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暗転 2
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サヤの涙が落ち着くのを、俺たちは辛抱強く待った。
今は、サヤを長椅子に座らせ、俺たちもサヤから距離を置いて、向かい側の椅子に座っている。
ハインはただ、何を考えているかも伺わせないような無表情で、サヤを見つめ、見守っているが、俺は落ち着かない。
女を一人で泣かせておくのは、俺の流儀じゃねぇんだよ……。
サヤは一人、長椅子で身を縮こませ、静かに泣いている。
肩を抱いてやることも、胸を貸してやることも出来ないのは、正直居た堪れない……。
仕方がないので、座褥を意味もなく、握り潰したり伸ばしたり、弄んでいた。
「……申し訳ありませんでした……。もう、大丈夫です」
座褥の形が随分と歪になった頃、サヤが赤くなった目元を拭い、顔を上げた。
「本当に、大丈夫ですか。無理は許しませんよ」
早速ハインが鋭い口調で詰問する様に問うので、俺は慌てる。
そんな言い方したらまたサヤが泣き出すんじゃないかと思ったのだ。
だが、俺の予想に反し、サヤは苦笑し、深呼吸した。そして、うっすらと微笑みさえして、コクリと頷いたのだ。
ハインの口調に、傷付いた様子はなく……心配故に厳しい口調になっていることを、ちゃんと察している顔だった。
ハインは誤解されやすい。
常に藪睨みだし、眉間にシワはよってるし、口調も硬い。怒っているようにしか見えないのだが……それが素なのだ。
そんな自分の外見を分かっていて、それでも取り繕わないから、その悪印象がそのまま相手の印象になるのだが……サヤは……ハインがそんな、見た目ほど怖い人間ではないと、分かっている風だった。
………まあ、十数日とはいえ、一緒に生活してるのだものな。分かる……か?
いや、そもそもそれだけ一緒に居れたことが奇跡じゃないのか?
何気に感動していた訳だが、今はそんな話しをしている場合ではない。サヤが、表情を改め、真剣な顔で口を開いた。
「レイシール様を、追いかけた後のことをご説明致します」
膝の上に両手を置き、ぎゅっと拳を握って、サヤは語り出した。
レイは、サヤが追いかけていることに、暫く気付かなかったそうだ。
ついてきていたことに物凄くびっくりし、動揺していたという。
一悶着あったものの、服を似合うと言って、褒めてくれた。その後、暫く気持ちを落ち着けたいからと、庭で休憩することになったらしい。
そこまでは、特に違和感もなかったそうだ。
しかし、次にレイの口から出た言葉は、サヤにとって予想外のものだった。
ここに、残るようにと、言われたのだ。
レイは一見、冷静だったという。しかし、サヤには違和感があったらしい。
レイが、視線を合わせてくれなかったというのだ。
普段話す時のレイは、そんなことはしない。きちんとこちらを見て、何を言いたいのか、何を考えているのか、見定めようとするかのように、真剣だという。
なのに、その時のレイは、視線を逸らしたままだった。
そのうち、何かイライラしたような、怯えたようなそぶりを見せ始め、最後にはサヤを怒鳴りつけたらしい。
「い、居なくなるのに……居ることに慣れては、いけないって……。
歯車が噛み合ってしまう、捕まってしまうって、怯えたように仰って……。
その後、私がここで生活できるようにと、配慮したことが間違いだったと言われてしまって、私……つい、言い返してしまったんです。自分で決めたことだから、とやかく言われたくないって。
それできっと、怒らせてしまったんです……つれて、帰らないって……聞き分けろって……」
必死で耐え、話していたサヤだったが、辛いのだと思う……途中からまた、ほろり、ほろりと涙をこぼしていた。
見ていられなくて、ハインの方に視線をやる。
ハインは、いつもの怒ったような素の顔で、両手を強く握り締めていた。
手の甲に、爪の跡が刻まれてしまうほど強く……。そして俺の視線に気づいたのか「……ギル……」と、俺を呼んだ。
「ああ、そうだな……」
これはもう……やっちまった感じだな……。
なんでだ……今年は、調子良さそうだって、ハインから聞いたばかりだったのに……。
