
とアンナは心の中で呟く。それは、自分の力ではどうにもすることのできない状況に苦しめられている自分がいるからだ。
(……もう、嫌ですわ……誰かわたくしを助けてくださいまし!)
心の中でそう叫ぶが──誰も助けになんか来てくれない。本当に困った時に、頼るべき人物は傍にいない。その事実がまた、アンナを苦しめる。
(誰か、誰か……っ!!)
その時だった。ふとミス・ジェイドが思い出したように呟いた。
「そうだ。貴女に会って欲しい人物がいます」
「……というと?」
アンナが首を傾げると、教官は答える。
「しかし、生憎その人物は病院にいましてね。……ここを訪ねてきてもらえますか?」
ミス・ジェイドはアンナに小さなメモを手渡す。そこには、とある病院の住所と病室の番号が書かれていた。
「病院ですわね? わかりましたわ、そこに行けばいいんですわね?」
そう答えたアンナだったがミス・ジェイドが意味ありげな笑みを浮かべるのを見て嫌な予感を覚える。──そしてその予感は正しかった。彼女はこう告げたのだ。
「ええ、そうです。貴女がよく知っている人物です。彼女と話して、また戻ってくるといい。──それまでこれは預かっておきましょう」
そう言ってミス・ジェイドはアンナの手から退学届の入った封筒を取り上げる。
「ちょ、ちょっと待ってくださいまし!」
アンナは慌てて抗議するがミス・ジェイドが取り合うことはない。そのまま封筒を自分のカバンの中に入れるとこう言った。
「──決断は自分で下すべきですが、後悔しないように手助けするのは教官として当然の務めです。そして今、貴女は理性的な判断が下せない状態にある。ならば一度考え直すのも悪くはないでしょう」
アンナは、その言葉に黙って俯いていることしかできなかった。
そんな彼女の態度に少し満足したのか、
「それでは行ってくるといいでしょう──いや、行ってきなさい。そして後悔のない選択をしてきなさい」
ミス・ジェイドはそう言って微笑んだ後、その場を後にしたのだった……。
❀.*・゜
ミス・ジェイドに手渡されたメモに書かれた病院に向かったアンナは、病院の受付で病室を告げると「本当は面会できないのだけど、あの人の頼みだから──」とあっさりと中に案内される。そのままエレベーターに乗って最上階である15階へと上がった。
(館内表示によると15階は特別病棟と書いてありますわね……こんなところに連れてきて、生徒会長はなにを考えているのでしょうか?)
そんなことを考えつつアンナが辿り着いた先には、大きな『集中治療室(ICU)』と書かれている部屋があった。アンナはゆっくりと扉を開けると中に踏み入った。
部屋の中は白い壁に包まれており、無機質なベッドと、点滴の台、そして酸素吸入器やよく分からない機械の数々が置かれているだけだった。そんな中、ベッドの上で横たわる女性の姿を見つけたアンナはゆっくりと彼女に近づく。透き通るような銀髪に雪のような白い肌──『彼女』は確かにアンナのよく知った人物だったが、それは以前の姿とはかけ離れたものだった。
「なな……お姉さま?」
アンナが呟くように問いかける。アンナの元姉妹の姉、各務原ななかは、左半身を激しく損傷し、全身や酸素マスクから伸びる何本もの管で様々な機械に繋がれ、心電図に規則正しい音を刻ませていた。
思えばあの夜──。小田原挟撃戦の夜に、山中に魔物を食い止めるために残ったななかを置いて一人で助けを呼びに行って以来、ほぼ1年半ぶりの再会だった。アンナは、ななかが負傷により学園を去ったことは教官から聞いていたものの、詳しい容態は一切知らされていなかったのだ。
