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信者
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翌日。
契約と帰りの宿の都合。そして他の帰還する貴族らとの兼ね合いで、昼辺りにセイバーンへ向けて出発するとして、俺たちは準備を進めた。
まずは、言葉通り朝早くに訪れてくださったアレクセイ殿との契約書だ。
「では今一度、確認させていただく。三部とも、ここに」
いつもにこやかで、どこかお茶目なアギー公爵様だが、現在とても威厳に満ちている……。
ただ印を押すだけとお伝えしたにも関わらず、三部の契約書の全てを集め、目の前に広げ、そこに齟齬はないか、表現の差は無いかを確認するアギー公爵様。
隣には、契約関係を担当としていると思しき文官の方まで控え、同じく書類の確認を行っていた……。
「うむ、齟齬はない。
双方とも、こちらの内容に相違は無いか」
「ございません」
「無論、ございません」
「よろしい。ではセイバーン殿……領主印をこちらへ。三部ともだ」
それまでの厳しさをコロッとどこかに引っ込めて、そう言ったアギー公爵様の言葉に従い、文官の方が盆に広げられた書類の束を三部とも運んできた。
父上はサヤに車椅子を押され、運ばれた書類を受け取り、俺とアレクセイ殿の前に置かれた机までそれを運んでから、懐に手を差し込む。そこに、箱から出された領主印を持参していた。
用意されていた朱を丁寧につけてから、それを書類に。俺の署名の上からきっちりと捺印。
アレクセイ殿の署名にも、司教の印があるのだが、こちらは朱でなく、青。
「赴任前のアレクセイ殿の印であるが、これはこちらより、王都に確認しておこう」
「お手数をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。
……アギーの司祭には、少々荷が重いかと思いましたもので……」
「確かに。国の事業に関わることですしな。契約の続く期間も長い。そしてセイバーンに司祭は不在となれば、アギーの司祭よりも、司教殿の判断を仰ぐのは当然。
更に、前任の司教がもうアギーを不在としている以上、問題無かろう」
前任の司教殿はご高齢で、この度言動の方に痴呆の兆しが現れていたとのこと。それで急遽アレクセイ殿を後任へという話になったのだという。
前任者の判断が怪しい以上、こうなるのは必然だったということで、許可は問題無かろうとのこと。
それにしたって相当な大抜擢だと思うのだけどな。アレクセイ殿はかなり若い……髪の色が白いし、少々年齢不詳気味ではあるのだけれど、オブシズと大差ないくらいの年だと思う。
で、そのアレクセイ殿なのだが……。
本日は供の者として、昨日の女性を引き連れて来ていた。
聞けばやはり信者とのこと。昨日のこともあって、あの後大丈夫だったか心配であったのだけど……どうやらアレクセイ殿が保護してくださった様子だな。
彼女の動きに、昨日以上の違和感は無かった。そのことにホッとして、サヤにも大丈夫そうだと視線で知らせておいた。
オブシズもきっと気にしているだろうから、後で伝えておこう。……まぁ、気休めでしかないのだけどな……。
「では、一部は神殿に。一部はセイバーンに。残りの一部は私が預かり、責任を持って国へ提出致そう。これにて契約は成った。双方、違えることのなきよう、努めていただきたい」
アギー公爵様の言葉に、俺たちは首部を垂れた。そしてそれぞれが一部を頂き、アレクセイ殿はそれを、女性信者の持っていた鞄にしまった。
俺も受け取って、後方に控えていたマルに手渡す。
あとはこれを拠点村に持ち帰り、マルに保管しておいてもらうのだ。
と……。
「カタリーナ。これで契約は終了となる。次は、其方のことだ」
その言葉で、俺は思考を中断した。
カタリーナ……と呼ばれたのは当然この女性だろう。
そして、其方のこと……と、口にした。その意味が読めず、つい首を傾げてしまったのだけど、興味を示してしまったことを、後で後悔した。
「レイシール様、少し貴方に、お願いしたきことがあるのですが、お時間をいただけますか」