今現在も、レイはきっと、苦しんでいる……。そう思うと辛かった。
だが、こうなってしまうと、俺たちには手が出せない……。レイは、惑乱した状態の自分を、人前に晒すことを嫌う。下手に踏み込んでしまうと、余計追い詰めることになってしまうから、レイが気持ちの折り合いをつけるのを、ただ待つしかできない。
八つ当たりでもなんでも、受けてやるのに……吐き出してしまった方が楽に違いないと思うのに……あいつは一人で、ひたすら苦しむのだ。
そして、今は、サヤも苦しんでいる……。
急に置いていくと言われ、さらには怒鳴られ、きっと混乱している……。
傷付いたことだろう……。普段のレイしか知らないなら尚のこと、衝撃だったはずだ。
だから俺は、レイの手助けが出来ないぶん、サヤがレイを誤解しないよう、努めようと思った。
「サヤ……びっくりしたよな……。だが、レイは……サヤに怒ったんじゃねぇんだ。
ちょっと、事情があってな……レイに変わって詫びる。すまない……」
姿勢を正し、頭を下げる。
サヤの戸惑ったような仕草が視界の端に映るが、俺は頭を上げなかった。
俺の謝罪に、ハインも続け、口を開いた。
「ギル、私から話します。
サヤ。もう少し早く、伝えておくべきでした……私が判断を誤ったばかりに、貴女に辛い思いをさせてしまいました。申し訳ありません」
「あの、良いんです。お二人が謝るようなことでは、ないはずです。
私は大丈夫ですから、もう、大丈夫ですから。
でもどうか、事情があるなら、教えて下さい。レイシール様が、心配です……」
必死で涙を拭ったサヤが、そう言ってハインを見つめる。
真剣なその様子は、言葉が本心だと語っていた。
優しい子だな……一方的に怒鳴られたろうに、レイを心配すんのか……。
レイとサヤは、ちゃんと信頼関係を築けていたようだ。そのことに、少し救われる。
サヤの様子に、ハインも話す覚悟を決めたらしい。
目を伏せ、溜息のように、大きく息を吐いてから、話し出した。
「ギルの言うように、レイシール様は、サヤに腹を立てて怒ったのではないのです。
レイシール様のあれは……発作なのですよ。
どう、説明すれば、伝わるでしょうね……。
レイシール様は、妾腹のニ子です。はじめは、認知されず、三歳まで庶民の中で生活されていました」
こくりと、頷くサヤ。
驚く様子もないし、知っていたようだ。
サヤの様子を確認し、ハインは言葉を続ける。表情は淡々としているが、内心では怒りが渦巻いているのだと思う……眉間のシワが深い。
「何故三歳まで認知されなかったのかは分かりませんが、そこから貴族となられたわけです。
セイバーンに来られてから……ご両親は、領地管理で多忙を極め、レイシール様は、異母様の元での生活を、余儀なくされました。
その折に…………心を病むような、経験をされたのです。
三年間、その環境の中で蝕まれ、六歳の時大怪我を負い、レイシール様の状況が明るみに出ました。
その結果、学舎に避難という形で、セイバーンを出されたのです。
私たちも、詳しいことは知りません。私は九年前から……ギルは、十二年前からレイシール様と関わっていますが、その前のことを、あの方は、まず、口にされませんから。
ですが、まともな環境ではなかったことは、確かです」
「心を病むような、経験?」と、サヤが小さく呟いた。
不安そうに、身じろぎし、膝の上にあった手が、胸の前で握り締められる。視線が、空中を彷徨っていた……。
そのサヤの様子を見つめたまま、ハインの言葉は続く。
「レイシール様は、呪いを刻み込まれたようなものなのですよ……。
未だにそれが、癒えません。癒えないどころか……日々、傷口を抉られているような状況です。
その呪いのお陰であの方は、自分自身が信用できない。
そして度々、精神の拮抗を崩し、不安や恐怖に支配されます。
レイシール様の発作の原因は異母様。そして兄上様です。
異母様方の前に立つことが、あの方にとってはかなりの重圧なのですよ。
しかも、サヤに手を出しましたからね……サヤにもしものことがあったらと考えてしまったら、歯止めが効かなくなったのでしょうね」
「あ、あの……ちょっと、待って下さい。
よく分かりません……呪い……?って、なんですか?
