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第49話 8月の取材
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8月の第2水曜日午前6時、美沙希とカズミはウシボリ地区のキタトネ川岸で小鳥遊と会った。
美沙希とカズミの足は自転車で、小鳥遊は自動車だ。
ふたりは早速釣り始め、小鳥遊はカメラを構えた。
美沙希はワームのノーシンカーでテトラポッドの際を攻めた。
カズミはトップウォータールアーを使用した。メガバス社のジャイアントドッグX。
カズミは美沙希と釣り方がかぶらないように配慮している。美沙希の魚を奪わないように。カズミはカズミにだけ釣れるバスを狙っている。
6時15分、美沙希はラインに出たあたりを察知した。
すかさずロッドをあわせる。
小型のバスだったが、慎重にランディングネットを使って、確実にキャッチ。28センチのバスをゲット。小鳥遊は美沙希とバスを撮影した。
これでひとまずノルマは果たした。ノーフィッシュは回避。
美沙希の好調はつづく。
5分後に33センチのアベレージサイズを釣り上げた。
美沙希はどこにバスが居着いているか知っているかのように、ピンポイントを攻めていた。実際、彼女は入念なプラクティスによって、どのテトラポッドにバスがいるか、ほぼ把握していた。
6時30分に31センチ、6時50分にはキタトネ大橋下で40センチを捕獲した。堂々たる釣果だ。
「やるな……」と小鳥遊はつぶやいた。
わずか1時間足らずで4匹も釣った。驚嘆すべき腕前。
カズミはトップウォータールアーを投げつづけて、ノーフィッシュだった。
キタトネ川・ヨロコシ川合流部に移動した。
ここでも美沙希はノーシンカーを使い、37センチの良型バスを釣った。
カズミはメガバス社のシャロークランクSR–Xグリフォンを使った。ブルブルとした振動が心地良いハードルアーだ。
1度あたりがあったが、かけ損ねてバラしてしまった。
キタトネ川とマエ川の水門に移動。
美沙希の見せ場がつづく。
水門の壁ギリギリにカットテールワームを落として、小バスに食わせた。しっかりと取り込んで、6匹め。
小鳥遊のカメラは美沙希の技量をうまく撮影していた。
カズミはここでもノーフィッシュ。
昼食はコンビニで軽く済ませ、キタトネ川・ヨコトネ川合流部へ行った。
真昼だが、美沙希の快進撃は止まらない。水門の影を狙い、7匹めを釣った。
カズミは自分の釣りをつらぬき、メガバスのスピナーベイトSV–3を使った。あたりはなかった。
次の釣り場はヨコトネ川・ヤスジ川合流部。ヨコトネ川からヤスジ川へ向かって、水管を経て水が流れている。
美沙希はヤスジ川の水管下にノーシンカーワームを投げて、流れに乗せ、38センチのきれいなバスを捕らえた。
カズミはここでもノーフィッシュ。
夕刻、49センチ水路へ移動。今日最後の場所だ。
カズミはここで釣れなければ、報酬をもらえない。
彼女はついにハードルアーをあきらめ、4インチグラブのテキサスリグに切り替えた。葦を撃ち、途端に44センチの本日最大魚をゲットして、見せ場をつくった。
小鳥遊はカズミの笑顔とデカバスを撮影した。
美沙希はここでも2匹のアベレージサイズのバスを釣り、2桁釣果を達成した。
小鳥遊は美沙希とカズミに5千円ずつ渡した。
「お疲れさま。たいしたもんだ。数釣りとデカバス釣り。きみたちのおかげで、いい記事が書けそうだ」
「釣りガールズ 水郷を行く ランガンの巻、ですね」
「いいね、そのタイトルいただこう」
小鳥遊は車で帰っていった。
「ふう、疲れた。釣れてよかったあ」
「あたしもだよ……」
ふたりの釣りガールは水路岸にへなへなと座り込んだ。
美沙希とカズミの足は自転車で、小鳥遊は自動車だ。
ふたりは早速釣り始め、小鳥遊はカメラを構えた。
美沙希はワームのノーシンカーでテトラポッドの際を攻めた。
カズミはトップウォータールアーを使用した。メガバス社のジャイアントドッグX。
カズミは美沙希と釣り方がかぶらないように配慮している。美沙希の魚を奪わないように。カズミはカズミにだけ釣れるバスを狙っている。
6時15分、美沙希はラインに出たあたりを察知した。
すかさずロッドをあわせる。
小型のバスだったが、慎重にランディングネットを使って、確実にキャッチ。28センチのバスをゲット。小鳥遊は美沙希とバスを撮影した。
これでひとまずノルマは果たした。ノーフィッシュは回避。
美沙希の好調はつづく。
5分後に33センチのアベレージサイズを釣り上げた。
美沙希はどこにバスが居着いているか知っているかのように、ピンポイントを攻めていた。実際、彼女は入念なプラクティスによって、どのテトラポッドにバスがいるか、ほぼ把握していた。
6時30分に31センチ、6時50分にはキタトネ大橋下で40センチを捕獲した。堂々たる釣果だ。
「やるな……」と小鳥遊はつぶやいた。
わずか1時間足らずで4匹も釣った。驚嘆すべき腕前。
カズミはトップウォータールアーを投げつづけて、ノーフィッシュだった。
キタトネ川・ヨロコシ川合流部に移動した。
ここでも美沙希はノーシンカーを使い、37センチの良型バスを釣った。
カズミはメガバス社のシャロークランクSR–Xグリフォンを使った。ブルブルとした振動が心地良いハードルアーだ。
1度あたりがあったが、かけ損ねてバラしてしまった。
キタトネ川とマエ川の水門に移動。
美沙希の見せ場がつづく。
水門の壁ギリギリにカットテールワームを落として、小バスに食わせた。しっかりと取り込んで、6匹め。
小鳥遊のカメラは美沙希の技量をうまく撮影していた。
カズミはここでもノーフィッシュ。
昼食はコンビニで軽く済ませ、キタトネ川・ヨコトネ川合流部へ行った。
真昼だが、美沙希の快進撃は止まらない。水門の影を狙い、7匹めを釣った。
カズミは自分の釣りをつらぬき、メガバスのスピナーベイトSV–3を使った。あたりはなかった。
次の釣り場はヨコトネ川・ヤスジ川合流部。ヨコトネ川からヤスジ川へ向かって、水管を経て水が流れている。
美沙希はヤスジ川の水管下にノーシンカーワームを投げて、流れに乗せ、38センチのきれいなバスを捕らえた。
カズミはここでもノーフィッシュ。
夕刻、49センチ水路へ移動。今日最後の場所だ。
カズミはここで釣れなければ、報酬をもらえない。
彼女はついにハードルアーをあきらめ、4インチグラブのテキサスリグに切り替えた。葦を撃ち、途端に44センチの本日最大魚をゲットして、見せ場をつくった。
小鳥遊はカズミの笑顔とデカバスを撮影した。
美沙希はここでも2匹のアベレージサイズのバスを釣り、2桁釣果を達成した。
小鳥遊は美沙希とカズミに5千円ずつ渡した。
「お疲れさま。たいしたもんだ。数釣りとデカバス釣り。きみたちのおかげで、いい記事が書けそうだ」
「釣りガールズ 水郷を行く ランガンの巻、ですね」
「いいね、そのタイトルいただこう」
小鳥遊は車で帰っていった。
「ふう、疲れた。釣れてよかったあ」
「あたしもだよ……」
ふたりの釣りガールは水路岸にへなへなと座り込んだ。
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