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婚姻の儀 5
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宴の料理は好評だった。
半分以上がサヤの国の料理だし、何より冷めても美味なものをと、選りすぐったから。
毒見必須の貴族社会では、安全面を考慮するあまり、温かいうちに料理を食すということが少ない。招かれた場であれば尚のことだ。
だから、油の固まるような肉料理や冷めた汁物は、正直味云々言っておれず、食べなければならない課題と成り下がるのだが……。
サヤの国の料理は、その点もすごぶる優秀だ。
「食したことないものばかりで正直不安だったが……これは良い……」
「料理人もブンカケンの所属とな。……なにっ⁉︎ ヴァイデンフェラーは料理人のやりとりをしておるのか?」
ヴァイデンフェラー殿が鼻高々に自慢していたよね……。
ケチャップやマヨネーズ、ホワイトソースといった独特の調味料や調理法は、皆様の関心を強く惹きつけたよう。
規約の写しを後で用意して欲しいと何組もの方に言われた。帰って検討するのだろうな。
そんな宴の場も、夕刻前には一区切りとなる。
領主の館がある都には大抵神殿があるから、本来ならばここから神殿へ足を伸ばすのだ。
約束通り、アレク殿は夕刻前に、侍祭殿を引き連れてやって来た。
「恙無く、進みましたか?」
「はい。お陰様で」
アレクの問いにそう答えると、完璧な笑顔を作り、ようございましたとアレク。
その二人を予定していた応接室へとご案内した。
「ここで問題無いですか?」
「はい、申し分ございません」
そう言ってアレクは侍祭殿を振り返り……。
「では、準備を頼みます」
「畏まりました」
大きな鞄を持ってきていた侍祭殿。
それを机に置き、中から簡易用の祭壇を一式持ち出し、組み立てていくようだ。
神殿があまりに遠い地だと、こういった簡易の祭壇を持った司祭の巡回を頼りに、婚姻を結ぶと聞いた覚えがある。
まぁ、貴族ではなく、収入的に旅が難しい寒村などの話として、耳にしたのだけどな。
「では、サヤさんもご準備を。
レイさんの時で見ておられますから、ご存知かとは思いますが……首の後ろ辺りで、一括りにしていただくのが楽でしょうね」
「メイフェイア、サヤの櫛を。……ここで整えるから」
俺もサヤも、まだ礼装のまま。
髪を奉納した後で、慰労会へ顔を出す予定だからだ。
そちらへは、髪の短くなったサヤを伴うことになる……。
メイフェイアが走り、サヤの櫛を持ってきてくれた。
長椅子にサヤを座らせ、髪に飾られた芍薬を抜き取り、三つ編みも解いて、お祖母様から頂いたという柘植櫛で髪を梳いた。
最後はこれでと、前から決めていたのだ。
勿論これからも、毎日この櫛を利用する。この世界での俺との時間を過ごすサヤの髪を、今度は伸ばしていく……。
丁寧に、引っ掛かりがひとつもない状態にした。
元からサヤの髪は滑らかだけど、更に念入りに。
横髪の三つ編みも、緩く編まれていたから癖はほぼついていなかった。
そうして艶めく流れをひとつに纏めて、飾り紐で結ぶ。
「あ、レイさん。
少し下の位置で」
「え?」
「女性の方は、髪を整える余裕を残しておかれた方が……」
成る程。そこまで考えてなかった……。
「飾り紐を、もうひとつ下にも括ってはいかがでしょう?
その間で切るようにすれば、整えるのに充分な長さを残せるかと思います」
助言に従い、髪を二箇所で括った。彼女への配慮が有難い。
そんな風にして仕度が整う頃には、祭壇の準備も整っており……サヤの断髪の儀を行うこととなった。
俺の時と同じく、アレクがまず祭壇に向かい祈りを捧げる。朗々と響く祝詞を二人並んで聞き、広の視線でサヤを盗み見る。
言葉を発しないサヤが、気掛かりだった。
サヤの国の婚姻を済ませた後、館に戻ってからのサヤは、必要最低限しかしゃべっていない。
貴族入りし、上位の方々がひしめく場に立たされたのだから緊張も当然だと思う。思うけれど……。
ずっと、何か張り詰めているのは、肌で感じていた。
ビーメノヴァ様の時だって、本当なら俺の言葉を待てば良かった。敢えて飲まなくても、なんとか躱す方法を考えたのに。
上位の方々への不敬を、過度な程に意識していたのか?
