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少し前の話 2
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「何してるんです⁉︎」
「いやだって……もう平気かなって……」
天幕に入ってきたユストが荷物を落とし、慌てて俺に駆け寄ってくる。
寝床を出て、床を這いずっていた俺を即座に拾い上げ、元いた場所に強制送還。あああぁぁ、折角、結構かけて進んだ距離がああぁぁ。
「もう良いと思うんだよ⁉︎ ていうか、過保護すぎじゃない⁉︎」
「それを判断するのは貴方じゃなく俺です!」
「だけどだいぶ前に出血は止まってるしっ、そろそろ体力戻さないと……俺っ、筋肉衰え過ぎてまともに歩けなくなってるんですけど⁉︎」
「筋肉よりも命でしょうが!」
押し問答しているうちに、食事を受け取りに出ていたイェーナが戻り、慌ててこちらに駆けてくる。
俺が起きていると誰かしらが俺についているし、最近ようやっと、寝ていたら半時間ばかり空く時間があると知って、その時間を慣らしに当てていたのに、バレた。
そしてここから更にお説教時間……。
「変だと思ったんですよっ、体力の戻りが遅いと思ったら……傷の経過が芳しくないと思ったら……っ、いつからこんなことしてたんですか⁉︎」
「…………ごめん……」
「言っときますけど、そうやって俺に隠してこそこそ何かしてるうちは許可なんて出ませんよ……貴方の体調は、貴方より、俺が分かってるんです!
早く動きたいなら、俺の言う通りにしてください。俺の指示を仰いでください!
それが一番早い。焦ったって意味無いんですよ!」
全力で怒られ、項垂れるしかない……。
確かに気持ちの焦りから、バレたら怒られるだろうなと思いつつ……こんなことをこそこそ始めてしまったのだ。
皆の負担を増やすだろうということも、チラッと考えた……だけど……。
それよりも優先される、強い焦燥感があった。
皆が、今の状況を教えてくれない……。マルに止められている。とか、今は元気になるのが優先。とか、そればかり。それに何より……。
ハインがいないのだ。
絶対にいない。何日経っても、いつ目を開いでも、姿が無い。声がしない。
それとなく聞いてみても、ちょっと席を外してるだけだと誤魔化されたし、最近はあまり話題にしないよう、それすら避けられている気がする。
何よりサヤが、ここを離れている…………。
サヤは毎日顔を覗かせる。だけどちらりと覗くだけでここを去る。夜半に目を覚ました時、隣で寝ているのを目にしている。夜はちゃんと、ここで休んでくれるのだと、それにはホッとしたのだけど……。
だのに、ハインはいない。ハインの時が無い。
サヤは皆以上に、ハインの話題を避けている気がした。だから、俺の意識があるうちは、ここに戻ってこない。俺と言葉を交わそうとしないんじゃないか……。
ハインに何か、あったんじゃないか……。
「分かりましたか⁉︎ とにかく当面、変な運動を勝手にしない!」
「なら……隠してないで、状況を教えてくれ……」
皆が隠すから……隠すから、俺は……。
絞り出した言葉に、ユストは喉を詰まらせた。
そして視線を逸らし、俯いてしまう……。
「……今は、体調を優先しましょうよ……」
「言えないようなことだってことは、もう分かってるんだよ!」
俺がそれを招いたんだってことも、分かってるんだ!
