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第一話
同室者の彼が怖くて、とりあえず交際する事になりました
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有村浩也は、ブカブカの制服に身を包んで高校の入学式へと臨んだ。まるで女の子のような可愛らしい顔立ちと、華奢な身体。大きめの学ラン姿は、彼を性別不明にさせた。
「あれって、女子?」
「なわけないだろ。ここ、男子校だぜ?」
「あの可愛さはヤバくね?」
とヒソヒソ話が飛び交ったものの、その言葉は当の浩也には届いていない。
(な、なんだろう。何か変かな?)
ジロジロと注がれる視線に、浩也は気まずさを感じた。浩也は、なるべく顔を上げないように入学式を行う体育館へと向った。そこで、一際大きな生徒を見かけた。
(あの人も、新入生?デカいっ)
後ろ姿しか見えなかったが、かなりの高身長だ。肩幅も広い。
「おい、あれって猪熊健吾だ」
「げっ。よりによって同じクラスかよ」
後ろの席から声がする。そのおかげで、猪熊健吾という名前だという事がわかった。
彼らの会話によると、中学1年生にしてこの界隈の不良を片っ端からのしたらしい。おまけに、教師も彼を恐れて逃げていくとか。
(そ、そんな人と同じクラス?どうしよう)
校長の挨拶が済み、浩也はそのまま寮へと向かった。この高校は、通学か寮か選択できるようになっている。家がかなり遠くて、通学にはかなり無理があるとして浩也は寮を選択した。
(えっと、8号室。ここか)
2人部屋にしては、かなり広めだった。左右に机が置かれ、部屋の隅には二段ベッドが置かれている。同室者は、まだみたいだ。
(どんな人かな。イジメられないといいな)
小柄でおとなしい性格の浩也は、イジメのターゲットになりやすかった。小学校の時も、中学校の時もクラスのリーダー格の生徒からイジメられたのだ。
(もっと、男らしくなりたかったな)
窓に映る自身の姿を見た浩也は、自分の中性的な顔立ちに溜め息が出た。母親によく似た顔に、黒縁の大きな眼鏡。これでは、情けなく見られるに決まってる。浩也が溜め息をついた瞬間。ガチヤッと音が聞こえた。浩也は、とりあえず同室者の生徒とは仲良くならねばと慌てて笑顔を作った。
「あ、あのっ。有村浩也といいますっ。よろしく・・・、ひっ」
入ってきた同室者を見た浩也は、思わず小さく悲鳴を上げた。なぜなら、入ってきたのはあの猪熊健吾だったのだ。
「あんたが、同室の人?」
ジロリと睨まれ、浩也はコクコクと頷く事しかできなかった。
「俺は、猪熊健吾だ。よろしくな」
健吾は、怯える浩也には興味を示さず荷物を床に置いた。そして、何かを探している。その背中を怖々見つめながら、浩也は健吾についてのさっきの話しを思い出していた。
(中一の時にここら辺の不良を1人で倒したって言われてた。そんな人と同室なんて。ど、どうしようっ)
ダラダラと背中を冷たい汗が伝う。160センチもない浩也に対して、健吾の身長は180は越えている。見下されたら、それだけで竦み上がってしまう。
(と、とにかく怒らせない事だ。うん)
声を出さないように気を配りながら、浩也は荷物の整理をした。
(空気のようになっていれば大丈夫。空気だ、空気)
健吾だって、浩也が何もしなければ怒鳴ったり怒ったりは竹刀だろう。浩也は少しだけ緊張感を解いた。
「おい」
「ひ・・・っ」
健吾に呼ばれ、浩也は背筋を強張らせた。ヌッと健吾が右手を出した瞬間、浩也は覚悟を決めて目を閉じた。
(殴られるっ)
だが、衝撃は何もなかった。恐る恐る目を開ければ、そこには小さな可愛らしい包み。ピンクのリボンまで付いている。
「な、何?」
「同室になった記念だ」
高校生とは思えないぐらい低い声と、差し出された包みのギャップに浩也の思考はすぐに働いてはくれなかった。受け取って中を見れば、不揃いだが美味しそうなクッキーが入っている。
1つを口に入れて、浩也はその美味しさに目を見開いた。
「・・・美味しい。猪熊君のお母さん、料理上手なんだね」
浩也が誉めれば、健吾が照れたように俯く。
「それ、オレが作ったんだ」
「へ?」
「喜んでもらえて、良かった」
浩也は、どう反応していいのかわからなかった。
「有村。オレの事が怖いか?」
いきなり聞かれて、浩也は慌てて首を左右に振った。さすがに面と向って怖いとは言えない。