「こんな……お姿で……」
アンナは言葉を失っていた。まさか自分が知らない所でこんな姿になっていたなど──想像し得たはずもなかったのだから……。
「どうして……? なんでなのですか……ッ」
と涙まじりの声を漏らしながらアンナはななかの横たわるベッドの傍に膝をつく。
「なんでななお姉さまが……わたくしのせいで!」
そう悲痛な叫びを上げた時、ふと肩に誰かの手が置かれた。懐かしい感触。アンナの背中を叩いて励まし、頭を撫でて褒めてくれた、最愛の姉の手の感触だった。
「ななお姉さまっ!」
「アンナ、来てくれたのね……」
それは間違いなくななかの声であった。酸素マスクに遮られているその声は、まるで虫の囁きのような小さなものだったが、その声はしっかりと耳に届いたのだ。アンナはそれだけで感無量になってしまう。
(本当にななかお姉さまですわ……)
だが、同時に最愛の姉をこんな状況に追い込んでしまった自分の行動に罪悪感を覚えた。彼女は思わず涙ぐみながら言う。
「お姉さま……! わたくしのせいで、本当にごめんなさいですわっ!」
「アンナが謝ることじゃない。私が自分で決めて、アンナを逃がしたんだから」
「そんな……でも……」
そう言いかけたアンナの手を、姉の手がぎゅっと握ってきた。その温かい手の感触と、伝わってくる体温に彼女の涙腺は崩壊寸前だった。そして、そのまま姉の腕に引き寄せられ──優しく抱きしめられる。
「もう一度会いたかった。会って無事を確かめたかった。それが叶わなくてもアンナのことを思うだけで頑張れたのよ」
耳元で囁かれる姉の言葉を聞いていると、それだけで胸がいっぱいになってしまう。アンナは涙があふれてきて仕方がなかったが──今は泣いている場合ではないと、涙を堪えて尋ねる。
「どうして……わたくしはお姉さまを置いて逃げたんですのよ?」
アンナの問いかけに、ななかはこう答えたのである。
「私自身が、私の命よりもアンナの命を優先したがったの。それに、私だって死んだわけじゃないしね」
「でも……お姉さまの魔導士としての夢はもう……」
アンナはななかの、ベッドに横たわる弱々しい姿を見て、もう自分のせいでその夢を諦めてしまったのだと確信していた。そんな妹の不安そうな表情を見て──ななかは優しい微笑みを浮かべると言ったのだった。
「大丈夫。私はまだ終わっていない」
「泣いても意味はありません。自分で決めなさい。今まで言いませんでしたが……貴女は以前の私に似ています。迷っていた頃の未熟な私に。──だから、貴女も私のように、自分で進むべき道を定めることができるはずです」
「わ、わたくしは……っ!」
と何かを言いかけながらも、そこから先は声にならない。
(わたくしはこの世界を守りたい! でも、今のわたくしにはそんな力はありませんわ……)
そんな様子にミス・ジェイドは優しく微笑むとこう言った。
「まぁ、少し考えてみるといいでしょう。が、あくまで自分で決断するべきです。誰かに言われたからとかではなく」
「……」
ミス・ジェイドの言葉が、まるで重しのようにアンナの心を押しつぶしたのだった。
(どうして……?)
とアンナは心の中で呟く。それは、自分の力ではどうにもすることのできない状況に苦しめられている自分がいるからだ。
(……もう、嫌ですわ……誰かわたくしを助けてくださいまし!)
心の中でそう叫ぶが──誰も助けになんか来てくれない。本当に困った時に、頼るべき人物は傍にいない。その事実がまた、アンナを苦しめる。
(誰か、誰か……っ!!)