刻み込まれたって、どういうことなのですか?」
サヤの問いに、ハインは口を閉ざす。
サヤは、そう聞きはしたものの……それが何を指しているのかは、薄々察しているように見えた。胸の前で握られた手が、小さく、震えている……。
ハインは……一見無表情のままだ。
だが、奥歯を噛み締めているのが、俺には分かる。怒りを抑え込むのに一苦労か……。これは、俺が変わった方がよさそうだな。
そう結論を出して、俺は口を開いた。
「文字通り刻まれたんだよ。心と身体に叩き込まれたんだ。
学舎に来た時、あいつは人形みたいに、顔が動かなかった。
胸くらいまである髪を下ろしたままにしてて……顔の右半分は目の覚めるような美少女なのに、左側は額から、頬にかけて、酷い色に変色してた。それを髪で隠してたんだ。
俺が腕を掴んだら、反射的に両腕で頭を庇った。その腕にも痣があった。
俺がレイを初めて見たのは、入学からニ週間も後だ。俺は上級生に暴力を振るわれたのかと思ったから、そう聞いた。けど、あいつはちがうって言った。ここのひとは、なぐらないよ。って」
サヤが、固まった。
今は、サヤを長椅子に座らせ、俺たちもサヤから距離を置いて、向かい側の椅子に座っている。
ハインはただ、何を考えているかも伺わせないような無表情で、サヤを見つめ、見守っているが、俺は落ち着かない。
女を一人で泣かせておくのは、俺の流儀じゃねぇんだよ……。
サヤは一人、長椅子で身を縮こませ、静かに泣いている。
肩を抱いてやることも、胸を貸してやることも出来ないのは、正直居た堪れない……。
仕方がないので、座褥を意味もなく、握り潰したり伸ばしたり、弄んでいた。
「……申し訳ありませんでした……。もう、大丈夫です」
座褥の形が随分と歪になった頃、サヤが赤くなった目元を拭い、顔を上げた。
「本当に、大丈夫ですか。無理は許しませんよ」
早速ハインが鋭い口調で詰問する様に問うので、俺は慌てる。
そんな言い方したらまたサヤが泣き出すんじゃないかと思ったのだ。
だが、俺の予想に反し、サヤは苦笑し、深呼吸した。そして、うっすらと微笑みさえして、コクリと頷いたのだ。
ハインの口調に、傷付いた様子はなく……心配故に厳しい口調になっていることを、ちゃんと察している顔だった。
ハインは誤解されやすい。
常に藪睨みだし、眉間にシワはよってるし、口調も硬い。怒っているようにしか見えないのだが……それが素なのだ。
そんな自分の外見を分かっていて、それでも取り繕わないから、その悪印象がそのまま相手の印象になるのだが……サヤは……ハインがそんな、見た目ほど怖い人間ではないと、分かっている風だった。
………まあ、十数日とはいえ、一緒に生活してるのだものな。分かる……か?
いや、そもそもそれだけ一緒に居れたことが奇跡じゃないのか?
何気に感動していた訳だが、今はそんな話しをしている場合ではない。サヤが、表情を改め、真剣な顔で口を開いた。
「レイシール様を、追いかけた後のことをご説明致します」
膝の上に両手を置き、ぎゅっと拳を握って、サヤは語り出した。
レイは、サヤが追いかけていることに、暫く気付かなかったそうだ。
ついてきていたことに物凄くびっくりし、動揺していたという。
一悶着あったものの、服を似合うと言って、褒めてくれた。その後、暫く気持ちを落ち着けたいからと、庭で休憩することになったらしい。
そこまでは、特に違和感もなかったそうだ。
しかし、次にレイの口から出た言葉は、サヤにとって予想外のものだった。
ここに、残るようにと、言われたのだ。
レイは一見、冷静だったという。しかし、サヤには違和感があったらしい。
レイが、視線を合わせてくれなかったというのだ。
普段話す時のレイは、そんなことはしない。きちんとこちらを見て、何を言いたいのか、何を考えているのか、見定めようとするかのように、真剣だという。
なのに、その時のレイは、視線を逸らしたままだった。
そのうち、何かイライラしたような、怯えたようなそぶりを見せ始め、最後にはサヤを怒鳴りつけたらしい。
「い、居なくなるのに……居ることに慣れては、いけないって……。
歯車が噛み合ってしまう、捕まってしまうって、怯えたように仰って……。
その後、私がここで生活できるようにと、配慮したことが間違いだったと言われてしまって、私……つい、言い返してしまったんです。自分で決めたことだから、とやかく言われたくないって。
それできっと、怒らせてしまったんです……つれて、帰らないって……聞き分けろって……」
必死で耐え、話していたサヤだったが、辛いのだと思う……途中からまた、ほろり、ほろりと涙をこぼしていた。
見ていられなくて、ハインの方に視線をやる。
ハインは、いつもの怒ったような素の顔で、両手を強く握り締めていた。
手の甲に、爪の跡が刻まれてしまうほど強く……。そして俺の視線に気づいたのか「……ギル……」と、俺を呼んだ。
「ああ、そうだな……」
これはもう……やっちまった感じだな……。
なんでだ……今年は、調子良さそうだって、ハインから聞いたばかりだったのに……。
今現在も、レイはきっと、苦しんでいる……。そう思うと辛かった。