「そっか。良かった」
ニッコリ笑った健吾からは、怖いという雰囲気は消えた。浩也の肩から力が抜ける。
(思ったよりは怖くないかも)
美味しいクッキーをパクパク食べていれば、健吾の視線に気がついた。
「な、何?」
「有村って、可愛いな」
「え?」
顔を上げた浩也は、いい子いい子されるように頭をポンポンと撫でられる。
(やっぱり、怖い)
浩也は、これからの学校生活を思って深い深い溜め息を吐いた。
高校生活は、浩也が思っていたよりも順調だった。小中学校の時のように、身長や見た目でからかわれる事もなかったしパシリにされる事もなかった。
(猪熊くんのおかげかな)
なぜか健吾に気に入られたらしく、浩也は給食の時も移動の時も健吾と一緒だった。寮の風呂場に行けば、他の生徒は逃げ出してしまうため貸し切りのような状態だった。
(猪熊くんのおかげ、かな)
2人があまりにも一緒にいるので、周囲からは前から親友だったと思われている。
(本当は、違うけど)
できたら、浩也だって健吾からは離れたい。四六時中怖い顔で側にいられては、心臓がいくらあっても足りない。だが、断ろうとする度に睨まれ、仕方なく行動を共にしているという状況だ。
(でも、意外と優しいんだよね)
同じ部屋で寝起きしていたらわかる。健吾は、見た目のように怖い人間ではなかった。朝は起こしてくれるし、重い荷物も持ってくれる。濡れた髪を乾かしてくれたりもした。
(怖いなんて思ったら、駄目だよね)
浩也は、健吾の本当の姿を誰よりも近くで見つけたような気持ちだった。健吾の趣味はお菓子作りらしく、担任を説き伏せて『お菓子クラブ』なるものまで作った。そして、その場の勢いで浩也まで入部するはめになってしまった。
「もっと部員が集まってくれると思ったのにな」
放課後。調理室でホイップクリームを泡立てながら、健吾がボソリと呟いた。その様子に、浩也は苦笑いを浮かべるしかなかった。健吾は積極的にクラスメイトに声をかけようとしているのだが、その恐い外見と雰囲気から生徒は話もロクに聞かず逃げてしまうのだ。
(気持ちはわかるけどね)
根はいい奴だとわかった今でも、浩也はまともに健吾が見れない。つり上がった目は迫力があり、睨まれると動けなくなってしまう。
「今日は、イチゴとラズベリーのムースケーキだ」
1時間後。テーブルの上には、可愛らしい熊の顔が描かれたピンクのムースケーキが完成していた。
「美味しそう!」
浩也の母親はかなりの健康オタクだったため、間食は厳しく制限されていた。甘い物が何よりも好きな浩也としては、健吾の出してくれるスイーツは何よりも喜びだった。この時だけは、健吾の怖さを忘れて満面の笑顔でスイーツを頬張った。その表情を、健吾がジッと見つめている事にも気づかず。
「有村。クリーム、ついてるぞ」
「えっ。ど、どこ?」
慌てて手で拭おうとしたら、その手首を強く握られる。そして、いきなり健吾の唇が重なってきた。
「んっ、んん?」
角度を変えながら、健吾は貪るようなキスをしてくる。浩也は、初めてにしては長くて深いキスをされた。
「オレ、有村が好きだ」
口の中に残っていたクリームを全て舐め取られた浩也は、健吾の告白を呆然と聞いていた。
スキ?スキって、あの好き?
言われた言葉の意味を理解するのに、浩也はかなりの時間がかかってしまった。
「あ、あの。猪熊君、僕、男だよ?」
「知ってる」
「・・・もしかして、冗談?」
「冗談じゃない、真剣だ。有村は?オレの事をどう思ってる?」
無表情で見下ろされ、浩也はビクビクと震えた。そもそも、健吾が怖くて仕方がないのに、好きも嫌いもない。浩也は、はっきり断らなければと思った。ここではっきり言わなければ、とんでもない事になると心の中で警鐘が鳴る。だが、浩也の喉は緊張からカラカラに乾き、声が出てこない。
「あ、あの・・・」
「オレの事が嫌いなのか?」
健吾の声がワントーン低くなり、浩也はほぼ条件反射のように首を横に振った。すると、健吾がニカッと笑う。
「なんだ。有村もオレの事が好きなのか」
「え?あ、あのっ。好きって・・・いうのは、その・・・」
オロオロしながら訂正しようとしても、健吾は一人で盛り上がっていて浩也の声など届かなかった。
「俺達、今日から恋人同士だな」
嬉しそうに言う健吾に、浩也は深くにもときめいてしまった。
(な、なんでドキドキしたのっ?これからどうしたらいいのっ?)