その時だった。ふとミス・ジェイドが思い出したように呟いた。
「そうだ。貴女に会って欲しい人物がいます」
「……というと?」
アンナが首を傾げると、教官は答える。
「しかし、生憎その人物は病院にいましてね。……ここを訪ねてきてもらえますか?」
ミス・ジェイドはアンナに小さなメモを手渡す。そこには、とある病院の住所と病室の番号が書かれていた。
「病院ですわね? わかりましたわ、そこに行けばいいんですわね?」
そう答えたアンナだったがミス・ジェイドが意味ありげな笑みを浮かべるのを見て嫌な予感を覚える。──そしてその予感は正しかった。彼女はこう告げたのだ。
「ええ、そうです。貴女がよく知っている人物です。彼女と話して、また戻ってくるといい。──それまでこれは預かっておきましょう」
そう言ってミス・ジェイドはアンナの手から退学届の入った封筒を取り上げる。
「ちょ、ちょっと待ってくださいまし!」
アンナは慌てて抗議するがミス・ジェイドが取り合うことはない。そのまま封筒を自分のカバンの中に入れるとこう言った。
「──決断は自分で下すべきですが、後悔しないように手助けするのは教官として当然の務めです。そして今、貴女は理性的な判断が下せない状態にある。ならば一度考え直すのも悪くはないでしょう」
アンナは、その言葉に黙って俯いていることしかできなかった。
そんな彼女の態度に少し満足したのか、
「それでは行ってくるといいでしょう──いや、行ってきなさい。そして後悔のない選択をしてきなさい」
ミス・ジェイドはそう言って微笑んだ後、その場を後にしたのだった……。
❀.*・゜
ミス・ジェイドに手渡されたメモに書かれた病院に向かったアンナは、病院の受付で病室を告げると「本当は面会できないのだけど、あの人の頼みだから──」とあっさりと中に案内される。そのままエレベーターに乗って最上階である15階へと上がった。
(館内表示によると15階は特別病棟と書いてありますわね……こんなところに連れてきて、生徒会長はなにを考えているのでしょうか?)
そんなことを考えつつアンナが辿り着いた先には、大きな『集中治療室(ICU)』と書かれている部屋があった。アンナはゆっくりと扉を開けると中に踏み入った。
部屋の中は白い壁に包まれており、無機質なベッドと、点滴の台、そして酸素吸入器やよく分からない機械の数々が置かれているだけだった。そんな中、ベッドの上で横たわる女性の姿を見つけたアンナはゆっくりと彼女に近づく。透き通るような銀髪に雪のような白い肌──『彼女』は確かにアンナのよく知った人物だったが、それは以前の姿とはかけ離れたものだった。
「なな……お姉さま?」
アンナが呟くように問いかける。アンナの元姉妹の姉、各務原ななかは、左半身を激しく損傷し、全身や酸素マスクから伸びる何本もの管で様々な機械に繋がれ、心電図に規則正しい音を刻ませていた。
思えばあの夜──。小田原挟撃戦の夜に、山中に魔物を食い止めるために残ったななかを置いて一人で助けを呼びに行って以来、ほぼ1年半ぶりの再会だった。アンナは、ななかが負傷により学園を去ったことは教官から聞いていたものの、詳しい容態は一切知らされていなかったのだ。
「こんな……お姿で……」
アンナは言葉を失っていた。まさか自分が知らない所でこんな姿になっていたなど──想像し得たはずもなかったのだから……。
「どうして……? なんでなのですか……ッ」
と涙まじりの声を漏らしながらアンナはななかの横たわるベッドの傍に膝をつく。
「なんでななお姉さまが……わたくしのせいで!」
そう悲痛な叫びを上げた時、ふと肩に誰かの手が置かれた。懐かしい感触。アンナの背中を叩いて励まし、頭を撫でて褒めてくれた、最愛の姉の手の感触だった。
「ななお姉さまっ!」
「アンナ、来てくれたのね……」
それは間違いなくななかの声であった。酸素マスクに遮られているその声は、まるで虫の囁きのような小さなものだったが、その声はしっかりと耳に届いたのだ。アンナはそれだけで感無量になってしまう。
(本当にななかお姉さまですわ……)
だが、同時に最愛の姉をこんな状況に追い込んでしまった自分の行動に罪悪感を覚えた。彼女は思わず涙ぐみながら言う。
「お姉さま……! わたくしのせいで、本当にごめんなさいですわっ!」
「アンナが謝ることじゃない。私が自分で決めて、アンナを逃がしたんだから」
「そんな……でも……」
そう言いかけたアンナの手を、姉の手がぎゅっと握ってきた。その温かい手の感触と、伝わってくる体温に彼女の涙腺は崩壊寸前だった。そして、そのまま姉の腕に引き寄せられ──優しく抱きしめられる。
