54 / 78
第54話 プール
しおりを挟む
カズミは浮かれまくっていた。
美沙希とプール! うっきうきのるんるん。
自転車で川村家に行き、ドアフォンを鳴らす。すぐに美沙希が出てきた。
「行こ!」
「うん」
愛しの美沙希は今日も綺麗だ。
アーモンド型の目が素敵。すっと通った鼻筋が美しい。薄紅色で少し湿った唇が魅惑的。顔の輪郭はなめらかな三角形を描き、顎はシャープだ。
こんな綺麗な生き物は美沙希だけ。
イタコ市民プールへ行き、更衣室で着替える。
美沙希は背が高い。どちらかと言うと貧乳で、腰は折れそうなほど細く、お尻も大きくはない。手足はすらっと長い。中性的な体型だ。お腹には無駄な肉はなく、おへそは縦長だ。肌のきめは細かく、透き通るように白い。
水着は白いビキニだった。
カズミはガン見した。
「きれ~い!」
「そのいやらしい目、やめて」
「ええっ? いやらしくなんてないよ~」
「いやらしい!」
カズミも負けてはいない。男性の目を惹きつけるナイスバディだ。
胸はボヨ~ンとでかい。腰はしっかりくびれているのだが、お腹には適度に肉が付いていて、おへそは横長。それが色っぽい。お尻はぷりんと丸く、太ももはむっちり。足首はきゅっと細くしまっている。
水着はピンクのビキニだった。
「カズミは全身いやらしい」
「ええっ? なんで?」
「その胸、私に半分分けて」
「だめだよお。美沙希はそのままで完璧なんだから~」
ふたりの美少女を周りの男性たちがちらちらと見ていた。
「さて、美沙希は泳ぎが苦手なんだよね。ちょっと泳いでみてよ」
美沙希は手をまっすぐに伸ばし、バタ足で泳いだ。
息継ぎをせず、しだいに沈んでいった。
「なんでそうなるのよ?」
「息継ぎができない。水を飲んでしまいそうで」
「怖がらずに息継ぎしてみて」
「やってみる」
バタバタバタバタ、ぷはっ、バタバタバタバタ、ぷはっ。
「そうそう。できるじゃない」
バタバタバタバタ、ごほっ、ブクブクブク……。
「沈むな~!」
「はあ、死ぬかと思った……。一生懸命に泳いでから沈むと、苦しみが大きい」
「ここ、足がつくんですが」
「もう泳がない。プールサイドで座ってる」
「だめだこいつ」
カズミは匙を投げた。
市民プールなので、飲み食いはできない。
ふたりはベンチに座って、けっこう真剣に泳いでいる男女を見た。
「美沙希は夏休みの宿題やった?」
「やってない。釣りばっかりしてたから」
「あたしもやってない。ずっとバイトしてたから」
「ヤバいね」
「ヤバいよ」
数学や英語の問題集、読書感想文、現代社会のレポートなど、放置していた宿題の量は多い。
「明日、一緒にやろうよ」
「私の家を提供する」
「じゃあ、また10時に行くね」
「オッケー」
「今日はこれからどうしよう?」
「当然、釣りに行く」
「その前にご飯食べたい。お腹すいた」
「ラーメン好き?」
「またこのパターンかよ」
「この近くに英吉という坦々麺が美味しい店がある」
「そこでいいよ」
「辛いよ。痺れるよ」
「平気。坦々麺は好き」
ふたりは市民プールを出て、ラーメン屋さんへ向かった。
美沙希とプール! うっきうきのるんるん。
自転車で川村家に行き、ドアフォンを鳴らす。すぐに美沙希が出てきた。
「行こ!」
「うん」
愛しの美沙希は今日も綺麗だ。
アーモンド型の目が素敵。すっと通った鼻筋が美しい。薄紅色で少し湿った唇が魅惑的。顔の輪郭はなめらかな三角形を描き、顎はシャープだ。
こんな綺麗な生き物は美沙希だけ。
イタコ市民プールへ行き、更衣室で着替える。
美沙希は背が高い。どちらかと言うと貧乳で、腰は折れそうなほど細く、お尻も大きくはない。手足はすらっと長い。中性的な体型だ。お腹には無駄な肉はなく、おへそは縦長だ。肌のきめは細かく、透き通るように白い。
水着は白いビキニだった。
カズミはガン見した。
「きれ~い!」
「そのいやらしい目、やめて」
「ええっ? いやらしくなんてないよ~」