それとも、俺の耳には届いていない言葉を拾う中で、サヤのことを思わしくないと発言している声でもあったのだろうか……。
そんな風に考えている間に祝詞は終わり、断髪の瞬間となった。
祭壇の前で、床に膝をついて首を垂れるサヤ。
俺は侍祭殿に差し出された銀の短剣を手に握り、彼女の黒髪を持った。
「………………」
重いな……。
これがサヤの人生の重さだ。
サヤの世界からこちらの世界へ渡って来たこの髪を、今日ここで切り離す……。
サヤの祖母の手が、両親の手が、触れてきたであろう髪だ……。
銀の短剣を当てた。そうして後は、横に引くのみ。
抵抗は然程でもなかった。
サヤの髪はあっさりと切り離され、重みの全てが俺の手に掛かり、俺がしたと同じようにサヤは、頭を地につけるほど深く下げ、アレク殿の最後の祝詞を聞き、そうして儀式は終わった。
「サヤ、おいで」
顔を上げられない彼女を、そのまま引き寄せて抱きしめる。
どれほど辛いか……分かっていた。
サヤはあっさりこの髪を切ると言ったけれど、それが生半可な覚悟で口にした言葉じゃないのだと、分かっていた。
それがサヤの決意。
この世界で生きていくのだという、決意だ。
「また、伸ばしておくれな。今度は、俺のために……」
そう耳元に囁くと、サヤは小さく頷いてくれた……。
サヤが落ち着くのを待ってから、婚姻の報告もその場で済ませた。
切った髪はアレクに託し、侍祭殿が簡易祭壇を片付けにかかるその間に、セルマにお二人を待合用の客室にお通しするよう指示してから、俺とサヤはいったん自室へ。
そしてルーシーを呼んだのだけど……彼女は飛ぶような速さでやって来た。きっと呼ばれるって、分かっていたのだろう。
「サヤ様。無事成人入りされましたこと、心よりお祝い申し上げます!」
満面の笑顔でそう言ったのは、彼女なりの配慮なのだと思う。
これは喜ばしいことなのだと、皆が祝い、喜んでくれているのだと、伝えるための。
そうして、まだ何も説明していないというのに、テキパキと準備を始め……。
「髪型、どんな風にされたいですか? 私、頑張りますよ! こんなこともあろうかと、練習も重ねて来ましたしっ」
前にカツラの前髪も整えてもらったし……っていう、軽い気持ちで呼んだのだけど、どうやらがっつり準備を重ねていたらしい……。
呼ばなかったら恨まれていたかもな……。良かった。パッと思い浮かんで……。
衣装に髪が掛からぬよう、大きな布を覆うように巻いてから、ルーシーはサヤの髪を整えてくれた。
サヤの黒髪は、白い衣装に落ちれば一際目立ってしまうだろうから。
また伸ばすつもりだからあまり切りたくないというサヤの要望により、一番短い場所に揃えることとしたよう。
首の後ろで括っていた関係上、そこが一番短くなっており、そこから前に向けて少しずつ長くなるよう、鋏を入れていった。
「……こけしみたいなことになってませんか……?」
「こけしって分からないけど……すっっっごく可愛い。似合ってます!」
内側の髪を薄く削ぎ、ふんわりと丸く纏まるように。
後ろは生え際を隠す程度の長さなのだが、横髪は肩にかかるほどの長さ。
襟足が見える。どうしよう、やばい。
「横髪は耳にかけられる方が良いかと思って。これなら髪留めも使えますし、色々遊べますよっ。
はい。鏡で確認してくださいな!」
鏡を見せてもらったサヤも、納得の出来栄えであったよう。
良かったと思う一方、サヤが直視できない。いや、だってむちゃくちゃ可憐になった!
