【完】幼なじみの小太郎君が、今日も私の眼鏡を外す

Bu-cha

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「この前も話したけど、俺は何も出来ないっすよ。」



笑いながら、この男と真知子にお茶を出した。
この男は俺の前には座らず、真知子を俺の目の前に座らせた。



それに、笑った・・・。



「そっち座るのかよ!?」



「これから、このまま面接!!」



「・・・面接?
俺行くなんて返事してねーだろ!」



「こっちだってまだ内定出してねーから!!」



俺がそう言ったら、この男は大きな声で笑った。



「内定出たらラッキーくらいの気持ちで受けてみろよ!!
内定出たらその時どうすればいいか考えればいいだろ!!」



「・・・ふざけた考えだな。」



「ガンガンいくしかねーからな!!
俺にはそれしか出来ないから!!
俺、バカだし!!」



偏差値の結構高い大学を卒業しているはずのこの男がそんなことを言って・・・
顔を見ると、本気でそんなことを言っていた。
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