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自覚 18
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「あの……これって、皆さんに報告した方が、良い?」
しばらく二人でただ抱き合っていたのだが、だんだん居た堪れなくなってきたのか、サヤがそんな風に言いつつ身じろきした。
ただ腕の中のサヤを堪能していた俺も、我にかえって慌てて離す。
みんな? みんなって……どの範囲?
「ギルさんたちと、ハインさん、マルさん? 私の性別、知ってはる人たち」
性別知ってる人……ってなると、吠狼も含まれないか?
あー……どうなんだろう。
「えっと……ギルは……もう、だいたい知ってる」
逐一を報告していたなんて言えない……。
だけどまあ、親友だから……その……知っててもおかしくない。うん。そのはず。
「言うといた方が、ええと思う。
レイには、色々立場があるやろし……そもそもあかんって反対されるかもしれへんけど……」
どこか不安そうにサヤがそんな風に言うから、慌ててしまった。
「そっ、それは無い!」
「そんなん、分からへんやろ?」
「絶対に無い!」
少なくともギルはどっちかというと、くっつけようくっつけようとしてたぞ!
どれだけ俺がヤキモキさせられたか……あの手この手で揺さぶってくるし……なんやかやとサヤにちょっかい出すし……。正直ほんと、オレが焦るくらい、あいつはサヤを気に入ってると思う。反対なんて、絶対にしない。
だがハインは……どうだろうかと不安になる。
あいつがサヤのことを、とても大切に思ってるのは、もう、分かっているんだ。
ただ、ハインは考えなしに行動するところがあるし、恋人になったと知れば、もう夫婦も同然といった扱いになりそうでちょっと怖い……。
さっさと同衾しろとか言いだしかねない……。そこがなぁ……うーん……。
マルやルーシーは別段、特に何も言わないと思うが……。
……………………。
……いや、なんか大ごとにされそうな気がしてきた。
祝賀会とか、婚約発表とか、大々的な何かにしやしないよなあいつ⁉︎
何かの戦略に組み込まれたりしないよな⁉︎
ルーシーは確実に大騒ぎしそうだ。サヤをものすごい着飾らせて俺の前に立たせたりとかやりそうで真面目に危険を感じる。
押し倒しちゃいそうな出で立ちとかマジでやめてください。俺だって男なんだ、忍耐力にも限界がある。
「……えっと……言わない方が、良い気がしてきた……」
諸々を考えると、伏せておく方が安全と思えた。
俺の忍耐で凌げる内容であれば良いが、下手をするとサヤの負担になりそうだ。
そう思っただけなのだが、何故かサヤが、悲しそうに表情を曇らせ、俯いてしまうから焦った。
「やっぱり……反対される、やろうね……。私……」
「そ、そんなわけないだろ⁉︎
皆が、サヤとの関係を、祝福してくれないとは思わない。大丈夫、そこは絶対に、保証する。反対なんて無い!
だいたい、サヤ以上に素晴らしい女性なんていない。世界中探したっていない!
サヤが駄目って言うなら、いったい誰なら良いんだって話だ。
そもそも俺が望んだんだ、誰に反対されようが、関係いし、サヤ以外なんて、考えられないし、今までサヤほどに離れがたいなんて思った相手はいないし、サヤくらい頑張り屋で気立てが良くて美しくてなんでもできて物知りでご飯まで美味しくてこんな非の打ち所がない女性なんて……」
「ちょっ、ちょい、待ち、落ち着き。なんか色々待ち。フィルターすごいことになっとる、美化しすぎや!」
何故か口を両手で塞がれた。
真っ赤になったサヤに「レイ、たまに天然度合いがえげつない」と、言われ、エゲツナイってまた不思議な単語だなと思いつつ、その慌てた赤い顔がまた妙に可愛くて、若干見惚れてしまったのだが、次の瞬間、そのサヤがハッとしたかと思うと、あっという間に姿をくらました。
……え? ど、どこに消えた⁉︎
「あら? レイ様そこで何をしてらっしゃるんです?」
……あ、ルーシーが来るのに気付いたのか。
……だからってなんで姿をくらますかな……。
「いや……ちょっと月を見に……そしたら滑っちゃってね」
床に座り込んでしまっていた理由を、適当に誤魔化す。
するとルーシーはくすくすと笑って「レイ様、案外抜けてますよね」と言うものだから、まあ事実そうだし否定できないよなぁと、苦笑するしかない。
「あー……ルーシー、今日はありがとう。
サヤもとても、楽しめたみたいだった」
「そうですか? なら良かったです!