健吾に抱き締められながら、浩也はこれからの学校生活を思い憂鬱になった。
「あれって、女子?」
「なわけないだろ。ここ、男子校だぜ?」
「あの可愛さはヤバくね?」
とヒソヒソ話が飛び交ったものの、その言葉は当の浩也には届いていない。
(な、なんだろう。何か変かな?)
ジロジロと注がれる視線に、浩也は気まずさを感じた。浩也は、なるべく顔を上げないように入学式を行う体育館へと向った。そこで、一際大きな生徒を見かけた。
(あの人も、新入生?デカいっ)
後ろ姿しか見えなかったが、かなりの高身長だ。肩幅も広い。
「おい、あれって猪熊健吾だ」
「げっ。よりによって同じクラスかよ」
後ろの席から声がする。そのおかげで、猪熊健吾という名前だという事がわかった。
彼らの会話によると、中学1年生にしてこの界隈の不良を片っ端からのしたらしい。おまけに、教師も彼を恐れて逃げていくとか。
(そ、そんな人と同じクラス?どうしよう)
校長の挨拶が済み、浩也はそのまま寮へと向かった。この高校は、通学か寮か選択できるようになっている。家がかなり遠くて、通学にはかなり無理があるとして浩也は寮を選択した。
(えっと、8号室。ここか)
2人部屋にしては、かなり広めだった。左右に机が置かれ、部屋の隅には二段ベッドが置かれている。同室者は、まだみたいだ。
(どんな人かな。イジメられないといいな)
小柄でおとなしい性格の浩也は、イジメのターゲットになりやすかった。小学校の時も、中学校の時もクラスのリーダー格の生徒からイジメられたのだ。
(もっと、男らしくなりたかったな)
窓に映る自身の姿を見た浩也は、自分の中性的な顔立ちに溜め息が出た。母親によく似た顔に、黒縁の大きな眼鏡。これでは、情けなく見られるに決まってる。浩也が溜め息をついた瞬間。ガチヤッと音が聞こえた。浩也は、とりあえず同室者の生徒とは仲良くならねばと慌てて笑顔を作った。
「あ、あのっ。有村浩也といいますっ。よろしく・・・、ひっ」
入ってきた同室者を見た浩也は、思わず小さく悲鳴を上げた。なぜなら、入ってきたのはあの猪熊健吾だったのだ。
「あんたが、同室の人?」
ジロリと睨まれ、浩也はコクコクと頷く事しかできなかった。
「俺は、猪熊健吾だ。よろしくな」
健吾は、怯える浩也には興味を示さず荷物を床に置いた。そして、何かを探している。その背中を怖々見つめながら、浩也は健吾についてのさっきの話しを思い出していた。
(中一の時にここら辺の不良を1人で倒したって言われてた。そんな人と同室なんて。ど、どうしようっ)
ダラダラと背中を冷たい汗が伝う。160センチもない浩也に対して、健吾の身長は180は越えている。見下されたら、それだけで竦み上がってしまう。
(と、とにかく怒らせない事だ。うん)
声を出さないように気を配りながら、浩也は荷物の整理をした。
(空気のようになっていれば大丈夫。空気だ、空気)
健吾だって、浩也が何もしなければ怒鳴ったり怒ったりは竹刀だろう。浩也は少しだけ緊張感を解いた。
「おい」
「ひ・・・っ」
健吾に呼ばれ、浩也は背筋を強張らせた。ヌッと健吾が右手を出した瞬間、浩也は覚悟を決めて目を閉じた。
(殴られるっ)
だが、衝撃は何もなかった。恐る恐る目を開ければ、そこには小さな可愛らしい包み。ピンクのリボンまで付いている。
「な、何?」
「同室になった記念だ」
高校生とは思えないぐらい低い声と、差し出された包みのギャップに浩也の思考はすぐに働いてはくれなかった。受け取って中を見れば、不揃いだが美味しそうなクッキーが入っている。
1つを口に入れて、浩也はその美味しさに目を見開いた。
「・・・美味しい。猪熊君のお母さん、料理上手なんだね」
浩也が誉めれば、健吾が照れたように俯く。
「それ、オレが作ったんだ」
「へ?」
「喜んでもらえて、良かった」
浩也は、どう反応していいのかわからなかった。
「有村。オレの事が怖いか?」
いきなり聞かれて、浩也は慌てて首を左右に振った。さすがに面と向って怖いとは言えない。
「そっか。良かった」
ニッコリ笑った健吾からは、怖いという雰囲気は消えた。浩也の肩から力が抜ける。
(思ったよりは怖くないかも)
美味しいクッキーをパクパク食べていれば、健吾の視線に気がついた。
「な、何?」
「有村って、可愛いな」
「え?」
