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産みの苦しみ 8
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越冬。
我々にとっては雪深く困難な季節であるけれど、北の出身者であるロジオンたちや、幼い子供らにとっては全く、何の問題も無い日々であるよう。
数日吹雪き、膝近くまで雪が積もった本日。
久しぶりに晴れたものだから、俺たちは警備の騎士らと、完全装備の子供達。そしてその母親たちとで、村の外郭沿いにある平地に足を伸ばしていた。
越冬準備の最中に、騎士ら総出で、村の外郭沿いに幾つか柵で覆った区画を作り上げたのだが、そのうちのひとつ。
本日訪れたのは、子供らの遊び場として確保した区画だ。
そこには越冬の始まりの頃からコツコツと積み上げた、歪な形の土嚢山があったのだけど……。
「上手くいったみたいだな」
「すげー!」
何日も続いた降雪で、土嚢は雪で覆われ、大きな雪山が完成していた。
だがまぁ、勿論雪に覆われたというだけでは使えない。ここからの作業が重要になる。
この雪山を、橇ができるように整えるのだ。
「暫くは囲いの中で遊んでいるんだぞー」
「分かってるー!」
拠点村の人口は随分と増えて、村の中の空き地も少なくなり、水路の内側で遊ぶには手狭になってきた。
それで、越冬中に安心して遊べる場所を作ろうと村の有志が集まり、話し合った結果、この区画を作る計画となった。
丁度、越冬中運動不足になりがちな、馬の放牧地が欲しいというロジオンからの要請もあり、お互い目の届く範囲にあれば、村の外に出る危険性も少なくできるだろうということで。
雪の中で迷子になどならないよう、囲いだけはしっかりと分かりやすく設置し、きちんと大人の言葉を理解できる年齢の子らの遊び場にする。
村の中で遊ぶ場所としては、幼年院の前庭が提供されているが、こちらを幼い子供らの憩う場所とした。
そしてそのどちらの遊び場にも土嚢の山を作っておいたのだが……目論見通り、出来上がっているな。
「まぁその前に、叩いて均していかなきゃならないんだけどな……」
「この傾斜、全部を……。
自分たちで土台を作っといてなんですけど……キツいですよこれは……」
うん……思ってた以上に立派な大きさだ……。
大人たちは早くも疲れ切った顔だが、まぁやるしかない。
一回きっちりやっておけば、後は楽になるだろう。……多分。
先ずは緩やかめに作った階段を整え、山頂までの道を作る。滑り止めに木材を置き、上から槌や板で、木材ごと叩いていく。
傾斜も同じく進めていくが、階段との境には周りから集めてきた雪を盛り、段差を作る。安全のためとはいえ、これは重労働だ……。
等間隔に棒を刺していき、縄を括って手摺りも作り付けた。結局、全ての作業を終えのは昼直前……。
重労働に大汗をかいた男たちと入れ替わって、今度は母親らが雪山を試運転する子供たちの監視役となってくれた。
まぁ、すぐ戻って昼食を食べることになる。本格的に遊ぶのは昼からだな。
騎士らは交代が来るまでここで警備につきつつ待機となるが、俺たちはここまで。
「シザー、終わったから戻ろう」
子供の遊び相手を務めていたシザーに声を掛けたら、雪原に放り込まれてキャッキャ言っていた子供らからえええぇぇぇ⁉︎と、抗議の大合唱。
「悪いけど、俺たちはそろそろ仕事に戻るからね」
一緒に遊ぶものだと思っていたらしい子供らは文句タラタラだったが、いや俺、一応領主だからね……。何で子供枠に括られてるんだろうな、成人もしたってのに……。
それに今日は、特別な人たちがやってくる予定なのだ。
それじゃあねと手を振って、拠点村に足を向けた。母親らは囲いの端に用意してある東屋に焚き火を用意し、お茶を沸かしているようだ。
「もの凄く暑かったのに……ちょっとですぐ冷えるな。帰ったら温かいものを貰おうか」
村に入ってさして進まぬうちに、衣服が冷え、肌も悴んできた。
こっくりと頷くシザー。彼は異国の血を引いているからか、寒さがあまり得意ではないのだよな……。
途中で馬を放牧に連れていくロジオンらと遭遇、手を振ってすれ違った。
そうして館に戻ってくると、お帰りなさいませとハインに出迎えられる。なんだ? 俺の帰りを待っていたの?
「もう到着しました」
……え? いつの間に⁉︎
作業中、全く気付いていなかっただけにしばし唖然としたのだけど、彼らの特性を考えたらそうなるよな……と、思い直す。
「西端の応接室でサヤが応対中です」
「分かった」
なら、マルたちも戻ったのだな……。
ハインに俺とシザーのお茶をお願いしてから、応接室に向かった。
執務室でなく応接室なのは、彼らの事情を知らない使用人や配下が思いの外増えてしまったからだ。
本日到着の特別な人たち……。
「遅くなってすまなかった!」
部屋に駆け込むと、忍装束に身を包んだ五名と、中衣を纏った狼五匹……。
そう、五匹。
今年の冬の警備に、彼ら狼を加えることとなったのだ。
「お帰りなさいませ」
まず真っ先にサヤがそう言い駆け寄ってきた。
「びしょ濡れじゃないですか」
そんなふうに言いながら、大判の手拭いでふわりと包んでくれる。
用意がいい……俺たちがこうなって帰ってくるの、予想済みだったんだな。
「シザー、交代だ。着替えてきたら良い」
オブシズも応接室に待機しており、そう言われたシザーはこくりと頷き従うよう。
子供の相手をしていた彼は、衣服もかなり濡らしていたしな。
「温かいお茶をお持ちしましょうか」
「ハインが持って来てくれるよ。頼んで来たから」
そんなやり取りをしつつ、促されて皆の前に。並ぶ五名のうちの三人は、俺もよく知る人物。
「ご苦労だったね。マル、ジェイド、アイル、お帰り」
三人は越冬前より、ロジェ村へと赴いていた。
拠点村の警備体制に狼を加えるという案の、最終確認を兼ねてのことだ。
獣人の中に、獣化が行える者が存在するということは、世の中から秘されている。
人目に触れるような場所に狼の姿を晒すというのは、あまりに危険性が高いため、念には念を入れていたのだ。
「吹雪で足止めを食らっちまった。戻るのが遅れたが、問題は無かったか」
「皆が頑張ってくれていた。恙無く過ごしたよ」
まず真っ先にこちらの心配をするジェイド。
「あぁ。本日戻った」
いつも通り淡々としたアイル。
そしてマルはというと……毛布でぐるぐる巻き。
「僕、越冬中の外出には向かないんですよねぇ……」
暖炉の前を陣取っているのだが、まだ寒がっている……。
まぁ、本日帰り着いたということは、あの吹雪の中を半日くらいは移動していたろうから、当然か……?
それにしては他の面々がなんでもないような顔をしているけども。
「慣れてるに決まってンだろ。流民が冬に弱くてたまるかよ。北生まれで慣れてねぇマルがおかしいンだ」
「マル……北ではどうやって過ごしてたんだよ……」
「越冬中ですよ? 家から出ないに決まってるでしょ!」
ここのところ姿を見せなかったマルだけれど、皆はいつもの巣篭もりだと思い込んでいる。
ロジェ村が吠狼の隠れ家であることは、一部の者たちしか知らないことだし、影の拠点というのは秘されている。更に、マルが拠点村を離れていることも、伏せておきたかったから、敢えて誤解のままにしていたのだ。
越冬中というのはそういうもの。
雪の中を進むのは無謀であり、下手をしたら自殺行為。易々と移動できる手段があるだなんて、知られてはいけない。
「犬橇があって助かった」
「旦那は座席に縛りつけとけば運べたからな。
人目がねぇから途中はちょこちょこ街道使ったが、やっぱ平地は早く進める。
吹雪で半日余計に時間取られたが、晴れてンなら、一日ってとこだ」
拠点村からロジェ村は、東の街道しかなかった時は、往復で十日掛かっていた距離だ。
それが、西の街道が使えるようになり、野宿を厭わないならば馬車で五日ほどで往復できる距離となったわけだが、雪の上を橇で、狼が引くならば約二日……? とんでもないぞこれは。
「これで実証されたも同然だろ。冬の警備における、狼の実用性」
「そうだな……想像以上だ……」
「橇との相乗効果だけどな。騎狼して走るなら、一日半は掛かる」
「そうですね。背に掴まっておくだけで、かなり体力を使いますし、冬場は手が悴んで、あまり長くは保ちません」
冬場の騎狼経験があるサヤはそう言ったが、それでも三日で往復できてしまう。
狼が単独で走るなら、一日半で往復できてしまうかもしれない。
「まぁその、狼の採用ですけどね。七人に絞り込みました」
我々にとっては雪深く困難な季節であるけれど、北の出身者であるロジオンたちや、幼い子供らにとっては全く、何の問題も無い日々であるよう。
数日吹雪き、膝近くまで雪が積もった本日。
久しぶりに晴れたものだから、俺たちは警備の騎士らと、完全装備の子供達。そしてその母親たちとで、村の外郭沿いにある平地に足を伸ばしていた。
越冬準備の最中に、騎士ら総出で、村の外郭沿いに幾つか柵で覆った区画を作り上げたのだが、そのうちのひとつ。
本日訪れたのは、子供らの遊び場として確保した区画だ。
そこには越冬の始まりの頃からコツコツと積み上げた、歪な形の土嚢山があったのだけど……。
「上手くいったみたいだな」
「すげー!」
何日も続いた降雪で、土嚢は雪で覆われ、大きな雪山が完成していた。
だがまぁ、勿論雪に覆われたというだけでは使えない。ここからの作業が重要になる。
この雪山を、橇ができるように整えるのだ。
「暫くは囲いの中で遊んでいるんだぞー」
「分かってるー!」
拠点村の人口は随分と増えて、村の中の空き地も少なくなり、水路の内側で遊ぶには手狭になってきた。
それで、越冬中に安心して遊べる場所を作ろうと村の有志が集まり、話し合った結果、この区画を作る計画となった。
丁度、越冬中運動不足になりがちな、馬の放牧地が欲しいというロジオンからの要請もあり、お互い目の届く範囲にあれば、村の外に出る危険性も少なくできるだろうということで。
雪の中で迷子になどならないよう、囲いだけはしっかりと分かりやすく設置し、きちんと大人の言葉を理解できる年齢の子らの遊び場にする。
村の中で遊ぶ場所としては、幼年院の前庭が提供されているが、こちらを幼い子供らの憩う場所とした。
そしてそのどちらの遊び場にも土嚢の山を作っておいたのだが……目論見通り、出来上がっているな。
「まぁその前に、叩いて均していかなきゃならないんだけどな……」
「この傾斜、全部を……。
自分たちで土台を作っといてなんですけど……キツいですよこれは……」
うん……思ってた以上に立派な大きさだ……。
大人たちは早くも疲れ切った顔だが、まぁやるしかない。
一回きっちりやっておけば、後は楽になるだろう。……多分。
先ずは緩やかめに作った階段を整え、山頂までの道を作る。滑り止めに木材を置き、上から槌や板で、木材ごと叩いていく。
傾斜も同じく進めていくが、階段との境には周りから集めてきた雪を盛り、段差を作る。安全のためとはいえ、これは重労働だ……。
等間隔に棒を刺していき、縄を括って手摺りも作り付けた。結局、全ての作業を終えのは昼直前……。
重労働に大汗をかいた男たちと入れ替わって、今度は母親らが雪山を試運転する子供たちの監視役となってくれた。
まぁ、すぐ戻って昼食を食べることになる。本格的に遊ぶのは昼からだな。
騎士らは交代が来るまでここで警備につきつつ待機となるが、俺たちはここまで。
「シザー、終わったから戻ろう」
子供の遊び相手を務めていたシザーに声を掛けたら、雪原に放り込まれてキャッキャ言っていた子供らからえええぇぇぇ⁉︎と、抗議の大合唱。
「悪いけど、俺たちはそろそろ仕事に戻るからね」
一緒に遊ぶものだと思っていたらしい子供らは文句タラタラだったが、いや俺、一応領主だからね……。何で子供枠に括られてるんだろうな、成人もしたってのに……。
それに今日は、特別な人たちがやってくる予定なのだ。
それじゃあねと手を振って、拠点村に足を向けた。母親らは囲いの端に用意してある東屋に焚き火を用意し、お茶を沸かしているようだ。
「もの凄く暑かったのに……ちょっとですぐ冷えるな。帰ったら温かいものを貰おうか」
村に入ってさして進まぬうちに、衣服が冷え、肌も悴んできた。
こっくりと頷くシザー。彼は異国の血を引いているからか、寒さがあまり得意ではないのだよな……。
途中で馬を放牧に連れていくロジオンらと遭遇、手を振ってすれ違った。
そうして館に戻ってくると、お帰りなさいませとハインに出迎えられる。なんだ? 俺の帰りを待っていたの?
「もう到着しました」
……え? いつの間に⁉︎
作業中、全く気付いていなかっただけにしばし唖然としたのだけど、彼らの特性を考えたらそうなるよな……と、思い直す。
「西端の応接室でサヤが応対中です」
「分かった」
なら、マルたちも戻ったのだな……。
ハインに俺とシザーのお茶をお願いしてから、応接室に向かった。
執務室でなく応接室なのは、彼らの事情を知らない使用人や配下が思いの外増えてしまったからだ。
本日到着の特別な人たち……。
「遅くなってすまなかった!」
部屋に駆け込むと、忍装束に身を包んだ五名と、中衣を纏った狼五匹……。
そう、五匹。
今年の冬の警備に、彼ら狼を加えることとなったのだ。
「お帰りなさいませ」
まず真っ先にサヤがそう言い駆け寄ってきた。
「びしょ濡れじゃないですか」
そんなふうに言いながら、大判の手拭いでふわりと包んでくれる。
用意がいい……俺たちがこうなって帰ってくるの、予想済みだったんだな。
「シザー、交代だ。着替えてきたら良い」
オブシズも応接室に待機しており、そう言われたシザーはこくりと頷き従うよう。
子供の相手をしていた彼は、衣服もかなり濡らしていたしな。
「温かいお茶をお持ちしましょうか」
「ハインが持って来てくれるよ。頼んで来たから」
そんなやり取りをしつつ、促されて皆の前に。並ぶ五名のうちの三人は、俺もよく知る人物。
「ご苦労だったね。マル、ジェイド、アイル、お帰り」
三人は越冬前より、ロジェ村へと赴いていた。
拠点村の警備体制に狼を加えるという案の、最終確認を兼ねてのことだ。
獣人の中に、獣化が行える者が存在するということは、世の中から秘されている。
人目に触れるような場所に狼の姿を晒すというのは、あまりに危険性が高いため、念には念を入れていたのだ。
「吹雪で足止めを食らっちまった。戻るのが遅れたが、問題は無かったか」
「皆が頑張ってくれていた。恙無く過ごしたよ」
まず真っ先にこちらの心配をするジェイド。
「あぁ。本日戻った」
いつも通り淡々としたアイル。
そしてマルはというと……毛布でぐるぐる巻き。
「僕、越冬中の外出には向かないんですよねぇ……」
暖炉の前を陣取っているのだが、まだ寒がっている……。
まぁ、本日帰り着いたということは、あの吹雪の中を半日くらいは移動していたろうから、当然か……?
それにしては他の面々がなんでもないような顔をしているけども。
「慣れてるに決まってンだろ。流民が冬に弱くてたまるかよ。北生まれで慣れてねぇマルがおかしいンだ」
「マル……北ではどうやって過ごしてたんだよ……」
「越冬中ですよ? 家から出ないに決まってるでしょ!」
ここのところ姿を見せなかったマルだけれど、皆はいつもの巣篭もりだと思い込んでいる。
ロジェ村が吠狼の隠れ家であることは、一部の者たちしか知らないことだし、影の拠点というのは秘されている。更に、マルが拠点村を離れていることも、伏せておきたかったから、敢えて誤解のままにしていたのだ。
越冬中というのはそういうもの。
雪の中を進むのは無謀であり、下手をしたら自殺行為。易々と移動できる手段があるだなんて、知られてはいけない。
「犬橇があって助かった」
「旦那は座席に縛りつけとけば運べたからな。
人目がねぇから途中はちょこちょこ街道使ったが、やっぱ平地は早く進める。
吹雪で半日余計に時間取られたが、晴れてンなら、一日ってとこだ」
拠点村からロジェ村は、東の街道しかなかった時は、往復で十日掛かっていた距離だ。
それが、西の街道が使えるようになり、野宿を厭わないならば馬車で五日ほどで往復できる距離となったわけだが、雪の上を橇で、狼が引くならば約二日……? とんでもないぞこれは。
「これで実証されたも同然だろ。冬の警備における、狼の実用性」
「そうだな……想像以上だ……」
「橇との相乗効果だけどな。騎狼して走るなら、一日半は掛かる」
「そうですね。背に掴まっておくだけで、かなり体力を使いますし、冬場は手が悴んで、あまり長くは保ちません」
冬場の騎狼経験があるサヤはそう言ったが、それでも三日で往復できてしまう。
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