私もすごい、楽しかったから、また今度もお誘いしたいなって、思うんですけど……」
チラリと、期待した顔で、上目遣いに俺を見る。
ルーシーがこの仕草をしても平気なんだよなぁ……と、内心で思いつつ。
「うん、良いよ。時間がある時にまた、誘ってやってくれないか。
俺のところにいると、あまり女性らしいことを、させてやれないからね……」
そう言うと、なぜか急に、ムッとした顔になる。
「……前から思ってたんですけどね?
レイ様って、余計なこと考えすぎだと思うんですよ」
「……え?」
急に話の矛先が変わって、首を傾げてルーシーを見た。
すると彼女は、何やら少し怒った顔で、俺に指を突きつけてきて……。
「それ。すぐに自分のせいでって感じに、おっしゃるでしょう?
だけど、サヤさんって、嫌なことは嫌って、はっきりされる方です。嫌々男装なんてしてないし、好きでレイ様のお手伝いされてるんだと思うんですよ。
なのに、そんな風に言われると、なんか、嬉しくないです。レイ様のためにと思って頑張ってるのに、喜んでもらえないみたいで、嬉しくないですよ!」
と、強い口調で言われてしまった。
「う……そ、そうなの?」
「そうですとも! 私だったら、好きな人にはなんだってしてあげたいし、なんだってできちゃいますもん!
なのにごめんねって言われるんですよ? 嬉しくないでしょそんなの!
そんなことよりありがとうが欲しいし、褒めて欲しいし、可愛いって言って欲しいし、あわよくば告白してくれないかなーって期待しますし……」
「ちょ、ちょっとルーシー? な、なんか前提がその……ちょっと間違ってるんじゃないかな⁉︎」
「え? まさか気付いてらっしゃらないんですか?
サヤさん、絶対レイ様のこと好きですよ?」
「ちょっ、ちょっと待ってね⁉︎ なんの話ししてるんだ⁉︎」
バレてるの⁉︎ それともなんなのギルの一族が鋭過ぎるって話なの⁉︎
慌てる俺に、ルーシーは残念な人を見る顔をしてきた。こいつ分かってなかったのかと視線が痛い……。
「レイ様……もうちょっと周りの人を見た方が良いですよ。
叔父様がレイ様を心配されるの分かっちゃいました。
レイ様って自分を卑下しすぎてて、人の好意をまともに受け取らない人ですよね?
それって相手にも失礼だと思うんですよ。
だって、自分が好きだって思ってる人を、否定されちゃうってことなんですよ?」
「う、わ、ごめ……なんかほんとちょっと待って、色々ついていけない……」
どこかでこれを聞いていると思われるサヤも多分身悶えしてると思うんだよな……。
恥ずかしさのあまりしゃがみこんで顔を隠していると、仁王立ちしたルーシーに「シャキッとしてくださいな! さっさと告白しておかないと、サヤさん他の人に取られちゃっても知りませんからね? うちの使用人にも、サヤさん大人気なんですから!」と、問題発言!
「そうなの⁉︎」
「そりゃぁもう……だって、貴族の従者なのに全然偉そうじゃないし、あの美しい容姿や肉体美をまったく誇らないし、性格だって可愛いし、料理も洗濯もなんだってこなしちゃうんですよ。私が男だったらもうお嫁さんにしてますよ? 残念ながら同性なので、親友で手を打とうと思ってるんですけど」
ルーシーが同性で良かった……。この娘が男だったら絶対ギル並みに美形でしかも押しが強そうだ。絶対に有無を言わさず告白してる……。
その凄い迫力に、つい「分かった」と、口を滑らしてしまった。勢いに押されたと言うか……。
「言いましたからね? そのうち確認しますから、覚悟しといてくださいね?」
「えっ⁉︎」
「私、忘れませんからね?」
「は、はい……」
「良かった。では、また後日。おやすみなさいませ、レイ様」
「あぁ……お、おやすみ……」
ルンルンと軽い足取りで去っていくルーシーを見送って……俺は頭を抱えた。
これはもうアレだな……そのうち言うしかない、感じだ……うわー……。
しばらく二人でただ抱き合っていたのだが、だんだん居た堪れなくなってきたのか、サヤがそんな風に言いつつ身じろきした。
ただ腕の中のサヤを堪能していた俺も、我にかえって慌てて離す。
みんな? みんなって……どの範囲?
「ギルさんたちと、ハインさん、マルさん? 私の性別、知ってはる人たち」
性別知ってる人……ってなると、吠狼も含まれないか?
あー……どうなんだろう。
「えっと……ギルは……もう、だいたい知ってる」
逐一を報告していたなんて言えない……。
だけどまあ、親友だから……その……知っててもおかしくない。うん。そのはず。
「言うといた方が、ええと思う。
レイには、色々立場があるやろし……そもそもあかんって反対されるかもしれへんけど……」
どこか不安そうにサヤがそんな風に言うから、慌ててしまった。
「そっ、それは無い!」
「そんなん、分からへんやろ?」
「絶対に無い!」
少なくともギルはどっちかというと、くっつけようくっつけようとしてたぞ!
どれだけ俺がヤキモキさせられたか……あの手この手で揺さぶってくるし……なんやかやとサヤにちょっかい出すし……。正直ほんと、オレが焦るくらい、あいつはサヤを気に入ってると思う。反対なんて、絶対にしない。
だがハインは……どうだろうかと不安になる。
あいつがサヤのことを、とても大切に思ってるのは、もう、分かっているんだ。
ただ、ハインは考えなしに行動するところがあるし、恋人になったと知れば、もう夫婦も同然といった扱いになりそうでちょっと怖い……。
さっさと同衾しろとか言いだしかねない……。そこがなぁ……うーん……。
マルやルーシーは別段、特に何も言わないと思うが……。
……………………。
……いや、なんか大ごとにされそうな気がしてきた。
祝賀会とか、婚約発表とか、大々的な何かにしやしないよなあいつ⁉︎
何かの戦略に組み込まれたりしないよな⁉︎
ルーシーは確実に大騒ぎしそうだ。サヤをものすごい着飾らせて俺の前に立たせたりとかやりそうで真面目に危険を感じる。
押し倒しちゃいそうな出で立ちとかマジでやめてください。俺だって男なんだ、忍耐力にも限界がある。
「……えっと……言わない方が、良い気がしてきた……」
諸々を考えると、伏せておく方が安全と思えた。
俺の忍耐で凌げる内容であれば良いが、下手をするとサヤの負担になりそうだ。
そう思っただけなのだが、何故かサヤが、悲しそうに表情を曇らせ、俯いてしまうから焦った。
「やっぱり……反対される、やろうね……。私……」
「そ、そんなわけないだろ⁉︎
皆が、サヤとの関係を、祝福してくれないとは思わない。大丈夫、そこは絶対に、保証する。反対なんて無い!
だいたい、サヤ以上に素晴らしい女性なんていない。世界中探したっていない!
サヤが駄目って言うなら、いったい誰なら良いんだって話だ。
そもそも俺が望んだんだ、誰に反対されようが、関係いし、サヤ以外なんて、考えられないし、今までサヤほどに離れがたいなんて思った相手はいないし、サヤくらい頑張り屋で気立てが良くて美しくてなんでもできて物知りでご飯まで美味しくてこんな非の打ち所がない女性なんて……」
「ちょっ、ちょい、待ち、落ち着き。なんか色々待ち。フィルターすごいことになっとる、美化しすぎや!」
何故か口を両手で塞がれた。
真っ赤になったサヤに「レイ、たまに天然度合いがえげつない」と、言われ、エゲツナイってまた不思議な単語だなと思いつつ、その慌てた赤い顔がまた妙に可愛くて、若干見惚れてしまったのだが、次の瞬間、そのサヤがハッとしたかと思うと、あっという間に姿をくらました。
……え? ど、どこに消えた⁉︎
「あら? レイ様そこで何をしてらっしゃるんです?」
……あ、ルーシーが来るのに気付いたのか。
……だからってなんで姿をくらますかな……。
「いや……ちょっと月を見に……そしたら滑っちゃってね」
床に座り込んでしまっていた理由を、適当に誤魔化す。
するとルーシーはくすくすと笑って「レイ様、案外抜けてますよね」と言うものだから、まあ事実そうだし否定できないよなぁと、苦笑するしかない。
「あー……ルーシー、今日はありがとう。
サヤもとても、楽しめたみたいだった」
「そうですか? なら良かったです!
