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第二章
マリアベル ポップコーンを普及する
しおりを挟む緑が濃くなり、真っ白な入道雲、長袖が暑く感じる季節になってきた
「夏よ!プールよ!花火よ!」
そう、オルファイド王国に夏が来た。
「ねぇ、皆様は夏休みどうされますの?」
「わたくしは、七月の末まで王都のタウンハウスに滞在して早めに領地に帰ります。
領地まで3日もかかりますのよ!」
アビゲールが答える
「私は、、、」
マリアベルは考える。
帰り方が分からない。
馬車?どこで借りるの?お金無いし、、、
クララさん達にも会いたいし、
ディックさんにも、お礼言いたいなぁ
ソフィアが言った
「マリアベル様、宜しければ、我がタウンハウスに遊びに来られませんか?
是非お招きするようにと、父と母より言いつかっておりますの!
ね、よいでしょう、
クラレンス侯爵には我が家からご連絡をしておきますわ、
ね!お願い!」
いつもソフィア様にはお世話になっている。
折角お誘いしてもらったのだから
よし、招待をお受けしよう。
「ソフィア様、では、宜しくお願いしますわ。
でも、私、お恥ずかしながら 何も手土産になる物が無いの。
ソフィア様のご両親に失礼を掛けしてしまうわ。」
「マリアベル様がいらっしゃる事が最大の手土産ですわ!
嬉しいですわ、絶対ですわよ、、
わたくし、お父様に連絡いたしますわ!」
この夏、キングスバリー家にお邪魔する事が決定しました。
今日は久々にポップコーンを作りましょう
私、なんと、キャラメルの作り方思い出したの!!!
これでキャラメルポップコーンが作れるわ。
厩舎の方にお願いして乾燥コーンを譲ってもらい、爆発するか確認する。
全体量の2割程しか爆発しなかったが人数分は確保出来た。
もう、鳥の餌とは呼ばせない!
朝、早めに起きて
コーンをポップさせ、キャラメルを作り和える。
残ったキャラメルはアーモンドに絡めて冷めるのをまって油紙で包む
後は塩味のポップコーン作って、、、
よし!今日はポップコーン配りまくるぞ!
マリアベル、ポップコーンの普及委員会である。
ソフィア様の分、アビゲール様の分、ハワード様の分、私の分
四つに分け、
«さあ、おのおの方出陣じゃー!!!»
午前の授業終了、いざ食堂へ
「皆様、私 新しいお菓子を作ってきました!お昼控えめでお願いします。」
食事が終わった頃を見計らい取り出したるは
ポップコーン!
みんな大好きポップコーン!
映画のお供ポップコーン!
「まあ、これ、手で食べてもよろしいの。」
とーぞ とーぞ
「まあ、軽くて、周りの甘いのがサクサクして、飴ではありませんのね?何かしら?」
「それはキャラメルというものです、」
「サクサクとして、この食感、軽さ、
止まらないわ、ついつい摘まんでしまうわ。」
「さあ、お口直しに塩味もどうぞ!」
私は、甘い物の後に塩っぱいもの食べるとノンカロリー理論を語った。
二人の目が«キラン»と輝いた。
「その様な都合が良い事が、、、
最高ですわ!」
アビゲールは、
「もし、差し支え無ければ、兄に少し分けても宜しくでしょうか?
初めて食べる味なのに、あまりに美味しくって、、、」
どーぞ どーぞ
皆んなで食べようポップコーン!
ポップコーンは楽しいおやつ。
こんどはチーズ味もいいかな?
————————
その夜、アビゲールはコッソリと男子寮にで出向いた。
兄の部屋は一階の一番手前側
コンコン、窓を叩く
「夜出歩くなんで危ないだろう。おかしな輩に出会ったらどうする!」
「だってぇ、、、、
兄様に差し入れ持ってきたの。
早く食べないと湿気てしまって食感が悪くなるんですって、ほら食べてみて!」
「これは、美味しいね!」
「でしょ~、マリアベル様がお作りになったのよ、凄いでしょう。」
「これはいい、我が領でも広めたいものだ」
「あら?兄様どうやって作ったかご存知ですの?」
「多分コーンだと思うよ!」
「まあ、餌の?」
「うん、昔視察で村を回った時の事だ
鶏小屋を掃除してゴミを火にくべててな、
いきなり、ポンポンと音がして子供達が爆ぜた白いモノを探して食べていたんだよ。
餌の残りのコーンが爆ぜて掃除の後のお楽しみになる、と言っていた。
子供達が分けてくれてな、
確か、形は綿花のようだったが、食感はスカスカしてたなぁ?」
「まあ、そんな事がごさいましたの、、」
「マリアベル様は良いお方だな、
それにしても、本当に美味しいな!これは、
作り方を聞いておいてくれるか?」
「はい!」
私は 友を褒められて、嬉しくなった。
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