「はぁ……私にですか?」
「はい。貴方にしか頼めないのです。
私はここに赴任したてで、まだ知り合いもおりません。誰を信ずることができるか……それすらこれから、手探りしていく日々だ。
けれど貴方は……昨日、彼女を気にかけてくださっていた。
聞けば初対面とのこと。つまり、面識もない、平民でしかない彼女を、です」
嫌な予感がした……。
「拠点村に作る孤児院、そこにどうか、彼女を置いてくれませんか。神殿の関係者ではありますが、彼女はたかだか信者です。政教分離に反することにはならぬかと。
なにより、孤児の管理方法について知る者が一人もいないでは、運営も難しいでしょう。彼女は貴方にも必要であるはずだ。
そして、貴方が気付いてらっしゃった通り、彼女は夫よりの暴力に堪え兼ね、神殿へと身を寄せました。
しかしあの神殿でも……過ちは繰り返された……。
他に身寄りのないカタリーナは、他に逃げ込める場所がありません」
やっぱり、そう来たか……。
やばいと思った。
彼女は信者だ。神に身を捧げる誓いを立てた身だ。それをあの村に入れるのは、危険すぎる。
マルが、何か言ってくるだろうとは言っていたけれど、まさかそれが今、彼女をというのは、考えていなかった……。
マルが、物言いたげに俺を見てくる。
彼女のことは、報告していなかったものな……。だけど、断ろうにも良い言い訳が、出てこない……。
「昨日、会ったばかりの私に……ですか?
アレクセイ殿は、私を何故? 一体何処を、信用できると思うのです?」
時間稼ぎのつもりで、そう聞いた。何か良い言い訳はないものかと、頭の中を引っ掻き回す。
俺の苦し紛れのその一言に、アレクセイ殿は俺を見た。そして、フッと、笑う。
「貴方が、建前を周到に用意していたからですよ。
孤児院を拠点村に置く必要、無いですよね? むしろ、メバックで良いはずだ。資材置き場の村に、現在身寄りの無い子供はいないでしょうに、わざわざそこに置くという。孤児を呼び寄せてまで、必要とする……。そんなこと、普通はしないのですよ」
「……セイバーンの神殿は、少なすぎるのでしょう? 孤児の管理、早急に対処すべき案件では無いものの、改善点には上げられるくらいの」
「ではお聞きしますが、拠点村に孤児を集め、一体何をさせるのです?
幼き子供の苦役というのは、色々匙加減が難しいのです。
ただ闇雲に課すのでは、来世へと旅立ってしまうだけ。神は、試練の時を乗り越えることを、願っているというのに」
返す言葉を、咄嗟に飲み込む。
だが俺が何か言葉を探し出す前に、アレクセイ殿は俺の前に手を挙げた。
「いえ、やめましょう。
貴方の目的を追求しに来たのではないのです。
セイバーンに神殿は確かに必要で、そのための契約を、ここに結んだ。契約は成ったのです。
ですからこれは、私個人からの、お願いでしかない……。
神に縋った彼女へ救いの手を、差し伸べていただけませんか?」
……俺の行動を、探っている……?
彼女を、見捨てられるかどうか……。それを見られているのか?
分からない……アレクセイ殿の感情の揺らぎが無い……拾えない……。
だけどどちらにしろ、もう知ってしまっていることから目を背けることなど、できはしないのだ……。
「彼女だけを保護する気はありません。娘さんが、いらっしゃるのですよね?
……母娘は、共にあるべきです……」
そう言葉を絞り出すと、アレクセイ殿が目を見張った。
そうしてから、にこりと笑顔を作り、静かな口調で言葉を続ける。
「ええ、私もそう、思います。
良かったですね、カタリーナ。レイシール様は、貴女たち親子を、引き受けて下さるそうです」
その言葉にカタリーナと呼ばれた女性は、緊張の糸が切れてしまったかのように、床にへたり込んだ。
…………駄目だ。読めない……。
わざとか?
敢えて、伏せていた?
アレクセイ殿の言葉に、カタリーナの娘に関することは一つも出てこなかったように思う……。
だから敢えて出してみたのだけど……するりと逃げられてしまった気がした……。しかも結局、感情の揺らぎは読み取れなかった。
ついモヤっとしてしまうのは、昨日のアギー公爵様がおっしゃっていたことが、気になるからだろうか?