大人っぽいのに活動的で、うなじがより一層眩しいというか……っ。
左頬に掛かる髪を、耳に引っ掛けたさりげない仕草が、それでもなお、はらりと落ちる髪が。
「レイ様も惚れ直しちゃいました?」
「はい。それはもう……」
誤魔化しようもないから正直に認めたよね。
だって顔が物凄く熱かったし。
駄目だな俺は。サヤは髪を切ってきっと落ち込んでいるのに。
喜べる心境であるはずがないのに。
なんでこんなに現金かな……。
「あの…………私、見苦しくないですか?」
「…………」
新たなサヤの魅力に惑乱され、もうずっとこの髪型でも良いななんて思ってる自分が本当……駄目だよなぁと思う。
「可愛くってたまらない……」
そう言って、サヤを胸に抱き寄せた。
さぁ、残るは慰労会。それが終われば後は…………。
半分以上がサヤの国の料理だし、何より冷めても美味なものをと、選りすぐったから。
毒見必須の貴族社会では、安全面を考慮するあまり、温かいうちに料理を食すということが少ない。招かれた場であれば尚のことだ。
だから、油の固まるような肉料理や冷めた汁物は、正直味云々言っておれず、食べなければならない課題と成り下がるのだが……。
サヤの国の料理は、その点もすごぶる優秀だ。
「食したことないものばかりで正直不安だったが……これは良い……」
「料理人もブンカケンの所属とな。……なにっ⁉︎ ヴァイデンフェラーは料理人のやりとりをしておるのか?」
ヴァイデンフェラー殿が鼻高々に自慢していたよね……。
ケチャップやマヨネーズ、ホワイトソースといった独特の調味料や調理法は、皆様の関心を強く惹きつけたよう。
規約の写しを後で用意して欲しいと何組もの方に言われた。帰って検討するのだろうな。
そんな宴の場も、夕刻前には一区切りとなる。
領主の館がある都には大抵神殿があるから、本来ならばここから神殿へ足を伸ばすのだ。
約束通り、アレク殿は夕刻前に、侍祭殿を引き連れてやって来た。
「恙無く、進みましたか?」
「はい。お陰様で」
アレクの問いにそう答えると、完璧な笑顔を作り、ようございましたとアレク。
その二人を予定していた応接室へとご案内した。
「ここで問題無いですか?」
「はい、申し分ございません」
そう言ってアレクは侍祭殿を振り返り……。
「では、準備を頼みます」
「畏まりました」
大きな鞄を持ってきていた侍祭殿。
それを机に置き、中から簡易用の祭壇を一式持ち出し、組み立てていくようだ。
神殿があまりに遠い地だと、こういった簡易の祭壇を持った司祭の巡回を頼りに、婚姻を結ぶと聞いた覚えがある。
まぁ、貴族ではなく、収入的に旅が難しい寒村などの話として、耳にしたのだけどな。
「では、サヤさんもご準備を。
レイさんの時で見ておられますから、ご存知かとは思いますが……首の後ろ辺りで、一括りにしていただくのが楽でしょうね」
「メイフェイア、サヤの櫛を。……ここで整えるから」
俺もサヤも、まだ礼装のまま。
髪を奉納した後で、慰労会へ顔を出す予定だからだ。
そちらへは、髪の短くなったサヤを伴うことになる……。
メイフェイアが走り、サヤの櫛を持ってきてくれた。
長椅子にサヤを座らせ、髪に飾られた芍薬を抜き取り、三つ編みも解いて、お祖母様から頂いたという柘植櫛で髪を梳いた。
最後はこれでと、前から決めていたのだ。
勿論これからも、毎日この櫛を利用する。この世界での俺との時間を過ごすサヤの髪を、今度は伸ばしていく……。
丁寧に、引っ掛かりがひとつもない状態にした。
元からサヤの髪は滑らかだけど、更に念入りに。
横髪の三つ編みも、緩く編まれていたから癖はほぼついていなかった。
そうして艶めく流れをひとつに纏めて、飾り紐で結ぶ。
「あ、レイさん。
少し下の位置で」
「え?」
「女性の方は、髪を整える余裕を残しておかれた方が……」
成る程。そこまで考えてなかった……。
「飾り紐を、もうひとつ下にも括ってはいかがでしょう?
その間で切るようにすれば、整えるのに充分な長さを残せるかと思います」
助言に従い、髪を二箇所で括った。彼女への配慮が有難い。
そんな風にして仕度が整う頃には、祭壇の準備も整っており……サヤの断髪の儀を行うこととなった。
俺の時と同じく、アレクがまず祭壇に向かい祈りを捧げる。朗々と響く祝詞を二人並んで聞き、広の視線でサヤを盗み見る。
言葉を発しないサヤが、気掛かりだった。
サヤの国の婚姻を済ませた後、館に戻ってからのサヤは、必要最低限しかしゃべっていない。
貴族入りし、上位の方々がひしめく場に立たされたのだから緊張も当然だと思う。思うけれど……。
ずっと、何か張り詰めているのは、肌で感じていた。
ビーメノヴァ様の時だって、本当なら俺の言葉を待てば良かった。敢えて飲まなくても、なんとか躱す方法を考えたのに。
上位の方々への不敬を、過度な程に意識していたのか?