「皆が、教えてくれない。なら、自力で聞くしかないじゃないか……」
だから、話し声の聞こえる場所に行こうと……そう思ったんだ。
俺の言葉に、状況を見守っていたイェーナが泣いて飛び出し、マルとローシェンナ……そして獣の頭蓋の仮面を被った男を連れて来て、俺とユストの押し問答に溜息……。
「…………お話ししますよ、ちゃんと……。
だけどそのためには、それに耐えられるだけの肉体を、取り戻してもらわなければ。
今のままでは、話せません……」
耐えられるだけの、肉体…………。
「…………分かった」
そこからは必死だった。
とにかく身体を正常に戻すことだけを考え過ごした。
筋肉を衰えさせたくない。少しでも身体を戻したいと言ったら、サヤは寝たままでできる範囲の、筋肉を維持する方法を教えてくれた。
但し、ユストが見守っている状態で行うことと、右腕は使わないことが条件。
そうして更に、十日間。
自分で歩き回れるだけの肉体を取り戻し、傷の具合も良好。それでようやっと、マルに話を認めさせた。
右手を失ってから、ゆうにふた月近くが、過ぎていた……。
◆
皆が呼ばれた。
俺と共に逃げた面々……。そしてやはり、その中にハインはいなかった……。
サヤも、まるで凍りついたように沈んだ表情で、言葉も発さず俯き気味に、俺の休まされた寝床のすぐ傍に座す。他の皆も……やはり口を開かなかった。
お互い言葉を交わさないまま……暫く待っていたら、マルとローシェンナが、頭蓋の仮面の男をひとり引き連れてやって来た。
「彼にも聞いてもらいます。
彼はここの長。この狩猟民を束ねる男です」
「リアルガーと言う」
男は簡潔に、低く掠れた声でそう名乗って、俺を見た。……見ているのだと思う。視線は感じるけれど、頭蓋の仮面で目線は阻まれ、いまいち判然としない。
リアルガーには、首から顎にかけて、仮面からもはみ出す特徴的な赤い痣があり、初めて見る男だというのに、何故か既視感があった。
「…………痣の、赤子?」
ついそう呟くと、驚いたように背筋を伸ばす。
そして、ローシェンナとマルは、薄く笑った。
「よく覚えてましたね……えぇ、そうです。
つまりここは、ローシェンナの古巣……今は彼がこの群れの主なんですよ」
ローシェンナが出奔した狩猟民の集団……。ならここは、マルの故郷なのだ……。
「まぁ、その話は後で。貴方が今知りたいのは、セイバーンのこと絡みでしょうから……。
そうですね……まずは……貴方が意識を飛ばした直後から、話しましょうか……」
セイバーンを追われた俺たちは、機転を利かせて無事にアヴァロンを抜けてきていたエルランドらが提供してくれた馬車を貰い受け、そのまま北に向かった。
それは、北の地からマルの使いでやって来たオーキスが、それを指示したから。北に潜伏できる場を確保したということだった。
「本当は、神殿が動いたことを知らせるものだったんですけどね……。
万が一の場合は指示していました。そうなってほしくは、なかったですが……」
結局情報は間に合わなかった。
先にサヤと合流し状況を聞いたオーキスは、もうその情報が要を成さぬことを理解し、即座に逃亡経路の確保に動いたという。
だから、侍祭殿が勘繰った援軍は彼一人。短弓の精密な早撃ちを得意とする彼は、精鋭たちが控えていると見せかける荒技を、見事こなしたのだ。
とはいえ、皆が負傷し満身創痍。着の身着のままの逃亡だ。
最悪な状況だったけれど、エルランドらが前もって予想し、用意してくれていた色々があり、当面の資金として結構な金銭や、交易路証書も残してくれていたため、問題無く神殿の目を眩ませ逃亡に成功。距離を稼ぐことができた。
そしてそれには、ユストの存在も大きく助けになったそう。
「マティアス一門の医師です。急患……荊縛罹患者を搬送しているので、あまり近付かないで」
「荊縛⁉︎ ど、どの方です?」
「こちらの女性と、使用人の方々です。別邸への養生に向かっております。通過するだけですから、ご安心を」
きちんと医師試験に合格し、証明を持っているユストは、それを示すと大体の場所がお咎め無しで通過できた。
医師という存在はそれだけ貴重で特別で、特に荊縛となると、まだまだ恐ろしい病だ。
俺たちの間では、養生という名の苦い薬湯で重症化を抑えられると分かっていたけれど、一般へは、まだ然程知られていない……。
医師の証明を得ていない不正規の医師らがそれだけ多く、一般に医術が浸透していない証拠だった。
「万が一、荊縛患者が出た場合は、養生という薬湯を毎食前に飲ませて。薬師ならば大抵作れる簡単な薬湯だし安価だから。
それで重症化は大抵防げますし、九割以上の方が快復に向かいます。対処が早ければ早いほど助かる可能性は上がります。
あと、食事は冷やしたものを与えて。その方が嚥下しやすい。少量ずつでも、体力の保ち方に差が出ます」
そんな感じで指導を挟みつつ、町や村を通過していったそうだ。
また、大きな街に立ち寄る際や、領地をまたぐ場合は、事前にオーキスやアイルが情報収集に向かい、手配書等が回っていないかを確認してくれた。
俺は性別を偽り、女性として扱われていたし、ずっと寝たきりで、声も確認できない。髪色も、道中で購入したかつらで誤魔化し、女性陣は使用人として。男性陣はユスト以外の皆が傭兵として振る舞っていた。吠狼の面々は、旅人を装ったり、狼姿で潜伏生活を続けつつ、旅路は一応、順調であったよう。
とはいえ、それだけで全てが誤魔化せるほど甘くはない……。
当然危険も多々待ち受けていた。途中で正体が知られそうになったことも、度々あったそう。
特にサヤは、特徴が顕著だ……。サヤもかつらで髪色を誤魔化していたのだけど……異国風の面立ちは、どうしたって人目を引く。そして髪色が誤魔化せることくらいは、誰だって百も承知なのだ……。
越冬間近に旅をする不審な一団。しかも、異国人を含めた集団……。
どれだけ顔を隠そうと、全く人目に触れないなんてことはできず、その情報を消し去ることは不可能だった。
「いやだって……もう平気かなって……」
天幕に入ってきたユストが荷物を落とし、慌てて俺に駆け寄ってくる。
寝床を出て、床を這いずっていた俺を即座に拾い上げ、元いた場所に強制送還。あああぁぁ、折角、結構かけて進んだ距離がああぁぁ。
「もう良いと思うんだよ⁉︎ ていうか、過保護すぎじゃない⁉︎」
「それを判断するのは貴方じゃなく俺です!」
「だけどだいぶ前に出血は止まってるしっ、そろそろ体力戻さないと……俺っ、筋肉衰え過ぎてまともに歩けなくなってるんですけど⁉︎」
「筋肉よりも命でしょうが!」
押し問答しているうちに、食事を受け取りに出ていたイェーナが戻り、慌ててこちらに駆けてくる。
俺が起きていると誰かしらが俺についているし、最近ようやっと、寝ていたら半時間ばかり空く時間があると知って、その時間を慣らしに当てていたのに、バレた。
そしてここから更にお説教時間……。
「変だと思ったんですよっ、体力の戻りが遅いと思ったら……傷の経過が芳しくないと思ったら……っ、いつからこんなことしてたんですか⁉︎」
「…………ごめん……」
「言っときますけど、そうやって俺に隠してこそこそ何かしてるうちは許可なんて出ませんよ……貴方の体調は、貴方より、俺が分かってるんです!
早く動きたいなら、俺の言う通りにしてください。俺の指示を仰いでください!
それが一番早い。焦ったって意味無いんですよ!」
全力で怒られ、項垂れるしかない……。
確かに気持ちの焦りから、バレたら怒られるだろうなと思いつつ……こんなことをこそこそ始めてしまったのだ。
皆の負担を増やすだろうということも、チラッと考えた……だけど……。
それよりも優先される、強い焦燥感があった。
皆が、今の状況を教えてくれない……。マルに止められている。とか、今は元気になるのが優先。とか、そればかり。それに何より……。
ハインがいないのだ。
絶対にいない。何日経っても、いつ目を開いでも、姿が無い。声がしない。
それとなく聞いてみても、ちょっと席を外してるだけだと誤魔化されたし、最近はあまり話題にしないよう、それすら避けられている気がする。
何よりサヤが、ここを離れている…………。
サヤは毎日顔を覗かせる。だけどちらりと覗くだけでここを去る。夜半に目を覚ました時、隣で寝ているのを目にしている。夜はちゃんと、ここで休んでくれるのだと、それにはホッとしたのだけど……。
だのに、ハインはいない。ハインの時が無い。
サヤは皆以上に、ハインの話題を避けている気がした。だから、俺の意識があるうちは、ここに戻ってこない。俺と言葉を交わそうとしないんじゃないか……。
ハインに何か、あったんじゃないか……。
「分かりましたか⁉︎ とにかく当面、変な運動を勝手にしない!」
「なら……隠してないで、状況を教えてくれ……」
皆が隠すから……隠すから、俺は……。
絞り出した言葉に、ユストは喉を詰まらせた。
そして視線を逸らし、俯いてしまう……。
「……今は、体調を優先しましょうよ……」
「言えないようなことだってことは、もう分かってるんだよ!」
俺がそれを招いたんだってことも、分かってるんだ!