小さなしこりはある。
だけど、彼女のことが心配であったのは事実で、関われるというならば関わろう。そう、腹を括った。
暴力を振るう相手の元に残しておくなんて、どうせできやしないのだから。
契約と帰りの宿の都合。そして他の帰還する貴族らとの兼ね合いで、昼辺りにセイバーンへ向けて出発するとして、俺たちは準備を進めた。
まずは、言葉通り朝早くに訪れてくださったアレクセイ殿との契約書だ。
「では今一度、確認させていただく。三部とも、ここに」
いつもにこやかで、どこかお茶目なアギー公爵様だが、現在とても威厳に満ちている……。
ただ印を押すだけとお伝えしたにも関わらず、三部の契約書の全てを集め、目の前に広げ、そこに齟齬はないか、表現の差は無いかを確認するアギー公爵様。
隣には、契約関係を担当としていると思しき文官の方まで控え、同じく書類の確認を行っていた……。
「うむ、齟齬はない。
双方とも、こちらの内容に相違は無いか」
「ございません」
「無論、ございません」
「よろしい。ではセイバーン殿……領主印をこちらへ。三部ともだ」
それまでの厳しさをコロッとどこかに引っ込めて、そう言ったアギー公爵様の言葉に従い、文官の方が盆に広げられた書類の束を三部とも運んできた。
父上はサヤに車椅子を押され、運ばれた書類を受け取り、俺とアレクセイ殿の前に置かれた机までそれを運んでから、懐に手を差し込む。そこに、箱から出された領主印を持参していた。
用意されていた朱を丁寧につけてから、それを書類に。俺の署名の上からきっちりと捺印。
アレクセイ殿の署名にも、司教の印があるのだが、こちらは朱でなく、青。
「赴任前のアレクセイ殿の印であるが、これはこちらより、王都に確認しておこう」
「お手数をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。
……アギーの司祭には、少々荷が重いかと思いましたもので……」
「確かに。国の事業に関わることですしな。契約の続く期間も長い。そしてセイバーンに司祭は不在となれば、アギーの司祭よりも、司教殿の判断を仰ぐのは当然。
更に、前任の司教がもうアギーを不在としている以上、問題無かろう」
前任の司教殿はご高齢で、この度言動の方に痴呆の兆しが現れていたとのこと。それで急遽アレクセイ殿を後任へという話になったのだという。
前任者の判断が怪しい以上、こうなるのは必然だったということで、許可は問題無かろうとのこと。
それにしたって相当な大抜擢だと思うのだけどな。アレクセイ殿はかなり若い……髪の色が白いし、少々年齢不詳気味ではあるのだけれど、オブシズと大差ないくらいの年だと思う。
で、そのアレクセイ殿なのだが……。
本日は供の者として、昨日の女性を引き連れて来ていた。
聞けばやはり信者とのこと。昨日のこともあって、あの後大丈夫だったか心配であったのだけど……どうやらアレクセイ殿が保護してくださった様子だな。
彼女の動きに、昨日以上の違和感は無かった。そのことにホッとして、サヤにも大丈夫そうだと視線で知らせておいた。
オブシズもきっと気にしているだろうから、後で伝えておこう。……まぁ、気休めでしかないのだけどな……。
「では、一部は神殿に。一部はセイバーンに。残りの一部は私が預かり、責任を持って国へ提出致そう。これにて契約は成った。双方、違えることのなきよう、努めていただきたい」
アギー公爵様の言葉に、俺たちは首部を垂れた。そしてそれぞれが一部を頂き、アレクセイ殿はそれを、女性信者の持っていた鞄にしまった。
俺も受け取って、後方に控えていたマルに手渡す。
あとはこれを拠点村に持ち帰り、マルに保管しておいてもらうのだ。
と……。
「カタリーナ。これで契約は終了となる。次は、其方のことだ」
その言葉で、俺は思考を中断した。
カタリーナ……と呼ばれたのは当然この女性だろう。
そして、其方のこと……と、口にした。その意味が読めず、つい首を傾げてしまったのだけど、興味を示してしまったことを、後で後悔した。
「レイシール様、少し貴方に、お願いしたきことがあるのですが、お時間をいただけますか」
「はぁ……私にですか?」
「はい。貴方にしか頼めないのです。
私はここに赴任したてで、まだ知り合いもおりません。誰を信ずることができるか……それすらこれから、手探りしていく日々だ。
けれど貴方は……昨日、彼女を気にかけてくださっていた。
聞けば初対面とのこと。つまり、面識もない、平民でしかない彼女を、です」
嫌な予感がした……。
「拠点村に作る孤児院、そこにどうか、彼女を置いてくれませんか。神殿の関係者ではありますが、彼女はたかだか信者です。政教分離に反することにはならぬかと。
なにより、孤児の管理方法について知る者が一人もいないでは、運営も難しいでしょう。彼女は貴方にも必要であるはずだ。
そして、貴方が気付いてらっしゃった通り、彼女は夫よりの暴力に堪え兼ね、神殿へと身を寄せました。
しかしあの神殿でも……過ちは繰り返された……。
他に身寄りのないカタリーナは、他に逃げ込める場所がありません」
やっぱり、そう来たか……。
やばいと思った。
彼女は信者だ。神に身を捧げる誓いを立てた身だ。それをあの村に入れるのは、危険すぎる。
マルが、何か言ってくるだろうとは言っていたけれど、まさかそれが今、彼女をというのは、考えていなかった……。
マルが、物言いたげに俺を見てくる。
彼女のことは、報告していなかったものな……。だけど、断ろうにも良い言い訳が、出てこない……。
「昨日、会ったばかりの私に……ですか?
アレクセイ殿は、私を何故? 一体何処を、信用できると思うのです?」
時間稼ぎのつもりで、そう聞いた。何か良い言い訳はないものかと、頭の中を引っ掻き回す。
俺の苦し紛れのその一言に、アレクセイ殿は俺を見た。そして、フッと、笑う。
「貴方が、建前を周到に用意していたからですよ。
孤児院を拠点村に置く必要、無いですよね? むしろ、メバックで良いはずだ。資材置き場の村に、現在身寄りの無い子供はいないでしょうに、わざわざそこに置くという。孤児を呼び寄せてまで、必要とする……。そんなこと、普通はしないのですよ」
「……セイバーンの神殿は、少なすぎるのでしょう? 孤児の管理、早急に対処すべき案件では無いものの、改善点には上げられるくらいの」
「ではお聞きしますが、拠点村に孤児を集め、一体何をさせるのです?
幼き子供の苦役というのは、色々匙加減が難しいのです。
ただ闇雲に課すのでは、来世へと旅立ってしまうだけ。神は、試練の時を乗り越えることを、願っているというのに」
返す言葉を、咄嗟に飲み込む。
だが俺が何か言葉を探し出す前に、アレクセイ殿は俺の前に手を挙げた。
「いえ、やめましょう。
貴方の目的を追求しに来たのではないのです。
セイバーンに神殿は確かに必要で、そのための契約を、ここに結んだ。契約は成ったのです。
ですからこれは、私個人からの、お願いでしかない……。
神に縋った彼女へ救いの手を、差し伸べていただけませんか?」
……俺の行動を、探っている……?
彼女を、見捨てられるかどうか……。それを見られているのか?
分からない……アレクセイ殿の感情の揺らぎが無い……拾えない……。
だけどどちらにしろ、もう知ってしまっていることから目を背けることなど、できはしないのだ……。
「彼女だけを保護する気はありません。娘さんが、いらっしゃるのですよね?
……母娘は、共にあるべきです……」
そう言葉を絞り出すと、アレクセイ殿が目を見張った。
そうしてから、にこりと笑顔を作り、静かな口調で言葉を続ける。
「ええ、私もそう、思います。
良かったですね、カタリーナ。レイシール様は、貴女たち親子を、引き受けて下さるそうです」
その言葉にカタリーナと呼ばれた女性は、緊張の糸が切れてしまったかのように、床にへたり込んだ。
…………駄目だ。読めない……。
わざとか?
敢えて、伏せていた?
アレクセイ殿の言葉に、カタリーナの娘に関することは一つも出てこなかったように思う……。
だから敢えて出してみたのだけど……するりと逃げられてしまった気がした……。しかも結局、感情の揺らぎは読み取れなかった。
ついモヤっとしてしまうのは、昨日のアギー公爵様がおっしゃっていたことが、気になるからだろうか?
小さなしこりはある。
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