「いやらしい!」
カズミも負けてはいない。男性の目を惹きつけるナイスバディだ。
胸はボヨ~ンとでかい。腰はしっかりくびれているのだが、お腹には適度に肉が付いていて、おへそは横長。それが色っぽい。お尻はぷりんと丸く、太ももはむっちり。足首はきゅっと細くしまっている。
水着はピンクのビキニだった。
「カズミは全身いやらしい」
「ええっ? なんで?」
「その胸、私に半分分けて」
「だめだよお。美沙希はそのままで完璧なんだから~」
ふたりの美少女を周りの男性たちがちらちらと見ていた。
「さて、美沙希は泳ぎが苦手なんだよね。ちょっと泳いでみてよ」
美沙希は手をまっすぐに伸ばし、バタ足で泳いだ。
息継ぎをせず、しだいに沈んでいった。
「なんでそうなるのよ?」
「息継ぎができない。水を飲んでしまいそうで」
「怖がらずに息継ぎしてみて」
「やってみる」
バタバタバタバタ、ぷはっ、バタバタバタバタ、ぷはっ。
「そうそう。できるじゃない」
バタバタバタバタ、ごほっ、ブクブクブク……。
「沈むな~!」
「はあ、死ぬかと思った……。一生懸命に泳いでから沈むと、苦しみが大きい」
「ここ、足がつくんですが」
「もう泳がない。プールサイドで座ってる」
「だめだこいつ」
カズミは匙を投げた。
市民プールなので、飲み食いはできない。
ふたりはベンチに座って、けっこう真剣に泳いでいる男女を見た。
「美沙希は夏休みの宿題やった?」
「やってない。釣りばっかりしてたから」
「あたしもやってない。ずっとバイトしてたから」
「ヤバいね」
「ヤバいよ」
数学や英語の問題集、読書感想文、現代社会のレポートなど、放置していた宿題の量は多い。
「明日、一緒にやろうよ」
「私の家を提供する」
「じゃあ、また10時に行くね」
「オッケー」
「今日はこれからどうしよう?」
「当然、釣りに行く」
「その前にご飯食べたい。お腹すいた」
「ラーメン好き?」
「またこのパターンかよ」
「この近くに英吉という坦々麺が美味しい店がある」
「そこでいいよ」
「辛いよ。痺れるよ」
「平気。坦々麺は好き」
ふたりは市民プールを出て、ラーメン屋さんへ向かった。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
せんせいとおばさん
悠生ゆう
恋愛
創作百合
樹梨は小学校の教師をしている。今年になりはじめてクラス担任を持つことになった。毎日張り詰めている中、クラスの児童の流里が怪我をした。母親に連絡をしたところ、引き取りに現れたのは流里の叔母のすみ枝だった。樹梨は、飄々としたすみ枝に惹かれていく。
※学校の先生のお仕事の実情は知りませんので、間違っている部分がっあたらすみません。
放課後の約束と秘密 ~温もり重ねる二人の時間~
楠富 つかさ
恋愛
中学二年生の佑奈は、母子家庭で家事をこなしながら日々を過ごしていた。友達はいるが、特別に誰かと深く関わることはなく、学校と家を行き来するだけの平凡な毎日。そんな佑奈に、同じクラスの大波多佳子が積極的に距離を縮めてくる。
佳子は華やかで、成績も良く、家は裕福。けれど両親は海外赴任中で、一人暮らしをしている。人懐っこい笑顔の裏で、彼女が抱えているのは、誰にも言えない「寂しさ」だった。
「ねぇ、明日から私の部屋で勉強しない?」
放課後、二人は図書室ではなく、佳子の部屋で過ごすようになる。最初は勉強のためだったはずが、いつの間にか、それはただ一緒にいる時間になり、互いにとってかけがえのないものになっていく。
――けれど、佑奈は思う。
「私なんかが、佳子ちゃんの隣にいていいの?」
特別になりたい。でも、特別になるのが怖い。
放課後、少しずつ距離を縮める二人の、静かであたたかな日々の物語。
4/6以降、8/31の完結まで毎週日曜日更新です。
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる