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「おい、オッサン。」
まさかの、まさかの、藤岡副社長のことを、オッサンと呼んで・・・。
藤岡副社長がゆっくりと、小太郎君を振り返った。
「アンタの会社の採用、もう終わったんだろ?
いつまでも真知子のこと振り回してるんじゃねーよ。」
「・・・君は、どこかで見たような顔だけど・・・。」
「あ、あの・・・弊社でキャリアアドバイザーをしている者でして・・・!!」
慌てて立ち上がり、小太郎君の腕を両手で掴む。
「御社の・・・?変だな・・・。
一度見た顔は絶対に忘れないはずなのに、何でか思い出せない・・・。
どこかで、お会いしていますよね?」
藤岡副社長が不思議そうな顔で小太郎君のことを見上げる。
そしたら、小太郎君が大笑いをした・・・。
「オッサン、やっぱり見る目ねーよ!!
真知子のことも分からなかったんだろ!?
大企業の副社長がそんなんで勤まるのかよ!?」
まさかの、まさかの、藤岡副社長のことを、オッサンと呼んで・・・。
藤岡副社長がゆっくりと、小太郎君を振り返った。
「アンタの会社の採用、もう終わったんだろ?
いつまでも真知子のこと振り回してるんじゃねーよ。」
「・・・君は、どこかで見たような顔だけど・・・。」
「あ、あの・・・弊社でキャリアアドバイザーをしている者でして・・・!!」
慌てて立ち上がり、小太郎君の腕を両手で掴む。
「御社の・・・?変だな・・・。
一度見た顔は絶対に忘れないはずなのに、何でか思い出せない・・・。
どこかで、お会いしていますよね?」
藤岡副社長が不思議そうな顔で小太郎君のことを見上げる。
そしたら、小太郎君が大笑いをした・・・。
「オッサン、やっぱり見る目ねーよ!!
真知子のことも分からなかったんだろ!?
大企業の副社長がそんなんで勤まるのかよ!?」
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