私もすごい、楽しかったから、また今度もお誘いしたいなって、思うんですけど……」
チラリと、期待した顔で、上目遣いに俺を見る。
ルーシーがこの仕草をしても平気なんだよなぁ……と、内心で思いつつ。
「うん、良いよ。時間がある時にまた、誘ってやってくれないか。
俺のところにいると、あまり女性らしいことを、させてやれないからね……」
そう言うと、なぜか急に、ムッとした顔になる。
「……前から思ってたんですけどね?
レイ様って、余計なこと考えすぎだと思うんですよ」
「……え?」
急に話の矛先が変わって、首を傾げてルーシーを見た。
すると彼女は、何やら少し怒った顔で、俺に指を突きつけてきて……。
「それ。すぐに自分のせいでって感じに、おっしゃるでしょう?
だけど、サヤさんって、嫌なことは嫌って、はっきりされる方です。嫌々男装なんてしてないし、好きでレイ様のお手伝いされてるんだと思うんですよ。
なのに、そんな風に言われると、なんか、嬉しくないです。レイ様のためにと思って頑張ってるのに、喜んでもらえないみたいで、嬉しくないですよ!」
と、強い口調で言われてしまった。
「う……そ、そうなの?」
「そうですとも! 私だったら、好きな人にはなんだってしてあげたいし、なんだってできちゃいますもん!
なのにごめんねって言われるんですよ? 嬉しくないでしょそんなの!
そんなことよりありがとうが欲しいし、褒めて欲しいし、可愛いって言って欲しいし、あわよくば告白してくれないかなーって期待しますし……」
「ちょ、ちょっとルーシー? な、なんか前提がその……ちょっと間違ってるんじゃないかな⁉︎」
「え? まさか気付いてらっしゃらないんですか?
サヤさん、絶対レイ様のこと好きですよ?」
「ちょっ、ちょっと待ってね⁉︎ なんの話ししてるんだ⁉︎」
バレてるの⁉︎ それともなんなのギルの一族が鋭過ぎるって話なの⁉︎
慌てる俺に、ルーシーは残念な人を見る顔をしてきた。こいつ分かってなかったのかと視線が痛い……。
「レイ様……もうちょっと周りの人を見た方が良いですよ。
叔父様がレイ様を心配されるの分かっちゃいました。
レイ様って自分を卑下しすぎてて、人の好意をまともに受け取らない人ですよね?
それって相手にも失礼だと思うんですよ。
だって、自分が好きだって思ってる人を、否定されちゃうってことなんですよ?」
「う、わ、ごめ……なんかほんとちょっと待って、色々ついていけない……」
どこかでこれを聞いていると思われるサヤも多分身悶えしてると思うんだよな……。
恥ずかしさのあまりしゃがみこんで顔を隠していると、仁王立ちしたルーシーに「シャキッとしてくださいな! さっさと告白しておかないと、サヤさん他の人に取られちゃっても知りませんからね? うちの使用人にも、サヤさん大人気なんですから!」と、問題発言!
「そうなの⁉︎」
「そりゃぁもう……だって、貴族の従者なのに全然偉そうじゃないし、あの美しい容姿や肉体美をまったく誇らないし、性格だって可愛いし、料理も洗濯もなんだってこなしちゃうんですよ。私が男だったらもうお嫁さんにしてますよ? 残念ながら同性なので、親友で手を打とうと思ってるんですけど」
ルーシーが同性で良かった……。この娘が男だったら絶対ギル並みに美形でしかも押しが強そうだ。絶対に有無を言わさず告白してる……。
その凄い迫力に、つい「分かった」と、口を滑らしてしまった。勢いに押されたと言うか……。
「言いましたからね? そのうち確認しますから、覚悟しといてくださいね?」
「えっ⁉︎」
「私、忘れませんからね?」
「は、はい……」
「良かった。では、また後日。おやすみなさいませ、レイ様」
「あぁ……お、おやすみ……」
ルンルンと軽い足取りで去っていくルーシーを見送って……俺は頭を抱えた。
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