だが、こうなってしまうと、俺たちには手が出せない……。レイは、惑乱した状態の自分を、人前に晒すことを嫌う。下手に踏み込んでしまうと、余計追い詰めることになってしまうから、レイが気持ちの折り合いをつけるのを、ただ待つしかできない。
八つ当たりでもなんでも、受けてやるのに……吐き出してしまった方が楽に違いないと思うのに……あいつは一人で、ひたすら苦しむのだ。
そして、今は、サヤも苦しんでいる……。
急に置いていくと言われ、さらには怒鳴られ、きっと混乱している……。
傷付いたことだろう……。普段のレイしか知らないなら尚のこと、衝撃だったはずだ。
だから俺は、レイの手助けが出来ないぶん、サヤがレイを誤解しないよう、努めようと思った。
「サヤ……びっくりしたよな……。だが、レイは……サヤに怒ったんじゃねぇんだ。
ちょっと、事情があってな……レイに変わって詫びる。すまない……」
姿勢を正し、頭を下げる。
サヤの戸惑ったような仕草が視界の端に映るが、俺は頭を上げなかった。
俺の謝罪に、ハインも続け、口を開いた。
「ギル、私から話します。
サヤ。もう少し早く、伝えておくべきでした……私が判断を誤ったばかりに、貴女に辛い思いをさせてしまいました。申し訳ありません」
「あの、良いんです。お二人が謝るようなことでは、ないはずです。
私は大丈夫ですから、もう、大丈夫ですから。
でもどうか、事情があるなら、教えて下さい。レイシール様が、心配です……」
必死で涙を拭ったサヤが、そう言ってハインを見つめる。
真剣なその様子は、言葉が本心だと語っていた。
優しい子だな……一方的に怒鳴られたろうに、レイを心配すんのか……。
レイとサヤは、ちゃんと信頼関係を築けていたようだ。そのことに、少し救われる。
サヤの様子に、ハインも話す覚悟を決めたらしい。
目を伏せ、溜息のように、大きく息を吐いてから、話し出した。
「ギルの言うように、レイシール様は、サヤに腹を立てて怒ったのではないのです。
レイシール様のあれは……発作なのですよ。
どう、説明すれば、伝わるでしょうね……。
レイシール様は、妾腹のニ子です。はじめは、認知されず、三歳まで庶民の中で生活されていました」
こくりと、頷くサヤ。
驚く様子もないし、知っていたようだ。
サヤの様子を確認し、ハインは言葉を続ける。表情は淡々としているが、内心では怒りが渦巻いているのだと思う……眉間のシワが深い。
「何故三歳まで認知されなかったのかは分かりませんが、そこから貴族となられたわけです。
セイバーンに来られてから……ご両親は、領地管理で多忙を極め、レイシール様は、異母様の元での生活を、余儀なくされました。
その折に…………心を病むような、経験をされたのです。
三年間、その環境の中で蝕まれ、六歳の時大怪我を負い、レイシール様の状況が明るみに出ました。
その結果、学舎に避難という形で、セイバーンを出されたのです。
私たちも、詳しいことは知りません。私は九年前から……ギルは、十二年前からレイシール様と関わっていますが、その前のことを、あの方は、まず、口にされませんから。
ですが、まともな環境ではなかったことは、確かです」
「心を病むような、経験?」と、サヤが小さく呟いた。
不安そうに、身じろぎし、膝の上にあった手が、胸の前で握り締められる。視線が、空中を彷徨っていた……。
そのサヤの様子を見つめたまま、ハインの言葉は続く。
「レイシール様は、呪いを刻み込まれたようなものなのですよ……。
未だにそれが、癒えません。癒えないどころか……日々、傷口を抉られているような状況です。
その呪いのお陰であの方は、自分自身が信用できない。
そして度々、精神の拮抗を崩し、不安や恐怖に支配されます。
レイシール様の発作の原因は異母様。そして兄上様です。
異母様方の前に立つことが、あの方にとってはかなりの重圧なのですよ。
しかも、サヤに手を出しましたからね……サヤにもしものことがあったらと考えてしまったら、歯止めが効かなくなったのでしょうね」
「あ、あの……ちょっと、待って下さい。
よく分かりません……呪い……?って、なんですか?
刻み込まれたって、どういうことなのですか?」
サヤの問いに、ハインは口を閉ざす。
サヤは、そう聞きはしたものの……それが何を指しているのかは、薄々察しているように見えた。胸の前で握られた手が、小さく、震えている……。
ハインは……一見無表情のままだ。
だが、奥歯を噛み締めているのが、俺には分かる。怒りを抑え込むのに一苦労か……。これは、俺が変わった方がよさそうだな。
そう結論を出して、俺は口を開いた。
「文字通り刻まれたんだよ。心と身体に叩き込まれたんだ。
学舎に来た時、あいつは人形みたいに、顔が動かなかった。
胸くらいまである髪を下ろしたままにしてて……顔の右半分は目の覚めるような美少女なのに、左側は額から、頬にかけて、酷い色に変色してた。それを髪で隠してたんだ。
俺が腕を掴んだら、反射的に両腕で頭を庇った。その腕にも痣があった。
俺がレイを初めて見たのは、入学からニ週間も後だ。俺は上級生に暴力を振るわれたのかと思ったから、そう聞いた。けど、あいつはちがうって言った。ここのひとは、なぐらないよ。って」
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