顔を上げた浩也は、いい子いい子されるように頭をポンポンと撫でられる。
(やっぱり、怖い)
浩也は、これからの学校生活を思って深い深い溜め息を吐いた。
高校生活は、浩也が思っていたよりも順調だった。小中学校の時のように、身長や見た目でからかわれる事もなかったしパシリにされる事もなかった。
(猪熊くんのおかげかな)
なぜか健吾に気に入られたらしく、浩也は給食の時も移動の時も健吾と一緒だった。寮の風呂場に行けば、他の生徒は逃げ出してしまうため貸し切りのような状態だった。
(猪熊くんのおかげ、かな)
2人があまりにも一緒にいるので、周囲からは前から親友だったと思われている。
(本当は、違うけど)
できたら、浩也だって健吾からは離れたい。四六時中怖い顔で側にいられては、心臓がいくらあっても足りない。だが、断ろうとする度に睨まれ、仕方なく行動を共にしているという状況だ。
(でも、意外と優しいんだよね)
同じ部屋で寝起きしていたらわかる。健吾は、見た目のように怖い人間ではなかった。朝は起こしてくれるし、重い荷物も持ってくれる。濡れた髪を乾かしてくれたりもした。
(怖いなんて思ったら、駄目だよね)
浩也は、健吾の本当の姿を誰よりも近くで見つけたような気持ちだった。健吾の趣味はお菓子作りらしく、担任を説き伏せて『お菓子クラブ』なるものまで作った。そして、その場の勢いで浩也まで入部するはめになってしまった。
「もっと部員が集まってくれると思ったのにな」
放課後。調理室でホイップクリームを泡立てながら、健吾がボソリと呟いた。その様子に、浩也は苦笑いを浮かべるしかなかった。健吾は積極的にクラスメイトに声をかけようとしているのだが、その恐い外見と雰囲気から生徒は話もロクに聞かず逃げてしまうのだ。
(気持ちはわかるけどね)
根はいい奴だとわかった今でも、浩也はまともに健吾が見れない。つり上がった目は迫力があり、睨まれると動けなくなってしまう。
「今日は、イチゴとラズベリーのムースケーキだ」
1時間後。テーブルの上には、可愛らしい熊の顔が描かれたピンクのムースケーキが完成していた。
「美味しそう!」
浩也の母親はかなりの健康オタクだったため、間食は厳しく制限されていた。甘い物が何よりも好きな浩也としては、健吾の出してくれるスイーツは何よりも喜びだった。この時だけは、健吾の怖さを忘れて満面の笑顔でスイーツを頬張った。その表情を、健吾がジッと見つめている事にも気づかず。
「有村。クリーム、ついてるぞ」
「えっ。ど、どこ?」
慌てて手で拭おうとしたら、その手首を強く握られる。そして、いきなり健吾の唇が重なってきた。
「んっ、んん?」
角度を変えながら、健吾は貪るようなキスをしてくる。浩也は、初めてにしては長くて深いキスをされた。
「オレ、有村が好きだ」
口の中に残っていたクリームを全て舐め取られた浩也は、健吾の告白を呆然と聞いていた。
スキ?スキって、あの好き?
言われた言葉の意味を理解するのに、浩也はかなりの時間がかかってしまった。
「あ、あの。猪熊君、僕、男だよ?」
「知ってる」
「・・・もしかして、冗談?」
「冗談じゃない、真剣だ。有村は?オレの事をどう思ってる?」
無表情で見下ろされ、浩也はビクビクと震えた。そもそも、健吾が怖くて仕方がないのに、好きも嫌いもない。浩也は、はっきり断らなければと思った。ここではっきり言わなければ、とんでもない事になると心の中で警鐘が鳴る。だが、浩也の喉は緊張からカラカラに乾き、声が出てこない。
「あ、あの・・・」
「オレの事が嫌いなのか?」
健吾の声がワントーン低くなり、浩也はほぼ条件反射のように首を横に振った。すると、健吾がニカッと笑う。
「なんだ。有村もオレの事が好きなのか」
「え?あ、あのっ。好きって・・・いうのは、その・・・」
オロオロしながら訂正しようとしても、健吾は一人で盛り上がっていて浩也の声など届かなかった。
「俺達、今日から恋人同士だな」
嬉しそうに言う健吾に、浩也は深くにもときめいてしまった。
(な、なんでドキドキしたのっ?これからどうしたらいいのっ?)
健吾に抱き締められながら、浩也はこれからの学校生活を思い憂鬱になった。
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