「皆が、教えてくれない。なら、自力で聞くしかないじゃないか……」
だから、話し声の聞こえる場所に行こうと……そう思ったんだ。
俺の言葉に、状況を見守っていたイェーナが泣いて飛び出し、マルとローシェンナ……そして獣の頭蓋の仮面を被った男を連れて来て、俺とユストの押し問答に溜息……。
「…………お話ししますよ、ちゃんと……。
だけどそのためには、それに耐えられるだけの肉体を、取り戻してもらわなければ。
今のままでは、話せません……」
耐えられるだけの、肉体…………。
「…………分かった」
そこからは必死だった。
とにかく身体を正常に戻すことだけを考え過ごした。
筋肉を衰えさせたくない。少しでも身体を戻したいと言ったら、サヤは寝たままでできる範囲の、筋肉を維持する方法を教えてくれた。
但し、ユストが見守っている状態で行うことと、右腕は使わないことが条件。
そうして更に、十日間。
自分で歩き回れるだけの肉体を取り戻し、傷の具合も良好。それでようやっと、マルに話を認めさせた。
右手を失ってから、ゆうにふた月近くが、過ぎていた……。
◆
皆が呼ばれた。
俺と共に逃げた面々……。そしてやはり、その中にハインはいなかった……。
サヤも、まるで凍りついたように沈んだ表情で、言葉も発さず俯き気味に、俺の休まされた寝床のすぐ傍に座す。他の皆も……やはり口を開かなかった。
お互い言葉を交わさないまま……暫く待っていたら、マルとローシェンナが、頭蓋の仮面の男をひとり引き連れてやって来た。
「彼にも聞いてもらいます。
彼はここの長。この狩猟民を束ねる男です」
「リアルガーと言う」
男は簡潔に、低く掠れた声でそう名乗って、俺を見た。……見ているのだと思う。視線は感じるけれど、頭蓋の仮面で目線は阻まれ、いまいち判然としない。
リアルガーには、首から顎にかけて、仮面からもはみ出す特徴的な赤い痣があり、初めて見る男だというのに、何故か既視感があった。
「…………痣の、赤子?」
ついそう呟くと、驚いたように背筋を伸ばす。
そして、ローシェンナとマルは、薄く笑った。
「よく覚えてましたね……えぇ、そうです。
つまりここは、ローシェンナの古巣……今は彼がこの群れの主なんですよ」
ローシェンナが出奔した狩猟民の集団……。ならここは、マルの故郷なのだ……。
「まぁ、その話は後で。貴方が今知りたいのは、セイバーンのこと絡みでしょうから……。
そうですね……まずは……貴方が意識を飛ばした直後から、話しましょうか……」
セイバーンを追われた俺たちは、機転を利かせて無事にアヴァロンを抜けてきていたエルランドらが提供してくれた馬車を貰い受け、そのまま北に向かった。
それは、北の地からマルの使いでやって来たオーキスが、それを指示したから。北に潜伏できる場を確保したということだった。
「本当は、神殿が動いたことを知らせるものだったんですけどね……。
万が一の場合は指示していました。そうなってほしくは、なかったですが……」
結局情報は間に合わなかった。
先にサヤと合流し状況を聞いたオーキスは、もうその情報が要を成さぬことを理解し、即座に逃亡経路の確保に動いたという。
だから、侍祭殿が勘繰った援軍は彼一人。短弓の精密な早撃ちを得意とする彼は、精鋭たちが控えていると見せかける荒技を、見事こなしたのだ。
とはいえ、皆が負傷し満身創痍。着の身着のままの逃亡だ。
最悪な状況だったけれど、エルランドらが前もって予想し、用意してくれていた色々があり、当面の資金として結構な金銭や、交易路証書も残してくれていたため、問題無く神殿の目を眩ませ逃亡に成功。距離を稼ぐことができた。
そしてそれには、ユストの存在も大きく助けになったそう。
「マティアス一門の医師です。急患……荊縛罹患者を搬送しているので、あまり近付かないで」
「荊縛⁉︎ ど、どの方です?」
「こちらの女性と、使用人の方々です。別邸への養生に向かっております。通過するだけですから、ご安心を」
きちんと医師試験に合格し、証明を持っているユストは、それを示すと大体の場所がお咎め無しで通過できた。
医師という存在はそれだけ貴重で特別で、特に荊縛となると、まだまだ恐ろしい病だ。
俺たちの間では、養生という名の苦い薬湯で重症化を抑えられると分かっていたけれど、一般へは、まだ然程知られていない……。
医師の証明を得ていない不正規の医師らがそれだけ多く、一般に医術が浸透していない証拠だった。
「万が一、荊縛患者が出た場合は、養生という薬湯を毎食前に飲ませて。薬師ならば大抵作れる簡単な薬湯だし安価だから。
それで重症化は大抵防げますし、九割以上の方が快復に向かいます。対処が早ければ早いほど助かる可能性は上がります。
あと、食事は冷やしたものを与えて。その方が嚥下しやすい。少量ずつでも、体力の保ち方に差が出ます」
そんな感じで指導を挟みつつ、町や村を通過していったそうだ。
また、大きな街に立ち寄る際や、領地をまたぐ場合は、事前にオーキスやアイルが情報収集に向かい、手配書等が回っていないかを確認してくれた。
俺は性別を偽り、女性として扱われていたし、ずっと寝たきりで、声も確認できない。髪色も、道中で購入したかつらで誤魔化し、女性陣は使用人として。男性陣はユスト以外の皆が傭兵として振る舞っていた。吠狼の面々は、旅人を装ったり、狼姿で潜伏生活を続けつつ、旅路は一応、順調であったよう。
とはいえ、それだけで全てが誤魔化せるほど甘くはない……。
当然危険も多々待ち受けていた。途中で正体が知られそうになったことも、度々あったそう。
特にサヤは、特徴が顕著だ……。サヤもかつらで髪色を誤魔化していたのだけど……異国風の面立ちは、どうしたって人目を引く。そして髪色が誤魔化せることくらいは、誰だって百も承知なのだ……。
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