「もう一度会いたかった。会って無事を確かめたかった。それが叶わなくてもアンナのことを思うだけで頑張れたのよ」
耳元で囁かれる姉の言葉を聞いていると、それだけで胸がいっぱいになってしまう。アンナは涙があふれてきて仕方がなかったが──今は泣いている場合ではないと、涙を堪えて尋ねる。
「どうして……わたくしはお姉さまを置いて逃げたんですのよ?」
アンナの問いかけに、ななかはこう答えたのである。
「私自身が、私の命よりもアンナの命を優先したがったの。それに、私だって死んだわけじゃないしね」
「でも……お姉さまの魔導士としての夢はもう……」
アンナはななかの、ベッドに横たわる弱々しい姿を見て、もう自分のせいでその夢を諦めてしまったのだと確信していた。そんな妹の不安そうな表情を見て──ななかは優しい微笑みを浮かべると言ったのだった。
「大丈夫。私はまだ終わっていない」
0
お気に入りに追加
27
あなたにおすすめの小説
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
義姉妹百合恋愛
沢谷 暖日
青春
姫川瑞樹はある日、母親を交通事故でなくした。
「再婚するから」
そう言った父親が1ヶ月後連れてきたのは、新しい母親と、美人で可愛らしい義理の妹、楓だった。
次の日から、唐突に楓が急に積極的になる。
それもそのはず、楓にとっての瑞樹は幼稚園の頃の初恋相手だったのだ。
※他サイトにも掲載しております
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
勇者(俺)いらなくね?
弱力粉
ファンタジー
異世界で俺強えええとハーレムを目指す勇者だった... が、能力が発動しなかったり、物理的にハーレムを禁じられたりと、何事も思ったように行かない。
一般人以下の身体能力しか持ち合わせていない事に気づく勇者だったが、それでも魔王討伐に駆り出される。
個性的なパーティーメンバーたちに振り回されながら、それでも勇者としての務めを果たそうとする。これは、そんな最弱勇者の物語。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
さくらと遥香
youmery
恋愛
国民的な人気を誇る女性アイドルグループの4期生として活動する、さくらと遥香(=かっきー)。
さくら視点で描かれる、かっきーとの百合恋愛ストーリーです。
◆あらすじ
さくらと遥香は、同じアイドルグループで活動する同期の2人。
さくらは"さくちゃん"、
遥香は名字にちなんで"かっきー"の愛称でメンバーやファンから愛されている。
同期の中で、加入当時から選抜メンバーに選ばれ続けているのはさくらと遥香だけ。
ときに"4期生のダブルエース"とも呼ばれる2人は、お互いに支え合いながら数々の試練を乗り越えてきた。
同期、仲間、戦友、コンビ。
2人の関係を表すにはどんな言葉がふさわしいか。それは2人にしか分からない。
そんな2人の関係に大きな変化が訪れたのは2022年2月、46時間の生配信番組の最中。
イラストを描くのが得意な遥香は、生配信中にメンバー全員の似顔絵を描き上げる企画に挑戦していた。
配信スタジオの一角を使って、休む間も惜しんで似顔絵を描き続ける遥香。
さくらは、眠そうな顔で頑張る遥香の姿を心配そうに見つめていた。
2日目の配信が終わった夜、さくらが遥香の様子を見に行くと誰もいないスタジオで2人きりに。
遥香の力になりたいさくらは、
「私に出来ることがあればなんでも言ってほしい」
と申し出る。
そこで、遥香から目をつむるように言われて待っていると、さくらは唇に柔らかい感触を感じて…
◆章構成と主な展開
・46時間TV編[完結]
(初キス、告白、両想い)
・付き合い始めた2人編[完結]
(交際スタート、グループ内での距離感の変化)
・かっきー1st写真集編[完結]
(少し大人なキス、肌と肌の触れ合い)
・お泊まり温泉旅行編[完結]
(お風呂、もう少し大人な関係へ)
・かっきー2回目のセンター編[完結]
(かっきーの誕生日お祝い)
・飛鳥さん卒コン編[完結]
(大好きな先輩に2人の関係を伝える)
・さくら1st写真集編[完結]
(お風呂で♡♡)
・Wセンター編[不定期更新中]
※女の子同士のキスやハグといった百合要素があります。抵抗のない方だけお楽しみください。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる