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試練の時 10
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「い、いたた…………」
「順調ですよ。大丈夫」
「い、痛い……痛いよう……」
「感覚、短くなってきましたね」
「………………っ」
「すごく、順調だと思います。ペースが、速い……」
「っ、っ、……っ」
「…………だ、ダニルさん、お尻の少し上、……骨がある場所を、拳でグリグリと押してあげてください。確か、確かそれで、少し、楽に……」
カーリンの痛みを訴える感覚が、かなり速い……。
眉間にしわを寄せ、脂汗で髪を頬に張り付かせたカーリンは、かなり苦しそうだった。
つい先程来たばかりなのに、もう次が……と、ひっきりなしになってきており、俺もダニルも、どうして良いか分からないような状態。
それに伴い、サヤもだんだん、表情の余裕がなくなってきていて、今は強張った顔で、自分の拳を握り締めている。
「どこだよ⁉︎」
「え、えっと……ほ、骨のある場所……って、ほぼ、お尻の穴の、上を、頭や、みぞおちの方に向けて、まっすぐ……」
「痛い痛い痛い!」
カーリンの悲鳴に、サヤの瞳に涙が滲んだ。
間違ってしまった? 苦しめることを、言ってしまった⁉︎ と、混乱した表情。
ダニルも焦っており、サヤを気遣う余裕などなく、ギッと睨まれたサヤは、更に慄き縮こまる。
楽にはしてやりたい。だけど、痛いと訴えたカーリンに、どう触れれば良いか、分からないといった状態……。
「……ずれては意味がないのかもしれない。少しずつ押して、楽そうな箇所を探してみるのはどう?」
「す、少しずつったって……」
「カーリン、交代する。少しでも楽と思ったら、教えて。まずは試してみよう」
女性の臀部に触れるなど本来なら許されないが、今は非常事態だ。
骨のある場所を探し、握り込んだ拳で、そこに少し、力を入れた。
……違うみたいだな。なら、角度を調節……。
「ほ、本当は……拳くらいの大きさの、ボールが良いんです……。
「ぼおる?」
「毬とか、そういう……。それを、力一杯グリグリしても、痛く無い場所が、あるはずなんです……」
「……なんでそこを押すと楽になるのかな?」
「えっと……赤ちゃんが降りてきて……まだ開いてない産道で行き詰まって、骨盤を圧迫しているから……?」
成る程。つまり、中からの圧に骨格が歪められて痛いということか?
ならば、赤子が押しているであろう方向に押し返すのが、適切ということかな。
「あっ」
「ここが楽?」
「…………少し、マシ」
「ダニル、ここだ。体の中心に向かって押し返す感じらしい」
コツを伝えて場所を交代した。痛みがくるとそこを押し返せば、中からの圧が軽減されるよう。
なんとか落ち着いた様子に、俺は窓の外に視線をやった。
暗い……もう、二時間はとっくに過ぎたと思うのに……まだか。
既に賄いは無事引き渡し終わり、今階下では、ハインとシザー、そして手伝いの少女らが、明日の仕込み等の下準備を進めている。
いきなりのことであったけれど、事情が事情なだけに、普段と違う対応に関しては大目に見てもらえたよう。明日もどうなるか分からないから、とりあえず今できることは進めておくことにしたらしい。
もうそろそろ到着してもおかしくないはずの医師が未だに到着せず、カーリンの陣痛も、進み具合がかなり速いという。
このままでは、ここの人間で出産を担う必要が出てきそうだった。
だがその場合、どうすれば良いかの知識が、俺には無い……。
サヤも然りであろうことは、想像できる……。今までの覚束ない感じからしても、きっと知識だけで乗り切っている。出産に関わった経験は無いだろう。
カーリンの痛がりように慄き、不安そうな姿を見てもそれは明らかで、だけど今から何ができるわけでもなく、近所のご婦人方に声をかけるべきかと考えたけれど、サヤが汚れを持ち込みたくないと言うからには、それが最重要な事柄なのだと思う。
どうすべきか……? もう一度犬笛を拭いてジェイドらに状況を確認する?
だけど拠点村の方で何かあったのだとしたら、聞いたって仕方がないよな……。
ぐるぐると悩んでいるうちに、恥骨の圧迫も、痛みを軽減しなくなっていき、これはもう、そろそろなのでは? と、思わざるをえない状態になってきた。
「ううぅぅぅぅぅううぅ……」
ひたすら唸り、脂汗を流して枕に齧り付くカーリン。ピタリと声が止まったと思ったら陣痛の間なのか、意識を失っているように見え、そしてまた唸りだすといった状況だった。
腹に抱え込むようにしていた枕は、涙と汗で湿気っていて、形も原型をとどめていない。痛みが酷すぎるのか何度か嘔吐し、体力も限界といった様子だった。
出産とは、こんなにも苦しむものなのか。正直…………想像、していなかった…………。
せめて、先が見通せれば、気持ち的にも楽になるのに……。
「…………サヤ、子宮口十糎というのは、まだなのか?」
小声でそう聞くと、更に小さな声で、顔を俯けたサヤから「分からへん……」という返答。
「子宮口がどこで、どうやって確認してええか、分からへんの……」
「……分からない?」
「人体に、そう呼ばれている部位があることは、知ってる。場所も断面図の挿絵なんかでは、見てる。
けど、実際を見たことはないし、見るための器具もない……確認できたとしても、正しく測れる自信も無い。素人の私が、下手に触って細菌感染なんかを引き起こしたら……万が一、出産の障害になるようなことを、してしもたら…………」
そう呟いたサヤが、不意にポロポロと涙を零しだしてしまい、俺は慌てて肩を抱き、部屋の外へ連れ出した。
「サヤ……」
「どうしよ、怖い……。今までの判断も、あれで良かったんか、分からへん……。私、ま、間違うてたかもしれへん。
ナジェスタさんやユストさんに引き継いだらええしって、気持ちがあった。きちんと、責任もって考えてたか、正しい判断をしてたか、分からへん。
私の判断より、近所の人たちに任せた方が……慣れてる人たちに頼んだ方が、良かったかもしれへん。私……私っ」
もう限界だ……。
ただでさえ、荊縛の時のことがある。サヤは沢山の命を目の前で失い、自分の命だって失いかけたのだ。
カーリンのことと、赤子のこと。本来なら背追い込まずとも良いはずのものを抱えて、その重圧に気持ちが負けてしまっている。
変わってやれるなら、代わってやりたいが……今ここで一番の知識があるのは、やはり、サヤなのだ……。
「…………最善を、尽くそう。俺たちにできることは、それしかない。
正しいかどうかは、この際置いておこう。必要だと思えることを、する。カーリンにしてやりたいと思えることを、しよう。
もし、万が一があったとしても…………その時の責任は、俺が取る」
言葉だけでそう言ったって、それがサヤの気持ちを楽にしてやることにはならないだろうと、分かっていたけれど。
今俺に言えること、やれることは、これしかない……。
「医師の到着が遅れているのは、サヤのせいじゃない。
サヤは、できる限りのことをやってくれている。それは、皆ちゃんと、分かっているさ」
うううぅぅぅという、カーリンの呻き声がまた聞こえだし、サヤの止まりかけていた涙が、また溢れ出した。
カーリンの苦しみようが、相当堪えているのだと思う……。
本当に、正しい指示をしているのか……もしかして、体内で何か、異変が起こっているのではないか……、色々な可能性があり、そのどれも、俺たちでは判断ができない。サヤが不安になるのは当然だろう。
どう、する……、雨はもう止んでいる。今からでも、付近の女性に助力を乞うべきか……。
サヤを楽にしてやるためにも、その判断は、俺が下すべきだろう。
そう、覚悟を固めた時だ。
「…………あっ、なんっ、か、変…………」
それまで、唸るだけだったカーリンの、切羽詰まった声。
「どうした⁉︎」
慌てて部屋に戻ると、枕を抱えるようにして唸っていたカーリンが、強張った顔で膨らんだ腹部を見ていた。
「い、今までと違う……変な感じする……」
何かを堪えるような……だけど、痛みではない何かなのだろう。恐怖に引きつった頬を、笑みとも、叫びともつかぬ形に歪めて、
「気持ち悪い……ゴリって、お腹、出そう…………」
出そう⁉︎ 出そうってまさか、赤子がか⁉︎
「順調ですよ。大丈夫」
「い、痛い……痛いよう……」
「感覚、短くなってきましたね」
「………………っ」
「すごく、順調だと思います。ペースが、速い……」
「っ、っ、……っ」
「…………だ、ダニルさん、お尻の少し上、……骨がある場所を、拳でグリグリと押してあげてください。確か、確かそれで、少し、楽に……」
カーリンの痛みを訴える感覚が、かなり速い……。
眉間にしわを寄せ、脂汗で髪を頬に張り付かせたカーリンは、かなり苦しそうだった。
つい先程来たばかりなのに、もう次が……と、ひっきりなしになってきており、俺もダニルも、どうして良いか分からないような状態。
それに伴い、サヤもだんだん、表情の余裕がなくなってきていて、今は強張った顔で、自分の拳を握り締めている。
「どこだよ⁉︎」
「え、えっと……ほ、骨のある場所……って、ほぼ、お尻の穴の、上を、頭や、みぞおちの方に向けて、まっすぐ……」
「痛い痛い痛い!」
カーリンの悲鳴に、サヤの瞳に涙が滲んだ。
間違ってしまった? 苦しめることを、言ってしまった⁉︎ と、混乱した表情。
ダニルも焦っており、サヤを気遣う余裕などなく、ギッと睨まれたサヤは、更に慄き縮こまる。
楽にはしてやりたい。だけど、痛いと訴えたカーリンに、どう触れれば良いか、分からないといった状態……。
「……ずれては意味がないのかもしれない。少しずつ押して、楽そうな箇所を探してみるのはどう?」
「す、少しずつったって……」
「カーリン、交代する。少しでも楽と思ったら、教えて。まずは試してみよう」
女性の臀部に触れるなど本来なら許されないが、今は非常事態だ。
骨のある場所を探し、握り込んだ拳で、そこに少し、力を入れた。
……違うみたいだな。なら、角度を調節……。
「ほ、本当は……拳くらいの大きさの、ボールが良いんです……。
「ぼおる?」
「毬とか、そういう……。それを、力一杯グリグリしても、痛く無い場所が、あるはずなんです……」
「……なんでそこを押すと楽になるのかな?」
「えっと……赤ちゃんが降りてきて……まだ開いてない産道で行き詰まって、骨盤を圧迫しているから……?」
成る程。つまり、中からの圧に骨格が歪められて痛いということか?
ならば、赤子が押しているであろう方向に押し返すのが、適切ということかな。
「あっ」
「ここが楽?」
「…………少し、マシ」
「ダニル、ここだ。体の中心に向かって押し返す感じらしい」
コツを伝えて場所を交代した。痛みがくるとそこを押し返せば、中からの圧が軽減されるよう。
なんとか落ち着いた様子に、俺は窓の外に視線をやった。
暗い……もう、二時間はとっくに過ぎたと思うのに……まだか。
既に賄いは無事引き渡し終わり、今階下では、ハインとシザー、そして手伝いの少女らが、明日の仕込み等の下準備を進めている。
いきなりのことであったけれど、事情が事情なだけに、普段と違う対応に関しては大目に見てもらえたよう。明日もどうなるか分からないから、とりあえず今できることは進めておくことにしたらしい。
もうそろそろ到着してもおかしくないはずの医師が未だに到着せず、カーリンの陣痛も、進み具合がかなり速いという。
このままでは、ここの人間で出産を担う必要が出てきそうだった。
だがその場合、どうすれば良いかの知識が、俺には無い……。
サヤも然りであろうことは、想像できる……。今までの覚束ない感じからしても、きっと知識だけで乗り切っている。出産に関わった経験は無いだろう。
カーリンの痛がりように慄き、不安そうな姿を見てもそれは明らかで、だけど今から何ができるわけでもなく、近所のご婦人方に声をかけるべきかと考えたけれど、サヤが汚れを持ち込みたくないと言うからには、それが最重要な事柄なのだと思う。
どうすべきか……? もう一度犬笛を拭いてジェイドらに状況を確認する?
だけど拠点村の方で何かあったのだとしたら、聞いたって仕方がないよな……。
ぐるぐると悩んでいるうちに、恥骨の圧迫も、痛みを軽減しなくなっていき、これはもう、そろそろなのでは? と、思わざるをえない状態になってきた。
「ううぅぅぅぅぅううぅ……」
ひたすら唸り、脂汗を流して枕に齧り付くカーリン。ピタリと声が止まったと思ったら陣痛の間なのか、意識を失っているように見え、そしてまた唸りだすといった状況だった。
腹に抱え込むようにしていた枕は、涙と汗で湿気っていて、形も原型をとどめていない。痛みが酷すぎるのか何度か嘔吐し、体力も限界といった様子だった。
出産とは、こんなにも苦しむものなのか。正直…………想像、していなかった…………。
せめて、先が見通せれば、気持ち的にも楽になるのに……。
「…………サヤ、子宮口十糎というのは、まだなのか?」
小声でそう聞くと、更に小さな声で、顔を俯けたサヤから「分からへん……」という返答。
「子宮口がどこで、どうやって確認してええか、分からへんの……」
「……分からない?」
「人体に、そう呼ばれている部位があることは、知ってる。場所も断面図の挿絵なんかでは、見てる。
けど、実際を見たことはないし、見るための器具もない……確認できたとしても、正しく測れる自信も無い。素人の私が、下手に触って細菌感染なんかを引き起こしたら……万が一、出産の障害になるようなことを、してしもたら…………」
そう呟いたサヤが、不意にポロポロと涙を零しだしてしまい、俺は慌てて肩を抱き、部屋の外へ連れ出した。
「サヤ……」
「どうしよ、怖い……。今までの判断も、あれで良かったんか、分からへん……。私、ま、間違うてたかもしれへん。
ナジェスタさんやユストさんに引き継いだらええしって、気持ちがあった。きちんと、責任もって考えてたか、正しい判断をしてたか、分からへん。
私の判断より、近所の人たちに任せた方が……慣れてる人たちに頼んだ方が、良かったかもしれへん。私……私っ」
もう限界だ……。
ただでさえ、荊縛の時のことがある。サヤは沢山の命を目の前で失い、自分の命だって失いかけたのだ。
カーリンのことと、赤子のこと。本来なら背追い込まずとも良いはずのものを抱えて、その重圧に気持ちが負けてしまっている。
変わってやれるなら、代わってやりたいが……今ここで一番の知識があるのは、やはり、サヤなのだ……。
「…………最善を、尽くそう。俺たちにできることは、それしかない。
正しいかどうかは、この際置いておこう。必要だと思えることを、する。カーリンにしてやりたいと思えることを、しよう。
もし、万が一があったとしても…………その時の責任は、俺が取る」
言葉だけでそう言ったって、それがサヤの気持ちを楽にしてやることにはならないだろうと、分かっていたけれど。
今俺に言えること、やれることは、これしかない……。
「医師の到着が遅れているのは、サヤのせいじゃない。
サヤは、できる限りのことをやってくれている。それは、皆ちゃんと、分かっているさ」
うううぅぅぅという、カーリンの呻き声がまた聞こえだし、サヤの止まりかけていた涙が、また溢れ出した。
カーリンの苦しみようが、相当堪えているのだと思う……。
本当に、正しい指示をしているのか……もしかして、体内で何か、異変が起こっているのではないか……、色々な可能性があり、そのどれも、俺たちでは判断ができない。サヤが不安になるのは当然だろう。
どう、する……、雨はもう止んでいる。今からでも、付近の女性に助力を乞うべきか……。
サヤを楽にしてやるためにも、その判断は、俺が下すべきだろう。
そう、覚悟を固めた時だ。
「…………あっ、なんっ、か、変…………」
それまで、唸るだけだったカーリンの、切羽詰まった声。
「どうした⁉︎」
慌てて部屋に戻ると、枕を抱えるようにして唸っていたカーリンが、強張った顔で膨らんだ腹部を見ていた。
「い、今までと違う……変な感じする……」
何かを堪えるような……だけど、痛みではない何かなのだろう。恐怖に引きつった頬を、笑みとも、叫びともつかぬ形に歪めて、
「気持ち悪い……ゴリって、お腹、出そう…………」
出そう⁉︎ 出そうってまさか、赤子がか⁉︎
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