それとも、俺の耳には届いていない言葉を拾う中で、サヤのことを思わしくないと発言している声でもあったのだろうか……。
そんな風に考えている間に祝詞は終わり、断髪の瞬間となった。
祭壇の前で、床に膝をついて首を垂れるサヤ。
俺は侍祭殿に差し出された銀の短剣を手に握り、彼女の黒髪を持った。
「………………」
重いな……。
これがサヤの人生の重さだ。
サヤの世界からこちらの世界へ渡って来たこの髪を、今日ここで切り離す……。
サヤの祖母の手が、両親の手が、触れてきたであろう髪だ……。
銀の短剣を当てた。そうして後は、横に引くのみ。
抵抗は然程でもなかった。
サヤの髪はあっさりと切り離され、重みの全てが俺の手に掛かり、俺がしたと同じようにサヤは、頭を地につけるほど深く下げ、アレク殿の最後の祝詞を聞き、そうして儀式は終わった。
「サヤ、おいで」
顔を上げられない彼女を、そのまま引き寄せて抱きしめる。
どれほど辛いか……分かっていた。
サヤはあっさりこの髪を切ると言ったけれど、それが生半可な覚悟で口にした言葉じゃないのだと、分かっていた。
それがサヤの決意。
この世界で生きていくのだという、決意だ。
「また、伸ばしておくれな。今度は、俺のために……」
そう耳元に囁くと、サヤは小さく頷いてくれた……。
サヤが落ち着くのを待ってから、婚姻の報告もその場で済ませた。
切った髪はアレクに託し、侍祭殿が簡易祭壇を片付けにかかるその間に、セルマにお二人を待合用の客室にお通しするよう指示してから、俺とサヤはいったん自室へ。
そしてルーシーを呼んだのだけど……彼女は飛ぶような速さでやって来た。きっと呼ばれるって、分かっていたのだろう。
「サヤ様。無事成人入りされましたこと、心よりお祝い申し上げます!」
満面の笑顔でそう言ったのは、彼女なりの配慮なのだと思う。
これは喜ばしいことなのだと、皆が祝い、喜んでくれているのだと、伝えるための。
そうして、まだ何も説明していないというのに、テキパキと準備を始め……。
「髪型、どんな風にされたいですか? 私、頑張りますよ! こんなこともあろうかと、練習も重ねて来ましたしっ」
前にカツラの前髪も整えてもらったし……っていう、軽い気持ちで呼んだのだけど、どうやらがっつり準備を重ねていたらしい……。
呼ばなかったら恨まれていたかもな……。良かった。パッと思い浮かんで……。
衣装に髪が掛からぬよう、大きな布を覆うように巻いてから、ルーシーはサヤの髪を整えてくれた。
サヤの黒髪は、白い衣装に落ちれば一際目立ってしまうだろうから。
また伸ばすつもりだからあまり切りたくないというサヤの要望により、一番短い場所に揃えることとしたよう。
首の後ろで括っていた関係上、そこが一番短くなっており、そこから前に向けて少しずつ長くなるよう、鋏を入れていった。
「……こけしみたいなことになってませんか……?」
「こけしって分からないけど……すっっっごく可愛い。似合ってます!」
内側の髪を薄く削ぎ、ふんわりと丸く纏まるように。
後ろは生え際を隠す程度の長さなのだが、横髪は肩にかかるほどの長さ。
襟足が見える。どうしよう、やばい。
「横髪は耳にかけられる方が良いかと思って。これなら髪留めも使えますし、色々遊べますよっ。
はい。鏡で確認してくださいな!」
鏡を見せてもらったサヤも、納得の出来栄えであったよう。
良かったと思う一方、サヤが直視できない。いや、だってむちゃくちゃ可憐になった!
大人っぽいのに活動的で、うなじがより一層眩しいというか……っ。
左頬に掛かる髪を、耳に引っ掛けたさりげない仕草が、それでもなお、はらりと落ちる髪が。
「レイ様も惚れ直しちゃいました?」
「はい。それはもう……」
誤魔化しようもないから正直に認めたよね。
だって顔が物凄く熱かったし。
駄目だな俺は。サヤは髪を切ってきっと落ち込んでいるのに。
喜べる心境であるはずがないのに。
なんでこんなに現金かな……。
「あの…………私、見苦しくないですか?」
「…………」
新たなサヤの魅力に惑乱され、もうずっとこの髪型でも良いななんて思ってる自分が本当……駄目だよなぁと思う。
「可愛くってたまらない……」
そう言って、サヤを胸に抱き寄せた。
さぁ、残るは慰労会。それが終われば後は…………。
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